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島田荘司

島田荘司 吉敷シリーズ

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吉敷刑事による、比較的リアルな事件の数々。トラブル・メーカーの元妻に最後まで引っ掻き回される。
初期は当時の流行のトラベル・ミステリの形式が多い。

太字作品や★★★★★が特におすすめです。

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山陰地方を走る六つのローカル線と大阪駅に、流れ着いた女性のバラバラ死体! なぜか首はついに発見されなかった。捜査の結果、殺された女性は死亡推定時刻に「出雲1号」に乗車していたらしい…。
休暇で故郷に帰っていた捜査一課の吉敷竹史は、偶然にもこの狂気の犯罪の渦中に……。好評、本格トラベル・ミステリーの力作。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
出雲伝説7/8の殺人1984死体バラまきと、八俣の大蛇伝説の関係とは何か? 御手洗よりリアルな刑事、吉敷が地道に事件を追い、犯人のアリバイを崩す。かなり技巧的トリックにこだわっているので、そのうち時刻表を見るのが面倒くさくなる。

島田荘司 北の夕鶴2/3の殺人

著者:    島田荘司
発表:    1985年
発行所:   光文社文庫
カバーアート:村山潤一
価格:    500円

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五年ぶりに、別れた妻・通子からかかってきた電話に、ただならぬ気配を感じた捜査一課の吉敷竹史は、上野駅へ。発車直後の「ゆうづる九号」に通子の姿を見つけたが……。翌日、列車内で通子と思われる女の死体が発見された!
青森、盛岡、雪の釧路を舞台に、意表をつく壮大なトリックとサスペンスで描く、本格推理第三弾!

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
北の夕鶴2/3の殺人1985殺人事件の容疑者にされた元妻・通子を探し続ける、男のロマンあふれる作品。殺人方法も、吉敷譚にかかわらず大仕掛けだ。非常に苦労して通子を救ったのに、ラストは意外に素っ気ない。

島田荘司 確率2/2の死

著者:    島田荘司
発表:    1985年
発行所:   光文社文庫
カバーアート:亀海昌次
価格:    340円

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プロ野球スター・プレーヤーの子供が誘拐された!身代金は一千万円。犯人の指示で赤電話から赤電話へ、転々と走り回る吉敷刑事。が、六度目の電話を最後に、犯人は突然、身代金の受け取りを放棄、子供を解放。釈然としない捜査一課。犯人の目的は何か?
誘拐物の類型を脱し野心的な着想で挑む、会心の長編推理力作!

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
確率2/2の死1985電話から電話へと振り回される吉敷刑事の様子は、きわめて映画的だが、実はこれは主題ではない。かと言って傑作というほででもなく、やっぱりホテルで缶詰になって書かされたような雰囲気がある。

島田荘司 灰の迷宮

著者:    島田荘司
発表:    1986年
発行所:   光文社文庫
カバーアート:村山潤一
価格:    500円

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新宿駅西口でバスが放火され、逃げ出した乗客の一人がタクシーに轢ねられ死亡。被害者・佐々木徳郎は、証券会社のエリート課長で、息子の大学受験の付き添いで鹿児島から上京中の出来事だった。警視庁捜査一課の吉敷竹史は、佐々木の不可解な行動や放火犯として逮捕した男の意外な告白から、急遽、鹿児島へ…。アッと驚く犯人像!
鬼才が放つ新機軸の本格推理。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
灰の迷宮1986エリート証券マンと老チンピラを結ぶ、見えない線。偶然に次ぐ偶然にもとづく事件は現実的ではない。無邪気なホステスに同情する吉敷は、いまいち甘い。

島田荘司 Yの構図

著者:    島田荘司
発表:    1986年
発行所:   光文社文庫
カバーアート:村山潤一
価格:    600円

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昭和六十一年八月十八日、上野駅の隣接するホームに相前後して到着した上越、東北新幹線の中から、女と男の服毒死体が発見された! 男は盛岡の中学教師、女はその教え子の母親であった。二つの死体の側にはなぜか花束が…。自殺か?他殺か?
警視庁捜査一課の吉敷竹史は、不可解な事件の謎を追い盛岡へ。
いじめ問題を素材に、著者が渾身の筆で描いた本格推理!

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
Yの構図1986いじめで自殺した少年の関係者が心中するが、その裏には周到な計画があった。真犯人の告発という意味では、吉敷も結構甘く、見逃している。その点では御手洗に似ている。

島田荘司 寝台特急 はやぶさ 1/60秒の壁

著者:    島田荘司
発表:    1988年
発行所:   光文社文庫
カバーアート:村山潤一
価格:    520円

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双眼鏡で覗きをしていた男が、豪華マンションの浴室で、顔の皮を剥《は》がされた若い女の死体を発見! だが、割り出された死亡推定時刻に、彼女は寝台特急「はやぶさ」に乗っていた。
不可能を可能にしたトリックは何か? 時間の壁と“完全犯罪”に敢然《かんぜん》と挑む捜査一課の吉敷竹史《よしきたけし》の前に、第二、第三の殺人事件が……。
著者の出世作、待望の文庫化!

