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森博嗣

森博嗣 Xシリーズ

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もと名古屋大学大学院工学研究科助教授。

太字作品や★★★★★が特におすすめです。

森博嗣 イナイXイナイ

著者:    森博嗣
発表:    2007年
発行所:   講談社NOVELS
カバーアート:坂野公一
価格:    900円

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殺してしまえば良いのに。
死んでしまえば良いのに。

「私の兄を捜していただきたいのです」美術品鑑定を生業とする椙田《すぎた》事務所を訪れた黒衣の美人・佐竹千鶴《さたけちづる》はこう切り出した。都心の一等地に佇立する広大な佐竹屋敷、美しき双子、数十年来、地下牢に閉じ込められているという行方不明の兄・鎮夫。そして自ら《探偵》を名乗る男が登場する。旧家で渦巻く凄惨な事件の香り……。新章開幕、Xシリーズ第1弾!!

いないいない
どこにもいない
いるよいるよ
どこかにいるよ
だあれだあれ
どこかにいるの
どこもどこも
だれかがいるよ

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
イナイXイナイ2007まだまだ続く、新シリーズ。旧シリーズを継承しつつ、新展開を考えるのは大変だろうな。

森博嗣 キラレXキラレ

著者:    森博嗣
発表:    2007年
発行所:   講談社NOVELS
カバーアート:坂野公一
価格:    880円

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どうにか、そうならず、
誰も殺さず、
自分も生きていられるのは、
何故だろうか?

「この頃、話題になっている、電車の切り裂き魔なんだけれど…」 三十代の女性が満員の車内で、ナイフのようなもので襲われる事件が連続する。《探偵》鷹知祐一朗《たかちゆういちろう》と小川令子《おがわれいこ》は被害者が同じクリニックに通っている事実をつきとめるが、その矢先、新たな切り裂き魔事件が発生し、さらには殺人事件へと――。犯行の異常な動機が浮かび上がるとき、明らかになるものとは……。Xシリーズ第二弾!!


きられきられ
きれいにきられ
ながれながれて
まっかっか
きえてきえて
しずかにきえて
だれにもみえない
やみのなか
しずめしずめ
どんどんしずめ
やみのそこまで
まっかっか

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
キラレXキラレ2007量産されるにしたがって、大仕掛けな装置は少なくなってきたような気がする。

森博嗣 タカイXタカイ

著者:    森博嗣
発表:    2008年
発行所:   講談社NOVELS
カバーアート:坂野公一
価格:    950円

宣伝文句

生きなくても良いのに?
殺さなくても良いのに?

「あんな高いところに、どうやって死体を上げたのでしょう?」 有名マジシャン牧村亜佐美《まきむらあさみ》の自宅敷地内で発見された他殺死体は、奇妙なことに、地上約十五メートルのポールの上に掲げられていた。被害者は、前夜ファンと牧村の会食中に消えたマネージャだった。事件関係者の調査依頼を受けた《探偵》鷹知祐一朗《たかちゆういちろう》は、複雑に絡み合う人間関係の糸を解きほぐし、犯人の意図と事件の意外な真相に迫る、ますます好調Xシリーズ第三弾!

たかいたかい
であけくれて
ひくいひくい
でてばなさず
やめてやめて
だいじょうぶ
とめてとめて
とねがっても
ひとりひとり
がさようなら
ふたりふたり
がわかれたい

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
タカイXタカイ2008理系的な語り口やドライな描写は一貫して良いのだけれども、それだけ飽きるのがつらいところだ。

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