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文学小説

山崎豊子 ★★★★★

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太字作品や★★★★★が特におすすめです。

山崎豊子 白い巨塔 上巻   ★★★★★

著者:    山崎豊子
       やまざきとよこ
発表:    1965年
発行所:   新潮文庫
カバーアート:村井正誠
価格:    480円

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国浪速大学附属病院第一外科の助教授財前五郎は、食道噴門癌の手術を得意とし、ジャーナリズムでも脚光を浴びている。産婦人科医院を営み医師会の役員でもある義父の財政的援助をえて、次期教授になろうという野望にみちた財前は、熾烈な教授選をあらゆる術策をもって勝ち抜こうとする。人間の生命をあずかる尊厳であるべき医学界に渦巻く欲望と打算を徹底的に追究する巨編。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
白い巨塔 上巻1965何度も映画やTVドラマ化された、医学界のドロドロを描く問題作。権威である財前と、庶民の味方の里見の対照的な二人の医師の生き様を示す。

山崎豊子 白い巨塔 下巻   ★★★★★

著者:    山崎豊子
       やまざきとよこ
発表:    1965年
発行所:   新潮文庫
カバーアート:村井正誠
価格:    480円

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国立浪速大学附属病院の教授財前五郎は国際外科学会に招聘され、多忙を極めるなかで第一内科里見脩二助教授より廻されてきた噴門癌患者の手術をする。外遊中に患者が死亡し、帰国後誤診として訴えられる。法廷闘争で終始真実を述べたヒューマンな里見は大学を追われていく。綿密な描写と迫力あふれる筆で医学界の切実な問題が次々にクローズアップされる。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
白い巨塔 下巻1965教授選、誤診と財前に次々と問題が立ちはだかるが、それを潜り抜け、むしろ善玉の里見の方が苦境に落ちる。

山崎豊子 続・白い巨塔 

著者:    山崎豊子
       やまざきとよこ
発表:    1967年
発行所:   新潮文庫
カバーアート:村井正誠
価格:    640円

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医師の術後処置の誤りから一家の柱を失った癌患者の遺族の執念の控訴審は、浪速大学教授財前五郎の前に大きくたちはだかった。巨大な権力を握った財前と、大学の椅子を捨て癌の研究ひと筋に生きる医師里見の対決を通して、癌治療の実態と人命の尊重、学術会議会員選挙をめぐる国立大学と私立大学の暗黙の取引きなど、現代医学界の抱える問題点を抉った『白い巨塔』完結編。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
続・白い巨塔1967 テーマは癌治療に移り、財前自身が癌で死亡するのは勧善懲悪で出来すぎ。

山崎豊子 二つの祖国 上巻 

著者:    山崎豊子
       やまざきとよこ
発表:    1983年
発行所:   新潮文庫
カバーアート:平野遼
価格:    560円

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アメリカに生まれ、アメリカ人として育てられた日系二世たち。しかし日米開戦は彼らに残酷極まりない問いを突きつけた。日本人として生きるのか、アメリカ人として生きるべきか? ロサンゼルスの邦字新聞『加
州新報』の記者天羽賢治とその家族の運命を通し、戦争の嵐によって身を二つに切り裂かれながらも、愛と祖国を探し求めた日系人たちの悲劇を浮き彫りにする感動の大河巨編!

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
二つの祖国 上巻1983 太平洋戦争時の日系アメリカ人の苦闘の歴史を描く超大作。

山崎豊子 二つの祖国 中巻 

著者:    山崎豊子
       やまざきとよこ
発表:    1983年
発行所:   新潮文庫
カバーアート:平野遼
価格:    600円

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合衆国へ忠誠を示すため、米軍兵士としてヨーロッパ戦線に散った末弟・勇。そして日本軍兵士として出征し次弟・忠。自らも米軍少尉として南太平洋に配属された賢治は、血を分けた弟と戦場で出会うことを恐れていた……戦争は天羽一家の絆を引きちぎり、彼らのささやかな希望も夢も呑み込んで荒れ狂う。祖国とは何か? 国を愛するとは何なのか? 徹底した取材で描く衝撃的ドラマ!

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
二つの祖国 中巻1983日本人とアメリカ人の二つのアイデンティティで引き裂かれ、兄弟で敵味方に別れることになる大悲劇。

山崎豊子 二つの祖国 下巻 

著者:    山崎豊子
       やまざきとよこ
発表:    1983年
発行所:   新潮文庫
カバーアート:平野遼
価格:    640円

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東京裁判法廷に白熱の攻防戦が繰り広げられ、焦土の日本に判決の下る日も間近い。戦勝国と敗戦国、裁く者と裁かれる者、いずれも我が同胞なのだ……裁判の言語調整官を勤める天羽賢治は、二つの祖国の暗い狭間にいよいよ深く突き落とされていく。妻との不和も頂点に達し、苦境に立つ賢治。彼を見守る椰子の身体にいつしか原爆の影が忍び寄る······。壮大なスケールの感動大作、完結編!

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
二つの祖国 下巻1983 大河ドラマの帰結としては、これはあまりにも救われないラストではないか。

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