日本のギャグ漫画の草分け。時代の変化とともにギャグが苦しくなってきたが、鬱気味の時に読むと、どうでもよくなってくる。
あらゆるギャグの実験場。
キーワード:
これでいいのだ。
おでかけですか、レレレのレ。
国会で青島幸男が決めたのだ。
ホッカイローのケーコタン。
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赤塚不二夫 天才バカボン 1
著者: 赤塚不二夫
発表: 1967年
発行所: 竹書房文庫
価格: 580円
宣伝文句
バカボンはバカ道のバイブルだ
帯、カバー、裏表紙等から引用
タモリ
赤塚先生のおかげで、面白いことやバカなことを本格的に好きになり、「人生これでいいのだ」という確信を得ました。厳しさ、繊細さを含めて『天才バカボン』は『バカ道』をきわめる者にとってのバイブルだと、今でも思っています。(解説より)
赤塚不二夫「天才バカボン 1」より引用
タイトル | 発表 | 感想 |
---|---|---|
わしらはバカボンだ | 1967 | バカボンとパパのみ登場。バカだと思って、みんなにだまされる。ママは出産で入院中。初期の頃はまだ漫画として秩序があるが、だんだん、良く言えば実験的、悪く言えばめちゃくちゃになってくる。 |
バカ+バカ=? | 1967 | 夜なきラーメンを始めるバカボンとパパを、まただまそうとする。赤ん坊はまだ生まれない。 |
バカちゃんおんぶ | 1967 | 赤ちゃんを育てる練習をするバカボンとパパだが、まだ生まれない。 |
バカシングのボクシング | 1967 | 赤ちゃんを守るために、ボクシングをはじめる。まだまだ生まれない。 |
モシモシ早くうまれておいでね! | 1967 | 赤ちゃんにきかれたら困るので、家庭教師で勉強するバカボン。まだ生まれない。 |
どんな顔 こんな顔 | 1967 | やっと生まれた赤ちゃんに、なかなか会えない。 |
赤ちゃんはハジメちゃんなのだ | 1967 | 赤ちゃんが気になって、仕事が手につかないパパたち。ママがハジメと命名。 |
しゃべりハジメなのだ | 1967 | もうしゃべりはじめたハジメは天才だ! |
天才児のカンソウのイモ | 1967 | 天才児を聞きつけて病院に連れて行かれて調査されようとするが、パパたちが邪魔をする。 |
ボロショイサーカスの天才児 | 1967 | 人気のないサーカスがハジメを誘拐する。 |
パパはめでたい日本一 | 1967 | どろぼうに入られるが、ハジメのおかげでつかまえられる。 |
ショーギでショーブだ | 1967 | 将棋が強いのを自慢する親父も、ハジメには負ける。 |
川でトリをつるのだ | 1967 | いろんなものをつり上げるバカボンとパパ。 |
バカボンのロボットいい研究ね | 1967 | バカボンの作ったロボットにパパが入って動いたふりをするが…。 |
スルメの国の旅ガラス | 1967 | 旅ガラスのスタイルで家出したバカボンとパパ。 |
バカボンにヒゲがはえるか! | 1967 | 整形してバカボンになりすますどろぼう。 |
カニボスと海のショーバイ | 1967 | 海でバイトするバカボンとパパが、やくざのボスをやっつける。 |
アピヨーン星は宇宙のココロ | 1967 | 失われても惜しくないという理由で、宇宙に送られたバカボンとパパ。 |
赤塚不二夫 天才バカボン 2
著者: 赤塚不二夫
発表: 1967年
発行所: 竹書房文庫
価格: 580円
宣伝文句
バカボンは無意味でシュールです。
帯、カバー、裏表紙等から引用
篠山紀信
ウナギイヌも、レレレのおじさんも、ピストルのおまわりさんも、その登場は唐突で無意味でシュールだ。だが、よーく考えるとその存在のあり様は恐いほどあの時代を現していた。時代を写すのがカメラマンなのだから、ボクはずーっと「カメラ小僧篠山紀信クン」であり続けたいと思っている。(解説より)
赤塚不二夫「天才バカボン 2」より引用
タイトル | 発表 | 感想 |
---|---|---|
バカかガカかそれが問題だ | 1967 | 突然絵の勉強をはじめるパパ。 |
バカは日本製がいいのだ | 1967 | 外国かぶれの、ママの友達がやってくる。 |
アッホーアッホーと山へいくのだ | 1967 | 山のぼりで、クマの穴に。 |
サルマネ菌のウン命だ | 1967 | ネズミのかじった西瓜で、食中毒になった強盗。 |
都の西北ワセダのとなり | 1967 | ついにバカ田大学の同級生登場。秀才三バカラス。 |
ネズミがわしをバカにしたのだ | 1967 | たくさんのネズミに悩まされる。時代の反映か。 |
なんじ神さまをだますなかれなのだ | 1967 | パパをだまして箱船を作らせるこじき。 |
ハイハイな俳句で電報うってきた | 1967 | 俳句で五七五調がぬけなくなった。 |
タリラリラーンのとうがらしなのだ | 1967 | とうがらし工場の味見係に採用されたパパ。 |
パパはイヌでバカボンはネコなのだ | 1967 | ハジメが犬にかまれて、パパは犬が大嫌いになった。バカボンは野良犬を飼いたいが…。 |
ハリとカモイがシキイなのだ!! | 1967 | 大工の親方は将棋に夢中で、家をパパにまかせる。レレレのおじさんの元ネタの人物登場。 |
キョーレツな香水なのだ | 1967 | ママのために香水を作るが、とてつもなくくさい。 |
パパのムスコがやってきたのだ | 1967 | 偽物の、パパにそっくりな子供がやってくる。 |
バカ塚不二夫と少年バカジンなのだ | 1967 | 漫画家の先生に弟子入りしたパパとバカボン。 |
お金のなる木はいかがなのだ | 1967 | 大金を拾ったパパ。たかだか40万円の借金で自殺しそうになるオヤジなど、時代を感じさせる。 |
雪やコンコン サトウやコンコンなのだ | 1967 | 風呂屋に、雪がふる風景など、昔の冬の話題。貧しくても夢があった時代。 |
わしは夜中のガードマンなのだ | 1967 | 夜警になったパパだが、けっこうこわい。 |
免許証なんか知ってたまるか | 1967 | 車のセールスマンに、むりやり買わされたパパ。 |
赤塚不二夫 天才バカボン 3
著者: 赤塚不二夫
発表: 1967年
発行所: 竹書房文庫
価格: 580円
宣伝文句
バカボンをメロンのかわりに届けよう
帯、カバー、裏表紙等から引用
デーブ・スペクター
……日本に来て、テレビで『オレたちひょーきん族』を観たとき、「なんだこれ、赤塚漫画のキャラクターばかりじゃないか?」と思いました。……まるで漫画のページから出てきたみたいでした。結局、日本のテレビのギャグ世界は、赤塚漫画が元祖だといえるのではないでしょうか。(解説より)
赤塚不二夫「天才バカボン 3」より引用
タイトル | 発表 | 感想 |
---|---|---|
みんな消えたのだ! ゆうかい事件だ | 1967 | レストランで食事したら、お金がたりない。パパが家にとりにいくが…。 |
パパかおまわりか どっちかなのだ | 1967 | パパにそっくりな、おまわりさん登場。 |
いったいきょうはなんの日なのだ | 1967 | クリスマスでも七夕でも子供の日でもない、ママがよろこぶ日。 |
セイザにギョーザにモノホシウメボシ | 1967 | ハジメの作った天体望遠鏡で、どろぼうを見つけたパパ。 |
