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鮎川哲也

鮎川哲也 三番館シリーズ

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地味なバーテンが探偵の話から真実を見抜く。

太字作品や★★★★★が特におすすめです。

鮎川哲也 太鼓叩きはなぜ笑う

著者:    鮎川哲也
発表:    1972年 ~ 1973年
発行所:   創元推理文庫
カバーアート:西山孝司
価格:    900円

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数寄屋橋近くの三番館ビル六階にバー〈三番館〉がある。落ち着いた雰囲気の、いい店だ。少し早い時間に行くと、達磨大師然としたバーテンがひとりグラスを磨いている。常連の私立探偵は、依頼された仕事を持て余すたび、雑学の大家であるこのバーテンに知恵を借りに来る。どんな事件も、たちどころに解き明かしてくれるのだから!本格ミステリの巨匠が生んだ安楽椅子探偵、ここに登場。

タフな主人公が登場しますが中味は本格物です。これ等の中編を、読者の論理的な興味にうったえることに主眼をおいて書きました。そのため、部分的には理屈っぽくなった嫌いがないでもありません。しかし、丹念に読みすすめば、その理屈っぽさが逆に面白さに変っていくはずです。
著者のことば

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
春の驟雨1972替え玉が指紋を残したのはどこだ?
新ファントム・レディ1972中国では偶数をありがたがる。アイリッシュの「幻の女」参照。
竜王氏の不吉な旅1972乗っていない列車の様子を知る方法。現在ではもっと技術が進歩しているだろう。
白い手黒い手1973左手が黒くて、右手が白い職業はなに?
太鼓叩きはなぜ笑う1973ウィスキーの減り具合で凶行を判断したはいけない。

鮎川哲也 サムソンの犯罪

著者:    鮎川哲也
発表:    1973年 ~ 1976年
発行所:   創元推理文庫
カバーアート:西山孝司
価格:    780円

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肥った弁護士がもたらす仕事でもっている「わたし」の私立探偵事務所。始終ぶつくさ言われながらもお雇い探偵でいられる理由は簡単で、外見を裏切る腕前でもって事件を解決するからである。捨て身の仕事ぶりが実を結ぶのかというと、そうでもない。企業秘密だが、常勝の陰に無敵の軍師がいるという寸法なのだ。調査が迷走し始めると〈三番館〉へ。「わたし」の軍師はここにいる。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
中国屏風1973屏風の向こうにあるはずの弾丸がない。
割れた電球1975現場で電球を砕いたのはなぜ?
菊香る1975双子が入れ替わるには、アレルギーがひっかかる。
屍衣を着たドンホァン1975洗う必要もないのに血を洗ってのはなぜ?
走れ俊平1975裸でストリーキングをした理由。
分身1976自分の魂が抜けだして、分身が殺人を犯したというのは、真っ赤な嘘。
サムソンの犯罪1974巨大な力持ちの犯行に見せかける方法。

鮎川哲也 材木座の殺人

著者:    鮎川哲也
発表:    1982年 ~ 1986年
発行所:   創元推理文庫
カバーアート:西山孝司
価格:    620円

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はばかりながらこうした種類の調査には実績があるんです―山師の玄関という譬えはあるが「わたし」の場合法螺ではない。依頼の要点を書き留め、自信満満の口調で仕事を引き受けるのは勝算あってのこと。自彊不息の精神を忘れず調査に邁進するのは当然のことながら、暗礁に乗り上げたらば〈三番館〉へ驀地である。終わりよければすべてよし、かくして事務所は安泰、日日是好日。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
棄てられた男1983凶器や血痕があるからといって現場とはかぎらない。
人を呑む家1985雨の日の人間消失トリック。
同期の桜1986同じ色の服とアクセサリは避けるでしょう。
晴嵐荘事件1985瓶の回りに毒薬がバラまかれていたからといって、毒が入っているとはかぎらない。
停電にご注意1982停電は最悪のタイミングで起こる。
材木座の殺人1985アリバイのTV放送だって、生とは限らない。

