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綾辻行人

綾辻行人

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著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
綾辻/行人
1960年京都府生まれ。京都大学教育学部卒業、同大学院修了。’87年に『十角館の殺人』で作家デビュー、“新本格ムーヴメント”の嚆矢となる。’92年、『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞を受賞。『水車館の殺人』『びっくり館の殺人』など、“館シリーズ”と呼ばれる一連の長編は現代本格ミステリを牽引する人気シリーズとなった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

太字作品や★★★★★が特におすすめです。

綾辻行人 緋色の囁き

著者:    綾辻行人
       あやつじゆきと
発表:    1988年
発行所:   講談社文庫
カバーアート:辰巳四郎
価格:    676円

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「私は魔女なの」謎の言葉を残したまま一人の女生徒が寮の「開かずの「間」で焼死した。その夜から次々と起こる級友たちの惨殺事件に名門女学園は恐怖と狂乱に包まれる。創立者の血をひく転校生冴子は心の奥底から湧き起こってくる囁き”に自分が殺人鬼ではないかと恐怖におののく。「囁き」シリーズ登場!!!

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
緋色の囁き1997論理だけでなく、著者のグロ、スプラッタ好みが反映された作品。

綾辻行人 暗闇の囁き

著者:    綾辻行人
       あやつじゆきと
発表:    1989年
発行所:   講談社文庫
カバーアート:辰巳四郎
価格:    619円

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髪を切られ変死した女性家庭教師。そして従兄とその母親も眼球と爪を奪われて死んだ。謎めいたほどに美しい兄弟のまわりに次々と起こる奇怪な死。遠い記憶の闇のなかから湧き上がってくる”囁き”が呼び醒ますものは何か。『緋色の囁き』に続く異色の長編推理〝囁き”シリーズ第二弾、講談社文庫に登場!!!

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
暗闇の囁き1998このグロさは、けっこう著者本人が楽しんでいるのでは?

綾辻行人 殺人方程式 切断された死体の問題

著者:    綾辻行人
       あやつじゆきと
発表:    1989年
発行所:   光文社文庫
カバーアート:辰巳四郎
価格:    620円

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首が、ない!?ー 警視庁刑事・明日香井叶は絶句した。教団ビルで〝お籠もり”の儀式中だった「御玉神照命会」教主・貴伝名剛三が、なぜか別の建物の屋上で死んでいたのだ。しかも、頭部と左腕を切断されて! なぜ犯人は死体を切断したのか? 叶の双子の兄・響が怪事件の謎に挑む。読者を必ずや驚倒させる極上の本格推理、待望の文庫化!

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
殺人方程式1984.0若干ユーモアも加わりつつ、師匠の島田荘司式ウルトラCが楽しめる。

綾辻行人 フリークス

著者:    綾辻行人
発表:    1988年 ~ 1996年
発行所:   光文社
カバーアート:京極夏j彦
価格:    838円

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自分自身の問題として 精神科医 香山リカ
人の心とは何か。その正常/異常とは何か。もし異常と判断された場合、それからどうなるのか。医療は人の心を変えるのか……………。そんな問いにとり憑かれながら、それらすべての象徴としての精神科病棟に思いを馳せる人。しかし、その問いや思いを自分ではどうにもできずにいる人。そういう人たちは、自分より一足先にその問いかけを作品という形に表わした綾辻氏に敬意を払いつつ、そっとこの本を開いてみるといいと思う。すると必ずその後は、自分のまわりにある世界の位相が少し変わり、否が応でも今度は紛れもなく「自分自身の問題として」、問いかけを始めなければならなくなるからだ。(解説より)

とある病院の精神科病棟を舞台にした、ちょっと風変わりなミステリの連作集です。 中編と呼ぶべき長さの三 つの作品を、できれば並べられたとおりの順番で読んで いただきたいと思います。狂気”や”異形”というのは、僕が小説を書く際に決 して避けては通れないテーマ あるようです。それへの恐れと畏れ、それへの憧れ、それへの問いかけ······心引き裂かれて行き着く先は、たいていが深く暗いイドの底 です。だからきっと、確かな”答”などというものはどこにもありはしないのです。
「著者のことば」