コケコッコは月給トリなのだ | 1967 | ニワトリを飼いだしたパパ。 |
ことしもきたのだお正月さん | 1967 | お正月で来たお客は、酒が入るとめちゃくちゃになりたくなる。 |
タイムマシンで神さまになるのだ | 1967 | 大昔に行ったら、神様扱いを受ける、パパとバカボン。 |
しょうじと習字とどうちがうのだ | 1967 | 冬休みの宿題で、習字騒動。 |
歩きはじめたハジメちゃん | 1967 | もう歩いた天才児のハジメ。 |
お城とスイカをこうかんしたのだ | 1967 | めずらしいものを食いたい金持ちが、パパの西瓜をほしがる。 |
服をきてると死刑なのだ | 1967 | はだかにならないと死刑になると、パパをだまそうとする悪い奴ら。 |
やくそくまもれば死ぬほどひもじい | 1967 | 助けた金持ちに、1週間後にごちそうになる約束をしたパパとバカボン。 |
アッホ ヤッホ スキーはたのし | 1967 | スキーもないのにスキーに行ったパパとバカボン。 |
うちの殿におヘソをあげて | 1967 | パパがほりだしたのは、トノサマカエル。 |
宇宙人をタイホせよ | 1967 | 宇宙人のふりをして、パパをだます悪い奴ら。 |
パパは警官になったのだ | 1967 | 警察官の服を見つけたパパは、警官に間違われる。 |
きーめた きめた 犯人にきめた | 1967 | 目ん玉つながりの本官初登場。 |
あたらないから うらない買わない | 1967 | バカ田大学の同級生だった、うらない師。 |
赤塚不二夫 天才バカボン 4
著者: 赤塚不二夫
発表: 1967年
発行所: 竹書房文庫
価格: 580円
宣伝文句
バカボンにみる天才の直観
帯、カバー、裏表紙等から引用
横尾忠則
「天才」は社会の常識や制度から逸脱したトリッキーな性格を持っているので、その辺が好きなのです。……『天才バカボン』の魅力は、「天才」の名に恥じず、「無思想」「無目的」をつらぬいてきたことではないかと思います。(解説より)
赤塚不二夫「天才バカボン 4」より引用
タイトル | 発表 | 感想 |
---|---|---|
あそびにきたのだ土の中 | 1967 | 地下の小倉さんを探して。 |
おくさん こわい エントツこわい | 1967 | 恐妻家の科学者が作った、力のつよくなる薬。 |
サクラはちるちる人もちる | 1967 | 桜が散ってしまってら死んでしまうと信じている病人。 |
パパはそうじ大臣なのだ | 1967 | 大そうじの日で、掃除機で大あばれ。 |
ヤカンをかぶった三カン王 | 1967 | かぶったら取れなくなった。 |
ブタの惑星なのだ | 1967 | なぜか惑星探検に出かける、パパとバカボン。 |
夜なきそば屋でもうけよう | 1967 | 金を拾って大もうけ。 |
死んだらたばこはすえないのだ | 1967 | なかなか禁煙できないおやじ。 |
だれが とったか おサカナさん | 1967 | バカボンが預った魚を、パパが食ってしまった。 |
えんぜつするにはセビロがいるのだ | 1967 | バカ田大学で、みそしるの話をすることになったパパ。 |
テッポーもって記事とりに | 1967 | 突然うちが新聞社になった。 |
トンカツ ブタさん | 1967 | バカボンが見つけてきたブタを食いたいパパ。 |
おとなはおとなとあそびなさい | 1967 | バカボンやハジメが遊んでくれないパパ。 |
ゴミの中から100万円なのだ | 1967 | ゴミあさりをはじめる、パパとバカボン。 |
クツミガキはおそろしいのだ | 1967 | 隠れて靴磨きのバイトをしているバカボン。 |
わしのいくとこ うらなって | 1967 | なぜ走っているのか、忘れたパパ。 |
TENSAI BAKABON | 1967 | 渡米する友人のために、英語を作ることにしたパパ。 |
わしはサイケなセールスマンなのだ | 1967 | イヌネコ化粧品のセールスをすることになったパパ。 |
ハジメちゃんは家庭教師 | 1967 | ハジメの代りにパパが来て、大混乱。 |
赤塚不二夫 天才バカボン 5
著者: 赤塚不二夫
発表: 1967年
発行所: 竹書房文庫
価格: 580円
宣伝文句
バカボンは赤塚そのもの
帯、カバー、裏表紙等から引用
石ノ森章太郎
……そう、赤塚は天才ギャグマンガ家だったのだ。突如訪れたチャンスに、秘めたる才能が一気にバクハツし、赤塚は超売れっ子ギャグマンガ家になった。『天才バカボン』は、天才赤塚のギャグの集大成なのである。(解説より)
赤塚不二夫「天才バカボン 5」より引用
タイトル | 発表 | 感想 |
---|---|---|
お酒のにおいをよこすのだ! | 1967 | どうにも酒が飲みたい学校の先生。 |
シッチャカメッチャカの海水浴 | 1967 | バカ田大学水泳部登場。 |
クマさんとギッタンバッタン | 1967 | 山の鍾乳洞でクマと遭遇。 |
バカ田大学思い出日記 | 1967 | 嘘ばっかりのパパの昔の日記。 |
カッパの王様 | 1967 | 世界ではじめてカッパを見たことにしたバカ田大学校長。 |
わしとわしは同期の桜なのだ | 1967 | パパにそっくりな男登場。 |
天才ブタボン | 1967 | むりやりふとる薬。 |
夏のなごりの砂浜で | 1967 | タコににている、売れないツボ屋のおやじ。 |
ネコの目パパの目 | 1967 | シャックリを止めるために、ネコの目を移植したパパ。 |
ターターターのタリラリラーン | 1967 | テレビでコントするパパ。 |
ケンカの勝ちかたおしえてよ | 1967 | ケンカに強くなる方法をさぐるパパ。 |
モシモシお月さん こんばんはなのだ | 1967 | みんなタヌキの格好で、お月見。 |
悪寛和尚の金もうけ | 1967 | 坊主見習いになったパパ。 |
二本だての夢をみよう | 1967 | 眠り薬の飲み過ぎで、夢と現実がごっちゃになったパパ。 |
おまわりさんのクセを直そう | 1967 | 警官のふりをした泥棒。 |
パパはノーベル賞を書くのだ | 1967 | 小説家に目覚めたパパ。 |
木の葉が一枚さびしいのだ | 1967 | 秋で毛が抜ける男。 |
ボーナスをつかまえるのだ | 1967 | みんなもらっているらしいボーナスがほしいパパ。 |
空頭の大先生なのだ | 1967 | 空手じゃなくて空頭。 |
赤塚不二夫 天才バカボン 6
著者: 赤塚不二夫
発表: 1967年
発行所: 竹書房文庫
価格: 580円
宣伝文句
バカボンは笑い無差別級
帯、カバー、裏表紙等から引用
筒井康隆
……よく「差別的なギャグ」と言う人がいますが、「笑い」は元々差別的なのです。それは、この『天才バカボン』を全部通して読めば誰にでもわかることですが、赤塚さんは特定の人を笑い物にしているわけです。そういう意味では逆に差別的でないということがいえるでしょう。(解説より)
赤塚不二夫「天才バカボン 6」より引用
タイトル | 発表 | 感想 |
---|---|---|
パパはヒイキするのだ | 1967 | 片方を贔屓することを覚えたパパ。 |
パパの警察手帳 | 1967 | ピストルを落とした刑事。 |
お歳暮はそうじ鬼なのだ | 1967 | バカ田大学考古学部登場。そうじ魔をおいていく。 |
とられたスモーをかえしてよ | 1967 | 泥棒に相撲をとられて口惜しいパパ。 |
