太字作品や★★★★★が特におすすめです。
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- イザヤ・ベンダサン 日本教について
- イザヤ・ベンダサン にっぽんの商人
- アルヴィン・トフラー 第三の波
- 深田祐介 昨今日本白書
- 本多勝一 アメリカ合州国
- スタニスラフ・A・レフチェンコ KGBの見た日本 レフチェンコ回想録
- ベンジャミン・C・デューク ジャパニーズ・スクール
- 江崎玲於奈 アメリカと日本 ニューヨークで考える
- 村田聖明 最後の留学生 上巻
- 村田聖明 最後の留学生 下巻
- 深田祐介 新東洋事情
- 江崎泰子&森口秀志 「在日」外国人
- 李種学 私が韓国をキライになった48の理由
- 司馬遼太郎 アメリカ素描
- ジョン・ケネス・ガルブレイス&岸本重陳 実際性の時代
- デイビッド・ハルバースタム 幻想の超大国 アメリカの世紀の終りに
- エドワード・セント・ジョン アメリカは有罪だった 上巻 核の脅威の下に
- エドワード・セント・ジョン アメリカは有罪だった 下巻 核の脅威の下に
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- 柳原和子 「在外」日本人
- 孔健 中国人
- 野村進 コリアン世界の旅
- イマニュエル・ウォーラーステイン 転移する時代 世界システムの鬼道 1945-2025
- アジア軍事分析グループ21 アジア有事 七つの戦争
- 芳賀徹 翻訳と日本文化
- キャスパー・ワインバーガー ネクスト・ウォー
- 劉青 チャイナ・プリズン 中国獄中見聞録
- タイム編集部 タイム誌が見た新しい日本
- サミュエル・ハンチントン 文明の衝突
- サミュエル・ハンチントン 文明の衝突と21世紀の日本
- 井上和博 日本を継ぐ異邦人
- 李登輝 台湾の主張
- 黄文雄 韓国人の「反日」 台湾人の「親日」
- 黄文雄 「龍」を気取る中国 「虎」の威を借る韓国
- 金文学&金明学 韓国民に告ぐ!
- 古森義久 影のアメリカ 超大国を動かす見えない勢力
- ムハマド・ズベル 隣の外国人
- 莫邦富 ノーと言える中国
- チャルマーズ・ジョンソン アメリカ帝国への報復
- ヘンリー・A・キッシンジャー&日高義樹 日本の21世紀を予言する
- 蔡焜燦 台湾人と日本精神
- 張芸真 本日も不法滞在 入国管理局で会いましょう
- 李栄薫 反日種族主義 日韓危機の根源
ヘレン・ミアーズ アメリカの鏡:日本
宣伝文句
内容紹介(出版社より)
帯、カバー、裏表紙等から引用
GHQ労働諮問委員会の一員として来日したミアーズ。中立な立場で日本を研究してきた彼女にとって、「軍事大国日本」は西欧列強が自ら作り上げた誇張であった。ペリーによる開国を境に平和主義であった日本がどう変化し、戦争への道を突き進んだのか。日本を西欧文明の鏡と捉え、満州事変を軸に中国・韓国との関係を分析しながら、アメリカが変えんとするその未来に警笛を鳴らす。マッカーサーが邦訳を禁じた日本論の名著。
タイトル | 発表 | 訳者 | 感想 |
---|---|---|---|
アメリカの鏡:日本 MIRROR FOR AMERICANS: JAPAN | 1948 | 伊藤延司 | GHQに参加した女性学者が、日本は当時の列強と同様に行動したにすぎないと弁護する。しかし少数意見だったので、当然何にも反映されなかった。 |
宣伝文句
日本人の住む「天秤の世界」とは如何なる場所か? 天秤皿の上で「実体語」と「空体語」の世界はどうバランスしているのか?高度の政治問題から日常些事における個人の思考パターンにいたるまで、古今にわたり日本人の行動様式を分析し、日本人が殉教さえも辞さぬ「日本教」の教義を解明して読書界を瞠目させた画期的名著。
帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル | 発表 | 感想 | |
---|---|---|---|
日本教について | 1975 | 山本七平 | ユダヤ人が語る日本人の特殊性という設定の、日本文化論。かなり古い本にもかかわらず、今でも通用する。 |
宣伝文句
日本は「工業国」でなく、基本的には「商業国」で、この基本は徳川時代から現代まで一貫していると私は考えている。従ってその弱みは、基本的には商人がもつ弱みにすぎない。ただ日本独特の弱みがあるとすれば、「商人」でなければ生存が維持できないのに、自己を商人と規定することを拒否する点にあるであろう。(緒言から)
帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル | 発表 | 感想 | |
---|---|---|---|
にっぽんの商人 | 1978 | 山本七平 | 外国人が語る日本人論のハシリ。著者名は実は訳者の山本七平の別名。 |
宣伝文句
人類はいま新しい文明の創造に向っている。第一の波の農耕社会、第二の波の産業社会を越えて押しよせる「第三の波」は家庭生活から政治経済の構造まで全てを一変させつつある。混乱と不安の現代に明確な未来への指針を与える、世界的な
帯、カバー、裏表紙等から引用
ミリオンセラーの、分りやすい新訳版。
タイトル | 発表 | 訳者 | 感想 |
