太字作品や★★★★★が特におすすめです。
日本推理作家協会編 犯罪ロードマップ ミステリー傑作選01
編者: 日本推理作家協会
発表: 1970年
発行所: 講談社文庫
カバーアート:黒崎彰
価格: 480円
宣伝文句
あなたは完全犯罪を企んだり、夢想したりということはありませんか。そんなあなたにカタルシスを感じてもらうために「犯罪ロードマップ」を届けます。薬味の効いたミステリーを満喫する一冊です
帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル | 著者 | 発表 | 訳者 | 感想 |
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四本目の鍵 | 梶山季之 | 不明 | 教授が密会していた謎の女の正体。 | |
猫ババ野郎 | 加納一朗 | 不明 | 結局、あぶく銭は身に着かない。 | |
花と泥の間 | 黒岩重吾 | 不明 | ゲイの世界も、いろいろ醜い。 | |
妾の連れ子 | 笹沢左保 | 不明 | 保険調査員が、保険金詐欺事件を探る。 | |
贈られた女 | 佐野洋 | 不明 | 市議会の黒い疑惑か? | |
俘虜コーエン | 多岐川恭 | 不明 | 捕虜収容所でも、醜い犯罪はある。 | |
桃源遙かなり | 陳舜臣 | 不明 | 抗日運動の英雄を探せ。 | |
情事の背景 | 土屋隆夫 | 不明 | 浮気したばかりに、ドツボにはまる人妻。 | |
隠し包丁 | 戸板康二 | 不明 | イカが固くて食べられないために、毒殺されるはめに。 | |
緋の堕胎 | 戸川昌子 | 不明 | なにせ堕胎医者なので、脛に傷もつ身だ。 | |
うさぎと豚と人間と | 仁木悦子 | 不明 | 放火で偽装しても、人骨はバレるのでは? | |
鳴神 | 日影丈吉 | 不明 | 片腕のない彫刻家の傑作は本物か? | |
終末の日 | 星新一 | 不明 | 「終わり」の文字が空に現れる世界とは。 | |
たづたづし | 松本清張 | 不明 | よくありそうな、不倫のドロドロ。 | |
ナポレオンの遺髪 | 三好徹 | 不明 | 髪を分析すれば、毒殺の証拠になる。 | |
女雛 | 山村正夫 | 不明 | 男同士の心中の原因の謎。 | |
孤独なカラス | 結城昌治 | 不明 | 昔から変質的な子供はいた。 |
日本推理作家協会編 残酷ロードショウ 日本ベスト・ミステリー選集5
編者: 日本推理作家協会
発表: 1974年
発行所: 光文社文庫
カバーアート:亀海昌次
価格: 660円
宣伝文句
なし。
帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル | 著者 | 発表 | 訳者 | 感想 |
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有閑マダムと少年 | 梶山季之 | 不明 | オバサンに追突されて、逆に訴えられる。そしてこっそり復讐。 | |
湖畔の女 | 小松左京 | 不明 | 蛇といえば、女の属性。 | |
砂の殺意 | 夏樹静子 | 不明 | 息子を事故死された母親が、ダンプの運転手に復讐。 | |
殺しのバラード | 島田一男 | 不明 | 音楽業界で、人気歌手の自殺の謎を、マネージャーが探る。 | |
ジャケット背広スーツ | 都筑道夫 | 不明 | なぜ容疑者は、3つもジャケットを持っているのか。 | |
墜ちた男 | 樹下太郎 | 不明 | 汚れた不動産業界で、自殺とされた男。 | |
炎の棺 | 邦光史郎 | 不明 | 自宅が全焼したのは、ストーブか? 放火か? | |
殺人玩具 | 斎藤栄 | 不明 | 火災を起こす、自動発火装置。 | |
殺意の瞬間 | 石沢英太郎 | 不明 | 轢き逃げ犯には、同等の苦しみを。 | |
生きながらブルースに葬られ | 河野典生 | 不明 | やはり戦争を経験すると、平和な世の中にはなじめない。 | |
