乱歩のお眼鏡にかなった作品にハズレなし! 短編なのでトリック一発勝負のようになっているけれども、どれも古典的に有名なトリックで、ミステリ好きならば必修科目のようなものだ。
チェホフみたいに、こんな人がミステリを書いていたのか、という新たな嬉しい発見もあり。
太字作品や★★★★★が特におすすめです。
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欧米では、世界の短編推理小説の傑作集を編簒する試みが、しばしばおこなわれている。本書はそれらの傑作集の中から、編者の愛読する珠玉の名作を厳選して全五巻に収録し、あわせて十九世紀後半から第二次大戦後の現在にいたるまでの短編推理小説の歴史的展望を読者に提供する。百年にわたる短編の精髄は本格・変格・ハードボイルドなど色とりどりの作品ぞろいでヴァラエティにとみ、長編とはまた異なった滋味にあふれている。
帯、カバー、裏表紙等から引用
江戸川乱歩編 世界短編傑作集 1
原題: Great Short Stories of Detection 1
編者: 江戸川乱歩
発表: 1860年 ~
発行所: 創元推理文庫
カバーアート:松田正久
価格: 300円
タイトル | 著者 | 発表 | 訳者 | 感想 |
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人を呪わば THE BITER BIT | ウィルキー・コリンズ Willie Collins | 1860 | 中村能三 | 間抜けな刑事が捜査する盗難事件を、主任警部が看破する。 |
安全マッチ THE SWEDISH MATCH | アントン・チエホフ Anton Chekhov | 不明 | 宇野利泰 | 推理小説と読みすぎた検事補のひっかかった罠。 |
レントン館盗難事件 THE LENTON CROFT ROBBERIES | アーサー・モリスン Arthur Morrison | 1894 | 宇野利泰 | 無くなった宝石と、残されたマッチ棒の謎。 |
医師とその妻と時計 THE DOCTOR, HIS WIFE, AND THE CLOCK | アンナ・カサリン・グリーン Anna Catharine Green | 1895 | 井上一夫 | 盲人はどうやって銃撃したか。女性作家らしいラスト。 |
ダブリン事件 DUBLIN MYSTERY | バロネス・オルツイ Baroness Orczy | 1902 | 宇野利泰 | 出来すぎた遺言状の謎を、隅の老人が解く。 |
十三号独房の問題 THE PROBLEM OF CELL 13 | ジャック・フットレル Jacques Futrelle | 1905 | 宇野利泰 | 天才探偵”思考機械”が、独房から逃げ出す難題に挑戦する。 |
放心家組合 THE ABSENT-MINDED COTERIE | ロバート・バー Robert Barr | 1906 | 宇野利泰 | 少額の詐欺を重ねて金持ちになる方法。 |
江戸川乱歩編 世界短編傑作集 2
原題: Great Short Stories of Detection 2
編者: 江戸川乱歩
発表: 1907年 ~ 1923年
発行所: 創元推理文庫
カバーアート:松田正久
価格: 340円
タイトル | 著者 | 発表 | 訳者 | 感想 |
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赤い絹の肩かけ L’ECHARPE DE SOIE ROUGE | モーリス・ルブラン Maurice LeBlanc | 1907 | 井上勇 | 怪盗ルパンが殺人事件を推理するが、もちろん只でやるわけがない。 |
奇妙な跡 DIE SELTSAME FAHRITE | バルドゥイン・グロルラー Balduin Groller | 1908 | 安部主計 | 絞殺された死体と、足跡ではなく手の跡! |
ズームドルフ事件 THE DOOMDORF MYSTERY | M・D・ポースト M.D. Post | 1911 | 宇野利泰 | アブナー伯父が密室の死体の仕組みを暴く。 |