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第三の波 THE THIRD WAVE | 1980 | 徳岡孝夫 | 現在は第三の情報革命の只中で、変化が速すぎ、結論もまだ出ていない。しかし30年前にこれを予見したのは、やっぱり凄い。 |
宣伝文句
激烈な経済戦争の最前線にあって止まるところを知らなかった高度成長も、オイル・ショックの結果破綻した。産業構造から家庭生活の隅々に至るまで一大転換を余儀なくされたわが国の今後を、著者ならではの豊富なエピソードと鋭い洞察によって鮮かに照らしだす。あらゆる企業体、ビジネスマン、そして日本人ひとりひとりに今必要な「意識改革」を、国際的視点に立って訴える好エッセイ。
帯、カバー、裏表紙等から引用
■ノーベル物理学賞の江崎博士が、多年にわたるニューヨーク在住の研究生活の中で、アメリカと日本を対比させつつ、新たな価値観を透視。ますます複雑化する世界の中で、日本は何をなすべきか。未来へ向けた力強い提言。
タイトル | 発表 | 感想 |
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昨今日本白書 | 1980 | 講演会の原稿をまとめたような経済エッセイ。もっぱら外から見た日本を憂える感が強い。中産階級とは、”人生を計画的に考える層”という言葉は、国民のほとんどが自らをミドル・クラスと考えていた時代には重いが、より貧富の差が広がった現代にも通じるか。 |
宣伝文句
小田実氏
帯、カバー、裏表紙等から引用
アメリカ合州国のいいところとともに、「恥部」も浮き上らせてくれる……そういう書きものはありきたりの言い方で言うなら、「アメリカの光と影」だ。光あるところ、必らず影あり、というぐあいに書いていてくれる。そして、そのたいていの場合が、影あって光いよいよ輝き放つというぐあいの書きぶりだ。本多さんの本はちがう。……彼の方法は、その光の部分にこそまさに問題があるというとらえ方だ。あるいは光り輝く全体がいやおうなしに影を内包していて、もし影をそこから取り出してしまうなら光そのものが死に絶えてしまう。そこにこそアメリカ民主主義の本質があるというとらえ方だろう。
(本書「解説」より)
タイトル | 発表 | 感想 |
---|---|---|
アメリカ合州国 | 1981 | ベトナム帰還兵や黒人、先住民のマイノリティなどアメリカの、どちらかというと影の部分に焦点を当てるので、やや左寄りか。 |
宣伝文句
日本は私の心の中で特別の位地を占める国である。その国の国民の皆さんにどうしてもお伝えしたいことがあったので、この本を執筆するに至った。
帯、カバー、裏表紙等から引用
拙著「今日のKGB隠された魔手」の邦訳とほぼ同時に、レフチェンコ氏の興味深い回想録「KGBの見た日本」が日本で出版されたことは大変喜ばしいことである。これはやはり、「レフチェンコ事件」以来、日本の人々の間で急速に高まったソ連の脅威への懸念と関心を示すものだと思っている。本著を通して読者は、ソ連の対日政策の本音を改めて理解すると同時に、“日本を愛したスパイ”、レフチェンコ氏の豊かな知性と温かい人間性に触れることだろう。
ジョン・バロン
「今日のKGB隠された魔手」、「KGBソ連秘密警察の全貌」(上・下)の著者で、KGB,研究の世界的権威。
この本の中で最も印象的な記述は、筆者による次のような告白である「私はわが人生最良の歳月のほとんどを、悪しき側に立ち、悪しき目的のために費やしてしまった」私には、レフチェンコ氏の心境が痛いほどよくわかる。
ビクトル・ベレンコ
元ソ連空軍ミグ・パイロット。1976年函館空港にMiG-25で強行着陸。亡命後米国在住。
タイトル | 発表 | 訳者 | 感想 |
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KGBの見た日本 | 1984 | リーダーズ・ダイジェスト編集部 | アメリカに亡命したソ連のスパイが回想する、日本でのスパイ活動。喜んで協力した日本人たちが多数いたことが衝撃だ。 |
宣伝文句
デューク教授は、日米双方の教育問題に精通している。それぞれの長所と短所を論じた教授の分析は、説得力をもっている。ここ30年間ほどのそして次代の日本の経済的成果に関心をいだく者は、誰しも、この本を精査する必要がある。
帯、カバー、裏表紙等から引用
●アメリカ合衆国駐日大使 マイク・マンスフィールド
デューク教授は、より公平で客観的な立場をとる。日米の学校教育の伝統やシステムがどのように異なるのか。これらの点を、はっきりと把握したうえで、日米両国の国民が、互いに相手から何を学びうるのか。また学ぶ改革すべき点があればどこかを具体的に示している。ことが望ましいのか。こうした難しい問いに答えようとしている。
●国連大学特別顧問・元文部大臣 永井道雄
―デューク教授は、日本の教育について、生まなましくかつ信頼の置ける実像を描き出し、日本の・経済的成功に教育が果たしてきた決定的な役割、日本の経験に学ぶために米国が探るべき多くの方法、日本の
教育制度をむしばみ続けてきたさまざまな欠陥を指摘している。
●ハーバード大学教授・アメリカ合衆国元駐日大使 エドウィン・O・ライシャワー
日本の学校教育が社会の発展に果たしてきた誇るべき役割や優れた点を多々指摘し、21世紀に向けての教育のあり方を真剣に模索する者にとって一読に価する本である。