おめれとうお年玉作戦 | 1967 | いったい気違いは誰だ。 |
わしは新聞にだまされた | 1967 | エイプリル・フールと間違えて、嘘ばかりつくパパ。 |
石さん100万円! | 1967 | こよなく石を愛でるおやじ。 |
九官鳥王子 | 1967 | うそつき九官鳥に翻弄されるパパ。 |
バカは死んでもなおらない | 1967 | やたらと死にたがるおやじを助けようとしたパパだが…。 |
カニさんのおフロなのだ | 1967 | 風呂屋が休みで海にまで来たパパ。 |
イスはクルマなのだ | 1967 | イスを買いに出たパパだが、大学の後輩に会ってめちゃくちゃになる。 |
パパは会社でコニャニャチハなのだ | 1967 | サラリーマンになったパパだが、会社が倒産してしまった。 |
ママのおムコをみつけるのだ | 1967 | 見合いの予定の腹話術師。 |
物置きみたいな人なのだ | 1967 | なんでも出せる手品師。 |
天地無用之介 | 1967 | バカ田大学のクラスメートとサカサマ教を作る。 |
秋ふかしおイモふかしてへをふかしなのだ | 1967 | 焼き芋はやはり、落ち葉で焼くのがいい。 |
夕やけ小やけの旅ガラスなのだ | 1967 | モノモライになったパパは森の石松。 |
ゆうかい犯人はオカシなのだ | 1967 | バカボンがいなくなってしまった! |
赤塚不二夫 天才バカボン 7
著者: 赤塚不二夫
発表: 1967年
発行所: 竹書房文庫
価格: 580円
宣伝文句
バカボンの本当の強さとやさしさ
帯、カバー、裏表紙等から引用
黒柳徹子
……私は赤塚漫画の秘密を見た思いがしました。赤塚さんは、子供時代の体験を通して、本当の強さや、やさしさなど人間の本質をよく理解し、自分の怒りやエネルギーを作品化しているのだと納得したのです。(解説より)
赤塚不二夫「天才バカボン 7」より引用
タイトル | 発表 | 感想 |
---|---|---|
動物あわせてノーベル賞なのだ | 1967 | 動物を合成する怪博士。 |
クラスメートルがやってきたのだ | 1967 | 全く話が通じないバカ田大学の同級生。 |
1967 | なんとタイトルがない西部劇! | |
殿様はくるしゅうないのだ | 1967 | 突然殿様がやってきた。 |
えらい人になりたいのだ | 1967 | 本を読んでえらくなりたいパパ。ニャロメ登場。 |
入院はおもしろいのだ | 1967 | 救急車の乗りたいばかりに入院するはめになったパパと、こわい看護婦。 |
お化粧ごっこなのだ | 1967 | お化粧したら女らしくなった、おまわりさん。 |
おまわりさんを愛するのだ | 1967 | 正月だというのに勤務中のおまわりさん。 |
いやな雨でもほしくなるのだ | 1967 | 雨がきらいな金持ちと砂漠へ行く。 |
カナヅチでもおよぐのだ | 1967 | 寒いのに池で水泳。 |
復讐は土にうめたのだ | 1967 | バカ田大学の同級生の、とっちゃん坊や。 |
たいくつはひとごろしなのだ | 1967 | 退屈のあまり、バカ大の同級生のニガムシのところへ行く。 |
大きい舌はいいことなのだ | 1967 | 舌が長くて便利なバカ大の大下くん。 |
いじきたなくて死にそうなのだ | 1967 | なんでもガツガツ食う、いやしいおやじ。 |
夜まわりはひるまわりなのだ | 1967 | 火の用心でこわい巡回。 |
ユカイ カイカイ キキ カイカイ クスリ | 1967 | なんでも巨大にする薬を発明したバカ大医学部の小野くん。 |
バカボンの先生がせめてくるのだ | 1967 | 酒が切れると酔っぱらう先生。 |
赤塚不二夫 天才バカボン 8
著者: 赤塚不二夫
発表: 1967年
発行所: 竹書房文庫
価格: 580円
宣伝文句
バカボンにノーベル堕落賞を
帯、カバー、裏表紙等から引用
所ジョージ
……赤塚さんの才能には、おどろく他ありません。うらやましい才能というのではなく、頭の中で何かこわれているのだと思うのです。考えて出てくるものではありません。……人間の脳では、赤塚さんをぬくことは不可能なのです。(解説より)
赤塚不二夫「天才バカボン 8」より引用
タイトル | 発表 | 感想 |
---|---|---|
忘れっぽいのが命をとるのだ | 1967 | 異常に忘れっぽい、バカ大のバカ山くん。この頃が質的に絶頂期か。 |
きれいなブスとりこうなバカなのだ | 1967 | バカ大の後輩のヌケ彦くんのガール・フレンドは、賢いアホ子さん。 |
ネコババではない拾得したのだ | 1967 | おまわりをからかうパパ。「国会で青島幸男が決めたのだ」登場。 |
ウィリアム・テルなのだ | 1967 | まねをしようとしたら、いつのまにかインディアンになったパパ。 |
タコさんタコさん勉強するのだ | 1967 | 窓からタコが飛び込んできて大騒ぎ。 |
ガンクツ王のふくしゅうなのだ | 1967 | 異常に小さくていじめられていた、同級生のガンちゃん。 |
BAKA型の輸血なのだ | 1967 | 実はパパの血は非常に貴重だった。ダメおやじ登場。 |
うらなう人の星の王子さまなのだ | 1967 | テンクルテンクルチーカチカで、なぐって出る星でうらなう子供。 |
空手の天才のバカなのだ | 1967 | トーストと、なんでも割りたい、バカ大の後輩の空手部の男。 |
テイノウ義塾がやってきたのだ | 1967 | ライバル登場。しかしバカ大の方が偉大だった。 |
バイオリンでゲゲゲのゲなのだ | 1967 | パパのバイオリンで皆吐き気をもよおす。 |
催眠術の呪いなのだ | 1967 | バカ大時代からの中の悪い友達に、催眠術をかけられるパパ。 |
怪奇タレントがいっぱいなのだ | 1967 | 怪奇な人間大集合。これは長谷邦夫くさい絵だ。 |
お墓の中でコニャニャチハなのだ | 1967 | バカ大おばけ研究部登場とおまわりさん。 |
ゴミだらけは美しいのだ | 1967 | 美しい小説を書く先生は、超汚くないと書けない。 |
警官は市民のお手本なのだ | 1967 | KC庁模型クラブの趣味が全然通じないパパ。 |
モク山さんの禁煙なのだ | 1967 | バカ大タバコ研究部の男はヘビー・スモーカー。 |
赤塚不二夫 天才バカボン 9
著者: 赤塚不二夫
発表: 1967年
発行所: 竹書房文庫
価格: 580円
宣伝文句
バカボンは幸福論である
帯、カバー、裏表紙等から引用
荒木経惟
……赤塚さんの描く世界は破天荒だから、モラルや常識みたいなものと対称的に見てるひとが多いようだけど、それはまったく的ハズレだね。親子のことや、人間が生きていくためのもっとも根本的な問題が、ヒジョーに芸術的に描かれているんだよね。ちょっと毒をもって。(解説より)
赤塚不二夫「天才バカボン 9」より引用
タイトル | 発表 | 感想 |
---|---|---|
ゴルフのレジャーのスポーツなのだ | 1967 | ゴルフへ行くはずが海水浴へ行くパパ。 |
ペットはだいじにかわいがるのだ | 1967 | 異常にペットの犬と鳥を大事にするパパの友達の夫婦。 |
お酒の中毒のアニマルなのだ | 1967 | 酒が切れると幻覚がみえるヤクザの親分。 |
竜宮カメちゃん わしのものなのだ | 1967 | カメの子たわしを買いに行って、カメを連れてきたパパ。 |