「J・Mを殺したのは誰か?」そんな一文で原稿を、私はもてあましていた。入院患者が書いたそは、〝解決篇”のない推理小説そのものだったのだ。極度の容姿コンプレックスに憑かれた男、
は五人の子供たちに悪魔じみた人体改造術をほどこし、森の奥深くの屋敷に幽閉していた。ある日、そのJ・Mが屋敷の地下室でずたずたに切り裂か殺害された。犯人は子供たちのうちの一人なのか!? 私の友人である探偵・彼は、この難問にどう挑む? 表題作ほか、三つの病室を舞台に謎と恐怖と驚愕の世界へ読者を誘う、異色の綾辻ミステリー傑作集!

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
悪魔の手ー三一三号室の患者1992精神病院サイコ・ホラーの連作。僕は母を見舞いにきたはずだった。
四〇九号室の患者1988包帯の患者の正体は? 映像化が不可能。
フリークスー五六四号室の患者1996変な小説を読まされる、締め切りが近い作家先生。しかも探偵の講釈付き。

綾辻行人 どんどん橋、落ちた

著者:    綾辻行人
発表:    1992年 ~ 1999年
発行所:   講談社
カバーアート:辰巳四郎
価格:    820円

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究極のフーダニットか、袋小路への道標か。ミステリ作家・綾辻行人のもとに持ち込まれる難事件の数々!落ちた〔どんどん橋〕の向こう側で、殺人はいかにして行なわれたのか? (表題作)“明るく平和な”あの一家を次々と不幸が襲い、ついに最悪の犠牲者が……(「伊園家の崩壊」)。ほか、全五編。本格ミステリの現在と未来を問う、超難問“犯人当て小説”傑作集!

著者のことば
収録された五つの中短編はどれも、いわゆる“犯人当て小説”の部類に入るものです。五つのうち四つには「挑戦状」も付いていますが、はっきり云って、一筋縄ではいかない作品ばかりです。「こんなのあり?」とお怒りになる方もおられるかもしれませんが、はい、こんなのも、このような“書き方”ならばありでしょう。しかしもちろん、「これぞ本格ミステリの神髄」などというような代物では、これらは決してありません。くれぐれも早合点されませんように。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
どんどん橋、落ちた1992あっと驚くユーモア・ミステリ。エラリイとかアガサとか、こいつらは一体。
ぼうぼう森、燃えた1998続編かと思させて…。 犬は色を識別できない。
フェラーリは見ていた1999フェラーリといっても、車ではない。
伊園家の崩壊1999あちらの世界の語り手の、井坂先生は実在するのか。水浴びが好きな猫は珍しい。
意外な犯人1999TVドラマの見えない犯人は?

綾辻行人 眼球綺譚

著者:    綾辻行人
発表:    1992年 ~ 1995年
発行所:   光文社カッパノベルス
カバーアート:田口智子
価格:    800円

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〈山間の小都市で、被害者の眼球をくりぬく無差別殺人が連続した。十数年ぶりにその地へ帰郷した私は、街外れの廃屋を訪ねる。高校一年の夏、母親が愛人と心中する災厄に見舞われた私は、その廃屋の地下室で、ある女と秘密の時間を過ごしていたのだ。やがて甘美な記憶と現実の殺人の謎が交錯し…〉雨の夜、編集者の許に届いた一編の原稿「眼球綺譚」がもたらす恐怖を描いた表題作ほか、現代推理の旗手が狂気と幻想の世界に読者を誘う、妖しくも美しい七つのホラー・コレクション!

〈著者のことば〉
読んでください。
夜中に、一人で。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
再生1993グログロ・ホラー集。首を切っても生えてくる女。当然首が生えてくると考えるが…
呼子池の怪魚1992釣って来た魚が、どんどん進化する。
特別料理1995人肉は意外に美味い。
バースデー・プレゼント1994もらったナイフをどう使う。
鉄橋1994学生たちが怪談に興じる列車は、鉄橋にさしかかる。
人形1994のっぺらぼうの人形が、私を操る。
眼球綺譚1994不気味な作中作は、実際の話か?

