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怪談

恐怖箱シリーズ

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太字作品や★★★★★が特におすすめです。

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日常の隙間でひそかに起きている怪事、変事。それは、この世ならざる者の見えない手がそっと我々の世界にひとさし指を差し込み、くるりと掻き混ぜている様を思わせる。コーヒーに溶かした砂糖をスプーンで掻き混ぜるがごとく、やつらは不気味なまでの自然さで、暴力的に我々の平和を乱してくる。明確な悪意を持つ指もあれば、悪戯好きの指もある。だが、どんな意図にせよ、その指が作る渦に運悪く巻き込まれてしまった者は、蟻地獄の巣穴に落ちた虫のようにあの世に引きずり込まれ、泥沼の恐怖を味わうことになる。日常に突如ひらく小さな穴、その穴に落ちた47人の戦慄の体験談をこっそりと淵から覗いていただきたい。くれぐれも落ちないようご用心、ご用心…..

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
蟻地獄2009まだまだ続く実話怪談。

深澤夜&原田空&つくね乱蔵 蛇苺 恐怖箱

著者:    深澤夜&原田空&つくね乱蔵
       ふかざわよる&はらだそら&つくねらんぞう
発表:    2008年
発行所:   竹書房文庫
カバーアート:久保田晃司
価格:    600円

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実話オンリーの怪談コンテスト【超-1】その2007年度大会で異彩を放った3人の上位ランカーがいた。hydrogenこと深澤夜、空こと原田空、そしてつくね乱蔵である。ちょっと聞いたことがないような空恐ろしい話、珍奇で不気味な逸話をこれでもかというほど拾ってくる。今回その彼らがそれぞれの新ネタをひっさげ、最恐のアンソロジーを編むべく再集結してくれた。その結果はご覧のとおり――ピリッと薬味のきいた掌編から、胃の辺りがずっしりと重くなる暗鬱な長編まで、個性の際立つ傑作・怪作がずらりときた。【超-1】をご存じの方もそうでない方も、実話怪談ファンならぜひともご一読願いたい。また将来の楽しみな怪談作家が誕生したことをお認めいただけることと思う。まずは至福のホラータイムをどうぞ。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
蛇苺2008いちおう実話ということになっている創作(?)怪談集シリーズ。

深澤夜&神沼三平太&高田公太 蝦蟇 恐怖箱

著者:    深澤夜&神沼三平太&高田公太
       ふかざわよる&かみぬまさんぺいた&たかだこうた
発表:    2011年
発行所:   竹書房文庫
カバーアート:久保田晃司
価格:    629円

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この世には不思議なことがある。とてつもなく怖いことがある。それを体験してしまった不幸な人がいて、その話を聞いてみたいと思う人もいる。そうした物好き……いや、好奇心旺盛な諸君のために本書はあるわけだが、さて皆さんはどのような読後感を期待しておられるのだろうか。へぇー奇妙なこともあるもんだという軽い驚きか、それとも眠れなくなるほどの恐怖感か。他人の不幸は蜜の味というわけでもなかろうが、陰惨な話であればあるほどゾクゾクとした興奮を覚える方も多いかもしれない。本書は3人の嗅覚鋭い怪談ハンターが、独自の取材網で仕入れた極上ネタを、腕によりをかけて調理した絶品怪談33話を収録した。どなたの期待にも応えられる逸話揃いと自負している。霊、すなわち死者もまた人間である。人間である以上感情があり、霊となるまでの人生=ドラマがある。怪奇現象の裏に潜むそのドラマに思いを馳せた時、我々の心に残る読後感は存外静かな哀しみなのかもしれない。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
蝦蟇2011まだまだ続く実話怪談。

深澤夜&三雲央&寺川智人 海月 恐怖箱

著者:    深澤夜&三雲央&寺川智人
       ふかざわよる&みくもひろし&てらかわのりと
発表:    2012年
発行所:   竹書房文庫
カバーアート:久保田晃司
価格:    638円

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果てのない海をたゆたう海月。掴みどころのない半透明の姿は、不気味だけれど幻想的。だが、不用意に近寄ればたちまち鋭い毒にやられ、その傷はいつまでも消えずにじくじくと痛む……。思えば、この生き物は霊なるものによく似ている。無性に心惹かれるが危険極まりない存在……。今回も3人の怪談ハンターが仕入れてきた生々しい実話を33話、水槽ならぬ箱に閉じ込めた。心臓に悪い話、懐かしい話、気味の悪い話、しんみりとした話、硬軟織り交ぜて収録してある。我々の身近に、この発達しきった現代に、こんな不思議で恐ろしいことがあるのだと、純粋な驚きをもって覗いていただければ幸いである。ただし、くれぐれも“お手を触れぬ”ようお願いする。海月と怪談はガラスの外より眺めるのがいちばんでる……。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
海月2012まだまだ続く実話怪談。

深澤夜&鳥飼誠&戸神重明 魂迎 恐怖箱

著者:    深澤夜&鳥飼誠&戸神重明
       ふかざわよる&ちょうかいまこと&とがみしげあき
発表:    2013年
発行所:   竹書房文庫
カバーアート:久保田晃司
価格:    638円

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子供の頃、無性に恐怖に惹かれる時期があったかと思う。心霊写真、怪談ばなし、肝試し······怖いもの見たさと言えばそれまでだが、それ以上に本能的な部分で魂がそうした世界に引き寄せられているような気がする。生命が生まれいづる所、終えた命が還っていく所、両者は同じ場所にあるのかもしれない。彼岸はすべての魂の故郷であり、だからこそ生きている人間は望郷の念にかられるが如く「あの世の話」に惹かれるのではあるまいか。先祖の魂をあの世から呼び戻す盆、郷愁を誘う迎え火とともに帰ってくるのは果たして“それ”だけか貴方の心が“無かったことにした”怪の記憶もまた、蘇るのかもしれない。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
魂迎2013まだまだ続く実話怪談。