ユーレイさんよコニャニャチハ | 1967 | シーズンを過ぎた冬の氷屋と幽霊。 |
わしは野口の医学の勝利なのだ | 1967 | あっさりチエノワを解くことができるパパ。 |
TEN SAI BAKABON IN U.S.A. | 1967 | テレポートでアメリカに行った本官とパパの頭。 |
ニューヨークのフレンドなのだ | 1967 | まだアメリカにいるパパは無事日本へ帰れるか。 |
宝をうめてさがすのだ | 1967 | 夜に海賊が庭に宝を埋めている。 |
バカをえがいて30年なのだ | 1967 | えらい芸術家のモデルになったパパ。 |
ミイラの殿さま どこいったのだ | 1967 | 昔裏切られて埋められた殿が、お湯をかけたらよみがえった。 |
賞金かせぎの狼なのだ | 1967 | 石川五右衛門退治の時代劇。 |
わしの初恋の若さなのだヤマちゃん | 1967 | 黒百合女学院のママを見そめて、デートの練習をする若き日のパパ。 |
わしはママとケッコンなのだ | 1967 | どうしてママは最初のデートで、結婚を決意したのか。 |
新婚はヤキモチだらけなのだ | 1967 | 新婚時代もめちゃくちゃだった。ママの父親はパパに似ていた。 |
モモのウラシマの太郎なのだ | 1967 | 昔話のパロディ編。 |
赤塚不二夫 天才バカボン 10
著者: 赤塚不二夫
発表: 1967年
発行所: 竹書房文庫
価格: 580円
宣伝文句
バカボンのダイナマイな魅力
帯、カバー、裏表紙等から引用
小沢健二
……曲なり詞なりのパッとでたフレーズで、バカボンくらいスッスッとヌケていけたら、と思います。「こんなの出ちゃいました。どうしましょ。まあいいか」ってのが一番。バカボンはそれのいいお手本って感じですね。……今こそ通用する強さを感じました。(解説より)
赤塚不二夫「天才バカボン 10」より引用
タイトル | 発表 | 感想 |
---|---|---|
バカタレ菌の天才なのだ | 1967 | ずっと風呂に入っていなかったパパの垢から生まれたバイキン。 |
鬼子とおじいさんなのだ | 1967 | 鬼のような娘と、大事にされないお父さん。 |
わしの生まれた はじめなのだ | 1967 | パパが生まれたときは、大天才だった。 |
わしの天才が バカになったのだ | 1967 | しかし、くしゃみして歯車が一つとれてバカになってしまった。 |
からかいは ゆかいの忘年会なのだ | 1967 | またも勤務中の本官をからかうパパ。 |
キミの初夢 公開するのだ | 1967 | みんなが見た初夢いろいろ。 |
20年後のお話なのだ 前編 | 1967 | バカボンはハゲて、ハジメは研究でアフリカへ。 |
20年後のお話なのだ 後編 | 1967 | ママは太ってパンクしてしまった。 |
怪盗白雪先輩なのだ | 1967 | バカ大の先輩は頭に雪山のある泥棒。 |
天才バカボンの劇画なのだ | 1967 | さいとう・たかを風劇画の世界。 |
知能指数は700円なのだ | 1967 | パパに昔700円貸した男が取り立てに来た。 |
クラスメートルの合いことばなのだ | 1967 | 28年前に再会する約束をした舟木くん。 |
犬養さんのネコ養さんなのだ | 1967 | みんなにイヌだと言われて、自分を見失ったネコ。 |
天才おバカボン | 1967 | 少女漫画風、お花だらけ。 |
ホシのアリバイの探偵なのだ | 1967 | 社長殺しの犯人は誰だ。 |
ミュージカルでバカボンなのだ | 1967 | 懐かしい歌ばかりのミュージカル。 |
天シャイ バカボン | 1967 | 超とっちゃん坊やの見合い。パパはバカ大哲学科社会学部卒業だった。 |
キェンキャイ キャキャキョン | 1967 | しゃべる指の恐怖。 |
赤塚不二夫 天才バカボン 11
著者: 赤塚不二夫
発表: 1967年
発行所: 竹書房文庫
価格: 580円
宣伝文句
バカボン頭の火山が大爆発
帯、カバー、裏表紙等から引用
山本晋也
……赤塚先生は最近ますますバカボンのパパに似てきたんじゃないかという気がしますね。そしてバカボン世界には、先生の純真無垢な部分、もっとそうありたいという理想が出ているんじゃないかなと。……バカボン一家は、何ともいえない愛情に包まれた家庭じゃないですか。(解説より)
赤塚不二夫「天才バカボン 11」より引用
タイトル | 発表 | 感想 |
---|---|---|
どうしてですかの犯人なのだ | 1967 | 質問ばかりのバカ大のいやな新入生。 |
ドビンとチャビンのクルーソーなのだ | 1967 | 幸福のドビンがないと耐えられないハゲチャビンおやじ。 |
なぜか見えない再会なのだ | 1967 | 親友が10年ぶりに会いにくるが、ハナ男の方がメインだ。 |
天才ホモボン | 1967 | ママの愛情に飢えているオッパイ魔と、本官の純愛。 |
夢の世界であいますのだ | 1967 | 夢の世界の奴らがうるさい。 |
源五郎と長十郎は愛なのだ | 1967 | 気持ち悪い漫画家の兄弟。 |
天才作詞家 きりつ礼なのだ | 1967 | なかにし礼の先輩らしい。 |
天才漫画家レポートなのだ | 1967 | 我慢に我慢を重ねた編集者、ついにキレる。 |
セイ子にマシ子にキャデラッ子なのだ | 1967 | 物は大事にするくせに、お手伝いさんを邪険にする大金持ち。 |
バーカード大がえりの留学生なのだ | 1967 | 日本語が通じなくなった留学生。 |
平凡天才ヤング女性男性バカボン自身 | 1967 | 実はタレント、芸能人好きの本官。 |
同士諸君!! | 1967 | ナンセーンスなウーマン・リブの闘士登場。 |
先生のセンセーショナルなのだ | 1967 | ママが女優とうそをついてしまったバカボン。 |
紅トカゲファーザーなのだ | 1967 | バカボンの嘘から生まれた紅トカゲ団。 |
警官ニューフェースなのだ | 1967 | かなりくだけた新人警官。 |
ウナギのイヌのカバやきなのだ | 1967 | ウナギイヌ初登場。あっさりバカボン一家に食われてしまう。 |
天才 暑中お見舞い申しあげます | 1967 | クビになってしまって、情けない本官。 |
カエルはカエルがさばくのだ | 1967 | 不良カエルのカップル。 |
赤塚不二夫 天才バカボン 12
著者: 赤塚不二夫
発表: 1967年
発行所: 竹書房文庫
価格: 580円
宣伝文句
バカボンは名優ぞろい
帯、カバー、裏表紙等から引用
和田誠
……赤塚さん自身は、自分の仕事を前衛だのシュールだのといった意識でやっていたのではないだろう。……みんなをビックリさせてやろう、という思いだけで描いていたに違いない。それが結果的に時代の先取りとなっていたのである。(解説より)
赤塚不二夫「天才バカボン 12」より引用
タイトル | 発表 | 感想 |
---|---|---|
天才ウナギイヌ | 1967 | 好評につきウナギイヌ再登場。父がイヌで母がウナギだった。 |
タマゲタ株式会社なのだ | 1967 | とつぜん家が会社になってしまった。 |
日本人間改造論なのだ | 1967 | 自分を改造して、どれだけ彼女が愛しているか試す。 |
天才冷凍人間ですのだ | 1967 | 30年間氷漬けになっていた氷屋の子供。 |