写楽が見ていた | 鮎川哲也 | 不明 | ガラスの指紋で、アリバイ工作。 | |
青い幸福 | 平岩弓枝 | 不明 | 殺したいほど嫁を憎む姑の、恐怖のホームドラマ。 | |
黒い九月の手 | 南條範夫 | 不明 | 中東の過激派との国際的な戦い。 |
日本推理作家協会編 サスペンス・ゾーン ミステリー傑作選06
編者: 日本推理作家協会
発表: 1976年
発行所: 講談社文庫
カバーアート:水野石文
価格: 580円
宣伝文句
強烈なサスペンス、スリリングな事件の展開、そして意外な結末。絶対の自信をもって取り揃えたミステリーの特別メニュー。名づけて「サスペンス・ゾーン」
帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル | 著者 | 発表 | 訳者 | 感想 |
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男一匹 | 生島治郎 | 不明 | 鉄砲玉となって、少年は一人前のヤクザになった。 | |
水難の相あり | 鮎川哲也 | 不明 | こういう動機で妻を殺すのもありか。 | |
黄色い吸血鬼 | 戸川昌子 | 不明 | 吸血鬼として生きるのも大変だ。 | |
闇の中の子供 | 小松左京 | 不明 | 歌舞伎の芝居と息子の失踪が連結する。 | |
大使″夫人″誘拐事件 | 佐野洋 | 不明 | 「事実上の大使夫人」誘拐とタクシー汚職事件。 | |
小梅富士 | 都筑道夫 | 不明 | 江戸の名探偵が、巨石で死んだ隠居の謎に迫る。 | |
企業特訓殺人事件 | 森村誠一 | 不明 | 厳しい心理特訓の会社研修を利用して、犯罪の自白を企む。 | |
海からの招待状 | 笹沢左保 | 不明 | 謎の招待者からホテルに呼ばれた、過去の容疑者たち。 | |
淫らな証人 | 土屋隆夫 | 不明 | 少女の殺人から、事件が連鎖する。 | |
たそがれ | 星新一 | 不明 | すべての物が老化して、しおれて、さびれていく世界。 | |
古印譚 | 陳舜臣 | 不明 | 香港の印鑑彫師は、なぜ殺されたのか。 | |
奇妙な被告 | 松本清張 | 不明 | 自白以外の証拠が不十分な法廷闘争。 | |
汚れた刑事 | 結城昌治 | 不明 | 堕落した刑事とヤクザはつるむ。 | |
たった一人の鉱山 | 草野唯雄 | 不明 | 監禁された娘が、どうにかして警察へ連絡を試みる。 | |
不道徳な天使 | 三好徹 | 不明 | 高所恐怖症のくせに、飛び降り自殺するのか。 |
日本推理作家協会編 殺しの一品料理 ミステリー傑作選08
編者: 日本推理作家協会
発表: 1978年
発行所: 講談社文庫
カバーアート:国分正夫
価格: 580円
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もうミステリーには飽食したという方はいませんか。そんな読者のために、この一品料理を届けます。腕におぼえの一流の料理人が、じっくり手をかけた「殺し」の美味を、心ゆくまでお楽しみください
帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル | 著者 | 発表 | 訳者 | 感想 |
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待つ女 | 小松左京 | 不明 | 「源氏物語」に出てくるような、薄幸の女。 | |
気になる投書 | 山村正夫 | 不明 | 襲撃事件を利用して、夫婦関係を改善できるか。 | |
不確かな証人 | 三好徹 | 不明 | 死後に電話していた被害者。 | |
酔っぱらった死体 | 海渡英祐 | 不明 | 大量にウィスキーをかけられた死体。 | |
宝蘭と二人の男 | 陳舜臣 | 不明 | 著者の得意な神戸の中国人の過去の歴史を語る。 | |
暗い玄海灘に | 夏樹静子 | 不明 | ジギタリスは心臓発作を起こしやすい。 | |
明治村の時計 | 戸板康二 | 不明 | 独特の音がする、古い八角時計の謎。 | |
