太字作品や★★★★★が特におすすめです。
ロバート・L・フォワード 竜の卵
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紀元前50万年、太陽系から50光年離れた星域で中性子星が誕生した。超新星爆発の怖るべきエネルギーによって、秒速30キロ、すなわち一万年に一光年というかなりな固有運動を与えられた中性子星は、一路近くの隣人、太陽系へと向ったのである……そして2049年、探査宇宙船セントジョージ号は、〈竜の卵〉と名づけられたこの中性子星の周回軌道に乗り、観測を開始しようとしていた。だが、直径20キロにみたぬこの中性子星上に、まさか知的生物が存在しようとは!? 最新の科学理論を駆使して、人類と中性子星人とのファースト・コンタクトを描く、ハードSFファン待望の書!
帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル | 発表 | 訳者 | 感想 |
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竜の卵 DRAGON’S EGG | 1980 | 山高昭 | 超高速に回転する小さな惑星上の微小な宇宙人と、意思疎通は可能か? その意思疎通のためには、文明の程度や倫理がある程度、同じレベルでないと通じないと思うのだが。 |
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バーナード星系を通過中の無人探測機は、そこに二重惑星を発見した。わずか80キロの間隔で互いに回転しあう二重惑星ロシュワールド─その調査のため、レーザーにより推進・減速する恒星間宇宙船が派遣された。寿命延長剤を服用した乗員は、さまざまな目的に使用できる画期的なロボット“クリスマスブッシュ”とともに、6光年もの虚空をわたるのだ。出発から40年後、ついにロシュワールドに到着した調査隊はアンモニア水の海中で奇妙な異星人に遭遇するが……。科学者ならではの緻密な科学考証、前作『竜の卵』をもしのぐ壮大なスケールと大胆な仮説で描く傑作ハードSF
帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル | 発表 | 訳者 | 感想 |
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ロシェワールド THE FLIGHT OF THE DRAGONFLY | 1984 | 山高昭 | これまた思考実験としての、異常な星への探検。現実には不可能な構造では? |
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2060年6月21日GMT06時50分06秒、中性子星〈竜の卵〉の調査を無事完了したドラゴン・スレイヤー号は、母船セント・ジョージ号に向け帰還準備を開始した。予想もしなかった中性子星の生物“チーラ”とのコンタクトに成功した彼らは、はかり知れないほどの科学知識を得たのである。だが帰還を目前にしたまさにその時、流星体が誘導ロケットのひとつを破壊し、強力な重力潮汐力から船を守っていた補償体群が制御不能となった!怖るべき潮汐力によって彼らが八つ裂きにされるまで、残された時間は5分しかなかった……フォワードが『竜の卵』に続いて贈る傑作ハードSF!
帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル | 発表 | 訳者 | 感想 |
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スタークエイク STARQUAKE | 1985 | 山高昭 | 好評につき続編。中性子星に宇宙船が落下するまで5分、しかし超高速に生きる”チーラ”達にとっては十分な時間だ。 |
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