天才死ね死ね死ね | 1967 | なんとかパパをおどろかしたいイガラシ君。 |
みんなそろってフチオさん | 1967 | 本官の名前は白塚フチオだった。 |
強盗殺人の予約なのだ | 1967 | またもパパと友達にからかわれる本官。 |
ててててててててんさいババババカボボボボン | 1967 | どもりの男は、女言葉はちゃんと話せる。だいぶ下品になってきた。 |
交番取りしらべ日記なのだ | 1967 | 帰ってきた新人警官の取り調べ。 |
ただでもうける大もうけなのだ | 1967 | 体の部品を売ってもうかった男。 |
電話の電話のTEL子さんなのだ | 1967 | あこがれの電話が来て喜んでいたパパの友達だったが…。 |
お見合いシーズンの練習なのだ | 1967 | 見合いの熟練者の本官が手ほどき。 |
キンタマ先生のご結婚なのだ | 1967 | まじめすぎてキンタマ病になった先生。ど下品になってきた。 |
しようかしまいか しようかしまいか | 1967 | 結婚を悩む本官。 |
10本立て大興行 | 1967 | かなり滅茶苦茶な全69ページ。 |
赤塚不二夫 天才バカボン 13
著者: 赤塚不二夫
発表: 1967年
発行所: 竹書房文庫
価格: 580円
宣伝文句
バカボンにみる天衣無縫
帯、カバー、裏表紙等から引用
佐久間良子
……赤塚先生ご本人の第一印象としては、とにかく天真爛漫で、天衣無縫で、初々しい方だなぁという思いを強くしました。……『天才バカボン』に限らず、そのまま先生ご自身のお人柄が、作品ににじみでているような気がします。(解説より)
赤塚不二夫「天才バカボン 13」より引用
タイトル | 発表 | 感想 |
---|---|---|
常識破壊促進研究なのだ | 1967 | バカ大を訪れて後輩をしごくパパ。 |
天才マンガボン | 1967 | 四段階の漫画を描く先生。 |
天才えーと えーと なんだっけ……? | 1967 | 緊張する本官の取り調べ。 |
十大ニュースの漫画ですのだ | 1967 | 昭和47年のニュースを無理矢理混ぜた漫画。 |
金のなる木の卵なのだ | 1967 | 狂言誘拐で金持ちを脅迫。 |
天才バカボンのつもりー | 1967 | つもりつもりの先輩。 |
天のお雪をお待ちするのだ | 1967 | 雪が降ってほしいパパたち。 |
おまわりさんのシンマイなのだ | 1967 | 新人の警官は署長の子供だった。 |
ドクターカカシよやすらかなのだ | 1967 | 本官の子供が医者をいじめる。 |
女を万引きいたすのだ | 1967 | 本官が捕まえた万引き犯の姉は、美人で有名だった。 |
神のおつげのカタグルマなのだ | 1967 | パパを3日間肩車せよというお告げ。 |
神様と約束なのだ | 1967 | 本官のウンコをパパの手で受けよという約束。 |
またまた神様と約束なのだ | 1967 | 今日一日素っ裸でいるという約束。 |
角い角い世界なのだ | 1967 | もしもこの世に丸いものがなかったら。 |
テケテケテンのおまわりさん | 1967 | 落語家くずれのおまわりさん。 |
仰げばとおとし わが師のウンなのだ | 1967 | バカ大の卒業の思い出。 |
電送マシンの先輩なのだ | 1967 | 物質転送機でイタズラするパパ。 |
バカ塚先生とバカラシ記者 | 1967 | 帝国ホテルで漫画を描くことになった先生。 |
赤塚不二夫 天才バカボン 14
著者: 赤塚不二夫
発表: 1967年
発行所: 竹書房文庫
価格: 580円
宣伝文句
バカボンはオシャマンベ
帯、カバー、裏表紙等から引用
由利徹
……不二夫ちゃん、俺はこの人の生き方が好きだね。飲みたい時は朝から飲み、寝たい時は二日でも三日でも寝る。そして、いい仕事をする。合間を見ちゃあバカをやっている。うらやましいなァ。(解説より)
赤塚不二夫「天才バカボン 14」より引用
タイトル | 発表 | 感想 |
---|---|---|
バカラシ記者はつらいのだ | 1967 | 中年漫画編集者いじめ。 |
天才ウマボン | 1967 | ノラウマ初登場で大あばれ。 |
ノラウマ社員の無責任なのだ | 1967 | ノラウマはなぜ野良になったのか。 |
ジャンケンホカホカ ハイドウドウなのだ | 1967 | ジャンケンでバカボンに勝てないノラウマの出番の多さに、ちょっと嫉妬するウナギイヌ。 |
あたしのジョー | 1967 | バカボンがジョーで、パパがだんべえ役。 |
篠山紀信の社会派なのだ | 1967 | 事件写真に凝っているカメラ小僧。イヤミのゲスト出演。 |
実物大のバカボンなのだ | 1967 | 日本初の実物大漫画になるはずだったが…。 |
恋の季節の写真なのだ | 1967 | カメラ小僧が本官に持ってきたのは、エロ写真か? |
天才ハカホン | 1967 | 初出演で、異常に緊張している警官。 |
天才何もしないボン | 1967 | 何も反応しないバカボンの秘密。 |
中学三年星の征服なのだ | 1967 | 「マサコチャーン」で地球侵略宣言したパパ総統だったが。 |
マダラまだらのアホンダラなのだ | 1967 | 大きなウソをつきたかった男。 |
4年のズレのおくれなのだ | 1967 | 流行のテンポがずれているバカ大の後輩で、話が合わない。 |
イライラヒリヒリごくろうさまなのだ | 1967 | あっとこっちへ飛んで、非常に読みにくい漫画。このあたりから、ギャグの王道というより、実験的になってくる。 |
下品で読みやすい漫画なのだ | 1967 | 「ナシ」こまで、手抜き多し。 |
ヒロカオさんのおまわりさんなのだ | 1967 | 警官の家系の呪いで、異常にでかいツラになった新人警官。 |
ていねいなバカボンなのだ | 1967 | ”手抜き”批判に答えて、パパがウンコをもらすまでを克明に描く。 |
夏はやせるのだ | 1967 | 暑くてみんな激夏ヤセ! |
満月の大傑作の漫画家なのだ | 1967 | 満月になると狼になって絶好調に描く漫画家。 |
赤塚不二夫 天才バカボン 15 ★★★★★
著者: 赤塚不二夫
発表: 1967年
発行所: 竹書房文庫
価格: 580円
宣伝文句
レレレ人生哲学
帯、カバー、裏表紙等から引用
浅葉克己
……赤塚マンガは単なるギャグマンガではない。人生哲学だ。若い人は「天才バカボン」を何度も繰り返して読みなさい。するめを噛むように、味がだんだん濃くなってやめられなくなるから不思議だ。(解説より)
赤塚不二夫「天才バカボン 15」より引用
タイトル | 発表 | 感想 |
---|---|---|
コジキ鳥のおじさんなのだ | 1967 | ウソばかりつくコジキのニワトリ。 |
天才バカボンの3本立てなのだ | 1967 | パパの先輩の学者、オ○ンコ、先輩再登場のなぜか三本立て。 |
篠山紀信のしばらくなのだ | 1967 | またカメラ小僧の一見いやらしい写真。もうすぐ連載がおわると思って、かなりいい加減になってくる。 |
亭主関白の失敗なのだ | 1967 | いばって女房子供を見せない亭主。 |
木ノピ男のおどろ木ももの木なのだ | 1967 | 後輩が間違って作った木人が、この木になったのだ。 |
ニャンかワンか問題なのだ | 1967 | ニャンと鳴くまで餌をもらえなくなったイヌの悲劇。 |
