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ミステリ小説 海外

ジョン・ダニング

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1942年、ニューヨークのブルックリン生まれ。フリーライターやカルチャー・スクールの講師、ラジオ番組の脚本家など様々な職業を経て、1974年、TheHollandSuggestionsでミステリ作家としてデビュー。1980年に発表したLookingforGingerNorthと、その翌年のDeadlineが、つづけてMWA賞ペイパーバック賞にノミネートされ、作家としての地位を確固たるものにした。が、出版社とのトラブルなどで作家業を休止、本書の舞台でもあるコロラド州のデンヴァーに古書稀覯本の書店を開いた。1992年に発表した本書は、ダニングがミステリ界に復帰して初めての作品にあたり、ネロ・ウルフ賞を獲得するなど高い評価を受けた。

太字作品や★★★★★が特におすすめです。

ジョン・ダニング 封印された数字  

原題:    THE HOLLAND SUGGESTIONS
著者:    ジョン・ダニング
       John Danning
発表:    1975年
発行所:   ハヤカワ・ミステリ文庫
カバーアート:スタジオ・ギブ
価格:    640円

宣伝文句

見知らぬ山中の洞窟と、そこに通じる崖道-差出人不明で届いた写真の光景を見ているうち、わたしは既視感にとらわれた。この感覚は20年近く前に参加した催眠実験と関係が?数日後、写真を見たわたしは催眠状態に陥ってしまう。そして無意識にマルタ十字と50、96、12という謎の数字を書いていた。やがてまたもや何者かから洞窟の写真が……ミステリ界に旋風を巻き起こした『死の蔵書』の作家が放つ話題のサスペンス小説

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 訳者  感想
封印された数字
THE HOLLAND SUGGESTIONS
1975松浦雅之かなり前の処女作は、やはりまだまだ未熟だった。よほどのファン向け。

ジョン・ダニング 災いの古書

原題:    THE SIGN OF THE BOOK
著者:    ジョン・ダニング
       John Danning
発表:    2007年
発行所:   ハヤカワ・ミステリ文庫
カバーアート:スタジオ・ギブ
価格:    900円

宣伝文句

古書店主クリフは、恋人エリンの頼みで蔵書家射殺事件の調査を開始した。被害者男性とエリンが交際していた過去があり、容疑者女性がエリンの元親友という事情から依頼を引き受けたのだ。まもなく被害者が貴重なサイン本をコレクションしていたという事実が判明する。本をめぐる争いに巻き込まれたのか?やがてその蔵書をめぐり怪しい三人組が暗躍しはじめ……………。古書にまつわる意外な蘊蓄を盛りこんだ人気シリーズ第四作

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 訳者  感想
災いの古書
THE SIGN OF THE BOOK
2007横山啓明本そのものよりも、書いてあるサインが重要という世界。ミステリはまあまあ。

ジョン・ダニング 死の蔵書

原題:    BOOKED TO DIE
著者:    ジョン・ダニング
       John Danning
発表:    1992年
発行所:   ハヤカワ文庫
カバーアート:スタジオ・ギブ
価格:    699円

宣伝文句

十セントの古本の山から、数百ドルの値打ちの本を探しだす―そんな腕利きの“古本掘出し屋”が何者かに殺された。捜査に当たった刑事のクリフは、被害者の蔵書に莫大な価値があることを知る。貧乏だったはずなのに、いったいどこから?さらに、その男が掘出し屋を廃業すると宣言していた事実も判明し······古書に関して博覧強記を誇る刑事が、稀覯本取引に絡む殺人を追う。すべての本好きに捧げるネロ・ウルフ賞受賞作

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 訳者  感想
死の蔵書
BOOKED TO DIE
1992宮脇孝雄古本マニアにはたまらないけれども、ミステリーの出来としてはイマイチ。

ジョン・ダニング 幻の特装本

原題:    THE BOOKMAN’S WAKE
著者:    ジョン・ダニング
       John Danning
発表:    1995年
発行所:   ハヤカワ文庫
カバーアート:スタジオ・ギブ
価格:    880円

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警察を辞めて古書店を営むクリフは、元同僚の依頼に愕然とした。存在するはずのない、エドガー・アラン・ポー作『大鴉』の1969年限定版を盗んで逃亡中の女を連れ戻してくれというのだ。その本は限定版専門の出版社の特装本で、見つかれば莫大な価値がある。興味を惹かれ、事件を調べ始めたクリフの前に、やがて過去の連続殺人の影が……ミステリ界の話題を独占した『死の蔵書』に続き、あらゆる本好きをうならせる傑作。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 訳者  感想
幻の特装本
THE BOOKMAN’S WAKE
1995宮脇孝雄今回は天才印刷職人の作品を追う。殺人の謎自体よりも、古本、古本屋、古本マニアについての情報がみもので、愛書家にはたまらないだろう。

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