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ミステリ小説 日本

折原一

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著者情報(「BOOK」データベースより)
折原一(オリハライチ)
埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。編集者を経て1988年に『五つの棺』でデビュー。1995年『沈黙の教室』で日本推理作家協会賞“長編部門”を受賞。『倒錯のロンド』は、デビュー年の第34回江戸川乱歩賞に応募した作品が原型。その後、叙述トリックを駆使した本格ミステリーで話題作を連発する。

太字作品や★★★★★が特におすすめです。

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精魂こめて執筆し、受賞まちがいなしと自負した推理小説新人賞応募作が盗まれた!? ーその“原作者〟と〝盗作者〟の緊迫の駆け引き。巧妙極まりない仕掛けとリフレインする謎が解き明かされたときの衝撃の真相。鬼才島田荘司氏が「驚嘆すべき傑作」と賞賛する、本格推理の新鋭による力作長編推理。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
倒錯のロンド1992とにかく技巧に走る本格派。文章は読みやすいのでゲーム感覚で読むのが吉。

折原一 異人たちの館

著者:    折原一
       おりはらいち
発表:    1993年
発行所:   新潮文庫
カバーアート:中山尚子
価格:    680円

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失踪した息子・小松原淳の伝記を書いて欲しいとの依頼を受けたゴーストライターの島崎。広壮な館で資料を渉猟するうち、彼は淳の生涯に魅せられてゆく。小説家志望の強烈な個性、幼年期から続発した奇妙な事件と謎の異人。なおも調査を進める島崎に不穏な出来事が起り始めた――。五つの文体で書き分けられた断章から、恐怖の異人がいつしか立ち上がる! 折原トリックの最高峰。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
異人たちの館1993物理的なトリックというより、叙述で騙してくるので、どこまで信用していいかわからない。それも含めて楽しい。

折原一 天井裏の散歩者 幸福荘殺人日記

著者:    折原一
       おりはらいち
発表:    1993年
発行所:   角川文庫
カバーアート:長友啓典
価格:    600円

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日本推理文壇の重鎮、小宮山泰三が住む二階建てモルタル造りの幸福荘。そこには古くから小宮山を慕う数多《あまた》の作家志望の若者たちが集っていたー。幸運にも私はそんな幸福荘に入居することになったが、部屋に残されていた一枚のフロッピーが私を戦慄させた。創作なのか、現実なのか。〈文書1〉から〈文書6〉まで、六つの不思議な連作短編小説を読み終え私は思わず天井を見上げて…。叙述トリックの名手が、九転十転のドンデン返しであなたに挑む、究極の叙述ミステリー!

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
天井裏の散歩者1993人が死にまくるアパートを舞台にした、マンガのようなミステリ。やはり叙述の問題なので、深く考えず流し読みした方が、上手くはまる。

折原一 螺旋館の殺人

著者:    折原一
       おりはらいち
発表:    1993年
発行所:   講談社文庫
カバーアート:辰巳四郎
価格:    500円

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世間をアッといわせる新作を久しぶりに発表すべく、山荘にこもって執筆を開始した老作家のもとに、作家志望の美貌の女性が、書き上げたばかりの自らの原稿を持って訪れる。すべての謎は、ここから始まった! 奇妙極まる盗作事件、そして殺人。精緻な多重トリックが冴える奇想天外な傑作長編ミステリー。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
螺旋館の殺人1993著者の作品に慣れてくると、もう騙されないように構えて読むので、逆に楽しめなくなる。

折原一 灰色の仮面

著者:    折原一
       おりはらいち
発表:    1995年
発行所:   講談社文庫
カバーアート:藤田新策
価格:    580円

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ある晩、女性の悲鳴を聞いた僕は、駆けつけた部屋で美女の死体を発見。折悪しく住人に見つかり犯人と間違われてしまう。満月の夜に歪んだ欲望をたぎらせて、白いマンションに住む独身《シングル》女性を次々と襲う恐怖の暴行魔と僕の熾烈な闘いが始まる。最後の一行まで真犯人がわからない超弩級のホラー・ミステリー!

