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吉川英治

吉川英治 三国志 ★★★★★

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1892年神奈川県生まれ。様々な職業を経た後、作家活動に入る。国民文学作家と称され、今も読み継がれている作品が多い。1962年没(「BOOK著者紹介情報」より。

太字作品や★★★★★が特におすすめです。

吉川英治 三国志 第1巻 ★★★★★

著者:    吉川英治
       よしかわえいじ
発表:    1946年
発行所:   吉川英治歴史時代文庫
カバーアート:佐多芳郎
価格:    600円

宣伝文句

日本では卑弥呼が邪馬台国を統治する頃、中国は後漢も霊帝の代、政治の腐欄は黄巾賊を各地にはびこらせ、民衆は喘ぎ苦しむ。このとき、涿県は楼桑村の一青年劉備は、同志関羽、張飛と桃園に義盟を結び、害賊を討ち、世を救わんことを誓う。以来百年の治乱興亡に展開する壮大な世紀のドラマ。その華麗な調べと哀婉の情は、吉川文学随一と定評のあるところである。

花といえば、あでやかな大輪よりも、ひっそりと野に咲く可憐な花、それが主人の好みでございました。なかでも、りんどうは、その青紫の花弁の初々しさと、清楚なたたずまいを、ことのほ愛でていたようでございます。瀟洒な文庫本に、りんどうの花、主人も、きっと、気に入ってくれることと存じます。吉川文子

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
三国志 第1巻1946「三国志演義」の日本語版は数々あれど、もっともダイナミックで、もっとも感情的な、必読の歴史的大傑作だ。

吉川英治 三国志 第2巻 ★★★★★

著者:    吉川英治
       よしかわえいじ
発表:    1946年
発行所:   吉川英治歴史時代文庫
カバーアート:佐多芳郎
価格:    600円

宣伝文句

黄巾賊の乱は程なく鎮圧されたが、腐敗の土壌にはあだ花しか咲かない。霊帝の没後、西涼の董卓が十常時に代って権力の中枢に就いた。しかし、群雄こぞっての猛反撃に、天下は騒然。曹操が起ち、袁紹が起つ。董卓の身辺には、古今無双の豪傑呂布が常に在り、刺客さえ容易に近づけない。その呂布が恋したが美女貂蝉―董卓の寵姫である。傾国という言葉は「三国志」にこそふさわしい。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
三国志 第2巻1946新聞小説の雄のこなれた文章は、決して読者を飽きさせない。

吉川英治 三国志 第3巻 ★★★★★

著者:    吉川英治
       よしかわえいじ
発表:    1946年
発行所:   吉川英治歴史時代文庫
カバーアート:佐多芳郎
価格:    600円

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黄巾賊の乱より十年、天下の形勢は大いに変っていた。献帝はあってなきものの如く、群雄のうちにあっては、曹操が抜きんでた存在となっていた。劉備玄徳は、関羽、張飛を擁するものの一進一退、小沛の城を守るのみだった。打倒曹操! その声は諸侯のうちにひろがり、国舅董承を中心に馬騰、玄徳など七人の謀議はつづく。誰が猫の首に鈴をつけるのか。選ばれたのは、当代一の名医吉平。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
三国志 第3巻1946まだまだ続く中華戦国ドラマ。

吉川英治 三国志 第4巻 ★★★★★

著者:    吉川英治
       よしかわえいじ
発表:    1946年
発行所:   吉川英治歴史時代文庫
カバーアート:佐多芳郎
価格:    600円

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乱世の姦雄を自称し、天下を席捲した曹操も、関羽には弱かった。いかな好遇をもってしても、関羽の心を翻すことはできなかった。故主玄徳を慕って、千里をひた走る関羽。そして劇的な再会。その頃、夭折した兄孫策の跡を継いだ呉の孫権は、恵まれた自然と豊富な人材のもと、国力を拡充させていた。失意の人玄徳も、三顧の礼をもっ孔明を迎えることができ、ようやく天下人として開眼する。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
三国志 第4巻1946ついに後半の主人公の孔明が登場。

吉川英治 三国志 第5巻 ★★★★★

著者:    吉川英治
       よしかわえいじ
発表:    1946年
発行所:   吉川英治歴史時代文庫
カバーアート:佐多芳郎
価格:    600円

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新野を捨てた玄徳は千里を敗走。曹操はなおも追撃の手をゆるめない。江夏にわずかに余喘を保つ玄徳軍に対し、潰滅の策をたてた。天下の大魚を共に釣ろう、との曹操の檄は呉に飛んだ。しかし、これは呉の降参を意味する。呉の逡巡を孔明が見逃すはずはない。一帆の風雲に乗じ、孔明は三寸不欄の舌をもって孫権を説き伏せる。かくて史上有名な会戦、赤壁の大捷に導き、曹操軍は敗走する。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
三国志 第5巻1946まだまだ続く中華戦国ドラマ。

吉川英治 三国志 第6巻 ★★★★★

著者:    吉川英治
       よしかわえいじ
発表:    1946年
発行所:   吉川英治歴史時代文庫
カバーアート:佐多芳郎
価格:    600円

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赤壁の大敗で、曹操は没落。かわって玄徳は蜀を得て、魏・呉・蜀三国の争覇はますます熾烈さを加える。呉の周瑜、蜀の孔明、両智将の間には激しい謀略の闘いが演じられていた。孫権の妹弓腰姫と玄徳との政略結婚にまつわる両者両様の思惑。-最後に笑う者は、孫権か、玄徳か?周瑜か、孔明か? 一方、失意の曹操も、頭角を現わし始めた司馬仲達の進言のもとに、失地の回復を窺う。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
三国志 第6巻1946まだまだ続く中華戦国ドラマ。

吉川英治 三国志 第7巻 ★★★★★

著者:    吉川英治
       よしかわえいじ
発表:    1946年
発行所:   吉川英治歴史時代文庫
カバーアート:佐多芳郎
価格:    600円

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「三国志」をいろどる群雄への挽歌が流れる。武人の権化ともいうべき関羽は孤立無援麦城に、悲痛な声を残して鬼籍に入る。また、天馬空をゆくがごとき往年の白面郎曹操も、静かな落日を迎える。同じ運命は玄徳の上にも三国の均衡はにわかに破れた。このとき蜀は南蛮王孟獲に辺境を侵され、孔明は五十万の大軍を南下させた。いわゆる七擒七放の故事はこの遠征に由来する。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
三国志 第7巻1946まだまだ続く中華戦国ドラマ。

吉川英治 三国志 第8巻 ★★★★★

著者:    吉川英治
       よしかわえいじ
発表:    1946年
発行所:   吉川英治歴史時代文庫
カバーアート:佐多芳郎
価格:    600円

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曹真をはじめ多士済々の魏に対して、蜀は、玄徳の子劉禅が暗愚の上、重臣に人を得なかった。蜀の興廃は、孔明の双肩にかかっている。孔明としては、おのが眼の黒いうち、ぜひ
とも魏を叩きたかった。かくて祁山の戦野は敵味方五十万の大軍で埋まった。孔明、智略の限りを尽せば、敵将司馬仲達にもまた練達の兵略あり。連戦七年。されど秋風悲し五丈原、孔明は星となって堕ちる。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
三国志 第8巻1946孔明の死で、いちおう完結。孔明は源義経のように、悲劇の英雄として慕われているのが理解できる。

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