オスカー・ブロズキー事件 THE CASE OF OSCAR BRODSKI | R・オースチン・フリーマン R. Austin Freeman | 1912 | 井上勇 | ソーンダイク博士が、緑色の小箱を使って科学的探偵法を見せる。 |
ギルバート・マレル卿の絵 SIR GILBERT MURELL’S PICTURE | V・L・ホワイトチャーチ V.L. Whitechurch | 1912 | 中村能三 | 走っている列車から、貨車を1両抜く方法。 |
好打 THE SWEET SHOT | E・C・ベントリー E.C. Bentley | 1913 | 井上勇 | ゴルフ・コース上での偽装落雷死。 |
ブルックベンド荘の悲劇 THE TRAGEDY AT BROOKBEND COTTAGE | アーネスト・ブラマ Ernest Bramah | 1914 | 井上勇 | 盲人探偵マックス・カラドスもまた偽装落雷死を暴く。 |
急行列車内の謎 MYSTERY OF THE SLEEPING CAR EXPRESS | F・W・クロフツ F.W. Crofts | 1920 | 橋本福夫 | いかにして犯人は列車内の密室から逃げ出したか。 |
窓のふくろう THE OWL AT THE WINDOW | G・D・H & M・I・コール G.D.H & M.I. Cole | 1923 | 井上勇 | 昔の電話機とらっぱ銃。こんな改造は可能か? |
江戸川乱歩編 世界短編傑作集 3
原題: Great Short Stories of Detection 3
編者: 江戸川乱歩
発表: 1925年 ~
発行所: 創元推理文庫
カバーアート:松田正久
価格: 320円
タイトル | 著者 | 発表 | 訳者 | 感想 |
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キプロスの蜂 THE CYPRIAN BEES | アントニー・ウイン Anthony Wynne | 1925 | 井上一夫 | かなり珍しい毒殺の手法。 |
堕天使の冒険 THE ADVENTURE OF THE FALLEN ANGELS | パーシヴァル・ワイルド Parcival Wilde | 1925 | 橋本福夫 | 印を付けたトランプで、いかさまポーカー連戦連勝。 |
茶の葉 THE TEA LEAF | エドガー・ジェプスン & ロバート・ユーステス Edgar Jepson & Robert Eustace | 1925 | 安部主計 | トルコ風呂の中の刺殺された死体、だが凶器がない! |
偶然の審判 THE AVENGING CHANCE | アントニイ・バークリー Anthony Berkeley | 1925 | 中村能三 | 偶然を装い、毒入りチョコレートで殺人。 |
密室の行者 SOLVED BY INSPECTION | ロナルド・A・ノックス Ronald A. Knox | 1925 | 中村能三 | 多くの食物に囲まれて餓死の不思議。 |
イギリス製濾過器 ENGLISH FILTER | C・E・ベチョファー・ロバーツ C.E. Bechofer Roberts | 1926 | 井上一夫 | 小さい窓を通して毒を投げ込む神技。 |
ボーダーライン事件 THE BORDER-LINE CASE | マージェリー・アリンガム Margery Allingham | 1928 | 宇野利泰 | なまけた巡査が、そもそもの元凶だ。 |
二壜のソース THE TWO BOTTLES OF RELISH | ロード・ダンセイニ Lord Dunsany | 不明 | 宇野利泰 | 少女はどこへ消えたか。確かに奇妙な味だ。 |
夜鴬荘 PHILOMEL COTTAGE | アガサ・クリスティ Agatha Christie | 不明 | 井上一夫 他 | アガサ・クリスティ「うぐいす荘」参照。 |
完全犯罪 THE PERFECT CRIME | ベン・レイ・レドマン Ben Ray Redman | 1929 | 村上啓夫 | 完全なる探偵は、間違えることはない。 |
江戸川乱歩編 世界短編傑作集 4
原題: Great Short Stories of Detection 4
編者: 江戸川乱歩
発表: 1927年 ~
発行所: 創元推理文庫
カバーアート:松田正久