●参議院議員・前京都市教育委員会委員 広中和歌子
本書は、日本の学校について論じた出色の著作である。
経済学者 ピーター・ドラッカー
タイトル | 発表 | 訳者 | 感想 |
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ジャパニーズ・スクール THE JAPANESE SCHOOL | 1986 | 國広正雄、平野勇夫 | バブル期でイケイケだった日本は、アメリカよりも教育で優位にたっていると考えられていた。両国の良い点、悪い点を対比して考察する。 |
宣伝文句
“日本は暖かい社会、アメリカは冷たい社会”という言葉をよく耳にする。アメリカのある知識人は、これを聞いて、日本は“束縛の社会”、アメリカは”自由の社会”ではないかと言った。しかし、私は少し違った見方をする。前者を”おとなしい社会”、後者を“荒々しい社会”と見るのである。ー暖かい社会”の中に“冷たい要素”を、おとなしい社会”の中に“荒々しい要素”をいかに取りいれるか。これは日本として、ぜひ考えねばならない問題である。
帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル | 発表 | 感想 |
---|---|---|
アメリカと日本 | 1987 | 日米両国を熟知し、ノーベル賞を受賞するほどの著者ならではの視点は広く深い。 |
宣伝文句
太平洋戦争前夜の昭和16年6月、兵庫県の田舎の中学を出たばかりの一人の少年が単身渡米をした。目的は留学。異郷で苦学をすることで人格を磨き国家に貢献したいという、当時の少年らしい夢を抱いていた。「学もし成るなくんば死すとも還らず」という悲壮な決意のもとの渡米だったが、半年後の日米開戦そして収容所生活。祖国からの音信を絶たれたまま戦中戦後の7年間の波乱の留学生活を送ることになる。後にジャパンタイムズ主幹として健筆をふるい、日本を代表する国際派ジャーナリストとなった著者が自らの激動の青春を綴った感動の記録!
帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル | 発表 | 感想 |
---|---|---|
最後の留学生 上巻 | 1987 | 最悪のタイミングで米国に渡った著者の激動の人生は想像以上だ。強制送還ではなく収容所に入れられるのが非道い。 |
宣伝文句
アメリカ上陸と予備校入学、開戦後しばらくして収容所に送られ9ヵ月後に出所。ハウスボーイ、精神病院の看護人、ウェイターなど様々な職を体験し、苦学の末にカールトン大学を卒業。そしてシカゴ大学で修士号を取得する。田舎出の純真な愛国少年が反日感情に満ちたアメリカ社会に一人で送り出された時、そこに何が起こったか。周囲の人々にその人柄を愛された若きナショナリストが、日本人としての誇りと自覚を失うことなく視野の広いコスモポリタンに変身してゆく過程を、7年間の勇気に満ちた苦闘とみずみずしい少年の感性を通して再現する。
帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル | 発表 | 感想 |
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最後の留学生 下巻 | 1987 | まだまだ続く過酷な滞米生活。苦労して苦労してついに大学院を卒業したころには日本の降伏。晴れて帰国の途に。 |
宣伝文句
内容紹介(「BOOK」データベースより)
帯、カバー、裏表紙等から引用
南部沿岸地域を中心に急成長をとげる「赤い資本主義国・中国」の実態。日本企業が一極集中する「21世紀の大国・タイ」の悩みを初め、韓国、マレーシア、台湾、香港、フィリピンなど世界経済の第二の中心地・アジアの国々の知られざる変貌ぶりと進出日本企業の動向を伝える、驚愕のレポート。
タイトル | 発表 | 感想 |
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新東洋事情 | 1988 | バブル期の日本から、まだまだ発展途上だったアジア諸国はどう見えていたか。今とはかなり状況が違って面白い。 |
宣伝文句
35カ国100人が語る「日本と私」
帯、カバー、裏表紙等から引用
日本の町や村に外国人の姿が急激に増えてきた。いま、日本人はとまどっている。なぜ? 私たちと別の文化、別の歴史をもつ、だが、私たちとおなじこの土地で共に生きる新しい隣人たちについて、なにひとつ知らないからだ。かれらとの長いつきあいのための大型インタヴュー集。
1 本書は、日本に暮らす「ふつうの外国人」たちのなまの声を集めた初めての大型インタヴュー集です。
2 自分とは異なった言語と文化をもつ国に暮らすとき、かれらは何にこだわり、何をどう受け入れて生きているのか。仕事は?遊びは?衣食住は?人間関係は?人間関係は?ーそれぞれの言葉で率直に語ってもらいました。
3 アジア、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ……世界35ヵ国からやってきた10代から70代までの在日外国人約100人に、29人のインタヴューチームが半年間にわたる取材をおこない、まとめました。
4 かれらの言葉の向こうに、思いもかけなか日本の、そして私たちの姿が浮かびあがります。
