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歴史小説

明石散人

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明石散人(あかし・さんじん)
1945年生まれ。美術、歴史、政治、物理とあらゆるジャンルにわたり、独自の視点の分析を行い、従来の常識を打ち破る新説を提案し続けている。若手の作家、編集者、テレビディレクター等に支持者が多数。著書に『東洲斎写楽はもういない』『龍安寺石庭の謎』『二人の魔王』『ジェームス・ディーンの向こうに日本が視える』『謎ジパング』『リアルタイム日本史』『視えずの魚』がある。また、「謎ジパング」「旅列島! 夢ある街へ」等のテレビ番組も企画監修している。

太字作品や★★★★★が特におすすめです。

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〈天魔王〉織田信長とは、一体どのような武将であったのか。豊富な文献・資料を縦横に駆使し、従来とはちがった驚くべき実像を浮きぼりにする。信長は父・信秀の嫡統だったのか。出自の解明から数々の奇行、合戦に隠された謎に迫る。そして、もう一人の天魔王・足利義教との対比から「信長」の真実を明かす。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
二人の天魔王 信長 の真実1995歴史の定説に反するような新説・奇説を独断かつ強引に論証していく、一種の歴史エンターテインメント。しかし別に科学的方法にのっとっているわけでもないので、思いつきを膨大な雑学知識で補強しているだけのようにも見える。

明石散人 鳥玄坊先生と根源の謎

著者:    明石散人
       あかし・さんじん
発表:    1997年
発行所:   講談社NOVELS
カバーアート:熊谷博人
価格:    780円

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「鳥玄坊先生と根源の謎」への期待

田中芳樹
この作品には、長篇一ダース分の知識と奇想とが、惜しげもなく詰めこまれている。南極の地底湖から大海へと泳ぎ出す巨大生物の姿を想像するだけで胸が躍る。天下の鬼才が創作の世界へと踏み出しまた、その第一歩に、心からの拍手を贈りたい。

推薦
高橋克彦
驚嘆で言葉がでない。明石散人がこの世の秘密の鍵を握る一人であるのは確かだ。これを小説として評する者は愚かである。世界の奇書の誕生私は見届けた。謎で織り上げられためくるめく曼陀羅。最初の読者であったのを私は誇りとさえ思う。

内容紹介
博覧強記の鳥玄坊先生に師事する青山ヒロシは、始皇帝陵で「シュイ・フー」と名乗る謎の人物と出会う。「近いうちに時間が止まる。日本にいる鳥玄坊に同じ過ちを繰り返すな、と伝えよ」と男は告げる。その日を境に世界中から「極めて日本的な紋様」が出現し、太平洋にはこの世にありえない生物が、その姿を見せた!

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
鳥玄坊先生と根源の謎1997SFとか伝奇とか冒険とか、なんとも一言で割り切れない小説。読んでいる間はその知識の量に圧倒されるが、後に思い返すと、あまり残っていない。兵馬俑、死海文書など、わりと当時の時事ネタも多い。

明石散人 鳥玄坊 時間の裏側

著者:    明石散人
       あかし・さんじん
発表:    1998年
発行所:   講談社文庫
カバーアート:熊谷博人
価格:    820円

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巨大地震の前兆といわれる深海魚リュウグウノツカイが江ノ島海岸に現れた。10メートルを超す怪魚と、永遠の命を生きているとしか思えぬ絶世の美女を目撃した時、若い男女の数奇な運命は定まった。浦島太郎伝説、原始道教の渡来、墨子の仙薬、信貴山縁起絵巻の怪。めくるめく知の饗宴は二人を何処へ誘うのか!?

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
鳥玄坊 時間の裏側1998やはり伝奇SFというのが、一番近いかも。歴史ウンチクは楽しめるけれども、肝心のメイン・ストーリーがいまいち。

明石散人 鳥玄坊 ゼロから零へ

著者:    明石散人
       あかし・さんじん
発表:    1999年
発行所:   講談社NOVELS
カバーアート:熊谷博人
価格:    760円

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鳥玄坊三部作完結によせて
我が師・明石散人の仕事は、脱構築ではなく創造である。世界と接続を拒むテキストに対しては、あらゆる賛辞が失効してしまう。この場合読者は語ることを許されない。読むことだけが特権として許されているのだ。我々はただ揺らぎ、そして驚愕する。それでいい。仮説で満ち満ちた世界の中で唯一断言できること。宇宙は誰のためにあるのかー 真理は、ここに記されている。
京極夏彦

日本を、世界を闇で支配する鳥玄坊一族に襲いかかる未曾有の危機。深海に眠る神獣は魔物と化して目覚め、米韓連合軍は日本殲滅《せんめつ》に出動し、日本を地上から消しかねない巨大地震は目睫《もくしょう》に迫った。さらに鳥玄坊に匹敵する力を秘めた、狐寿琳《こじゅりん》の子・義円の覚醒も近い…… 地球の誕生より古い巨大な神殿群がそびえる〈大和空間〉にくりひろげられる新創世記。人間・神・宇宙誕生の真実を明かし「永遠の今」を封印した鳥玄坊三部作ここに完結。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
鳥玄坊 ゼロから零へ1999よく言えば時空を超えた壮大な叙事詩。各々の歴史小ネタは面白いのに、乗り切れないのはなぜだ。

明石散人 視えずの魚

著者:    明石散人
       あかし・さんじん
発表:    1999年
発行所:   講談社NOVELS
カバーアート:熊谷博人
価格:    800円

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「偶然の集積は瞬間的に奇跡として時間の先端に現象する」!推理・歴史・官能・美学・哲学……。天下の超才・明石散人のすべてを鏤《ちりば》めた絢爛たる処女小説にして、絶無の神品。「全宇宙の外側の風景」から視た時間の先端の奇怪にして精緻きわまるコラージュ。これを読まずして明石散人は語れない!