価格: 380円
タイトル | 著者 | 発表 | 訳者 | 感想 |
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殺人者 THE KILLERS | アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway | 1927 | 大久保康雄 | ハードボイルドの元祖。男のミステリ。 |
三死人 THREE DEAD MEN | イーデン・フィルポッツ Eden Phillpotts | 1929 | 宇野利泰 | 島での、奇妙な動機の同時三件の殺人事件。 |
スペードという男 A MAN CALLED SPADE | ダシール・ハメット Dashiel Hammett | 1929 | 田中小実昌 | 読んでいるだけで、まるでアメリカ人のような気持になる。 |
キ印ぞろいのお茶の会の冒険 THE MAD TEA PARTY | エラリー・クイーン Ellery Queen | 1929 | 井上勇 | 「不思議の国のアリス」を読んでおかないと、おもしろさが半減する。 |
信・望・愛 FAITH, HOPE AND CHARITY | アーヴィン・S・コッブ Irvine S. Cobb | 1930 | 田中小実昌 | 三外国人の脱獄囚の、それぞれにふさわしい死に方のユーモア。 |
オッターモール氏の手 THE HANDS OF MR. OTTERMOLE | トマス・バーク Thomas Burke | 1931 | 中村能三 | 見えそうで見えなかった、連続絞殺犯の正体。 |
いかさま賭博 THE MUD’S GAME | レスリー・チャーテリス Leslie Charteris | 不明 | 宇野利泰 | 聖者(セイント)が、いかさまポーカーに挑戦。 |
疑惑 SUSPICION | ドロシイ・L・セイヤーズ | 1933 | 宇野利泰 | 毒殺魔の疑惑の方が、真相よりはるかにましだった。 |
銀の仮面 THE SILVER MASK | ヒュー・ウォルポール Hugh Walpole | 1933 | 中村能三 | 単純な殺人事件よりも、怖くて哀しい老婦人の運命。 |
江戸川乱歩編 世界短編傑作集 5
原題: Great Short Stories of Detection 5
編者: 江戸川乱歩
発表: 1935年 ~
発行所: 創元推理文庫
カバーアート:松田正久
価格: 380円
タイトル | 著者 | 発表 | 訳者 | 感想 |
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黄色いなめくじ THE YELLOW SLUG | H・C・ベイリー H.C. Bailey | 1935 | 宇野利泰 | フォーチュン氏が子供の心理を解析する。 |
見知らぬ部屋の犯罪 THE CRIME IN NOBODY’S ROOM | カーター・ディクスン Carter Dickson | 1940 | 宇野利泰 | 部屋が丸ごと消える不思議。 |
クリスマスに帰る BACK FOR CHRISTMAS | ジョン・コリアー John Collier | 不明 | 宇野利泰 | 博士は妻の死体を地下室に埋めてアメリカに旅立ったが、思わぬ落し穴が…。 |
爪 THE FINGERNAIL | ウィリアム・アイリッシュ William Irish | 1941 | 安部主計 | レストランでシチューを食べるたびに、思い出そう。 |
ある殺人者の肖像 PORTRAIT OF A MURDERER | Q・パトリック Q. Patrick | 1942 | 橋本福夫 | 少年時代の友達は人殺しだった。 |
十五人の殺人者たち FIFTEEN MURDERERS | ベン・ヘクト Ben Hecht | 1943 | 橋本福夫 | 合法的に人殺しができる者たちの告白。 |
危険な連中 DANGEROUS PEOPLE | フレドリック・ブラウン Fredric Brown | 1945 | 大久保康雄 | 精神異常の犯罪者が逃げ込んだ列車上でのサスペンスと、強烈などんでん返し。 |
証拠のかわりに INSTEAD OF EVIDENCE | レックス・スタウト Rex Stout | 1946 | 田中小実昌 | 巨漢ネロ・ウルフは自分の事務所を離れることはない。 |