タイトル | 発表 | 感想 |
---|---|---|
「在日」外国人 | 1988 | バブルで豊かに見えた当時の日本には、様々な国からいろいろな人が来た。どれも普通の人だが、その発言にはキラリと光るものもある。 |
宣伝文句
内容紹介(「BOOK」データベースより)
帯、カバー、裏表紙等から引用
韓国の気鋭若手作家による痛烈な自国批判。
タイトル | 発表 | 感想 |
---|---|---|
私が韓国をキライになった48の理由 | 1998 | むしろ愚痴に近い、韓国人著者による韓国批判。レベルは高くない。 |
宣伝文句
普遍性があって便利で快適なものを生み出すのが文明であるとすれば、いまの地球上にはアメリカ以外にそういうモノやコト、もしくは思想を生みつづける地域はないのではないか。初めてこの地を旅した著者が、普遍的で合理的な「文明」と、むしろ不合理な、特定の集団(たとえば民族)でのみ通用する「文化」を見分ける独自の透徹した視点から、巨大な人工国家の全体像に迫る。
帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル | 発表 | 感想 |
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アメリカ素描 | 1989 | 日本民族とは対極にあるアメリカ社会を、人種や民族や文化を中心に見聞する。日本史に精通した著者には何が見えるか? |
宣伝文句
内容紹介(「BOOK」データベースより)
帯、カバー、裏表紙等から引用
20世紀を代表する経済学者が日本人のために著した今世紀最後の予言書。
目次(「BOOK」データベースより)
第1章 世界新秩序ーレトリックを越えて、真の内容を
第2章 湾岸戦争ー空軍力神話はよみがえるか
第3章 経済決定論はなぜ不人気か…豊かな国が平和を享受し、貧しい国が戦争に打ちひしがれている
第4章 環境主義と21世紀人類共存ー「豊かな社会」は、いま何をなすべきか
第5章 ソ連・東欧の破綻ー「マルクス主義」ではなく「官僚制」の問題
第6章 病める資本主義ー勝利したのは「混合経済体制」
第7章 日本改造の処方箋ー「日本に挑戦されたアメリカ」と「アジアに挑戦される日本」の対立の深層
第8章 高度化された欲望と地球環境ー次世代のために何を残すか
第9章 日本の不安ー思想なき政治家の「憲法改正論」は世界に通用しない
タイトル | 発表 | 訳者 | 感想 |
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実際性の時代 | 1991 | 岸本重陳 | 対談形式でおくる、20世紀の国際政治の検証と提言。基本的に今でも通じる。 |
宣伝文句
デイビッド・ハソルバースタム
帯、カバー、裏表紙等から引用
DavidHalberstam
1934年ニューヨークに生まれる。ハーヴァード大学卒業。
1960~67年『ニューヨーク・タイムズ』記者として、コンゴ、ベトナム、ポーランド特派員をつとめる。
1964年ベトナム戦争報道で、ピュリッツァー賞受賞。
主な著書に、『ベスト&ブライテスト』「メディアの権力』『勝負の分かれ目」『覇者の驕り』『栄光と狂気』『戦争ゲーム』
『ネクスト・センチュリー』がある。
タイトル | 発表 | 訳者 | 感想 |
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幻想の超大国 | 1992 | 狩野秀之 | 著名なジャーナリストである著者が、20世紀のアメリカの歴史・問題点を総括する。もちろん、やや批判的だ。 |
宣伝文句
内容(「BOOK」データベースより)
帯、カバー、裏表紙等から引用
なぜ、地球上から核兵器がなくならないのか。1995年夏、運命の地ヒロシマで国際法廷が開かれた。被告はアメリカ合衆国大統領、容疑は「増大する核兵器によって全人類を大量殺戮の危険にさらした罪」。さて、判決は…。
タイトル | 発表 | 訳者 | 感想 |
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アメリカは有罪だった 上巻 JUDGEMENT AT HIROSHIMA | 1993 | 高城恭子、早川麻百合、前田啓子 | オーストラリアの弁護士の著者が、アメリカによる広島、長崎への原爆投下は戦争犯罪だったと論ずる。 |
宣伝文句
内容(「BOOK」データベースより)
帯、カバー、裏表紙等から引用
核廃絶を妨げているのは誰か。「増大する核兵器によって全人類を大量殺戮の危険にさらした罪」によって裁かれるアメリカ。法廷では戦後50年の“核抑止”という神話のまやかしが明らかにされる。
タイトル | 発表 | 訳者 | 感想 |
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アメリカは有罪だった 下巻 JUDGEMENT AT HIROSHIMA | 1993 | 高城恭子、早川麻百合、前田啓子 | 反核運動を主張するとなると、これがやはり前提として必要になるだろう。原爆投下後、歴史が変わってしまったことに意味がある。 |
宣伝文句
醜い韓国人
帯、カバー、裏表紙等から引用
われわれは「日帝支配」を叫びすぎる 評論家 朴泰赫[パクテヒョク]
新しい日韓関係に必要な視点!