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
視えずの魚1999ウンベルト・エーコ(参照)やボルヘス(参照)になれなかった博覧強記小説は、やなり一本の太い構成の軸がない。

明石散人 謎ジパング 誰も知らない日本史

著者:    明石散人
       あかし・さんじん
発表:    1999年
発行所:   講談社文庫
カバーアート:石倉ヒロユキ
価格:    648円

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オムスビは、なぜ三角になったのか? 日本最古の将棋駒は!? 黄金の国ジパングの原資となった東経一四一度線上にひそむ金山、命を賭けた江戸の闘食会から邪馬台国、金閣寺伝説。古代から江戸時代まで、史実に隠された「日本の謎」を鮮やかに解き明かす。これぞ歴史推理の愉しみ。超絶面白ミステリの決定版。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
謎ジパング 誰も知らない日本史1999やっぱりこういう歴史雑談の方が、著者の本領発揮だ。確かにこれらはTVのネタに便利だ。

明石散人 アカシック・ファイル 日本の「謎」を解く!

著者:    明石散人
       あかし・さんじん
発表:    2000年
発行所:   講談社NOVELS
カバーアート:石倉ヒロユキ
価格:    619円

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「元旦」は「元日の朝」に非ず? 「倭五王」、「秀吉の遺言状」から「テポドンの本当の標的」まで、古今東西縦横無尽にジパングのあらゆる「謎」を解き明かす。アカデミズムとエンタテインメントが高い次元で融合した知的冒険の書。話題沸騰、各界騒然の超絶リアルな歴史ミステリの最高峰!!

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
アカシック・ファイル 日本の「謎」を解く!2000まだまだ続く歴史雑談。異論異説の立て方は常識を越えていて良い。トピックが突然飛ぶのもユニークだ。しかし、時事問題でちょっと古いのが興ざめ。

明石散人 アカシック・ファイル 日本国大崩壊

著者:    明石散人
       あかし・さんじん
発表:    2003年
発行所:   講談社文庫
カバーアート:石倉ヒロユキ
価格:    667円

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底なしの景気低迷、巨額の国債地方債、超高齢化、北朝鮮問題ー政治経済のリーダーから庶民まで、途方に暮れるばかりの日本に必要なのは、凡庸な常識などではない、自在な空想を創造する「根源力」だ!小さな「インポケット」誌から生まれた超絶歴史ミステリ。話題の明日を視るための書! 文庫オリジナル

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
アカシック・ファイル 日本国大崩壊2003歴史問題のようで、時事ネタを扱ったいる。したがって陳腐化するのが早い。

明石散人 七つの金印 日本史アンダーワールド

著者:    明石散人
       あかし・さんじん
発表:    2001年
発行所:   講談社
価格:    2000円

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内容紹介(出版社より)
国宝の金印は果たして本物なのか? 「漢倭奴國王」と刻まれた金印に隠された謎。膨大な一次史料を繙き、真贋論争に決着をつける。歴史ミステリーの最高傑作、完全版で復刊!

内容紹介(「BOOK」データベースより)
天明4(1784)年、筑前国那珂郡志賀島から出土した国宝金印には、様々な不思議が隠されていた。発見当初、儒学者・亀井南冥は福岡藩へ誰もが驚嘆する見事な論文を僅か1週間で提出する。金印の発見者は甚兵衛という百生だが、その甚兵衛の正体を当時も今も誰も知らない。著者は甚兵衛に初めて光を当て、その謎を解く。南冥と甚兵衛の奇怪な関係とは?膨大な史料を繙き、230年にも及ぶ真贋論争に終止符を打つ!

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
七つの金印2001「漢委奴国王」の金印の正当性を推理する。もちろんフィクションであり、論文ではないので、こういう小説という形で新説を提起している。

明石散人 日本史快刀乱麻

著者:    明石散人
       あかし・さんじん
発表:    2003年
発行所:   新潮新書
価格:    680円

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歴史、政治、美術に、物理……あらゆる分野にわたって博覧強記、また独自の視点から、常識・既存の枠組みを打ち破る”新説”を繰り出し、鮮やかに実証する。知る人ぞ知る「築地の怪人」が、大胆不敵に定説をひっくり返す。『古事記』の語り部は自閉症、宮本武蔵は真言密教の行者だった、「日の丸」は国旗にあらず、アメリカの金融政策は江戸時代に倣ったもの等々、奇想天外に展開する歴史・蘊蓄話集。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
日本史快刀乱麻2003ありそうで面白い新説を披露しているだけなので、本気にしてはいけません。

コメント

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