九段の母 | 都筑道夫 | 不明 | 母恋しさに、サーカスを逃げ出した芸人の死。 | |
理外の理 | 松本清張 | 不明 | 実体験から出てきたような、編集長への恨み。 | |
竜王氏の不吉な旅 | 鮎川哲也 | 不明 | 乗っていない列車の様子を知る方法。現在ではもっと技術が進歩しているだろう。 | |
猿の証言 | 佐野洋 | 不明 | 猿の糞の中から発見されたボタンがヒント。 | |
泥の文学碑 | 土屋隆夫 | 不明 | 最終的には自殺した、狂気の作家の内面とは。 | |
殺意の造型 | 森村誠一 | 不明 | ヒゲ剃りの手が滑って、首を切ったのは事故か? | |
裂けた鱗 | 戸川昌子 | 不明 | パリで行方不明の日本人女性を探すという、TVの企画。 |
日本推理作家協会編 とっておきの殺人 ミステリー傑作選17
編者: 日本推理作家協会
発表: 1987年
発行所: 講談社文庫
カバーアート:坪井正光
価格: 720円
宣伝文句
なし。
帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル | 著者 | 発表 | 訳者 | 感想 |
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色慾の迷彩 | 梶龍雄 | 不明 | 不倫を知った夫が、妻と愛人を殺害し偽装する。 | |
青ひげ荘の殺人 | 栗本薫 | 不明 | 次々に夫を殺した女の完全犯罪。 | |
夜の印画 | 三好徹 | 不明 | 妻はエロ本のモデルだったのか? | |
明智光秀の密書 | 井沢元彦 | 不明 | 秀吉の軍師の黒田官兵衛は、毛利方の安国寺恵瓊に、光秀の暗号文の解読を依頼する。 | |
死者の電話 | 三好徹 | 不明 | 1年以上前に死んだ人から電話があったと、妻が言う。 | |
マッチ箱の人生 | 阿刀田高 | 不明 | 吸い殻をマッチ箱にしまう男は、礼儀正しいからではない。 | |
純情な蠍 | 天藤真 | 不明 | 日記を偽造して、妻の浮気を隠蔽。 | |
死者の嘘 | 夏樹静子 | 不明 | ダイイング・メッセージの「可」の意味は? | |
屎尿カー・ブルース | 胡桃沢耕史 | 不明 | バキューム・カーで大金を強奪。 | |
シェイクスピアの誘拐 | 笹沢左保 | 不明 | シェイクスピアの遺言の写しは実在するのか。 | |
甘い脅迫状 | 伴野朗 | 不明 | 知恵遅れだからといって、容疑者とは酷い。 | |
ゆうづる5号殺人事件 | 西村京太郎 | 不明 | 八戸へのこの列車を利用したのは、理由がある。 | |
偽りの構図 | 結城昌治 | 不明 | 疎遠だった妹を殺された刑事は、捜査のうちに、実像を知る。 | |
誰かが裁く | 西村望 | 不明 | 四国のお遍路さんに付き添う、捨てられた犬。 | |
帰り花 | 長井彬 | 不明 | 美術館で、火事の中、茶器のすり替え疑惑。 | |
木に登る犬 | 日下圭介 | 不明 | そもそも木に登るわけがない。 | |
一匹や二匹 | 仁木悦子 | 不明 | 子猫のおかげで脱出できた。 |
日本推理作家協会編 殺人パスポート 日本ベストミステリー選集3
編者: 日本推理作家協会
発表: 1988年
発行所: 光文社文庫
カバーアート:亀海昌次
価格: 560円
宣伝文句
なし。
帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル | 著者 | 発表 | 訳者 | 感想 |
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新赤髮連盟 | 鮎川哲也 | 不明 | 著者お得意のロシア文字がヒント。 | |
恋人とその弟 | 仁木悦子 | 不明 | 美しい少女とサイクリングと思ったら、誘拐だった。 | |
手紙 | 星新一 | 不明 | 指示通りに生きてきたのは、自分だけではなかった。 | |
遊園地夜景 | 樹下太郎 | 不明 | 絵に魅せられたばかりに翻弄される女。 | |
まぼろしの凶器 | 草野唯雄 | 不明 | 高圧水流で人を殺せるのか。 | |
迷路の空 | 三好徹 | 不明 | 緊迫するハイジャック事件を回想。 | |
”紅軍派”大使拉致す | 大藪春彦 | 不明 | あいかわらず、伊達邦彦が国際的に大活躍。 | |
三重塔の力学 | 斎藤栄 | 不明 | 京都でのアリバイ崩し。 | |
タバコ・ブラウンの夏 | 邦光史郎 | 不明 | 東南アジアからみの恋愛、犯罪事件は、やや珍しい。 | |
垂直の陥穽 | 森村誠一 | 不明 | 過去の登山事故への復讐。 | |
三幕の喜劇 | 土屋隆夫 | 不明 | 老役者は、自ら望んで自首したものの、証拠が認められない。 | |
首斬り志願 | 高木彬光 | 不明 | 絞首刑の前に、斬首刑が一般的だった時代の話。 |
日本推理作家協会編 名探偵を追いかけろ
編者: 日本推理作家協会
発表: 2001年 ~ 2003年
発行所: 光文社
カバーアート:CORBIS/ amana
価格: 1143円
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意外性のあるテーブルマジック―その神髄は短編ミステリーにあり! 日本推理作家協会理事長 逢坂剛
帯、カバー、裏表紙等から引用
長編ミステリーを、大仕掛けなステージマジックだとすれば、短編ミステリーはトランプやハンカチなど、小物を使って楽しませるテーブルマジック、ということができよう。テーブルマジックのもつ意外性は、ステージマジックの驚きに劣るどころか、ときにはそれを超えることすらある。短編ミステリーにこそ、マジックの神髄が隠されているのだ!そして、それを解くのは、あなたである。
タイトル | 著者 | 発表 | 訳者 | 感想 |
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三毛猫ホームズの遺失物 | 赤川次郎 | 2002 | 新幹線で猫が大活躍。 | |
名探偵エノケン氏 | 芦辺拓 | 2002 | 昔のコメディアンも大活躍。 | |
201号室の災厄 | 有栖川有栖 | 2001 | おなじみの火村が、コンサート後のホテルの怪事件を追う。 | |
燃える女 | 逢坂剛 | 2003 | 江戸時代の蜀山人についての版木を大発見するが…。 | |
サインペインター | 大倉崇裕 | 2001 | もうかるステ看貼りの仕事には、やはり危険がともなう。 | |
血を吸うマント | 霞流一 | 2002 | 吸血鬼のマントにくるまって発見された死体の謎。 | |
虹の家のアリス | 加納朋子 | 2001 | 性格が良い人は、なかなか辞められない。 | |
カラスの動物園 | 倉知淳 | 2002 | 動物園という特殊な場所だから可能な犯罪。 | |
筆合戦 | 高橋克彦 | 2003 | 昔の横浜で、新聞の部数競争。 | |
龍之介、黄色い部屋に入ってしまう | 柄刀一 | 2002 | わざわざ黄色のペンキで塗りつぶされた部屋。べつに芥川ではない。 | |
鬼は外 | 宮部みゆき | 2003 | 跡取り偽物による、商家乗っ取りか? | |
いつ入れ替わった? | 森博嗣 | 2002 | 嘘の方が、価値がある場合もある。 | |
ハブ | 山田正紀 | 2002 | 座ると爆発する、バスの爆弾。 |
日本推理作家協会編 殺人作法 ミステリー傑作選45
編者: 日本推理作家協会
発表: 2004年
発行所: 講談社文庫
カバーアート:木脇哲治
価格: 752円
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アパートで発見された若い女性の首吊り死体。死んでいたのは、R県警の警部と不倫関係にある女性だった。自分が疑われることを恐れた警部は自ら志願して現場検証に臨むがー「赤い名刺」(横山秀夫)。この他、福井晴敏、法月綸太郎ら、現代ミステリーの名手10人の短編がズラリ。読み出したら、止まらない!
帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル | 著者 | 発表 | 訳者 | 感想 |
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五年目の夜 | 福井晴敏 | 不明 | 面倒臭がりの警備員は、かえって騒動に巻き込まれる。 | |
卒業写真 | 真保裕一 | 不明 | 事故死した彼は、なぜ高価なカメラを送ってきたのか? | |
中国蝸牛の謎 | 法月綸太郎 | 不明 | 「カタツムリ」は実は左右非対称だった。 | |
風の誘い | 北川歩実 | 不明 | こういう犬の利用法もある。 | |
オホーツク心中 | 辻真先 | 不明 | 心中したはずの母が、生きていた。 | |
ミンミン・パラダイス | 三枝洋 | 不明 | カンボジアで地雷原を突破する大冒険。 | |
錠前屋 | 高野史緒 | 不明 | フランス革命後の、変な錠前屋の正体は何だ? | |
不良の樹 | 香納諒一 | 不明 | 刑務所から戻って来た兄は、やはり堅気にはなれない。 | |
端午のとうふ | 山本一力 | 不明 | 大量の豆の在庫をどうさばく? | |
赤い名刺 | 横山秀夫 | 不明 | 元警官が、元愛人の偽装自殺を追う。 |
日本推理作家協会編 名探偵の奇跡 最新ベスト・ミステリー
編者: 日本推理作家協会
発表: 2004年 ~ 2006年
発行所: 光文ノベルス
カバーアート:泉沢光雄
価格: 1
286円
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“名探偵”の称号 日本推理作家協会理事長 大沢在昌
帯、カバー、裏表紙等から引用
ミステリーにおける事件には、解決するのに見合った探偵が必要とされる。横丁の御隠居が、日常のちょっとした謎を解くのと猟奇連続殺人の犯人をつきとめるのとでは、どちらがふさわしいだろう。人物と事件のバランスは重要である。その上で、読者の心に印象を残す人物造形に、作者は心を砕く。そうして作られた人物のみに、“名探偵”の称号が与えられるのだ。
ファンを魅了し続ける”名探偵〟 編纂委員 末國善己
天才的な犯罪者が考案した不可能犯罪を解き明かす本格ミステリー、退廃的な大都会で暴力組織と戦うハードボイルド、世界をまたにかけるスパイの暗躍を描く国際謀略小説、ありふれた殺人事件を捜査する警察官が庶民を食い物にする巨悪の存在に行き当たる社会派推理など、ミステリーにも様々なスタイルがある。その中にあって、タイプの違いを超越し、いつの時代もファンを魅了しているのは“名探偵”の存在ではないだろうか。 「編纂序文」より
タイトル | 著者 | 発表 | 訳者 | 感想 |
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地獄へご案内 | 赤川次郎 | 2005 | 幽霊と会話できるバスガイドの活躍。 | |
裁判員法廷二〇〇九 | 芦辺拓 | 2006 | 証言や証拠を 市民が判断する裁判の場合。 | |
あるいは四風荘殺人事件 | 有栖川有栖 | 2005 | ミステリー作家が、巨匠の未発表作品の謎に迫る。 | |
願かけて | 泡坂妻夫 | 2006 | 貧乏な貸本屋が、遊女から身請けしてほしいと頼まれるが…。 | |
雷鳴 | 大沢在昌 | 2005 | 鮫島が元ヒットマンの男に自首が最善だと勧める。 | |
棄神祭 | 北森鴻 | 2004 | 3年に1度、トーテムを燃やす奇妙な祭祀。 | |
先生と僕 | 坂木司 | 2006 | 大学の推理小説研究会に入部した女子が、いかにもな先輩と万引き事件を探る。 | |
デューラーの瞳 | 柄刀一 | 2006 | 修復を依頼された自画像は、有名なデューラー作と似ている。 | |
変奏曲〈白い密室〉 | 西澤保彦 | 2006 | テレポーテーションを観測した、という謎の少女のせいで、殺人事件は混乱する。 | |
四色問題 | 法月綸太郎 | 2004 | ダイイング・メッセージの 「クロノイエロー」は専門用語。 | |
カランポーの悪魔 | 柳広司 | 2004 | 動物記のシートンが回想で、殺人事件を語る。 | |
永遠の時効 | 横山秀夫 | 2006 | ビクトリア朝ロンドンの貧しい少年は強盗団に加わるが、実は出生の秘密があった。 |
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