著者情報(「BOOK」データベースより) 平山夢明(ヒラヤマユメアキ) 神奈川県出身。デルモンテ平山名義により映画批評周辺記者として活躍後、94年に本名にて猟奇殺人者の実像に迫ったノンフィクション『異常快楽殺人』を発表。96年には長編小説『Sinker 沈むもの』。現在、『超怖い話』『東京伝説』シリーズを半年ごとに刊行。両作は2004年、映画化され好評を博す。また作家として『異形コレクション』を始めとした文芸誌等々に短編を寄稿。独創的なアイディアとシニカルな表現で狂気に彩られた世界を創り上げる手腕に定評がある。
太字作品や★★★★★が特におすすめです。
平山夢明 異常快楽殺人
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内容紹介(出版社より)
帯、カバー、裏表紙等から引用
『サイコ』『羊たちの沈黙』『IT』などのモデルになった連続殺人鬼六人の人生を取り上げ、人間だからこそ抱く心の深い闇を検証する、傑作ノンフィクション。
内容紹介(「BOOK」データベースより)
昼はピエロに扮装して子供たちを喜ばせながら、夜は少年を次々に襲う青年実業家。殺した中年女性の人体を弄び、厳しかった母への愛憎を募らせる男。抑えがたい欲望のままに360人を殺し、現在厳戒棟の中で神に祈り続ける死刑囚…。無意識の深淵を覗き込み、果てることない欲望を膨らませ、永遠に満たされぬままその闇に飲み込まれてしまった男たち。実在の大量殺人者七人の究極の欲望を暴き、その姿を通して人間の精神に刻み込まれた禁断の領域を探った、衝撃のノンフィクション。
目次(「BOOK」データベースより)
人体標本を作る男ーエドワード・ゲイン/殺人狂のサンタクロースーアルバート・フィッシュ/厳戒棟の特別捜査官ーヘンリー・リー・ルーカス/ベトナム戦は終わらないーアーサー・シャウクロス/
タイトル | 発表 | 感想 |
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異常快楽殺人 | 1999 | 現実にいた世界の猟奇的殺人鬼たちを紹介。もうグロすぎて吐き気がしてくる。 |
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内容紹介(「BOOK」データベースより)
帯、カバー、裏表紙等から引用
最強の恐怖蒐集家が披露する心霊と狂気の実話群。仕事から帰宅すると、炬燵の中に知らない男が潜んでいた話。富士の樹海で、死人の群れと遭遇して神経がおかしくなった話。イソギンチャクの幼生に寄生され、気が狂うような痛みと痒みに襲われた話…。平和な筈のこの町のどこかに、信じられないほど怖い体験をした人たちがいる。“鳥肌がたつほど”怖い70の物語、待望の文庫化。
タイトル | 発表 | 感想 |
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鳥肌口碑 | 2003 | いわゆる実話怪談と、狂気人間のエピソードが半分ずつ。 |
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あの人が、今日壊れた……。恋人や友人に、気を、心を、許してしまったばっかりに、身も凍る体験をしてしまった人々がいる。自分の血を冷凍して食べる彼、どこまでもつきまとってくる友達、実の子供の命を狙う父親この世でいちばん怖いのは、人間の心の闇だった。「Popteen」連載の二十本と、本書のために書き下ろされたとっておきの十六本を収録した、超恐怖体験満載の一冊。あなたは、簡単に人を信用しすぎていませんか?
帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル | 発表 | 感想 |
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ゆるしてはいけない | 2006 | サイコパス、異常者の恐怖の体験集。 |
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内容紹介(「BOOK」データベースより)
帯、カバー、裏表紙等から引用
タクシー運転手である主人に長年仕えた一冊の道路地図帖。彼が語る、主人とその息子のおぞましい所行を端正な文体で綴り、日本推理作家協会賞を受賞した表題作。学校でいじめられ、家庭では義父の暴力に晒される少女が、絶望の果てに連続殺人鬼に救いを求める「無垢の祈り」。限りなく残酷でいて、静謐な美しさを湛える、ホラー小説史に燦然と輝く奇跡の作品集。
タイトル | 発表 | 感想 |
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C14H14N2(ニコチン)と少年-乞食と老婆 | 2006 | 少年と乞食。グロ満載は相変わらずの創作ホラー短編集。 |
Ωの聖餐 | 2006 | ″聖餐”というと人間の死肉を連想する。 |
無垢の祈り | 2006 | 殺人鬼に救いを求める少女。 |
オペラントの肖像 | 2006 | よくある体制側の執行官の疑問。 |
卵男 | 2006 | 死刑囚がロボットか、刑務官がロボットか? |
すさまじき熱帯 | 2006 | 体験したくない熱帯のドロドロ世界。 |
独白するユニバーサル横メルカトル | 2006 | ”地図”の思い出話。これが日本推理作家協会賞とはわからない。 |
怪物のような顔の女と溶けた時計のような頭の男 | 2006 | グロばっかりの拷問。 |
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●いま、殺りにゆきます2
帯、カバー、裏表紙等から引用
自分が書いた詩を褒められたホームレスの詩集売りが、その女性に狂気的な恋愛感情を抱く「わたしのししゅう」。偶然入った公衆トイレでドア越しに不気味な言葉を掛けられるOLの恐怖を描く「さよなら、おーえる」。深夜に麻袋を被った男がマンションに侵入して見ず知らずの女性を襲う袋日本ホラー小説界で絶大な支持を得る著者が、凶徒に遭遇した人びとの恐怖体験を描いた36話を収録。実話恐怖短編集、第二弾。
タイトル | 発表 | 感想 |
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いま、殺りにゆきます2 | 2007 | やはり人間の狂気の恐怖の物語集。 |
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実家の古い机、その抽斗《ひきだし》の裏に書かれた予言。妊娠していないのに膨らんだ腹から出てきたもの。病院の壁に立てかけられた梯子《はしご》。自傷した傷口から聞こえてくる声。八百屋の店先につながれた、顔の皮を半分失った猿。書き込みだらけの古本の、最後のページ。
帯、カバー、裏表紙等から引用
霊ではない、だが強烈な怪異が日常の風景から突如あふれ出る。
怪談専門誌『幽』連載に書き下ろしを追加収録!
幽ブックスの怪談実話、二冊同時刊行!
それは、幽霊をも超える恐怖。すべての恐怖は顳額《こめかみ》の間に得体の知れない怪異が、あなたのハラワタをえぐる。怪談実話の新たなる金字塔!
タイトル | 発表 | 感想 |
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怪談実話 顳顯草紙 串刺し | 2009 | 実話という形の奇人変人の恐怖の怪談集。 |
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一般人のふりをして突如、面前に現れる恐怖の隣人たちー携帯へ送りつけられるストーカーメール、夜のドライブを恐怖に突き落とす同乗者、あなたのペットを遺骸にして送り付けてくる不審者……。すでに都会の日常生活に平穏はなく、安心に包まれた夜はもはや帰ってこない!「Popteen」連載分と本書のために書き下ろされた、とっておきの短編を含む四十一話からなる恐怖の一冊。壁の向こうが気になってあなたは眠れない。
帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル | 発表 | 感想 |
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隣人悪夢 怖い人2 | 2009 | 意外に身近なところにいるサイコパスの恐怖。 |
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交通事故に遭った男女を襲う”無関心”という恐怖を描く表題作、引きこもりの果てに家庭内暴力に走った息子の殺害を企てる夫婦の絶望(「倅解体」)。孤独に暮らす女性にふりかかる理不尽な災禍(「仔猫と天然ガス」)。定年を迎えたその日、同僚たちに手のひら返しの仕打ちを受ける男のおののき(「定年忌」)ほか、理解不能な他人たちに囲まれているという日常的不安が生み出す悪夢を描く14編。
帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル | 発表 | 感想 |
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他人事 | 2010 | 人間が怖い、創作ホラー短編集。 |
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