悪夢 NIGHTMARE | ディビッド・C・クック David C. Cooke | 1950 | 小西宏 | 映画を見ているようなサスペンスの盛り上げ。 |
黄金の二十 THE GOLDEN TWENTY | エラリー・クイーン Ellery Queen | 1943 | 小西宏 | クイーンが選んだ短編ベストテンと長編ベストテン。 |
太字作品や★★★★★が特におすすめです。
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「犯罪小説の作家たちは、二つのグループに大別できる。被害者の喉を掻っ切るのと、毒物を用いてその生命を奪うのとの二つのタイプである」というユニークな持論を開陳するのは、ご存知ブラウン神父の生みの親G・K・チェスタトン。彼は短編小説の長所を、次のように規定している。「およそ謎解き小説であるかぎり、一つのアイデアを軸にして、ストーリーが展開する。したがって、ストーリーが短くてこそ、そのアイデアが新規で、ユニークなものであるかどうかを的確に識別できる」——推理短編の名手チェスタトンのお眼鏡にかなった世紀の名編を、上下二巻に分けてお届けする。
帯、カバー、裏表紙等から引用
G・K・チェスタトン編 探偵小説の世紀 上
原題: A Century of Detective Stories 1
編者: G・K・チェスタトン
G.K. Chesterton
発表: 1935年
発行所: 創元推理文庫
カバーアート:志村敏子
価格: 650円
タイトル | 著者 | 発表 | 訳者 | 感想 |
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ジグソー・パズル THE JIGSAW | レナード・R・グリブル | 不明 | 永井淳 | 死体が握りしめていたパズルの一片には兵士の顔が。 |
大強盗団 THE GREAT WEST RAID | E・フィリップス・オッペンハイム | 不明 | 遠山峻征 | デパートで宝石強盗事件。 |
アズテカ族の髑髏 THE AZTEC SKULL | ギャヴィン・ホルト | 不明 | 後藤安彦 | 遺跡から持ってきた髑髏には、何やら地図が書いてある。 |
鉄のパイナップル THE IRON PINEAPPLE | イーデン・フィルポッツ Eden Phillpotts | 不明 | 宇野利泰 | 飾り物のパイナップルを切り取ってきて、頭にぶつける。 |
真珠のロープ THE ROPE OF PEARLS | H・ド・ヴィア・スタクプール | 不明 | 大村美根子 | 決め手は召使いが読んでいた本。 |
読心術合戦 THE MIND-READERS | エドガー・ウォーレス | 不明 | 池央耿 | 犯罪が成功するためには、相手の考えを先読みしなくてはならない。 |
8:45列車内の死 DEATH ON THE 8-45 | フランク・キング | 不明 | 真野明裕 | 郵便鉄道で強盗殺人事件。 |
根気づよい家捜し人 THE PERSISTENT HOUSE-HUNTERS | C・E・ベックホファー・ロバーツ | 不明 | 深町眞理子 | 珪土の塵は結核を悪化させるらしい。 |
くずかご THE WASTE-PAPER BASKET | アラン・メルヴィル | 不明 | 山田順子 | 自殺の死体と、屑籠の引き裂かれた小切手。 |
死の舞踏 DEATH IN THE DANCE | ジョージ・グッドチャイルド | 不明 | 佐々田雅子 | 毒虫は一般に思われているほど多くない。 |
犯罪学講義 A LESSON IN CRIME | G・D・H & M・コール | 不明 | 野口玲子 | 単純かつ完全な列車内での殺人。 |
無抵抗だった大佐 THE INOFFENSIVE CAPTAIN | E・C・ベントリー E.C. Bentley | 不明 | 宇野利泰 | 首飾りの場所を秘めた手紙の隠されたメッセージ。 |
剣によって BY THE SWORD | セルウィン・ジェプスン | 不明 | 浅羽莢子 | 真ん中に傷のある、左手の拇指紋。 |