1章 朝鮮総督府の時代
2章 「醜い韓国人」の原点
3章 欧米人の厳しい批判
4章 韓国「墓」に支配された国
5章 韓国人の「驕り」と「歪み」
6章 「韓日関係史」の深層
タイトル | 発表 | 感想 |
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醜い韓国人 | 1993 | 親日派の韓国人の提言は昔からあったにもかかわらず、韓国は基本的にさっぱり変化していない。 |
宣伝文句
海外に暮らす108人の仕事と人生 世界がわかる。日本が見える。日本を離れたからこそ見えてくるものがある。板前、ビジネスマン、指揮者、漁師、戦争カメラマン、大統領顧問・ひとりの女性が40カ国65都市を駆けぐり、それぞれの地でダイナミックに生きる日本人のなまの声を聞きとった。私たちの時代を地球規模のスケールで描きだし、世界と日本の未来を問う、かつてないインタヴュー・ノンフィクション。
帯、カバー、裏表紙等から引用
戦後50年、海外在住の日本人はいまや三百万人にのぼります。異国で、彼らは日々何を感じ、何を考えて暮らしているのか?彼らの目に、世界と日本はどのように映るのか? ビジネスマン、家政婦、メイキャップアーティスト、柔道家、便利屋、ゴミ研究家、ジャーナリスト、裁判官……20代から80代までの108人が、自らの仕事と人生を語ります。その波瀾万丈・痛快無比な生き方が、私たちの仕事観・人生観をひろげてくれます。住んだからこそわかるそれぞれの国の事情。ガイドブックには書かれていない各地の現状が、内側から明かされます。東欧・ソ連の崩壊から中東和平まで、数々の歴史の瞬間を目撃した人々がいます。本書には、報道では見えなかった現場のドラマを伝える貴重な証言が収められています。世界の各地で外国人として生きる「在外」日本人の率直な言葉をとおして、島国の中にいる「在日」日本人には見えない、この半世紀の地球の歩みが浮かびあがってきます。
タイトル | 発表 | 感想 |
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「在外」日本人 | 1994 | 内弁慶の日本人でも海外で活躍する人は多い。無名でもそれぞれに苦労があり、幸せもあるのが素晴らしい。 |
宣伝文句
中国で商売をするなら、「会社でなくて、まず友人をつくれ。」私が機会あるごとに強調しているのは、心から信頼できる友人がいないかぎり、すっからしの中国人の間で、日本人のビジネスが成功するはずはないということだ。中国では一人の友人が、一億円の金よりも価値がある。金は使ってしまえばなくなるが、友情は深まれば深まるほど価値が上がってゆく。そして何度も強調しているように金で友情は買えないのである。
帯、カバー、裏表紙等から引用
(本文より)
孔健(こうけん)
本名、孔祥林。孔子の第七五代目直系子孫にあたる。一九八二年、山東大学日本語学科卒業。その後、中国画報社に入社、八五年に中国画報社駐日総代表として来日。ジャーナリストとして活躍する傍ら、上智大学大学院新聞学科博士後期課程に在学する。現在、アジア経済開発センター理事長もつとめ、日中交流に幅広く尽力している。「中国人と中国系人」(河出書房新社)「北京人と上海人」(徳間書店)など著書も数多い。
タイトル | 発表 | 感想 |
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中国人 | 1994 | 日本人と中国人の間の絶対的な違いを、中国人である著者が語る。中国人入門の基本編。 |
宣伝文句
一番身近だけど、一番見えにくい存在である在日韓国、朝鮮系の人々。「紅白歌合戦」やプロ野球など、彼らがいなくては成り立たないのに、実際の彼らのことをあまりにも知らなさすぎるのではないか。こうした思いを胸にこの旅は始まった。
帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル | 発表 | 感想 |
---|---|---|
コリアン世界の旅 | 1996 | 日本には見えない韓国人、朝鮮人が多数いる。彼らは独自の文化をもっており、完全に日本に同化しているわけではない。世界観が変わる発見。 |
宣伝文句
冷戦の終焉と、新たなるグローバル化なるものによって、一九九〇年代の世界が変容を遂げつつあることは、周知の事実だ。だがそれは、本質的な変化なのだろうか。今後四半世紀の間に世界がどこに向かうかを透視するにあたっては、一九四五年以後の状況を正確に分析することが不可欠だ。一九四五年以後の世界に発生する変化の重要な契機は、一九六七/七三年にすでに現れていたと、本書は論じる。それは、ともに下降に転じる三つの転機が複合して生じた。短期的には五十年周期のコンドラチェフの長期波動が経済拡張期の終わりにさしかかり、中期的にはアメリカの圧倒的な役割が衰微し始め、長期的には五百年続いた資本主義世界経済にシステムとしての崩壊の兆候が現れたことがそれだとする。本書は、こうした様相を仕分けしたうえで、われわれの時代が体験するに至った世界システムの長期的な構造危機を構成するもの、すでに始まったきわめて困難な過渡期を、それぞれ解明し来たるべき数十年を過去数十年と対比しつつ具体的に分析した所載論文は、フェルナン・ブローデル経済・史的システム・文明研究センターによる世界システム研究の所産。一九四五一九○年という時代を俎上に乗せ、国家間システム、世界生産、世界労働力、世界人間福祉、国家の社会的凝集力、知識の諸構造という六つの主要ヴェクトルに沿って解明してゆく。締めくくりとして収められたウォーラーステインの概観論文は、一九四五九〇年に関するもの、及び一九九〇―二〇二五年の世界状況評価からなる。第二の論文は暗い時代の到来を描き出しつつも、そこにこそ真の歴史選択が存在すると論じる。
帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル | 発表 | 訳者 | 感想 |
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転移する時代 THE AGE OF TRANSIION | 1996 | 丸山勝 | 第二次大戦以降、近未来まで様々な経済、社会の指標をもとに世界の変遷を分析する。かなり難解なので上級者向け。少し労働や福祉など社会面にも重きをおいているように見える。 |
宣伝文句
日本に深刻な影響をおよぼすこれからアジアで起こる〈七つの戦争〉
帯、カバー、裏表紙等から引用
第二次朝鮮戦争(北朝鮮崩壊)
中台軍事衝突・七つのシナリオ
南シナ海の激突(中国VSASEAN)
カンボジアで始まる米中代理戦争
第五次中東戦争(イスラエルVSアラブ諸国)
第二次イラン・イラク戦争(ペルシア湾封鎖)
第二次湾岸戦争(クウェート油田争奪の戦い)
アジアは戦争と混乱の時代を迎える