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
寝台特急 はやぶさ 1/60秒の壁1988天才型の御手洗に対して、より現実的な刑事推理物として提示された吉敷シリーズ第1作。探偵手法は地道ながら、やはり事件は奇想天外だ。

島田荘司 夜は千の鈴を鳴らす

著者:    島田荘司
発表:    1988年
発行所:   光文社文庫
カバーアート:村山潤一
価格:    500円

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JR博多駅に到着した寝台特急<あさかぜ1号>の二人用個室から、女性の死体が発見された。彼女は鬼島総業の女社長・鬼島政子で、検死の結果、死因は心不全と判明。だが、前夜、政子が半狂乱になり口走った「列車を停めて、人が死ぬ! ナチが見える」という意味不明の言葉に、捜査一課の吉敷竹史は独自の捜査を開始する。本格推理の鬼才が時刻表を駆使した自信作!

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
夜は千の鈴を鳴らす1988現在の鬼島の死の事件を解決するには、二十年前の鬼島の犯罪を解明することが先決だ。あいかわらずの列車を駆使したアリバイ作り。狡猾な真犯人のくせに、あっさり殺されてしまう。

島田荘司 幽体離脱殺人事件

著者:    島田荘司
発表:    1989年
発行所:   光文社文庫
カバーアート:村山潤一
価格:    480円

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警視庁捜査一課・吉敷竹史の許に、一枚の異様な現場写真が届いた。それは、三重県の観光名所・二見浦(ふたみがうら)の夫婦岩(めおといわ)で、二つの岩を結ぶ注連縄(しめなわ)に、首吊り状態でぶら下がった中年男の死体が写っていた。しかも、死体の所持品の中から、吉敷が数日前、酒場で知り合った京都在住の小瀬川杜夫の名刺が…!?
本格推理の鬼才が圧倒的筆力で描く、トリック&サスペンス!

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
幽体離脱殺人事件1989女の醜さはよく描かれているが、トリック的にもサスペンス的にも大したことはない。異常心理ものとしても底が浅い。

島田荘司 奇想、天を動かす

著者:    島田荘司
発表:    1989年
発行所:   光文社文庫
カバーアート:村山潤一
価格:    620円

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浅草で浮浪者風の老人が、消費税12円を請求されたことに腹を立て、店の主婦をナイフで刺殺した。だが老人は氏名すら名乗らず完全黙秘を続けている。この裏には何かがある!? 警視庁捜査一課の吉敷竹史は、懸命な捜査の結果、ついに過去数十年に及ぶ巨大な犯罪の構図を突き止めた!——壮大なトリックを駆使し、本格推理と社会派推理とを見事に融合させた傑作!

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
奇想、天を動かす1989犯人はこの一見ボケ老人とわかっているが、三十年に及ぶ隠された動機は何か? トリックはやや偶然にたよっているも、社会派として冤罪や朝鮮人強制連行問題を重く訴える力作。

島田荘司 羽衣伝説の記憶

著者:    島田荘司
発表:    1990年
発行所:   光文社文庫
カバーアート:村山潤一
価格:    440円

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警視庁捜査一課の吉敷竹史《よしきたけし》刑事は、ふと足を止めた銀座の画廊《がろう》で、作者名のない“羽衣伝説”と題された彫金《ちょうきん》を目にした。
これは、別れた妻・通子《みちこ》の作品では!? 彼女への思いをかきたてられた吉敷は、ホステス殺しの真犯人を追いつつ訪れた伝説伝承の地で、意外にも通子の出生の秘密に行きあたる!
好評吉敷シリーズ異色の文庫書下ろしラブ・ストーリー。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
羽衣伝説の記憶1990吉敷シリーズの真のヒロインと言える、元妻の通子との馴れ初めがメイン。大きなテーマはない。

島田荘司 ら抜き言葉殺人事件

著者:    島田荘司
発表:    1990年
発行所:   光文社文庫
カバーアート:村山潤一
価格:    460円

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ピアノと日本語を教えている笹森恭子が、自宅のベランダで首吊り自殺をした。部屋には、ある作家に誤りを指摘した手紙に対する返信が残されていた。
警視庁捜査一課の吉敷竹史は、現場に不審を抱き、殺人説を唱える。そんな時、またもや自殺者が。しかも、恭子に来ていたのと同じ作家からの葉書が…。
本格推理の鬼才が、現代の世相を鋭く抉った異色の長編力作。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
ら抜き言葉殺人事件1990高校での教育問題や国語問題に触れるが、ミステリとしてはそれほど深くない。一見加害者のストーカー女が、実は可哀想な過去を持っていた。国語の勉強にはなる。