ダジャレ特集6本立てなのだ | 1967 | トウフ、運命判断、ツチノコ、PCB、流行歌、アラジンのランプの6つ。ココロのボスのゲスト出演。 |
フランス小話特集なのだ | 1967 | あしかましいヤツ、味なケツ、オウム、動物ホテル、透明人間、さいごの1本、山わけ、サルまねの八本立て。 |
にがお絵が200枚なのだ | 1967 | うまい似顔絵描きに挑む醜い男。 |
遠視と近視の愛護デーなのだ | 1967 | 超遠視と超近視には、世界がどのように見えるか。 |
傷つきやすい少年の心なのだ | 1967 | 叱られて、突然硬くなった少年の言葉使い。 |
!!!表記不能!!! | 1967 | 絵の代わりに字、字の代わりに絵。もう、何が何やら。 |
説明つき左手漫画なのだ | 1967 | 左手で描いたのに、けっこううまい。 |
絵の表現のへたくそなのだ | 1967 | 本当に右足で描いたのか。うますぎる。 |
最終回のやけくそマンガなのだ | 1967 | フランス帰りの先輩。やらせ最終回。 |
またでてきたのだ天才バカボン | 1967 | 後輩のライオンズ・クラブに入りたいパパ。3週間で復活! |
赤塚不二夫 天才バカボン 16
著者: 赤塚不二夫
発表: 1967年
発行所: 竹書房文庫
価格: 580円
宣伝文句
超ヒ〜リング
帯、カバー、裏表紙等から引用
坂田明
……今、赤塚マンガに触れると、ヒーリング(心の癒し)を感じますね。赤塚さんの本当に凄いところは、俺たちみたいな人間に生きる勇気を与えてくれたことだと思う。自分の世界に引き込んで本当の自由を体験させくれるようなね。(解説より)
赤塚不二夫「天才バカボン 16」より引用
タイトル | 発表 | 感想 |
---|---|---|
スケベ学部のエロ塚なのだ | 1967 | 今回から山田一郎と改名。バカ大スケベ学部の後輩登場。 |
マネージャーはクソムシなのだ | 1967 | マネージャーが漫画家を過保護にするには理由がある。 |
ギャグも節約バカボンなのだ | 1967 | 動物病院の混乱。当時は物不足らしい。 |
まじめにやるんだ近藤さん | 1967 | アシスタントの近藤君に逃げられて、絵が下手になる。 |
条件反射の教育なのだ | 1967 | スローモーな受験生を熱鉄板で教育。 |
おまわりポリ公のダジャレ合戦1 | 1967 | 本官と泥棒の攻防。 |
おまわりポリ公のダジャレ合戦2 | 1967 | 本官にはシャレのセンスがない! |
おまわりポリ公のダジャレ合戦3 | 1967 | シャレ合戦地名編。 |
天才シャレなしバカボン | 1967 | 今回はなかなか出ない。 |
ねむれないのだ夢の中 | 1967 | 眠れないパパと、不眠症のヒツジ。 |
床の間のナマイ『木』なのだ | 1967 | いい形の木をほめすぎたら、いばり出した。 |
メザシは五人きょうだいなのだ | 1967 | 突然来た、非常にかわいそうな子供。 |
二番煎じの王さまなのだ | 1967 | 今回からまた赤塚不二夫に戻る。二番煎じの方法いろいろ。 |
整形手術の熊さんなのだ | 1967 | もと大工の整形外科医。 |
ペンフレンドの文通なのだ | 1967 | 女のふりして文通している男のイタズラの末路。 |
ぼくはどこから生まれたの | 1967 | 性に目覚めたバカボンの疑問。 |
巨大クチビル物語なのだ | 1967 | 巨大なクチビル男とクチビル女の出会い。 |
天才タコボン | 1967 | とつぜんタコが主役。 |
赤塚不二夫 天才バカボン 17
著者: 赤塚不二夫
発表: 1967年
発行所: 竹書房文庫
価格: 580円
宣伝文句
いま読むと、ちょうどいい気がします。
帯、カバー、裏表紙等から引用
高城剛
……広告とか、赤塚さんのテイストってのはあちこちに出てるんで、今の人もキャラは知ってると思うけれど、マンガは逆に”早すぎた”って感じがするくらいで、いま読むとちょうどいい気がします。そのストーリーよりもむしろ浮遊感を共感してください。(解説より)
赤塚不二夫「天才バカボン 17」より引用
タイトル | 発表 | 感想 |
---|---|---|
カメラ入道タコ山写真なのだ | 1967 | 新進気鋭の写真家タコボン対カメラ小僧。 |
顔の変化のアメーバなのだ | 1967 | 刻々と顔が移り変わる男は強盗を働く。 |
天才どうしてですか? | 1967 | 50年間ジグソー・パズルを考え続けた少年。 |
夢のノコギリの大切なのだ | 1967 | 夢の中でパパを狙うノコギリの呪い。 |
燃えよマッチボンなのだ | 1967 | カーっとすると頭が燃えそうになる後輩の町田くん。 |
ナンセンスクイズの反省なのだ | 1967 | 間違えると殴られるクイズ合戦。 |
不幸のピーナッツの手紙ですのだ | 1967 | 配達された不幸のピーナッツ。 |
家庭教師は東大生ですのだ | 1967 | いやらしい教え子の鈴木一郎はカラスに似ている。 |
5倍のレンズの恐怖ですのだ | 1967 | なんでも5倍に見えるレンズを移植された本官。 |
うらめしやの夏バテなのだ | 1967 | やせてお化けに見える四谷の大岩後輩。 |
ハナゲもあらしもふみこえるのだ | 1967 | 鼻毛が伸びて髪の毛が縮んだ男。 |
愛のくらしの御恩ですのだ | 1967 | 幸せだった気の小さい男へ、ずうずうしい男がやってきて…。 |
マメの刑事のエダマメなのだ | 1967 | 新人警官と、えらく貫禄のあるエダマメ泥棒。 |
非常ドロボウ軍法会議なのだ | 1967 | 盗みに入ってついご馳走に手を出した泥棒の怒り。 |
ホコリのプライドのドロボーなのだ | 1967 | 一流の泥棒のプライドは、楽な盗みを許さない。 |
エクソイストの大恐怖なのだ | 1967 | イヌみたいなイスをもらってきてしまったのだ。 |
かわいい人の本官なのだ | 1967 | 美人に一目惚れしてしまった本官の失恋。 |
バカボンは関係ないのだ | 1967 | またも鈴木一郎が主役。 |
長いリクツのクセなのだ | 1967 | 異常に細かい話をする中学のクラスメートル登場。 |
赤塚不二夫 天才バカボン 18 ★★★★★
著者: 赤塚不二夫
発表: 1967年
発行所: 竹書房文庫
価格: 580円
宣伝文句
前頭葉ガコガコ
帯、カバー、裏表紙等から引用
大槻ケンヂ
……『天才バカボン』は「大変だ!」であった。……アヴァンギャルドとかシュールなんで言葉をもちろん知らなかった我々は、前頭葉をガコガコ刺激され、「なんだかわからんことをやってるが、ともかくスゴイ漫画だ!」と語りあったものだ。(解説より)
赤塚不二夫「天才バカボン 18」より引用
タイトル | 発表 | 感想 |
---|---|---|
たたえよ鉄カブト | 1967 | 鉄カブトの専門書を読みすぎた少年。 |
『天才アホボン』と『少年バカジン』 | 1967 | 時間に厳しい編集者。 |
三羽ガラスのイガラスなのだ | 1967 | バカ大三羽ガラスと呼ばれた友達がやってきた。 |
こけっこーのコケッコンなのだ | 1967 | ニワトリに贅を尽くした金持ち。 |
30年目の初顔あわせなのだ | 1967 | 30年来顔を見たことがない親友。 |
マホウビンのビビデバビデミスズ | 1967 | 1日1回魔法を使えるようになったパパ。 |
一日一回ビビデバビデミスズ | 1967 | 魔法シリーズ第2弾。バカ大ヘコキ研究部登場。 |