綾辻行人 鳴風荘事件 ―殺人方程式Ⅱ―

著者:    綾辻行人
       あやつじゆきと
発表:    1995年
発行所:   光文社
カバーアート:辰巳四郎
価格:    820円

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待ちに待った新作 ミステリー評論家新保博久
単に綾辻行人の新作長編としても『殺人鬼II』以来一年半ぶり、本格お屋敷ミステリーでは『黒猫館の殺人』から三年、そして双子探偵・明日香井シリーズにおいては実に六年前の『殺人方程式』に続く第二作である。読者を待ちかねさせたのには、一日、二日分は私に責任がある。「お誘いがあったので、シメシメと思って出かけてきました」というのは、続きを書き進める気だった綾辻氏を電話で呼び出してしまった私に、気遣わせないための優しさだったのだろう。『殺人鬼』などで残虐な殺人にも一片の詩情が漂っているのは、この優しさゆえだ。謎解きやトリックの面白さについては、改めて念を押すまでもない。

長い髪を切られ、殺害された予言者〟美島紗月。友人深雪とともに現場を訪れた妹・夕海はショックのあまり入院ー 六年半後、夫明日香井叶の双子の兄・響を連れて信州・海ノ口を訪れる深雪。そこで彼女は、紗月と瓜二つに変身した夕海と再会した。ところがその夜、宿泊先の別荘「鳴風荘」で、夕海は何者かに殺された! しかも、六年半前の紗月と同様に髪を切断さ誰が何のために? 本格推理の旗手・綾辻行人がはじめて「読者への挑戦状」を公開する、絶賛・新感覚『殺人方程式』シリーズ書下ろし第二弾! 読者はこの謎が解けるか?

ミステリを書くのがひたすら快楽であった十代の一期を思い出しながら、ここでちょっと初心に返って、長編本格「犯人当て」小説に取り組んでみました。後悔を覚悟の上で、敬愛するエラリイ・クイーン氏に倣った「読者への挑戦」も挿入してあります。考えるは面倒臭い、などとおっしゃらずに、解決篇の手前でいたんページをめる手を止めてこの「問題」に取り組んでみてください。手がかりや伏線を論理的に読み解いていけば、誰にでも正しい解答が出せるようにできているはずですので。
「著者のことば」

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
鳴風荘事件 ―殺人方程式Ⅱ―1995今回はわりと古典的本格ミステリの王道に挑戦。

綾辻行人 霧越邸殺人事件

著者:    綾辻行人
       あやつじゆきと
発表:    1990年
発行所:   新潮文庫
カバーアート:辰巳四郎
価格:    800円

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或る晩秋、信州の山深き地で猛吹雪に遭遇した8人の前に突如出現した洋館「霧越邸」。助かった……安堵の声も束の間、外界との連絡が途絶えた邸で、彼らの身にデコラティブな死が次々と訪れる!密室と化したアールヌーヴォー調の豪奢な洋館。謎めいた住人たち。ひとり、またひとり一不可思議極まりない状況で起こる連続殺人の犯人は? 驚愕の結末が絶賛を浴びた超話題作。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
霧越邸殺人事件1990やたらと幻想的で、設定は雪の山荘としても、本格ミステリとしてはすっきりしない。

綾辻行人 殺人鬼

著者:    綾辻行人
       あやつじゆきと
発表:    1990年
発行所:   新潮文庫
カバーアート:西口司郎
価格:    476円

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夏期合宿のため双葉山を訪れた親睦団体〈TCメンバーズ〉の一行。人里離れた山中での楽しいサマーキャンプは、突如出現した殺人鬼によって、阿鼻叫喚の地獄と化した。次々と殺されてゆく仲間たち······手足が切断され、眼球が抉りだされ、生首は宙を舞う! 血塗れの殺戮はいつまで続くのか? 殺人鬼の正体は? 驚愕の大トリックが仕掛けられた、史上初の新本格スプラッタホラー。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
殺人鬼1990グロ耐性のある人向け。

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