島田荘司 消える 水晶特急

著者:    島田荘司
発表:    1991年
発行所:   光文社文庫
カバーアート:村山潤一
価格:    520円

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1985年4月、国鉄が誇る〈水晶特急《クリスタル・エクスプレス》〉が、上野から酒田《さかた》まで、マスコミ関係者を乗せて処女旅行に出発した。その直後、列車強奪《トレインジャック》に遭《あ》う。犯人は大物代議士・加灘耕平《かなだこうへい》の旧悪告白を要求し、人質の中の週刊誌記者・蓬田夜片子《よもぎださえこ》に、マスコミ公表の役目を命じた。だが、驀進《ばくしん》する列車は人質もろとも突然消失した!?
奇想天外な大トリックを駆使《くし》し、華麗に描く傑作ミステリー。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
消える 水晶特急1991いつものような列車消失の大トリックを扱いながらも、女性読者を意識しているような作風になってきた。編集側からの要望か。

島田荘司 飛鳥のガラスの靴

著者:    島田荘司
発表:    1991年
発行所:   光文社文庫
カバーアート:村山潤一
価格:    680円

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映画俳優の大和田剛太の自宅に、差出人不明の郵便小包が届いた。なかから、塩漬けにされた剛太の右手首が…! 剛太自身は行方不明のまま、事件は迷宮入りの様相を呈した。
警視庁捜査一課の吉敷竹史は、この管轄違いの事件に興味を抱く。彼は主任と衝突しながらも、敢然とこの難事件に挑むが…。
日本古来の民話を題材に、本格推理の鬼才が描く長編力作!

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
飛鳥のガラスの靴1991結局、飛鳥というのは誤字だったというオチ。大和田は武田鉄也を指しているようだ。ちょっとだけ日本批判が入るが、ミステリーとしては凡庸。

島田荘司 涙ながれるままに 上巻

著者:    島田荘司
発表:    1999年
発行所:   カッパ・ノベルス
カバーアート:坂本富志雄
価格:    1000円

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本書は、島田荘司の小説家としての力量が、遺憾なく発揮され、巨石を組み上げていくように構築された作品である。『北の夕鶴2/3の殺人』『羽衣伝説の記憶』『龍臥亭《りゅうがてい》事件』などを通じて書き継がれてきた加納通子《かのうみちこ》(吉敷竹史《よしきたけし》の別れた妻)の半生、藤倉《ふじくら》兄弟や麻衣子《まいこ》を描き直し、単なるシリーズものの域を越えた強度を保持している。島田のここ15年の集大成といってもよい。あるいは、新しい展開に向けた発射台の役割を果たすことになるかもしれない。島田ファンにとっては、見逃すことができない作品である。

この長編は、二本の柱を持っている。加納通子《かのうみちこ》という女性の波乱の半生と、日本の冤罪《えんざい》問題である。吉敷のシリーズに、サブ・ストーリーのように現れていた通子の異常と、その理由については、これまで詳細に語る機会がなかった。彼女の世界は広大な広がりを持っていて、今後吉敷の背後で少しずつ述べるには遠大にすぎる。そこで今回、徹底してこれを語るための大型の器《うつわ》を用意した。
「著者のことば」

天橋立《あまのはしだて》に娘と住む、吉敷竹史《よしきたけし》の元妻・加納通子《かのうみちこ》は意識の底に眠る記憶をたぐり、数奇な運命に翻弄《ほんろう》されてきた自らの半生を振り返っていた。ー小学二年の夏、過《あやま》って級友を死なせた事件。婚礼の日に自死した麻衣子《まいこ》と、その直後に変死を遂《と》げた母・徳子《とくこ》にまつわる出来事。さらに遡《さかのぼ》って六歳の冬、麻衣子と歩いた盛岡の白い原野と庭の柿の根元に埋めたあるものの忌まわしい記憶……。
「首なし男」に追われる幻影に悩まされながらも、盛岡での少女時代に体験した数々の悲劇の真相を探る決心をした通子。そこに明かされる凄絶な過去!! 今は離れて暮らす吉敷に、悲しみに満ちた通子の心の叫びは届くのか?

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
涙ながれるままに 上巻1999吉敷シリーズの集大成である、これが結論だ。なぜ通子はこれほど変な女になったのかが、やっと説明される。他の吉敷作品のように重く、かつ長い!

