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怪談

加藤一

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加藤一 極 怖い話

著者:    加藤一
       かとうはじめ
発表:    1991年
発行所:   竹書房文庫
カバーアート:浅沼テイジ
価格:    571円

宣伝文句

実話怪談に読者が期待するものの第一はもちろん「怖さ」である。それも怖ければ怖いほどいい。かつてないスリル、独りきりの部屋で思わず後ろを振り返ってしまうような生々しい恐怖感をたえず求めている。しかしながらその一方で、最後には「救い」が用意されていることも望んではいまいか。もっと言ってしまえば、用意されていると、無意識に思い込んでいる……。そう、ジェットコースターと同じように、無事にホーム(日常)に帰れるからこそ望むスリルなのだ。体験者の周囲でどんなに恐ろしく悲惨な怪異が繰り広げられたとしても、最後には一件落着、めでたしめでたしで終わるのだろうと思って読みはじめる。だが、現実がそんな都合良く進むだろうか。無論、答えは否である。本書の話はすべて実話であり、残念ながらそういったカタルシスは期待できない。土地や血の因縁、陰鬱で凄惨な怪異の連続に耐えうるつわものだけに、ページを繰ってほしい。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
極 怖い話1991もとは平山夢明とのコンビで怪談を編集していた。独立して新人と仕事を始める。

加藤一 超ー1 怪コレクション 黄昏の章

著者:    加藤一
       かとうはじめ
発表:    2007年
発行所:   竹書房文庫
カバーアート:小林こうじ
価格:    571円

宣伝文句

怖いのに、なぜかワクワクする……。怖いもの見たさとはよく言ったもので、人間は“怪しい”ものにめっぽう弱い。見世物小屋しかり、怪談しかり。妙に惹かれてしまうから不思議である。ここに集う話はそんな“怪しさ”のオンパレード、すべては純然たる実話怪談であり、それ以上でもそれ以下でもない。いい加減な作り話でないのは勿論のこと、高尚な文芸作品とも違う。体験者、取材者の興奮がそのまま伝わってくるような荒々しさ、スタイリッシュに洗練昇華された文学とも異なるこの作品たちは、どこか成仏しきれぬ魂魄に通ずるものがあるように思う。未知との遭遇、いまだかつて聞いたことがない話への「へぇー!」という驚き。そして、やっぱり最後は腹の底から震え上がる。そんな、素晴らしき「怪談」たちをどうぞお楽しみあれ!!

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
超ー1 怪コレクション 黄昏の章2007まだまだ続く実話投稿怪談。

加藤一 彼岸花

著者:    加藤一
       かとうはじめ
発表:    2008年
発行所:   竹書房文庫
カバーアート:久保田晃司
価格:    600円

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いまこの瞬間も、何処かで誰かが恐怖を体験している。信じがたい怪に遭遇している。体験者にとっては生涯忘れえぬ記憶となるであろうその大事件は、残念ながら表に出てくることはほぼない。体験者の心のうちに留められるか、ごく親しい者たちの間で語られるだけで終わってしまう。夢や錯覚として片づけられ、消されてしまうことすらあるだろう。そんな市井という名の大海にぷくりと生まれたうたかたを掬い上げたい、ぜひ話を聞かせてほしい―そこから実話怪談コンテスト【超-1】は始まった。そして、ただ集めるだけでなく、その恐怖に順位をつけようという酔狂な試みでもある。今年も全国から集まった怖い話の中でも、これは尋常ではないという話だけを選りすぐった。それでもまだ足りないとばかりに未公開の新ネタも投入。最恐の玉手箱をどうぞ······。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
彼岸花2008まだまだ続く実話投稿怪談。

加藤一&高田公太&ねこや堂&神沼三平太 百聞

著者:    加藤一&高田公太&ねこや堂&神沼三平太
       かとうはじめ&たかだこうた&ねこやどう&かみぬまさんぺいた
発表:    2012年
発行所:   竹書房文庫
カバーアート:近藤宗臣
価格:    638円

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この世に散らばる石ころ同様、怪談にも様々な色と形、手触りがある。地面に目を凝らし、丹念に探してゆけば思わぬ趣をもった個性的な石が見つかるように、怪談も様々な人たちと出会い向き合う中で、想像もしなかった話を拾うことがある。事件のごとき派手な大ネタではなくとも、冴え冴えとした光を放つ石粒や硬く鋭利な石の破片のように、強烈なインパクトと破壊力を持った掌編、味わい深い小話はたくさんあるのだ。今回はそんな魅力溢れる怪の礫を百話聞き集め、丁寧に箱詰めした。短い中に戦慄と衝撃、無限の恐怖と不思議が凝縮されている。「恐怖箱」シリーズ初の百物語、ぜひご堪能いただきたい。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
百聞2012まだまだ続く実話投稿怪談。

加藤一&高田公太&ねこや堂&神沼三平太 切裂百物語

著者:    加藤一&高田公太&ねこや堂&神沼三平太
       かとうはじめ&たかだこうた&ねこやどう&かみぬまさんぺいた
発表:    2015年
発行所:   竹書房文庫
カバーアート:エザキリカ
価格:    640円

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短いが切れ味鋭い恐怖実話がずらり100話。はなはだ物騒な1冊である。心臓を一突きされるような恐怖もあれば、薄皮だけを切り裂かれるような恐怖もある。神経や血管をハサミでジョキジョキ切り落とされるような類もある。とにかく心臓に悪いことこの上ないが、意外とこれが癖になる。絶叫マシンと同じで、怖ければ怖いほど試してみたくなるのが人というものだろう。例えるなら本書は、急上昇に急降下、横揺れに縦回転、ありとあらゆる絶叫ポイントが100あるジェットコースターのようなものだ。思う存分叫んで欲しい。心臓の弱い方にはおススメしない…。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
切裂百物語不明まだまだ続く実話投稿怪談。

加藤一&高田公太&ねこや堂&神沼三平太 魍魎百物語

著者:    加藤一高田公太&ねこや堂&神沼三平太
       かとうはじめ&たかだこうた&ねこやどう&かみぬまさんぺいた
発表:    2018年
発行所:   竹書房文庫
カバーアート:橋元浩明
価格:    650円

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家庭教師の教え子の姉らしき女性、親は存在を隠そうとしているが…「家庭教師」、その歯科医が廃業した理由、患者の口内に見た恐るべきものとは……「歯科の話」、ホテルの部屋から見えた乳母車を押す女性。その夜、部屋のドアがノックされ……「赤ちゃん」、小学校の焼却炉、ゴミを捨てに行くと見知らぬ子がかくれんぼしようと誘ってきて……「焼却炉の子」、一家の守護霊と思しき白装束の女霊。彼女が初めて発した言葉とは……「説教」、首都高を走行中、奇妙な8人組が背後に迫ってくる……「スリップストリーム」ほか、恐怖箱の人気作家4人が綴る現代の百物語。魑魅魍魎のごとく、有象無象の恐怖が跋扈する!

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
魍魎百物語2018まだまだ続く実話投稿怪談。

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