鮎川哲也 モーツァルトの子守歌

著者:    鮎川哲也
発表:    1987年 ~ 1991年
発行所:   立風書房
カバーアート:石田博美
価格:    1500円

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内容紹介(「BOOK」データベースより)
バー・三番館は電通通りに面したビルの最上階にあるー。「今夜はバーテンさんの絵解きがあるんですよ」ここのバーテンはズバ抜けた推理の持主なのだ。良質の本格ミステリー7作収録。連作本格推理最新作。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
クライン氏の肖像1987ライターを没収したのはなぜだ?
ジャスミンの匂う部屋1988匂いを消すには匂いを。
写楽昇天1988したくもないのに女装した理由。
人形の館1987張り付いている探偵をアリバイに利用する。
死にゆく者の…1987こういう非常な潔癖家は、現代ではもういないのではないか。
風見氏の受難1991白いパンツも赤く見えるときがある。
モーツァルトの子守歌1991レコードがビニールではなく、バラバラに割れる遠い昔の話。

鮎川哲也 竜王氏の不吉な旅

著者:    鮎川哲也
発表:    1972年 ~ 1974年
発行所:   光文社文庫
カバーアート:盛川和洋
価格:    1000円

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刑事をクビになり、妻に三行半をつきつけられたわたしは、新宿の裏通りで探偵事務所を開業している。といっても滅多に客はなく、友人の弁護士が持ち込む事件の調査で糊口を凌いでいる。そして、もう一人の心強い味方が西銀座にあるバー三番館〟の達磨顔のバーテンダー。カクテルは下手だが推理力は抜群、少ないデータで真犯人をピタリと言い当てる安楽椅子探偵だ!

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
春の驟雨1972替え玉が指紋を残したのはどこだ?
新ファントム・レディ1972中国では偶数をありがたがる。アイリッシュの「幻の女」参照。
竜王氏の不吉な旅1972乗っていない列車の様子を知る方法。現在ではもっと技術が進歩しているだろう。
白い手黒い手1973左手が黒くて、右手が白い職業はなに?
太鼓叩きはなぜ笑う1973ウィスキーの減り具合で凶行を判断したはいけない。
中国屏風1973屏風の向こうにあるはずの弾丸がない。
サムソンの犯罪1974巨大な力持ちの犯行に見せかける方法。

鮎川哲也 マーキュリーの靴

著者:    鮎川哲也
発表:    1975年 ~ 1980年
発行所:   光文社文庫
カバーアート:盛川和洋
価格:    1100円

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東京に雪の降った夜、推理作家の今井とも江が自室で不審な死を遂げた。屍体の状態から当初は自殺説が有力だったが、死亡推定時を過ぎた早朝、被害者は友人の電話に出て、背後には落語が流れていたというのだ。私立探偵のわたしは遺族の依頼で調査を始めたが謎は益々深まるばかり。結局は西銀座のバーテンの知恵を借りることに….。大好評の「三番館」全集第2巻!

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
割れた電球1975現場で電球を砕いたのはなぜ?
屍衣を着たドンホァン1975洗う必要もないのに血を洗ってのはなぜ?
走れ俊平1975裸でストリーキングをした理由。
菊香る1975双子が入れ替わるには、アレルギーがひっかかる。
分身1976自分の魂が抜けだして、分身が殺人を犯したというのは、真っ赤な嘘。
百足1976宝石を隠す意外な場所。
夜の冒険1976設計図を盗んだのはスパイか組織か?
相似の部屋1976現場のマンションを偽装する、練りに練った計画。
X・X1976ダイイング・メッセージがあるからといって、現場とはかぎらない。
マーキュリーの靴1980女性が軽くないと厳しい計画。
タウン・ドレスは赤い色1980鎖がピンと張っているからといって、施錠されているとは限らない。

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