アジアには硝煙の匂いどころか、戦火の煙ひとつさえ見えないと笑うかもしれない。世界は米ソの冷戦が終わり、これからのアジアは飛躍的な経済成長と輝かしい未米が約束されていることを知らないのかと、本書のタイトルに耳を傾ける人も多いだろう。しかし、いくら笑われても、われわれは軍事問題の専門家として、確証をもってアジアでの戦争の危機が高まってきたと指摘する。このままアジアの軍拡を放置するなら、必ずアジアは戦争と混乱の時代を迎えると警告する。
タイトル | 発表 | 感想 |
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アジア有事 七つの戦争 | 1996 | アジア、中東において将来、起こりうる戦争の可能性を考える。著者はアマチュアの軍事マニアたちなので、詰めが甘く表面的だ。 |
宣伝文句
本書は、国際交流基金の機関誌『国際交流』(季刊)第73号(1996年10月1日発行)の特集「翻訳と日本文化」を書籍として再編集したものです。本文は、1996年の初出時の原稿のままを原則としております。
帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル | 発表 | 感想 |
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翻訳と日本文化 | 1996 | 様々な翻訳を通じて、その背景と苦労に焦点を当てる。見えなかったところに、けっこう困難があった。 |
宣伝文句
ペンタゴンの膨大なデーターをもとに元米国国防長官が描く未来戦争〈五つのシナリオ〉
帯、カバー、裏表紙等から引用
▼一九九八年四月、北朝鮮軍大部隊が突然韓国に進攻し、第二次朝鮮戦争の火蓋が切られる。それに呼応して中国軍も台湾を攻撃し、やがて事態は米中間の戦術核兵器の応酬へとエスカレートする。
▼一九九九年、核兵器の開発に成功したイランはサウジアラビアや湾岸の産油国を次々に占領し、世界の石油資源の独占をはかる。
▼二〇〇三年、過激な革命政権が誕生したメキシコは不法難民を大|にアメリカに送り込み、アメリカ各地でテロが続発する。
▼二〇〇六年、軍部が政権を握ったロシアは再び東欧を占領。やがてドイツ、フランスへとー。
▼二〇〇七年、アメリカとの貿易戦争に業を煮やした日本が核武装を含む本格的な再軍備に走り、石油などの天然資源を確保するため南シナ海、ブルネイ、インドネシアへ進攻。アメリカとのあいだで、近代兵器を駆使した第二次太平洋戦争が勃発!
タイトル | 発表 | 訳者 | 感想 |
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ネクスト・ウォー | 1997 | 真野明裕 | 米国防総省で検討されたらしい戦争プランの数々は、幸いにも実現しなかった。ここでも日本が敵国として登場するほど、信用されていない。 |
宣伝文句
劉青 LiuQing リウ・チン
帯、カバー、裏表紙等から引用
1946年生まれ。本名は劉建偉。 78年末、「民主の壁」運動の活動に参加、地下刊行物及び民衆組織を統括する「連席会議」の責任者となる。79年11月、『探索』の代表者である魏京生の救援活動を理由に当局に拘留される。以後、約11年間、獄中生活を送る。この間に、『痛ましき回顧と展望社会の法廷に告発する』を執筆、同手記は英・仏・香港・台湾等で発表される。1992年7月、国内情勢の変化と国際世論の圧力の下でアメリカに出国、コロンビア大学の研究員としてニューヨークに在住。現在、ニューヨークに本部を置くNGO組織「中国人権」の主席として活躍している。
タイトル | 発表 | 感想 |
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チャイナ・プリズン | 1997 | 民主化運動のために、抑圧国家中国の最悪の刑務所に入れられた著者の、地獄のような体験記。もちろん人権も何もあったものではない。 |
宣伝文句
目次(「BOOK」データベースより)
帯、カバー、裏表紙等から引用
巻頭 新たな奇跡を求めて/経済-日本経済を激しく揺さぶれ/教育-科学の種子/戦争の遺産-アメリカが産んだフランケンシュタイン/隣人-中国の影・アジアの一員として/文化-大好き!!/性-枠からとびだす/足跡-タイムに見る日本の歩み/映画-偉大なるものへの回帰/父の視点-復興の時/子の視点-混乱の時/未来-2020年の日本/吉田美和-ドリームズ・カム・トゥルー/野茂英雄-マウンドのヒーロー/ハイテク-デジタル化する日本
タイトル | 発表 | 感想 |
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タイム誌が見た新しい日本 | 1997 | 20世紀末に選ばれた日本代表たち。たった20年でもう内容が古くて、野茂とか懐かしすぎる。 |
宣伝文句
内容紹介(出版社より)
帯、カバー、裏表紙等から引用
世界はどこへ向かうのか。多発する民族紛争と文明間の軋轢の本質とは何か。世界を西欧・中国・日本・イスラム・ヒンドゥー・スラブ・ラテンアメリカ・アフリカの八つの文明に分け、様々な紛争を、異文化間の衝突と捉えた衝撃的仮説。
タイトル | 発表 | 訳者 | 感想 |
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文明の衝突 THE CLASH OF COVILIZATIONS AND THE REMAKING OF WORLD ORDER | 1998 | 鈴木主税 | 文明の歴史、比較と対立を深く論じる。日本が独特の文明を持つという主張がユニーク。 |
タイトル | 発表 | 訳者 | 感想 |
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文明の衝突と21世紀の日本 JAPAN’S CHOICE IN THE 21TH CENTURY | 1998 | 鈴木主税 | 前書のまとめは入門者むけ。さらに日本に焦点を当てているのが良い。 |
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内容紹介(「BOOK」データベースより)
帯、カバー、裏表紙等から引用
異文化を愛し、異文化に学び、異文化に己を捧げる21人の肖像。浮世絵、杜氏、能、邦楽、武道ー後継者不足に悩む伝統工芸・芸能を修得した外国人たちを豊富なカラー写真とともに紹介。
タイトル | 発表 | 感想 |
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日本を継ぐ異邦人 | 1998 | わざわざ来日して日本人にも厳しい伝統文化や芸能を継承している外国人たちの活躍。”COOL JAPAN”的な視点で楽しめる。 |
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内容紹介(出版社より)
帯、カバー、裏表紙等から引用
櫻井よしこ氏、推薦!
