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経済小説

青木雄二

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青木雄二
あおき・ゆうじ
漫画家。1945年京都府加佐郡大江町生まれ。岡山県津山工業高校土木科卒。大阪市内で様々な職業を経験した後、90年に「ナニワ金融道」でデビュー。同作品で講談社漫画賞を受賞した。作品のリアリティーを高めるために背景のトレース、スクリーントーンなどの使用を拒否。大人が読めるリアルな漫画が、作風である。「社会の不正に我慢できない」というこだわりをもって描き続けている。

太字作品や★★★★★が特におすすめです。

青木雄二 カネと非情の法律講座

著者:    青木雄二
       あおきゆうじ
発表:    1994年
発行所:   講談社
価格:    1200円

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【第一部】・マトモな常識ではわからないカネと法の世界
法律も裁判度も貸す側に有利にできているわけではない。ましてや街金は返済能力に問題がある人間でも客にしなくてはならない。街金には街金なりのやり方がある。
【第二部】・取り立てはこうして行われる
法廷で争う。こう言えば多くの人は恐れをなす。だが現実の法の執行は体験したものにしかわからないさまざまな問題がある。債権者はここまで苦汁をなめさせられるのだ。
【第三部】・債務者起死回生の逆襲
返しても返しても借金額がふくらむ多重債務の地獄。自己破産はもちろん夜逃げも有効な救済策だ。だが中には強制執行の不備をついてあの手この手の妨害に出る人々がいる。
【第四部】・紙切れ一枚が天国と地獄の分かれ道
一筆入れる。ハンコをつく。よく考えもせずにやった行為がもとで思わぬ債務を背負わされる。「そんなつもりはなかった」は通用しない。裁判で通じるのは書面上の記載なのだ。
【第五部》落とし所は決まっている
何年も裁判をしたからといって債権のすべてを回収できるわけではない。判決前に和解や示談にするほうが多い。弁護士に報酬を払って判決をもらっても本人が得るものは少ない。

銀行の不良債権が総額六〇兆円に達するとさえいわれ、東京二区の不動産競売申立てが年に五五〇〇件。毎月三〇〇社が一千万円以上の負債をかかえて倒産し、年間四万人が自己破産に追われる時代。金融業者のほうも生き残りに懸命だ。法律を知り尽くし、心を鬼にして回収にまわる業者だけが最後に勝つ。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
カネと非情の法律講座1994「ナニワ金融道」の大ヒットに便乗した企画本。

青木雄二 カネと非情のサバイバル講座

著者:    青木雄二
       あおきゆうじ
発表:    1995年
発行所:   講談社
価格:    1200円

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【第一部】債権者一発必中の取立て
いつ破産してもおかしくない客でも貸金業者はカネを貸す。並の努力では貸金回収などできない。追い込むか、逃げられるか。法のすき間を突き、業者と客との知恵比べが始まる。
【第二部】万策尽きても道はある多重債務者地獄からの生還
任意整理で借金を値切り、自己破産で踏み倒す。債務者伝家の宝刀だ。中にはこれを逆用し財産隠しを企てる人もいる。しかしその術中にハマるほど債権者も甘くはないのだ。
【第三部】法の認める正義とは正義ではなく知恵なのだ
法廷で争えば必ずカネが取れる。どんな債権者もそう考えて裁判に訴える。しかしそこには大きな落とし穴がある。債務者が仕掛けるあの手この手の妨害にはまったく無力なのだ。
【第四部】・クレジットカードの錬金術
何気なく貸したカードが使われて突然郵送される請求書。相手が悪人だろうと加盟店がグルだろうと、立証できなければ関係ない。ツケを払わされるのはあくまでも持ち主なのだ。
二億枚以上もクレジットカードが乱発され、

サラ金・クレジットなど個人向け無担保融資残高が七〇兆円。いっぽう裁判所の支払命令が年間六〇万件、七万世帯が家財道具を、九万人が給料を差し押さえられ、一五〇万人が多重債務に苦しむといわれる。バブルの崩壊とリストラの嵐の中で、いったい何が起こっているのか。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
カネと非情のサバイバル講座1995まだまだ続く金融企画本。

青木雄二 ゼニの人間学

著者:    青木雄二
       あおきゆうじ
発表:    1995年
発行所:   KKロングセラーズ
価格:    1200円

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内容紹介(「BOOK」データベースより)
漫画『ナニワ金融道』でも、できるだけ描くようにしてきたが、それでもまだ書きたいことは山のようにある。言いたいことが、言いつくせているわけではない。この本は、漫画に描ききれなかった僕の真実の声である。じつは、『ナニワ金融道』よりも、書きたいテーマだったと言ってもよい。人間は、狼にもなれる、鬼にもなれる摩訶不思議でうさん臭い生き物である。そんな人間がつくり上げたこの資本主義の社会も、じつにうさん臭い。そこのところを、しっかりと見極める眼をもって、生きていこうやないか。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
ゼニの人間学1995マルクス主義者のくせに金儲けが上手く肯定しているのが不思議。

青木雄二 だまされたらアカン!

著者:    青木雄二
       あおきゆうじ
発表:    1997年
発行所:   講談社
価格:    838円

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ボクが高校生のころにも偏差値というのはあった。30年前だったら、勉強しない人間は成績なんか全然気にしなかった。そんなものは勉強が得意な人間が気にすれば、ええことだったんだ。偏差値なんていうのは絶対値じゃないから、どんなに頭のええ人間ばかりを集めても当然、差は出るわけだ。教育をつかさどっているのは文部官僚だけれど、偏差値という考えを徹底したら、大蔵官僚以外はみんな落ちこぼれだ。東大へ入って、国家公務員I種試験に受かって官僚になっても、官僚のなかにもランクがある。そのいちばんえらいのが大蔵官僚というわけだ。大蔵省に入れんと銀行マンになるヤツも多い。一流といわれる銀行のエリート行員ほど、だから大蔵官僚になれんかったというコンプレックスが強いんや。それを一生抱えて生きているんだから、惨めなもんやで。(本文コギャルと官僚はよう似とる」より)

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
だまされたらアカン!1997まだまだ続く金融企画本。

青木雄二 罪と罰 ナニワ人生学

著者:    青木雄二
       あおきゆうじ
発表:    1997年
発行所:   講談社
価格:    1200円

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内容紹介(「BOOK」データベースより)
読みだしたら止まらない!!業とゼニ地獄で苦しむ現代人を「罪と罰」は予言していた!破天荒なナニワ的解釈で「地獄」からの解放を説く!!世界最高の文学『罪と罰』から社会の本質と人間の業を見抜く眼力を養う。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
罪と罰1997まだまだ続く金融企画本。

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