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
灰色の仮面1995ハラハラドキドキの途中の過程を楽しむもので、ラストは期待はずれかも。

折原一 覆面作家

著者:    折原一
       おりはらいち
発表:    1996年
発行所:   講談社文庫
カバーアート:藤田新策
価格:    600円

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顔に白頭巾をかぶってひたすらワープロを打ち続ける男。行方不明だった推理作家・西田操は七年ぶりに帰還して、長編『覆面作家』の執筆にとりかかった。それが、増悪と殺意の渦巻く事件の発端だった。劇中の小説と現実が激しく交錯し、読者を夢魔の世界に誘いこむ、傑作ホラー! 真相は覆面作家だけが知っている。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
覆面作家1996作中の「私」は誰を指しているのかが、常に不安定。ホラーと謳っていながら妙に滑稽なのは著者の個性か。

折原一 幸福荘の秘密 続・天井裏の散歩者

著者:    折原一
       おりはらいち
発表:    1997年
発行所:   角川文庫
カバーアート:杉本典己
価格:    514円

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本格推理の偉大な作家、小宮山泰三を慕って多くの推理作家のたまご達が集まった幸福荘。かしいまや当時の木造モルタルの面影は無く、三階建のマンションに変貌していた
『幻の作家を訪ねる」企画取材のため、かつての幸福荘を訪れた私は花束を抱えた怪しい美女を目撃した。しかもその直後、偶然一枚のフロッピーが私の手元に………… 創作か、現実か!? 怪しげな人間ばかりが集まる館に残されたフロッピーをめぐって、またま巻き起こる九転十転のドンデン返し。究極の折原マジック、待望の続編登場!

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
幸福荘の秘密1997まさしく前作「天井裏の散歩者」の続編なので、必ずその後で読むべし。フロッピーとかワープロとか懐かしい。

折原一 望湖荘の殺人

著者:    折原一
       おりはらいち
発表:    1997年
発行所:   光文社文庫
カバーアート:杉本典己
価格:    560円

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大型家電量販店の経営者・二宮大蔵《にのみやたいぞう》に毒の塗られた剃刀《かみそり》と殺人予告の脅迫状が届いた。いつたい誰が…? 大蔵は、ある人物の協力を得て容疑者を五人にしぼり、信州《しんしゅう》の山荘パーティーに招待した。目的は殺人者の抹殺《まっさつ》! 大型台風が山荘を襲った夜、招待客が次々に死んでいく。生き残るのは誰だ!? 結末が最終ページまでわからない本格推理、堂々の登場!

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
望湖荘の殺人1997いつもの折原節を、ハラハラしながら楽しめる。途中までは。

折原一 黄色館の殺人

著者:    折原一
       おりはらいち
発表:    1998年
発行所:   光文社文庫
カバーアート:杉本典己
価格:    552円

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実業家の阿久津又造《あくつまたぞう》一家が住む「黄色館」は、世界の珍品を集めた秘宝館《ひほうかん》でもある。ところが、犯罪集団・爆盗団《ばくとうだん》から純金製の黄金仮面《おうごんかめん》を盗むとの予告が! そこへのこのこ現われた密室マニア・黒星光《ひかる》警部。黄金仮面が宙を舞い、密室で人が死ぬ世紀の怪事件を見事なまでに掻き回す。犯人は誰なんだ? 相棒・葉山虹子《はやまにじこ》らが大活躍の黒星シリーズ、書下ろしで登場!

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
黄色館の殺人1998持ち味の叙述トリックはまったくなくて、よくあるユーモア・ミステリに走ってしまった。しかもあまり笑えない。

折原一 セーラ号の謎

著者:    折原一
       おりはらいち
発表:    1999年
発行所:   角川文庫
カバーアート:藤田新策
価格:    838円

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ダイビング中、妻とその不倫相手に見殺しにされた推理作家・風間春樹は、無人の八丈小島で意識をとりもどす。脱出しようと泳いで八丈島に向かうが、漂流してしまい、偶然にもセーラ号というヨットに辿り着く。そこには恐るべき秘密が航海日誌、口述テープ、手紙、新聞記事などに仕組まれた騙しとたくらみに満ちたプロット。荒れる大海原に浮かぶヨットで一体何が起こったのか。憎悪と殺意が錯綜する中、最後に生き残るのは誰か。騙しのマジックを駆使した叙述ミステリー。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
セーラ号の謎1999めくるめく「折原マジック」の叙述を噛みしめられる。日記とか書いてあるものは、まず信用ならない。

折原一 チェーンレター

著者:    折原一
       おりはらいち
発表:    2004年
発行所:   角川ホラー文庫
カバーアート:石田黙
価格:    781円

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「これは棒の手紙です。この手紙をあなたのところで止めると必ず棒が訪れます。二日以内に同じ文面の手紙を…..」 水原千絵は妹から奇妙な「不幸の手紙」を受け取った。それが恐怖の始まりだった。千絵は同じ文面の手紙を妹と別の四人に送ったが、手紙を止めた者が棒で撲殺されてしまう。そしてまた彼女のもとに同じ文面の手紙が届く。過去の「不幸」が形を変えて増殖し、繰り返恐怖を運んでくる。戦慄
の連鎖は果たして止められるのか?

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
チェーンレター2004全然怖くないのにホラー。手紙とは懐かしい。現在はチェーンメールに進化(?)した。

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