2020年7月30日、李登輝元台湾総統が逝去した。台湾と日本を心から愛し、多くの国民から尊敬された希代の指導者は、いかなる人物だったのか?
本書は、李登輝氏がまだ総統の在任中に、自身の生い立ちや思想、哲学に加え、日本へのメッセージなどを熱く語った1冊である。
「なぜ、奇跡のような台湾民主化を実現できたのか?」「なぜ、1人の血も流さない革命を起こせたのか?」など、本書を一読すればその答えが理解できる。
著者と生前に交流があった作家・門田隆将氏による解説付き。
「この文庫化は、前年に逝去した李登輝を悼むメモリアルといった理由だけではない、と私は考える。李登輝は、日本も台湾も同じくらい心から愛した。同時に、日本に心から期待を寄せていた。そんな李登輝が、やむにやまれず警世の書として日本人に贈った本書であるから、その言葉のひとつひとつが新鮮な輝きを持って、私たちに問いかけるのである」(本書「序文」〈早川友久〉より抜粋)
タイトル | 発表 | 感想 |
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台湾の主張 | 1999 | 親日台湾の李先生が、たるんだ日本人に喝を入れる。中国に対抗するためとはいえ、実に心強いお言葉の数々だ。 |
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●日本の知識人への衝擊波
帯、カバー、裏表紙等から引用
1章 日本政府、自民党の歴史歪曲
2章 台湾総督府と朝鮮総督府
3章 台湾総督府と「中華民国」総統府
4章 「大日本帝国」の遺産
5章 韓国人「反日」意識の原点
6章 なぜ台湾人は「親日」なのか
タイトル | 発表 | 感想 |
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韓国人の「反日」 台湾人の「親日」 | 1999 | 同じく元大日本帝国の一部だったにもかかわらず、韓国と台湾は対日態度が大きく異なる。それを親日側の台湾人の著者が語る。 |
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内容紹介(「BOOK」データベースより)
帯、カバー、裏表紙等から引用
中国に「ノー」を突き付けた台湾。蔡政権が日本を含む東アジアの外交に与える影響を、台湾出身の評論家が鋭く分析!
タイトル | 発表 | 感想 |
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「龍」を気取る中国 「虎」の威を借る韓国 | 1999 | 日本人の耳には心地よい台湾視点からの、中国韓国の反日はなぜ起こるかの理論。 |
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祖国を思うあまりの痛烈な韓国批判
帯、カバー、裏表紙等から引用
感情過多で見栄っぱり、高慢な国民性、異常ともいうべき差別、融通性のない硬直化した社会の実態が次々と俎上に載せられる……。中国人にして民族的には韓国人、日本文化研究者にして来日8年、日中韓三国を客観的に俯瞰できる著者にしてはじめて可能となった比較文化論的視点が新鮮!
ここまで書いて大丈夫なのか 井沢元彦
一読して、著者の知識と分析力に驚嘆するとともに、こんなに厳しく提言して大丈夫なのかと、心配になった。「身内」ならばこそ書けることなのだろうが、韓国民のこうした著書に対する評価は、きわめて低い。誰とは言わないが、自国に対して言うべきことを言わず、阿諛追従に終始するだけの著書をもてはやし、耳の痛い忠告者に対しては口汚く罵倒するのが、韓国民の最も悪いところなのである。著者である金兄弟の忠告を、韓国民が真摯に受け止めれば、韓国はおそるべき強大な国になるだろう。しかし、今のところ、その心配はまったくないというのが、韓国にとってきわめて不幸なことなのである。
タイトル | 発表 | 感想 |
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韓国民に告ぐ! | 1999 | 朝鮮系中国人の口を借りて言わせた嫌韓本の雰囲気。指摘してある内容はネットのありがちなネタだ。 |
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いまアメリカ社会と政治を突き動かし、変容を迫る知られざる勢力とは。KKK、ロビイスト、マフィア、NSA、NRO、難民パワー、ミリシア、キリスト教連合、ジョンバーチ協会……。知米派ジャーナリストが超大国の深層底流とその実像を徹底取材し、活写した「もう一つのアメリカ」。「アメリカの「影」の勢力』改題。
帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル | 発表 | 感想 |
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影のアメリカ | 1999 | 米国での仕事歴が長い著者が、アメリカの政策に影響を与える団体を描く。KKK、CIA、マフィアなどなかなか陰謀論的だ。 |
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内容紹介(「BOOK」データベースより)
帯、カバー、裏表紙等から引用
「English Journal」誌の人気連載「隣の外国人」がついに単行本化!!TVで見たことのあるアノ外国人も登場。あなたの家の隣に住んでいそうな普通の外国人。彼らの目にTOKYOは、ニッポンは、どう映っているのだろうか。
タイトル | 発表 | 感想 |
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隣の外国人 | 1999 | どちらかというとアジア・アフリカなど第三世界から来て定住している外国人の人々。彼らの日常を垣間見るだけで面白い。 |
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米国は中国を危険視し、封じ込め作戦を展開している。米国にいいなりの日本が国連常任理事国になるなんておこがましい。天安門事件後、急速な経済自由化に伴い、段階的な言論開放が進む中国で、大国の行く手を担う若手インテリ世代は、日本に何を求めているのか?国際的に物議を醸したベストセラー待望の文庫化!『「NO」といえる日本』の著者・石原慎太郎氏との対談も併録。
帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル | 発表 | 感想 |
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ノーと言える中国 | 1999 | 経済の成長にともなって大国意識が持ち上がってきた中国の、答えがこれだ。表面に出てきにくい愛国心はこんなものだろうか。 |
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チャルマーズ・ジョンソン
帯、カバー、裏表紙等から引用
ChalmersJohnson
1931年アリゾナ州生まれの国際政治学者。現在、日本および環太平洋諸国の国際関係を研究する「日本政策研究所」所長。1962年から92年までカリフォルニア大学バークリー校およびサンディエゴ校で教鞭をとる。特に日本、中国をはじめとするアジア全般の政治・経済に関する研究者として活躍。アメリカにおけるアジア政治学の権威。
〈目次〉
プロローグ 帝国を支えてきた私
1 アメリカ帝国主義への報復
2 沖縄アジア最後の植民地
3 隠された帝国主義
4 韓国─冷戦の遺産
5 北朝鮮冷戦の最終局面
6 中国─ナショナリズム
7 中国─外交政策、人権、貿易
8 日本とアメリカ帝国の経済
9 メルトダウン
10 帝国の末路
タイトル | 発表 | 訳者 | 感想 |
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アメリカ帝国への報復 | 2000 | 鈴木主税 | 唯一の超大国であるために、アメリカがしてきた所業ゆえに、つけを払う日が来ると警告する、アメリカ人としては珍しい立場の書だ。 |
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日本経済とアメリカのバブルはどうなるか
帯、カバー、裏表紙等から引用
日本は軍事大国化するのか
中国はアジアの脅威なのか
朝鮮朝鮮半島で何が起こるのか
世界はどのように変わるのか
21世紀世界と日本はどうなるのか
タイトル | 発表 | 感想 |
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日本の21世紀を予言する | 2000 | 元米国務長官との対談はなかなかできないにしても、二十年たってもあまり変化がないように見える。 |
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近年、台湾では日本統治時代を正しく評価する歴史教育がスタートした。ところが、日本では自虐史観という“虚構〟が、日本人から「自信」と「誇り」を奪ってしまった。本書では、「台湾には日本が今こそ学ぶべき“正しい日本史”がある」とする筆者が、「日本人よ、自信と誇りを取り戻せ」と訴える。小林よしのり著『台湾論」を巡る一連の騒動の中で、販売中止に追い込まれた「問題の書」を、この騒動について大幅に加筆して緊急文庫化!
帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル | 発表 | 感想 |
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台湾人と日本精神 | 2001 | 李先生と同様な、台湾人著者による、ヘタレた日本への叱咤激励と応援。 |
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内容紹介(「BOOK」データベースより)
帯、カバー、裏表紙等から引用
オーバーステイ外国人に片道航空券を売る韓国人女性が見た、不法滞在天国ニッポン。
タイトル | 発表 | 感想 |
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本日も不法滞在 | 2001 | もっぱら韓国からの密入国者の実態と入国管理局との闘いを描く。誰も知らない裏の世界は興味深い。 |
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反日種族主義とは?
帯、カバー、裏表紙等から引用
韓国の民族主義は、西洋で勃興した民族主義とは別のものです。韓国の民族主義には、自由で独立的な個人という概念がありません。韓国の民族はそれ自体で一つの集団であり、一つの権威であり、一つの身分です。そのため、むしろ種族と言ったほうが適切です。隣の日本を永遠の仇と捉える敵対感情です。ありとあらゆる嘘が作られ広がるのは、このような集団心性に因るものです。すなわち反日種族主義です。これをそのままにしておいては、この国の先進化は不可能です。先進化どころか後進化してしまいます。嘘の文化、政治、学問、裁判はこの国を破滅に追いやることでしょう。そのような危機意識を持ってこの本を読んでいただきたいと思います。この本は、体当たりで反日種族主義、その巨大な変化権力に突進します。(プロローグより)
李栄薫(イ・ヨンフン)
ソウル大において韓国経済史研究で博士学位を受ける。韓神大、成均館大を経てソウル大経済学部教授に就任。定年退職後は、李承晩学堂の校長として活動している。『朝鮮後期社会経済史』(ハンギル社、1988年刊)、『数量経済史で捉え直す朝鮮後期』(共著、ソウル大学校出版部、2004年刊)、『大韓民国の物語』(キパラン、2007年刊、邦訳は文藝春秋)、『韓国経済史』I・II(一潮閣、2016年刊)などの著書がある。
確かに、日本支配は朝鮮に差別・抑圧・不平等をもたらした。だが、だからといって、歴史に嘘をつくことはできない。
慰安婦・徴用工・竹島……韓国を愛する研究者らが実証的に検証。日韓関係を危機に陥らせた数々の「嘘」を指摘した憂国の書。
タイトル | 発表 | 感想 |
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反日種族主義 | 2019 | 韓国人著者による反日教育への反論集。公平ではあるけれども、親日というほどではない。 |
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