スポンサーリンク
スポンサーリンク
ミステリ小説 日本

歌野晶午

スポンサーリンク

昭和36年生まれ。福岡市出身。東京農工大学環境保護学科卒。昭和63年、島田荘司氏の推薦を受け『長い家の殺人』でデビュー。本格ミステリーベスト10に選ばれた『ヴードゥー・チャイルド』や、袋とじ付きの短編集『放浪探偵と七つの殺人』など、話題作を相次いで発表し、注目を集めている。

太字作品や★★★★★が特におすすめです。

歌野晶午 ガラス張りの誘拐

著者:    歌野晶午
発表:    1990年
発行所:   講談社文庫
カバーアート:辰巳四郎
価格:    540円

宣伝文句

「要求を言います。現金で一億円用意してください」ー嫌な仕事が回ってくるとサウナに逃げ込む、さえない中年刑事佐原の娘が誘拐された。世上騒がす連続婦女殺人魔の仕業か!? しかも衆人環視の中で身代金を運べと要求する犯人。刑事を待ち受ける驚天動地の結末とは。鬼才が放つ奇想の超・本格ミステリー!

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 訳者  感想
第二の事件 保健室の名探偵不明美への憎しみから誘拐するというが?
第三の事件 ガラス張りの誘拐不明しかし、それは目くらましで、注目を浴びたいだけではないか。
第一の事件 夢で見た明日不明彼は彼女を幸せにするために、両親の殺害事件を捏造した。
エピローグ不明実は、こういう善い動機だったのは、肩透かし。

歌野晶午 死体を買う男

著者:    歌野晶午
       うたの・しょうご
発表:    1995年
発行所:   光文社文庫
カバーアート:辰巳四郎
価格:    560円

宣伝文句

『白骨鬼』と題する江戸川乱歩の未発表小説が発見された!? 南紀・白浜で奇行を重ねていた学生・塚本直が異様な首吊り自殺を遂げた。だが、本当に自殺なのか? 真相を追い、乱歩と詩人・萩原朔太郎が推理を展開する——。雑誌に連載され、好評を博す『白骨鬼』。しかし、そこには恐るべきカラクリが! 本格推理の傑作と絶賛された奇想の長編、待望の文庫化!

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
死体を買う男1995朔太郎が探偵で、大乱歩が道化役。乱歩作品に詳しい人ほど楽しめる、思わずニヤリとする仕掛け多し。

歌野晶午 安達ヶ原の鬼密室

著者:    歌野晶午
発表:    2000年
発行所:   講談社ノヴェルズ
カバーアート:辰巳四郎
価格:    900円

宣伝文句

吾少年は奇妙な枡形の屋敷に住む老婆に助けられた。その夜、少年は窓から忍び入ろうとする鬼に出くわす。次々と起きる奇怪な事件。虎の彫像の口にくわえられた死体や、武者像の弓矢の先にぶら下げられた死体が発見される。真相は五十年の時を経て、「推理嫌いの探偵」の手により明らかとなる! 本格超巨編!

著者のことば
孤島の鬼、蓬髪の老婆、石造りの屋敷、閉ざされた中庭、武者の像、巨人、出口のない土地、迷い込んだ人々、中空の死体、屍肉を食う虎、開かずの扉、そして誰もいなくなった、推理嫌いの探偵、学習による謎解き一―本書はつまりそういう物語です。けれども、ページを繰っても繰っても「安達ヶ原」には到達せず、「鬼」の影さえ見えず、「密室」殺人も発生しません。
けれど実は、ほのぼのとした一ページ目を開いたその時から、あなたは「鬼密室」に迷い込んでいるのです。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 訳者  感想
安達ヶ原の鬼密室不明まったく違う話の短編集のようで、実はつながっている。それは感心するけれども、肝心のメインの鬼がイマイチ。

コメント

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました