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綾辻行人

綾辻行人 館シリーズ ★★★★★

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著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 綾辻/行人 1960年京都府生まれ。京都大学教育学部卒業、同大学院修了。’87年に『十角館の殺人』で作家デビュー、“新本格ムーヴメント”の嚆矢となる。’92年、『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞を受賞。『水車館の殺人』『びっくり館の殺人』など、“館シリーズ”と呼ばれる一連の長編は現代本格ミステリを牽引する人気シリーズとなった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

太字作品や★★★★★が特におすすめです。

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半年前、凄惨な四重殺人の起きた九州の孤島に、大学ミステリ研究会の七人が訪れる。島に建つ奇妙な建物「十角館」で彼らを待ち受けていた、恐るべき連続殺人の罠。生き残るのは誰か? 犯人は誰なのか?
鮮烈なトリックとどんでん返しで推理ファンを唸らせた新鋭のデビュー作品。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
十角館の殺人1991最初は、この著者は家と学校しか知らないのだろうと批判的に見ていたが、「変な館」というジャンルを確立してしまったので、これはこれで素晴らしいと思う。

綾辻行人 水車館の殺人

著者:    綾辻行人
発表:    1992年
発行所:   講談社文庫
カバーアート:辰巳四郎
価格:    590円

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水車館の殺人

古城を思わせる異形の建物「水車館」の主人は、過去の事故で顔面を傷つけ、常に仮面をかぶる。そして妻は幽閉同然の美少女。ここにうさんくさい客たちが集まった時点から、惨劇の幕が開く! 
密室から男が消失したことと、一年前の奇怪な殺人とは、どう関連するか? 
驚異の仕掛けをひるませた野心作。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
水車館の殺人1992仮面なんか付けている時点で、もう入れ替わり決定。

綾辻行人 迷路館の殺人

著者:    綾辻行人
発表:    1992年
発行所:   講談社文庫
カバーアート:辰巳四郎
価格:    590円

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迷路館の殺人

奇怪な迷路の館に集合した四人の作家が、館を舞台にした推理小説の競作を始めたとたん、惨劇が現実に起きた!
完全な密室と化した地下の館で発生する連続殺人の不可解さと恐怖。逆転また逆転のスリルを味わった末に読者が到達する驚愕の結末は?気鋭が異色の構成で挑む野心的な長編本格ミステリー。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
迷路館の殺人1992ミステリとしての質、騙しのテクニックがどんどん上達していく。やはり才能あるなあ。

綾辻行人 人形館の殺人

著者:    綾辻行人
発表:    1993年
発行所:   講談社文庫
カバーアート:辰巳四郎
価格:    629円

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父が残した京都の邸「人形館」に飛龍想一が移り住んだその時から、驚倒のドラマが開始した!邸には父の遺産というべき妖しい人形たちが陣取り、近所では通り魔殺人が続発する。やがて想一自身にも姿なき殺人者がしのび寄る!名探偵島田潔と謎の建築家中村青司との組合せが生む館シリーズ最大の戦慄。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
人形館の殺人1993不気味な人形で雰囲気を盛り上げつつ、犯罪手法の謎というよりは、また違う手口で読者を騙す。

綾辻行人 時計館の殺人

著者:    綾辻行人
発表:    1995年
発行所:   講談社文庫
カバーアート:辰巳四郎
価格:    835円

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館を埋める百八個の時計コレクション。
鎌倉の森の暗がりに建つその時計館で十年前一人の少女が死んだ。館に関わる人々に次々起こる自殺、事故、病死。死者の想いが籠る時計館を訪れた九人の男女に無差別殺人の恐怖が襲う。凄惨な光景ののちに明かされるめくるめく真相とは? 第45回日本推理作家協会賞受賞。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
時計館の殺人1995遂に島田荘司からダメ出しが来たのか、探偵が「シシヤカドミ」に変更されてしまった。なぜそんなに多数の時計で時刻を強調しているのかがカギ。

綾辻行人 黒猫館の殺人

著者:    綾辻行人
発表:    1992年
発行所:   講談社NOVELS
カバーアート:辰巳四郎
価格:    760円

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自分が何者なのか調べてほしい。記憶を失った老人の依頼が推理作家鹿谷門実《ししゃかどみ》のもとに舞い込んだ。唯一の手がかりは彼が自ら書いたと思われる「手記」。そこには「黒猫館」で彼が遭遇した奇怪な事件の顛末《てんまつ》が綴られていた。舞台は東京から札幌、阿寒へ……。探求の果てに明らかとなる世界が揺らぐような真実とは!?

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
黒猫館の殺人1992「世界が揺らぐ」ような驚天動地の真実! 仕掛けがどんどん大きくなるのが素晴らしい。

綾辻行人 暗黒館の殺人 上巻 ★★★★★

著者:    綾辻行人
発表:    2004年
発行所:   講談社
カバーアート:坂野公一
価格:    1500円

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九州の山深く、外界から隔絶された湖の小島に建つ異形の館─暗黒館。光沢のない黒一色に塗られたこの浦登《うらど》家の屋敷を、当主の息子・玄児《げんじ》に招かれて訪れた学生・中也《ちゅうや》は、〈ダリアの日〉の奇妙な宴に参加する。
その席上、怪しげな料理を響された中也の身には何が?
続発する殺人事件の“無意味の意味”とは……?
シリーズ最大・最深・最驚の「館」、ここに落成!

やっと……出来ました。
デビュー時の初心に戻って、おずおずと、けれどもささやかな自負を抱きつつ差し出させていただきます。これが『暗黒館』です。
上下卷、総原稿枚数二千五百枚という長大な作品ですが、どうぞご心配なく、決して無駄に長いわけではありません。まずはこの巨大な異形の館の、幾重もの謎が潜む薄闇の中を、ゆるりとご探索ください。
綾辻行人

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
暗黒館の殺人 上巻2004館シリーズの中間決算。大仕掛けやグロ満載の綾辻ワールドの集大成。なお「中也」はあだ名にすぎない。

綾辻行人 暗黒館の殺人 下巻 ★★★★★

著者:    綾辻行人
発表:    2004年
発行所:   講談社NOVELS
カバーアート:坂野公一
価格:    1500円

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十八年前に暗黒館で起こった殺人と不可思議な人間消失の謎を追ううち、遂に玄児《げんじ》の口から語られる〈ダリアの宴〉の真実、そして恐るべき浦登《うらど》家の秘密… いつ果てるとも知れぬ嵐の中、犯人の狂気はさらなる犠牲者を求め、物語は哀しくも凄絶な破局へと突き進む!構想から完成まで、八年の歳月を費した比類なき巨大建築。ミステリ作家・綾辻行人の全てがここに結実!

着手から完成までに約八年の時間を要した『暗黒館』ですが、とりあえずは現時点におけるミステリ作家綾辻の存在証明、と云えるものになったように思います。
長大な作品である分、読む人によって驚きどころはさまざまでしょう。作者としては基本的に、どこか一箇所ででも「おっ」と声を上げていただければ本望なのですが、しかし「“世界”を統べる冷ややかな悪意」の所在を、さて、あなたはどこに見出されるでしょうか。
綾辻行人

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
暗黒館の殺人 下巻2004確かに長い。しかしそのおかげで、これだけの迫力を出すことができた。

綾辻行人 びっくり館の殺人

著者:    綾辻行人
発表:    2008年
発行所:   講談社NOVELS
カバーアート:坂野公一
価格:    920円

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少年の日の思い出のなかに建つ館、それは「お屋敷町のびっくり館」。……不思議な男の子トシオとの出会い。囁かれる数々の、あやしいうわさ。風変わりな人形リリカと悪魔の子。七色のびっくり箱の秘密。そして……クリスマスの夜の密室殺人! 鬼才・綾辻行人が紡ぎ出す、終わりなき悪夢の謎物語《ミステリー》。特別対談「びっくり館のたくらみ」(vs.道尾秀介)を巻末袋とじで収録。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
びっくり館の殺人2008「暗黒館」の後では、なんという軽さであろう。しかも子供の話。

綾辻行人 奇面館の殺人

著者:    綾辻行人
発表:    2012年
発行所:   講談社NOVELS
カバーアート:坂野公一
価格:    1280円

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奇面館《きめんかん》主人・影山逸史《かげやまいつし》に招かれた六人の男たち。館《やかた》に伝わる奇妙な仮面で全員が“顔”を隠すなか、妖しく揺らめく〈もう一人の自分《ドッペルゲンガー》〉の影……。季節外れの吹雪で館が孤立したとき、〈奇面の間〉に転がった凄惨な死体は何を語る? 前代未聞の異様な状況下、名探偵・鹿谷門実《ししゃかどみ》が圧巻の推理を展開する!
名手・綾辻行人が技巧の限りを尽くして放つ「館」シリーズ、直球勝負の書き下ろし最新作。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
奇面館の殺人2012仮面ということは当然、人物が入れ替わっている、という罠に捕らわれたら負け。

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