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ミステリ小説 日本

殊能将之

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殊能将之(シュノウマサユキ) 1964年、福井県生まれ。名古屋大学理学部中退。1999年、本作で第13回メフィスト賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

太字作品や★★★★★が特におすすめです。

殊能将之 ハサミ男 ★★★★★

著者:    殊能将之
       しゅのうまさゆき
発表:    1999年
発行所:   講談社NOVELS
カバーアート:辰巳四郎
価格:    980円

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連続美少女殺人事件。死体ののどに突き立てられたハサミ。その残虐性から「ハサミ男」と名づけられたシリアル・キラーが、自分の犯行を真似た第三の殺人の真犯人を捜す羽目に殺人願望と自殺願望という狂気の狭間から、冷徹な眼で、人の心の闇を抉るハサミ男。端麗なる謎!ミステリ界に妖しい涼風が!

著者のことば
この小説を執筆中、ワープロに向かう前にはいつも、一種の儀式のように、XTCの〈ScissorMan〉と〈ComplicatedGame〉を聴いていました。合計百回以上は聴いたはずです。それなのに、どうしてこんな話になってしまったんでしょうか。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
ハサミ男1999犯罪者が犯人を探すという、大胆な構造。異常な犯人像も意外。

殊能将之 美濃牛

著者:    殊能将之
       しゅのうまさゆき
発表:    2000年
発行所:   講談社NOVELS
カバーアート:辰巳四郎
価格:    1300円

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「鬼の頭を切り落とし……」首なし死体に始まり、名門一族が次々と殺されていく。あたかも伝承されたわらべ唄の如く。『ハサミ男』で鮮烈なデビューを遂げた著者の才能を余すところなく表出し、ミステリのあらゆる意匠が豊潤に埋め込まれたこの物語は、新たな探偵小説の地平を切り拓き、2000年ミステリ界の伝説となる!

著者のことば
たくさん引用が出てきますが、全部ちゃんと読んでいるなんて思わないでください。著者はとても不勉強な人間です。この本の印税が入ったら、飛騨牛料理を食べに行こうと思っています。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
美濃牛2000西洋のミノタウロス伝説もあり、和風のわらべ歌もあり、混合オカルト風味。

殊能将之 黒い仏

著者:    殊能将之
       しゅのうまさゆき
発表:    2001年
発行所:   講談社NOVELS
カバーアート:辰巳四郎
価格:    760円

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九世紀、天台僧が唐から持ち帰ろうとした秘宝とは。助手の徐彬《アントニオ》を連れて石動戯作《いするぎぎさく》が調査に行った寺には、顔の削り取られた奇妙な本尊が。指紋ひとつ残されていない部屋で発見された身元不明の死体と黒い数珠。事件はあっという間に石動を巻き込んで恐るべき終局へ。ついにミステリは究極の名探偵を現出せしめた!

著者のことば
わたしは旅行が大嫌いなので、次作は家から一歩も外に出ずに書ける話を考えようと思っています。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
黒い仏2001一見、探偵役の石動は実は狂言回しにすぎず、真の名探偵は意外なところから現れる。

殊能将之 鏡の中は日曜日

著者:    殊能将之
       しゅのうまさゆき
発表:    2001年
発行所:   講談社NOVELS
カバーアート:辰巳四郎
価格:    820円

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鎌倉に建つ梵貝荘は法螺貝を意味する歪な館。主は魔王と呼ばれる異端の仏文学者。一家の死が刻印された不穏な舞台で、深夜に招待客の弁護士が刺殺され、現場となった異形の階段には一万円札がばらまかれていた。眩暈と浮遊感に溢れ周到な仕掛けに満ちた世界に、あの名探偵が挑む。隙なく完璧な本格ミステリ!

著者のことば
家から一歩も出ずに書ける話にするつもりが、またもや取材旅行に出かけるはめになりました。初夏の鎌倉は、とてもすばらしかったです。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
鏡の中は日曜日2001その真の名探偵が過去に解決した事件と、現在の石動の事件が交錯するので、たいへん紛らわしい。それが著者の狙い。

殊能将之 樒/榁

著者:    殊能将之
       しゅのうまさゆき
発表:    2002年
発行所:   講談社NOVELS
カバーアート:辰巳四郎
価格:    700円

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天狗を目撃したという宮司がいる荒廃した寺で、御神体の石斧が盗まれた。問題の“天狗の斧”が発見されたのは完全な密室の中。おびただしい数の武具を飾ある旅館の部屋の扉を破ると、頭を割られた死体と脅迫状が。悲運の天皇、崇徳院を巡る旅の果てに事件と出遭ったかの名探偵の推理は。謎と企みに満ちた本格!

「取材費を使って温泉に行こう」という不届きな魂胆から執筆いたしました。ー殊能特之

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
樒/榁2002ホラー系、オカルト系のようで、じつは結構笑える部分も多い。

殊能将之 キマイラの新しい城

著者:    殊能将之
       しゅのうまさゆき
発表:    2004年
発行所:   講談社NOVELS
カバーアート:岩郷重力
価格:    840円

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「私を殺した犯人は誰なんだ?」欧州の古城を移築して作られたテーマパークの社長が、古城の領主の霊に取り憑かれた!?750年前の事件の現場状況も容疑者も全て社長の頭の中にしかない。依頼を受けた石動戯作も中世の人間のふりをして謎に迫る。さらに、現実にも殺人が!石動はふたつの事件を解明できるか!?

取材の名目でエジプトに旅行し、鳩肉とターメイヤを食べようかと考えましたが、お金がないので断念しました。ー殊能將之

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
キマイラの新しい城2004なんと幽霊が探偵に! しかもドタバタあり。

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