つくね乱蔵&鈴堂雲雀&寺川智人 油照 恐怖箱

著者:    つくね乱蔵&鈴堂雲雀&寺川智人
       つくねらんぞう&すずどううんじゃく&てらかわのりと
発表:    2011年
発行所:   竹書房文庫
カバーアート:久保田晃司
価格:    629円

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実話怪談は作家の頭の中で創り出された恐怖ではない。怪事の生き証人たる体験者に取材し、彼らの記憶から引きずり出してきた本物である。ゆえに一人の作家が短期間に大量生産することは難しい。よほどの人脈と運、労を惜しまぬ行動力がなければ不可能である。だが、不思議と「来る時期」があるという。怪談のほうから寄ってくる、気味が悪いほどに集まってくる魔の時期が……。今回、その魔が3人同時にやってきたらしい。集まった草稿はのべ850ページ。どれもこれも本物だけが持つ厭なオーラを醸していたが、その中でも特に強烈な異臭を放つ、アクの強い逸話だけを集め200ページに絞り込んだ。収録された話はまさに恐怖の精鋭たちといっていい。己が持つ毒で読者諸君を痺れさせ、不安の闇に引き摺り込む真夏のヒットマン。撃たれてみるのも一興、恐怖の毒ほど馨しく甘いものはないのだから。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
油照2011まだまだ続く実話系怪談。

つくね乱蔵 厭獄 恐怖箱

著者:    つくね乱蔵
       つくねらんぞう
発表:    2019年
発行所:   竹書房文庫
カバーアート:久保田晃司
価格:    650円

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町の観光名所を探していて辿り着いた山奥の洞窟神社。だが、そこには呪いの絵馬がずらりと……「減らない絵馬」、初潮を迎えるまで女子は赤いものを身に着けてはならない一家のしきたりを破ってしまった長女は……「唇と爪先」、廃墟マニアの二人組が忍び込んだ二階建ての家屋。ベッドの上に放置されていた拘束衣にふざけて袖を通した男は……「縛る」、差別を色濃く残した村の秘祭。祭りで鬼役を担っていた若者は村を出て、積年の恨みを晴らすべく復讐を始める……「無差別」他、無間地獄の如く救いのない闇が広がる怪談実話全40話収録!

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
厭獄2019まだまだ続く実話系怪談。

つくね乱蔵 厭鬼 恐怖箱

著者:    つくね乱蔵
       つくねらんぞう
発表:    2015年
発行所:   竹書房文庫
カバーアート:久保田晃司
価格:    640円

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ひと言で言えば、おぞましい。厭な話ばかりが集められている。生きている人間と死んでいる人間(霊)とでは、どちらがより怖いか?ホラーではよく聞かれるテーマだが、本書では実に甲乙つけがたい。どちらも厭で、恐ろしい。両者の闇が見事なまでに結託し、吐き気を催す悪夢を生みだしているからだ。生者の黒い感情が死者の無念を引きずり出し、悪意に力を与えたとでも言おうか、人心の醜さがとてつもない恐怖と惨事を引き起こしている。「厭」という字に「鬼」を足すと、「魔される」という漢字になる。普段心の奥に閉じ込めている暗い感情を、人ならざる鬼の手がくすぐり唆す。「闇よ、出でよ……」禁が解かれたその瞬間、何処かで誰かが魘される。何処かで誰かが死んでいる……。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
厭鬼2015まだまだ続く実話系怪談。

橘百花 死縁怪談 恐怖箱

著者:    橘百花
       たちばなももか
発表:    2017年
発行所:   竹書房文庫
カバーアート:橋元浩明
価格:    650円

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ある土地に建つ郵便局で起きた死の連鎖とその因縁を追いかけた連作「郵便局」、誰もが知る有名企業に掛けられた呪いと一族に纏わる奇怪な話「凶の家」、血の呪縛が空恐ろしい悲劇を招く「伯父の業」ほか、渾身の取材により集められた実話怪談25話。著者が「今回集めてきた話は最怖だと思います」と語るだけある禍々しさだ。前書きはない。後書きもない。一切の無駄を省き、純粋なる恐怖だけをギチギチに詰め込んでお届けする。胃に穴があきそうなこの重さ、ぜひ体感していただきたい。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
死縁怪談2017まだまだ続く実話怪談。

高田公太 青森之怪 恐怖箱

著者:    高田公太
       たかだこうた
発表:    2018年
発行所:   竹書房文庫
カバーアート:橋元浩明
価格:    650円

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本州最果ての地、青森。あの世と繋がる霊場恐山から、神々の棲まう山野まで、雪深き国は神秘と恐怖に満ちている。赤子の泣き声がする無人駅。だが他の者にはその声が聞こえず…「津軽の子ら」、集落で“カミサマ”と呼ばれる祖母が行う虫きりの業…「むつ、二編」、近所の厄介者の家から出る悪臭。だが家の中は綺麗で…「ハナツマミ者」、録音した覚えのない音声ファイルに入っていた見知らぬ男のある一言。数年後、その意味がわかる……「録音」、死んだ従兄弟が赤い目をして夢に出る。その理由とは……「夢は夜ひらく」他、地元出身在住の著者が集めた究極の青森怪談!

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
青森之怪2018青森県限定の怪談集。それで成り立つのが凄い。

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