無用の殺人 SUPERFLUOUS MURDER | ミルウォード・ケネディ | 不明 | 真野明裕 | ご丁寧に自殺した死体を殺した男。 |
ハムプステッド街殺人事件 THE HAMPSTEAD MURDER | クリストファー・ブッシュ | 不明 | 水野谷とおる | 殺人の元を正せば新聞の投書だった。 |
エルキュールの功績 A LABOUR OF HERCULES | ベロック・ローンズ | 不明 | 吉野美恵子 | アルゼンチンでは未成年でも女性は結婚した日で成人したものとみなす。 |
みずうみ THE LAKE | W・F・ハーヴェイ | 不明 | 宇野利泰 | Lakeとは絵の具の色らしい。 |
極秘捜査 IN CONFIDENCE | G・R・マーロック | 不明 | 大井良純 | にせアメリカ人の、ミスター・ハンバーガー。 |
真紅の糸 A THREAD OF SCARLET | J・J・ベル | 不明 | 栗山康子 | 真紅のマフラーで首を絞められ、金を奪われた百姓の事件からのちに。 |
金色の小鬼 THE YELLOW IMPS | トマス・バーク Thomas Burke | 不明 | 高見浩 | 人を殺してから変なものの幻影に怯える男。 |
G・K・チェスタトン編 探偵小説の世紀 下
原題: A Century of Detective Stories 2
編者: G・K・チェスタトン
G.K. Chesterton
発表: 1935年
発行所: 創元推理文庫
カバーアート:志村敏子
価格: 730円
タイトル | 著者 | 発表 | 訳者 | 感想 |
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三つの鍵 THE THREE KEYS | ヘンリー・ウェイド | 不明 | 吉田誠一 | 不可能だった鍵の受け渡し方法を探せ。 |
遺伝 HEREDITY | アントニー・マースデン | 不明 | 榊優子 | 知人と同じ癖が子供に! |
青年医師 THE YOUNG DOCTOR | H・C・ベイリー | 不明 | 永井淳 | 頭はいいが判断力がないのは甲状腺のせいだ。 |
豚の足 PIG’S FEET | F・A・クマー | 不明 | 中村凪子 | 悪徳弁護士を計略にはめて尻尾をつかむ。 |
一ドル銀貨を追え THE DOLLAR CHASERS | E・D・ビガーズ E.D. Biggers | 不明 | 乾信一郎 | 出そうで出てこない、船上で失われた思い出の銀貨。 |
ミス・ヒンチ MISS HINCH | H・S・ハリスン | 不明 | 高田恵子 | 変装の名人の女凶悪犯対女探偵。 |
封印された家 THE SEALED HOUSE | ハルバート・フットナー | 不明 | 永井淳 | 睡眠薬で死んだ老女は恐喝犯。 |
強い兄ジョン STRONG BROTHER JOHN | ハーバート・ショー | 不明 | 西条裕美子 | 死んだ兄になおも頭が上がらない弟。 |
障壁の向こうから FROM BEHIND THE BARRIER | J・S・フレッチャー | 不明 | 後藤安彦 | 行方不明の双子の片割れは殺されたと怯える男。 |
カステルヴェトゥリを殺したのは誰か? WHO KILLED CASTELVETRI? | ギルバート・フランコウ | 不明 | 真野明裕 | 容疑者のルーマニアの美人は真相を推理するが……。 |
白い足跡の謎 THE CASE OF THE WHITE FOOTPRINTS | R・オースチン・フリーマン R. Austin Freeman | 不明 | 大久保康雄 | 小指がない足跡には、東欧に多い黒穂病と凍傷が考えられる。 |
偽痣 THE ARTIFICIAL MOLE | J・D・ベリスフォード | 不明 | 池央耿 | 激情家の女は愛人を殺して修道女になった。 |
中の十二 THE MIDDLE DOZEN | ネリー・トム=ギャロン & コールダー・ウィルスン | 不明 | 吉野美恵子 | ルーレットのいんちき騒ぎ。 |
エイブル・クルー ABLE CREW | ヘンリー・ウッド夫人 | 不明 | 浅羽莢子 | 間違えられて赤ん坊を殺した丸薬。 |
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