著者紹介
ラリー・ボンド LarryBond
1951年生れ。75年に海軍入隊後、作戦将校、分析官、シミュレーション・プログラマーなどを務める。戦争ゲーム制作者として、81年には最優秀ゲームに与えられるH・G・ウェルズ賞を受賞。トム・クランシーの「レッド・ストーム作戦発動」で軍事アドバイザー兼共著者となったことを契機に、「侵攻作戦レッド・フェニックス」を執筆、たちまちベストセラー作家の仲間入りを果たした。
太字作品や★★★★★が特におすすめです。
ラリー・ボンド 侵攻作戦レッド・フェニックス 上巻
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朝鮮半島、38度線の非武装地帯で北朝鮮の秘密トンネルが発見された。中には一大隊分の戦車とトラックが隠されていた。そしてクリスマスの未明、60万の北朝鮮軍が金正日の命令一下、韓国への侵攻作戦レッド・フェニックスを開始する第二次朝鮮戦争の恐怖を描き、ペンタゴンで必読の書とされた軍事スリラーの超大作。
帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル | 発表 | 訳者 | 感想 |
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侵攻作戦レッド・フェニックス 上巻 | 1989 | 広瀬順弘 | 著者の軍役の経験・知識を生かした軍事シミュレーション小説。色恋沙汰など無く戦争に終始しているのが良い。 |
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北朝鮮軍の猛攻の前に防戦一方の米韓連合軍。いまやソウルも包囲されようとしている。連合軍は敵の背後を襲うサンダーボルト作戦で反撃を開始するが、戦争はソ連、中国を巻きこみ、政治的駆け引きによって意外な方向に展開してゆく。朝鮮半島を舞台に、最新兵器が激突する現代の局地戦争をリアルに描いた大ベストセラー。
帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル | 発表 | 訳者 | 感想 |
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侵攻作戦レッド・フェニックス 下巻 | 1989 | 広瀬順弘 | 兵器は当時としては最新だったが、もう古いかも。 |
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アパルトヘイト撤廃以後の南アフリカ共和国。一人一票制の導入をめぐって、四百五十万の白人と二千四百万の非白人の対立が、一触即発の場面を迎えようとしていたとき、アフリカ民族会議ANCの秘密作戦〈破れた盟約〉がついに実行に移された…。そして、世界は悪夢のような渦(ヴォーテックス)に巻き込まれてゆく。
帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル | 発表 | 訳者 | 感想 |
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核弾頭ヴォーテックス 上巻 | 1991 | 広瀬順弘 | 内乱で核兵器を使用する南アフリカ。核で戦争は別に次元になった。 |
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ふたたび暗黒の時代にもどった南アフリカ。狂信的過激派集団を自在に操るフォルステル新大統領は、その野望を軍事行動に移し、隣国ナミビアに侵攻した。その暴挙を阻むキューバは、一転、南ア侵攻作戦を展開─クレムリン、ホワイトハウスそれぞれの思惑を巻き込み、南アは最終戦争に突入する。そして一発の核弾頭が炸裂した!
帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル | 発表 | 訳者 | 感想 |
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核弾頭ヴォーテックス 下巻 | 1991 | 広瀬順弘 | 戦争シミュレーションとしては興味深いが、南アフリカはちょっと遠い。 |
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金融市場の混乱が引き金になって、貿易危機、失業、経済難民、民族紛争······絶望の暗い雲がヨーロッパを覆う。フランスとドイツはその軍事力と経済力を背景に、それぞれの野望をふくらませる。そして、1998年、世界は未曾有の危機に瀕した。トム・クランシーが“テクノ・スリラーのエース!」と絶賛するラリー・ボンド第三作!
帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル | 発表 | 訳者 | 感想 |
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ヨーロッパ最終戦争1998 上巻 | 1993 | 広瀬順弘 | EU圏でのおなじみの通常兵器のオンパレード。 |
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欧州同盟の盟主として、フランスが東欧諸国を力でねじ伏せようと画策したことから、あっという間に戦火はヨーロッパ各地にひろがった。さらに英米連合に対する戦況の不利を逆転するため、ロシアを巻き込もうとするが…米軍戦争シミュレーターとしてのキャリアをいかんなく発揮した、ボンドならではの白熱の戦闘シーン!
帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル | 発表 | 訳者 | 感想 |
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ヨーロッパ最終戦争1998 下巻 | 1993 | 広瀬順弘 | 現実にはあり得なさそうなシナリオながら、そのリアルな描写がストーリー・テリングを盛り上げる。 |
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早朝のサンフランシスコ。霧がたちこめるゴールデンゲート・ブリッジの上で、一台の大型トレーラ一が火柱と化し、燃えさかる火の海が渋滞中の車の列をのみこんだ。そして、それは全米が凍りつく未曾有の連続無差別テロのはじまりにすぎなかった……。テクノスリラーの俊英が、周到な取材をもとに描くテロリズムの衝撃と恐怖!
帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル | 発表 | 訳者 | 感想 |
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テロリストの半月刀 上巻 | 1996 | 広瀬順弘 | 今回はより現実的なテロリストによる民間への攻撃のシミュレーション。 |
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大量の死傷者を出す爆弾テロ、小学校を襲った悪夢の銃撃テロ、着陸態勢に入った航空機を狙いすましたミサイル・テロ、電話回線を大混乱に陥れたコンピューター・ウイルス・テロ……あいつぐテロリストたちの非情な攻撃にFBIもパニック状態になった。テロがアメリカを壊してゆく。そして、悪魔の計画は着々と実現へ向かう。
帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル | 発表 | 訳者 | 感想 |
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テロリストの半月刀 下巻 | 1996 | 広瀬順弘 | 国内からの攻撃については米国もけっこう無力で、民間にかなりの犠牲が出る。 |
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米露合同兵器査察団を乗せた双発機がロシア北部で墜落、その原因究明のため現地に飛んだ調査団のなかにピーター・ソーンとヘレン・グレイがいた。久々の再会に胸ときめかす間もなく、不可解な出来事が続発する。その背後ではアメリカを襲う恐怖の核テロ計画が秒読みに入っていた。ハイテク・スリラーの名手が描く現代の戦慄!
帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル | 発表 | 訳者 | 感想 |
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怒りの日 | 1998 | 広瀬順弘 | やはり米国としては全面戦争よりもテロ攻撃、とくに核テロが現実的な脅威なのだろう。 |
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