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国際小説

陳瞬臣

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大正13(1924)年、神戸市生れ。本籍は台北県。昭和18年大阪外語印度語部卒業、終戦まで同校助手。その後家業の貿易に従事しながら推理小説を書き始める。36年「枯「草の根」で第7回江戸川乱歩賞受賞、44年「青玉獅子香炉」で第60回直木賞を受ける。45年「玉嶺よふたたび」「孔雀の道」で第23回日本推理作家協会賞、46年「実録・アヘン戦争」で毎日出版文化賞、51年「敦煌の旅」で大佛次郎賞を受賞する。著書に「中国の歴史」「阿片戦争」「太平天国」「秘本三国志」など多数。

太字作品や★★★★★が特におすすめです。

陳舜臣 日本人と中国人 

著者:    陳舜臣
       ちんしゅんしん
発表:    1971年
発行所:   集英社文庫
カバーアート:長尾みのる
価格:    350円

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甲子園にひるがえる「必勝A高」の旗を見ると中国人は「必「ずA高に勝つぞ」と読む。洗顔の時、日本人はタオルを動かすが、中国人は顔の方を動かす••••••やさしいエピソードを交え、歴史をふり返り、異質な文化伝統を認めあうことから日中の比較論を展開する。そして日本人の誤った中国認識、中国人観を鋭く抉り、真の友好を説く。これは最良の中国入門書であり同時に優れ日本論である。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
日本人と中国人1971表面上は似ているものだから同じ文化圏と誤解されやすい日本と中国の差を、両国を熟知した著者が具体例で指摘し、偏見を払拭してくれる。

陳舜臣 人物・日本史記

著者:    陳舜臣
       ちんしゅんしん
発表:    1987年
発行所:   文春文庫
カバーアート:原田維夫
価格:    380円

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日本文化に深い関わりをもち、また異文化にも大いなる関心を抱いていた12人—山上憶良、鑑真和上、坂上田村麻呂、角倉了以、本阿弥光悦、細川ガラシャ、山田長政、松尾芭蕉、司馬江漢、菅江真澄、葛飾北斎、大谷光瑞ひろやかな眼と鋭い洞察力で、その人間像と時代相を鮮やかに捉えたショートショート伝記の傑作。解説・清原康正

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
人物・日本史記1987 日中両国の歴史・文化に精通した著者の日本の人物の掌編集は、非常にわかりやすく、外国人的視点はほどんどない。

陳舜臣 中国五千年 上巻 

著者:    陳舜臣
       ちんしゅんしん
発表:    1989年
発行所:   講談社文庫
カバーアート:平山郁夫
価格:    520円

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歴史の要点は、政権(王朝)の興亡にある。どのような人物が王朝をたて、どう政治をしたか。有徳と暴虐の交替、文化の差が政権を変える有様を、明快平易に語る史書。三皇五帝の神話時代から、祭政一致の神意国家、地方分権の封建制社会、秦の始皇帝による天下統一。再びの動乱、隋による再統一まで。(全二冊)

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
中国五千年 上巻1989非常に簡単で分かりやすい中国の歴史の解説は、やはり人物が中心になる。

陳舜臣 中国五千年 下巻 

著者:    陳舜臣
       ちんしゅんしん
発表:    1989年
発行所:   講談社文庫
カバーアート:平山郁夫
価格:    520円

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国の王朝興亡に見られるパターン、多くの政権は、その内部の実力者に乗っ取られて交替する。世界帝国唐、短命王朝の続く五代十国、新時代を画した宋、征服王朝元、中華帝国の復活明、満州族の王朝清から中華民国を経て、中華人民共和国が成立するまで。歴史とは何かを、公正な史眼で語る名著。(全二冊)

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
中国五千年 下巻1989著者の立場はとても中立的で、どこにも偏っておらず、淡々と述べているのが好感。

コメント

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