TENSAI VAGABOND | 1967 | 魔法シリーズ第3弾。疑り深い先輩の田中さん。 |
実録!! 天才バカボン | 1967 | バカ塚先生の引退宣言。 |
アホツカ・アホオと『少年バカジン』 | 1967 | アイデアを盗む漫画の先生。 |
なんでもかける人生なのだ | 1967 | 賭事がやめられない人たち。 |
シャレツカ・ダレオと『少年バカジン』 | 1967 | おもしろいシャレで漫画が進む先生。 |
刈田くんの借金なのだ | 1967 | 殴ると借金を思い出すパパ。 |
ひねくれ男のしあわせなのだ | 1967 | ひねくれた友達がやってきた。 |
勝木くんのライバル部なのだ | 1967 | なんでも張り合うバカ大ライバル部出身。 |
恐怖のビデオ目玉なのだ | 1967 | 10分後の世界しか見えない男! |
ほんとのほんとうの最終回なのだ!! | 1967 | 週刊誌での最後で、今までの思い出。以後別冊マガジンへ。 |
故郷へかざるニシキヘビなのだ | 1967 | 東京へ行って立派になろうとしたヘビ。 |
わしらの政府の転覆なのだ | 1967 | 7年前から地下活動をしたいる後輩の毛原。 |
赤塚不二夫 天才バカボン 19
著者: 赤塚不二夫
発表: 1967年
発行所: 竹書房文庫
価格: 580円
宣伝文句
天才の天才!
帯、カバー、裏表紙等から引用
唐十郎
……赤塚さんと似た人と会っただけで、なにも話ができないまま、事務所を出た。……何日か経って、芝居を観にきてくれた日、あれはあなたではなかったのかと聞くと「だって、一目見て、付き合っちゃいけないと感じたんだもん」ということだった。(解説より)
赤塚不二夫「天才バカボン 19」より引用
タイトル | 発表 | 感想 |
---|---|---|
ヘンリク・イプセンの『人形の家』なのだ | 1967 | すべて人形編。 |
恐怖の結論いそぎ人間なのだ | 1967 | さきが見えすぎる後輩。 |
ジンクス人間の恐怖なのだ | 1967 | 朝の儀式が済むと一日好調なおやじ。 |
顔の見えない お見合いなのだ | 1967 | 異常にはずかしがり屋の一家。 |
イラ塚イラ夫と『少年バカジン』なのだ | 1967 | イライラ漫画家と、いい加減編集者。 |
発作の病気の人助けなのだ | 1967 | 人間はみな幸せに生きる権利がある。 |
バカ大サギ学部卒業なのだ | 1967 | パパを殺し屋とだます詐欺師たち。 |
88ページ特集 | 1967 | バカなパパをもったママのないてあかした100日間なのだ。自信のない奴こっちへくるのだ。下落合タイムズ。マージャン実戦教室 これなら勝てる!! 早食い戦法!!バカボン中国語版 革命的致命的格闘的漫画 必殺!!地下礼足袋(ちかれたび)バカボン英語版 NHK-COMIC PART I DECAR(刑事) COLUMBO女の事件簿 はげしい夏が終わってバカ大女子寮の告白!秋の特選読み切り小説あのおまわりさんの目ン玉つながりを大陸移動説で解明!?教養特集 バカ大付属カメラ中学のオヨヨ教育。はじめてあかす おでかけのおじさんの意外な過去。ラストページ おわりにあたっておまけバカボンなのだ。 |
大サンセイの大ハクセイなのだ | 1967 | 剥製好きの友達からライオンの剥製をもらいたいパパ。 |
赤塚不二夫 天才バカボン 20
著者: 赤塚不二夫
発表: 1967年
発行所: 竹書房文庫
価格: 580円
宣伝文句
問答不用
帯、カバー、裏表紙等から引用
研ナオコ
……ファンクラブを作って、誰を会長さんにしようかって話してた時、一番年上だから赤塚さんにしようってことになったんです。それで有無を言わさず会長になってもらいました。一方的に「先生、会長だから」って。赤塚さんも「あっそ」って。それで決まり。(解説より)
赤塚不二夫「天才バカボン 20」より引用
タイトル | 発表 | 感想 |
---|---|---|
ショート・ギャグ カラー3本立てなのだ!! | 1967 | その1 わしの二代目なのだその2 コロコロウナギ丸その3 怪人シラケ面相 |
世にもまれなるサンドバッグ男なのだ | 1967 | 思わず殴りたくなる男。 |
とってもかわいそうな行商人なのだ | 1967 | あまりに可哀想で全部買ってあげたのだ。 |
三角関係の四角関係!? | 1967 | バカボンやハジメに嫉妬するパパ。 |
バカ大ヌーディスト・クラブの先輩なのだ | 1967 | なんでもあげてしまったのだ。 |
夫婦ゲンカをすけだちするのだ | 1967 | 気弱な夫と強い妻キク。 |
子宝にめぐまれない夫婦の話なのだ | 1967 | 子供が好きなのに恵まれない夫婦。 |
最後にわらって死にたいのだ | 1967 | 死ぬ前に笑いたい老人の願い。 |
とっても感心な学生なのだ | 1967 | 家族を養う新聞青年。 |
スケールの大きな数学者なのだ | 1967 | しかし目が小さい先生。 |
地球をきれいにそうじするのだ!! | 1967 | レレレのそうじ教。 |
命をそまつにしてはいけないのだ | 1967 | 元は優しい青年だった殺人鬼。 |
おたのしみのクリスマスなのだ | 1967 | まだサンタを信じているのはバカボンだけ。 |
みんなが夢を知っているのだ | 1967 | 見ている夢の内容が外からわかる後輩。 |
不況のあおりのアジャパーなのだ!! | 1967 | 会社が倒産して子供のふりをする親父。 |
読者諸君のにがお絵でつくったバカボンなのだ!! | 1967 | かなり無理矢理な展開。 |
読者のつくった『パパとママの会話』なのだ | 1967 | 読者参加企画会話編。 |
『たこやきくん』の歌をつくるのだ | 1967 | たいやきよりたこやきの方がいいのだ。 |
くさいにおいが気になるのだ | 1967 | 靴下が臭いのが恥ずかしい男。 |
ムダをはぶいて下落合大学なのだ!! | 1967 | とにかく途中のムダを省く。 |
きれいずきのドロボウなのだ | 1967 | ドロボウが入って、かえってきれいになった。 |
おしゃれなドロボウなのだ | 1967 | ドロボウが入って、かえった金持ちになった。 |
うつり気なドロボウなのだ | 1967 | 迷って決められないドロボウ。 |
知性と教養のドロボウなのだ | 1967 | ハジメは東大卒のドロボウより物知りだ。 |
アイ ライク シンプル ライフなのだ | 1967 | 大豪邸をシンプルに。 |
億万長者の家をご訪問なのだ | 1967 | また大豪邸の伝言ゲーム。 |
カガミの中の自分をとりかえすのだ | 1967 | 鏡に写ると自分がへる! |
話の通じない通訳なのだ | 1967 | 直接話さない大金持ち。 |
ニセ札づくりの名人なのだ | 1967 | 一億円でニセ千円札一枚。 |
怪盗ネコ男なのだ | 1967 | ネコを食って身軽になろう。 |
衝撃のSF問題作なのだ!! | 1967 | 夜寝ると爆発音がする。 |
ババぬきにかける執念なのだ | 1967 | 真剣にババぬきをするパパ。 |
すて子をそだてるのだ | 1967 | オタマジャクシはウナギの子ではない。 |
赤塚不二夫 天才バカボン 21
著者: 赤塚不二夫
発表: 1967年
発行所: 竹書房文庫
価格: 580円
宣伝文句
最終刊!!