島田荘司 涙ながれるままに 下巻

著者:    島田荘司
発表:    1999年
発行所:   カッパ・ノベルス
カバーアート:坂本富志雄
価格:    1000円

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島田荘司《しまだそうじ》のミステリーには「御手洗潔《みたらいきよし》」と「吉敷竹史《よしきたけし》」の二つのシリーズがあり、各々《おのおの》に特別の思いを抱《いだ》く熱心な読者《ファン》がいる。
前作『龍臥亭《りゅうがてい》事件』は御手洗シリーズの番外編の系列に属している。そのラストシーンで、ミチと呼ばれる女性が「ミチさん、正式なお名前、なんと言われるんですか?」と訊《き》かれている。そこでミチは「加納通子《かのうみちこ》です」と答えた。その名を知った読者《あなた》は「なぜ通子があのとき龍臥亭にいたか?」と驚いたはずだ。今ここに、本書でその疑問が解き明かされるときがきた!

日本人は今、軍国主義から高度経済成長と続いた長い苦しい時代を抜け、巨大な行儀学校からの卒業シーズンを迎えている。しかし、そう説明する者がないから、無意味に自己抑制、他人監視の習慣のみが継続して苦しんでいる。そういう時代の最大の犠牲者、一人の冤罪《えんざい》死刑囚を救うべく、職を賭し、事なかれを蹴ちらして行動する一人の主人公に、新しい時代の日本人を感じて欲しいと思う。
「著者のことば」

警視庁捜査一課刑事・吉敷竹史《よしきたけし》は、霞が関《かすみがせき》の裁判所内で、上司・峯脇《みねわき》と老婦人とが言い争う光景を目撃。老婦人は、獄中にいる死刑囚の夫・恩田《おんだ》の冤罪《えんざい》を主張し、再審請求のため奔走《ほんそう》していた。恩田事件が昭和三十三年に盛岡で起きた一家惨殺事件と知った吉敷は、別れた妻通子の面影にたぐり寄せられるかのように、単身、事件の再捜査を開始! 盛岡・釧路《くしろ》を訪れた吉敷が対面した関係者はなぜか、通子と因縁の深い人々だった……。

十五年の歳月をかけ書き継がれた吉敷竹史シリーズーそこに描かれた加納《かのう》通子の数奇な過去が、今ここに明らかに!
島田文学の到達点を示す二千枚の感動巨編!

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
涙ながれるままに 下巻1999倒れても倒れても立ち上がる吉敷の姿が熱すぎる! ロマンチックすぎる通子との関係! 過去の事件もつながったので、おなか一杯、もう満足です。

島田荘司 吉敷竹史の肖像

著者:    島田荘司
発表:    2002年
発行所:   光文社
カバーアート:泉沢光雄
価格:    1143円

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「秋好事件」という現実の事件に材を取って、
一編の詩を思わせる美しい風景を作中に現出させた
渾身の書下ろし最新作「光る鶴」と、
吉敷竹史はなぜ刑事になったのか、
そのきっかけとなった「最初の事件」を瑞々しい筆致で描いた
珠玉の青春小説「吉敷竹史、十八歳の肖像」。
ファン待望の書下ろし二編に、
イラスト&エッセイ、対談、作品紀行グラフ、
事件史年表など、吉敷竹史攻略編も充実したシリーズ最新作!

私も編集者も、吉敷竹史とともに成長してきた。ともに旅をし、ともに闘い、ともに年齢を重ねた。しかし吉敷も私も、まだまったく老いてはいない。真の仕事はようやくこれからだ。しかしここらで、吉敷のこれまでの長い旅を整理してみるのもよいと考え、この本を企画した。柱とした長編「光る鶴」は、友人の死刑囚、秋好英明氏の事件中の重大要素を用いている。つまり、秋好事件もまた、この物語に現れたと同じ現象を持っており、これに着目し、同じやり方で理由を考えることで、不明部分を解き明かせる。そういう主張を込めて、「光る鶴」は書いた。
「著者のことば」

島田莊司
(しまだ・そうじ)
1948年、広島県生まれ。武蔵野美術大学卒。’81年に刊行された「占星術殺人事件』で本格ミステリー復興の旗手となる。常にミステリー界の最前線を走り続け、御手洗潔、吉敷竹史の両シリーズは圧倒的な人気を誇る。また、近年は、「冤「罪事件」や「死刑問題」に象徴される日本人論などの社会的な発言や著作でも注目を集めている。近著に、責任編集「21世紀本格』、『魔神の遊戯』、『三浦和義事件』などがある。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
吉敷竹史の肖像2002前作「涙ながれるままに」で一段落ついたので、吉敷関連作品の残り物のまとめ。著者の冤罪事件への探求欲のために、吉敷に解決させたりしている。どちらかというとファン向け。

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