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周木律

周木律 堂シリーズ

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周木律(しゅうき・りつ) 某国立大学建築学科卒業。『眼球堂の殺人~TheBook~』で第47回メフィスト賞を受賞しデビュー。

太字作品や★★★★★が特におすすめです。

周木律 眼球堂の殺人

著者:    周木律
       しゅうきりつ
発表:    2013年
発行所:   講談社NOVELS
カバーアート:坂野公一
価格:    1040円

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天才建築家・驫木煬《とどろきよう》が山奥に建てた巨大な私邸〈眼球堂《がんきゅうどう》〉。そこに招待された、各界で才能を発揮している著名人たちと、放浪の数学者・十和田只人《とわだただひと》。彼を追い眼球堂へと赴《おもむ》いたライター陸奥藍子《むつあいこ》を待っていたのは狂気に取りつかれた驫木… そして奇想天外な状況での変死体。この世界のすべての定理が描かれた神の書『TheBook』を探し求める十和田は、一連の事件の「真実」を「証明」できるのか?

一風変わった解を導きます。眼球堂という特殊な多様体上で展開されるこの事件もまた、時として意外な解が姿を現すことがあるものでもあります。推理小説と数学は、よく似ています。どちらも、与えられた前提から解を導くものであり、願わくは、問題に真っ向から挑まれますことを。もちろん、数式などは用いませんので、ご安心を。
周木律

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
眼球堂の殺人2013森博嗣の後継者な、理系作家。雰囲気もそっくり。

周木律 双孔堂の殺人

著者:    周木律
       しゅうきりつ
発表:    2014年
発行所:   講談社NOVELS
カバーアート:坂野公一
価格:    880円

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Y湖畔に伝説の建築家が建てた。鍵形の館「孔蜜」。館に放浪の数学者・十和田只人《とわだただひと》を訪ねた、警察庁キャリアの宮司司《ぐうじつかさ》は、同時発生した二つの密室殺人事件に遭遇する。
事件の犯人として逮捕されたのは……証明不可能な二つ孔《あな》の難問、館の主の正体、そして天才数学者たちの秘められた物語を解く鍵は!? メフィスト賞「眼球堂の殺人」を超えた。シリーズ第二

抽象的な概念を恐れることはありません。最初はすべてを理解しようなどとは思わず、小説を読むように、読み進めてください。などと、ゲーデルを気取ってみたところで、
さほど難解でもないので、安心してお読みください。
周木律

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
双孔堂の殺人2013「変な建物」という意味では、綾辻行人の血もひいている。

周木律 伽藍堂の殺人

著者:    周木律
       しゅうきりつ
発表:    2014年
発行所:   講談社NOVELS
カバーアート:坂野公一
価格:    900円

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警察庁キャリアの宮司司《ぐうじつかさ》は、大学院生の妹・百合子《ゆりこ》とともに宗教施設として使われた、二つの館が佇む島伽藍島《がらんとう》を訪れる。島には、数学史上最大の難問・リーマン予想の解法を求め、超越者・善知鳥神《うとうかみ》や、放浪の数学者・十和田只人《とわだただひと》も招待されていた。不吉な予感を覚える司をあざ笑うかのように、講演会直後、招かれた数学者たちが姿を消し、死体となって発見される。だが、その死体は、瞬間移動したとしか思われず…..?張り巡らされた謎が一点に収束を始める」シリーズの極点!

論理的な正しさがいつも直観と齟齬しないなら、こんなに理解しやすいことはないのですが、残念ながら、一筋縄ではいかないようです。気づけばもう四作目となった堂シリーズですが、この回もまた、一筋縄でいくか、どうか。
周木律

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
伽藍堂の殺人2014著者はトリックや仕掛けを追求するのみで、森博嗣のような、変な文学性(ポエム)はない。

周木律 五覚堂の殺人

著者:    周木律
       しゅうきりつ
発表:    2015年
発行所:   講談社NOVELS
カバーアート:坂野公一
価格:    900円

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放浪の数学者十和田只人《とわだただひと》は、超越者善知鳥神《うとうかみ》に導かれ、雪の残る東北山中の館―〈五覚堂《ごかくどう》〉へと足を運んだ。そこで神に見せられた記録媒体《ビデオテープ》には、ごく最近、五覚堂で起きたと思われる、哲学者を父に持つ一族の遺産相続に纏わる、連続密室殺人事件の一部始終が! だが、五覚堂は事件の痕跡が拭《ぬぐ》い去られている……。 消失した事件の解とは!?加速するシリーズ第三弾!!

相変わらず好き勝手を働き恐縮です。図版がとてもたくさんありますが、ある種のパズルのようなもの、とお考えいただければ。
周木律

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
五覚堂の殺人2014興味があれば、数学的ウンチクだけで読み価値がある。

周木律 教会堂の殺人

著者:    周木律
       しゅうきりつ
発表:    2015年
発行所:   角川書店
カバーアート:坂野公一
価格:    1500円

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狂気の建築家が建てた、訪れた者を死に誘《いざな》う館教会堂。そこにたどり着いた人々は次々に消息を絶ち、ある者は水死し、ある者は火に焼かれ、ある者は窒息した状態で、発見される。警察庁キャリアの宮司司《ぐうじつかさ》は、失踪した部下の足取りを追い、教会堂へと足を向けた。待ち受けていたのは、均衡に支配された迷宮と、『真理」を求める死のゲーム……! 天才数学者が出題した極限の問い《ジレンマ》に、解は存在するのか?

ようやくシリーズも折り返し地点を過ぎました。何ものも、何かの周りを回っているものだとすれば、このシリーズの中心にも、ひとえに読者の皆さんがおられます。二年余で五作の著作を発表できたこと、心から皆さんに感謝いたします。もう少しだけ、お付き合いをいただけましたら幸いです。
周木律

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
教会堂の殺人2015作風が変わってきて、本格ミステリからどんどん離れていく。いったいどこへ向かっているのか?

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