帯、カバー、裏表紙等から引用
ビートたけし
……社会的な常識を頑なに守る人たちに対してハッキリ言ってしまう迫力。……今は言いたいこと言うのが普通になってきてるけど、それは、赤塚さん達が酒で体壊しながらやってきたことが基盤になってるんだっての。(解説より)
赤塚不二夫「天才バカボン 21」より引用
タイトル | 発表 | 感想 |
---|---|---|
わが子の色気が気になるのだ | 1967 | なんとなく色気が出てきた先輩の息子! |
町からゴミをなくすのだ!! | 1967 | 便器のような、後輩の東洋陶器くん。 |
命の恩人大騒動なのだ | 1967 | あずかった恩人の先輩の息子は凶暴だ。 |
バカ大『のぞき部』なのだ | 1967 | 結構便利な目を持つ、後輩の出歯ガメくん。 |
大文豪のとある1日なのだ | 1967 | 有能な作家の先生と編集者達に見える人たち。 |
前回とほとんど同じなのだ | 1967 | 有能な作家の先生と、宇宙から来た編集者たち。 |
アレをのみたいのだ | 1967 | 一日一回お××こを飲まないと調子がわるい。透視仕掛け。 |
凶悪犯を大追跡なのだ | 1967 | 休み中の本官とパパは、より凶悪にするために犯人を泳がせる。 |
父の日の宿題なのだ | 1967 | バカボンが描いたパパの似顔絵に似せて整形する、やさしいパパ。 |
パパは子どもおもいなのだ | 1967 | バカボンとハジメをかわいがるには、どうすれば良いのだ? |
恐怖のあつがり人間なのだ | 1967 | 暑い夢で眠れない男。 |
『すいません』のあやまり男 | 1967 | あやまればあやまるほど、殴られる男。 |
恐怖の無責任先生なのだ | 1967 | パパと気が合うバカ先生。 |
枝豆中毒の男なのだ | 1967 | 食べるのが止まらない男。 |
わしの大事なアサガオなのだ | 1967 | 音楽を聴かせて早く成長させようとしたパパ。 |
教養を強奪するのだ | 1967 | エロ本ばかり万引きした青年は、本官より教養があった。 |
別れ話のパパにたのむのだ | 1967 | 自分の不始末の結末は…。 |
何事にも動じない人なのだ | 1967 | くだらん小さいことは気にしない親父。 |
夢人間アラジンくん | 1967 | 夢の実体化に成功した、バカ大夢学部の後輩。 |
ラブレターでヤブレター | 1967 | ロンドンとの遠距離恋愛の結末。 |
夏休みの宿題なのだ | 1967 | 何か工作しているバカボンと、邪魔をするパパ。 |
中学生の『未婚の母』なのだ | 1967 | たいせつなものを失ったヨシ子ちゃん。 |
高校生の『未婚の父』なのだ | 1967 | 双子が生まれたらしい息子。 |
UFO大襲来なのだ | 1967 | ドカン型UFOでやってきた、タコ型宇宙人。 |
超天才児ツトムくん | 1967 | ハジメよりすごい子供登場。 |
死ななきゃわからぬ大問題 | 1967 | 自分が死んだら果たして妻は泣くか? |
恐怖のサービス男なのだ | 1967 | 異常が大サービスに逆に怒る課長。 |
ハジメに漢字を習うのだ | 1967 | 実は今まで漢字が読めなかったパパ。 |
食いしんぼうのドロボウなのだ | 1967 | ずっと柿が落ちてくるのを待っている泥棒。 |
拳銃をすてた目ン玉警官なのだ | 1967 | 警官を辞めた本官はいばれない。 |
先輩の家を訪問するのだ その1 | 1967 | しつけがなってない先輩の家の子ども。 |
先輩の家を訪問するのだ その2 | 1967 | 先輩の子どもだと思ったら、近所のみなし子だった。 |
先輩の家を訪問するのだ その3 | 1967 | 先輩の子どもだと思ったら、大家の息子だった。 |
先輩の家を訪問するのだ その4 | 1967 | 先輩の子どもだと思ったら、先輩の親だった。 |
先輩の家を訪問するのだ その5 | 1967 | 先輩の子どもだと思ったら、 水戸黄門だった。長大なシリーズも、なんとなく終了。 |
赤塚不二夫 バカボン線友録! 赤塚不二夫の戦後漫画50年史
著者: 赤塚不二夫
発表: 1995年
発行所: 学研
価格: 1200円
宣伝文句
ホンネの漫画史なのだ!
帯、カバー、裏表紙等から引用
独断と偏見で選んだ日本の漫画家64名。
バカボンだから書けた丸秘エピソード満載の戦後漫画史!!
名作漫画のあの名場面、
懐かしの1ページも満載!
戦後の漫画史を作った作家たちの一人一人を、
バカボン調でつづる!
収録漫画家:
手塚治虫 石ノ森章太郎 寺田ヒロオ 藤子・F・不二雄 藤子不二雄A
園山俊二 ちばてつや 松本零士 牧美也子 つのだじろう
水野英子 さいとう・たかを 水木しげる つげ義春 池上遼一
水島新司 永島慎二 滝田ゆう 川崎のぼる 楳図かずお
山上たつひこ 白土三平 矢口高雄 小島剛夕 永井豪
里中満智子 ジョージ秋山 秋本治 上村一夫 モンキー・パンチ
古谷三敏 長谷川町子 杉浦茂 武内つなよし 馬場のぼる
堀江卓 加藤芳郎 岡部冬彦 根本進 やなせたかし
森田拳次 桑田二郎 益子かつみ 横山隆一 横山光輝
いしいひさいち 江口寿史 北見けんいち 大友克洋 鳥山明
土田よしこ 高橋留美子 望月三起也 本宮ひろ志
小島功 杉浦幸雄 高井研一郎 あだち充
弘兼憲史 柴門ふみ 黒鉄ヒロシ 福井英一
小林よしのり 梶原一騎 編集者たち
赤塚不二夫「バカボン線友録! 赤塚不二夫の戦後漫画50年史」より引用
タイトル | 発表 | 感想 |
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バカボン線友録! | 1995 | つきあいのあった漫画家の思い出話。あまりに古くてよく知られていない漫画家も多い。氏の余命が短い(?)せいか、このような企画が目だつ。 |
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