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冒険小説 海外

ロバート・ラドラム

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俳優、声優、舞台演出家、劇場主などのショービジネスに従事したあと、40歳で作家に転身、以後ベストセラー作家となる。
その著作は映画にも似て読者を惹きつけるが、パターンが似ている。

太字作品や★★★★★が特におすすめです。

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第二次大戦も末期に近い1944年10月ワシントンはナチ首脳部内の謎の人物から、ひそかに接触をうけた。大戦終結のカギとなる極秘情報を提供するという衝撃的な内容だった。
交渉相手に指名された合衆国陸軍情報部のキャンフィールド少佐は会見地リスボンへの出発を前に、ある最高機密文書の引き渡しを要求した。アメリカの大財閥、スカーラッチ家に関する極秘ファイルである。
キャンフィールドはすべてを知っていた。発端を遠く第一次大戦にまでさかのぼる、ある強大な敵との戦いに、ついにケリをつける時が来たのだ——。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
スカーラッチ家の遺産 上1971第一次大戦から第二次大戦にかけて、歴史の裏で暗躍した大財閥。その財閥の誕生から発展の歴史をなぞる。ラドラム初期の作品のためか、血沸き肉踊る活劇はまだない。

ロバート・ラドラム スカーラッチ家の遺産 下

原題:    The Scarlatti Inheritance 2
著者:    ロバート・ラドラム Robert Ludlum
発表:    1971年
発行所:   角川文庫
カバーアート:生頼範義
価格:    420円

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1926年、アルスター・スカーレットが失踪した。スカーラッチ家の三男である。第一次大戦の英雄でありながら、暗黒街とのつながりも噂されていた。
アルスターの失踪は世間の話題を呼んだが、それと時を同じくして、スカーラッチ家の巨額の有価証券が国外へ流出したことを国務省はつかみ、ひそかに調査に乗り出した。
当時、特命をうけてヨーロッパへ飛んだキャンフィールドは、アルスターの歪んだ野望が、奇怪な現実となって形を現しつつあるのを目撃していたのだったが——

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
スカーラッチ家の遺産 下1971スカーラッチ財閥の当主、エリザベスは全財産を賭けて、彼女の宿敵である息子アルスターと対決する。ナチスドイツの発展には大金持ちの支援があったというのは、いかにもありそうな話だ。

ロバート・ラドラム マタレーズ暗殺集団 上

原題:    The Matarese Circle 1
著者:    ロバート・ラドラム Robert Ludlum
発表:    1979年
発行所:   角川文庫
カバーアート:フォトニカ
価格:    660円

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暗殺により世界の歴史を変えてきた闇の組織「マタレーズ」。 スターリン、ルーズベルトの死さえも彼らの演出であり、各国政府は彼らと極秘の契約を結び、要人の暗殺を請け負わせてきた。その恐怖の暗殺集団が今や独自の活動を始めた——KGB工作員タレニエコフはその情報に慄然となる。最近相次いだ米ソ要人の暗殺、それが彼らの活動開始の前触れだったのだ! その暗躍が米ソを大混乱に巻き込むことは必定。果たして、「マタレーズ」の究極の目的とな何なのか…?
タレニエコフは密かに宿敵・合衆国エージェントとの接触を図った……。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
マタレーズ暗殺集団 上1979これまた、歴史の影の部分そ担ってきた謎の組織に、孤高のヒーローが挑む。今回は、CIAとKGBの旧敵同士が助け合っていくのが趣向だ。

ロバート・ラドラム マタレーズ暗殺集団 下

原題:    The Matarese Circle 2
著者:    ロバート・ラドラム Robert Ludlum
発表:    1979年
発行所:   角川文庫
カバーアート:フォトニカ
価格:    660円

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仇敵同士の米ソ工作員、タレニエコフとスコフィールドは「マタレーズ」活動阻止のために手を握った。この”暗殺集団”の本拠は一体どこか、そして首謀者は何者なのか? 全ては闇の中だった。しかも組織だけでなく、過去の秘密暴露を恐れる米ソ両国政府が執拗に二人を追う。謎解明の微かな手がかりを求め、二人は組織発祥の地コルシカへ飛ぶ。が、彼らはそこでまた新たな謎に直面するのだった——。
遠くコルシカからアメリカへと、二人の激しい追跡の末、ついに明らかになる組織の頂点に立つ意外な男の正体とは?
巨匠ラドラムの最高潮期傑作!

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
マタレーズ暗殺集団 下1979銃撃戦や諜報戦の末、組織の陰謀は暴露され、いつものように粛正されて、めでたしめでたしの、お約束の大団円。

ロバート・ラドラム 暗殺者 上

原題:    The Bourne Identity 1
著者:    ロバート・ラドラム Robert Ludlum
発表:    1980年
発行所:   新潮文庫
カバーアート:本信公久
価格:    480円

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僕はいったい誰なんだ? 嵐の海から瀕死の重傷で救助された男は、いっさいの過去の記憶をなくしていた。残された僅かな手掛り——整形手術された顔、コンタクト・レンズの使用痕、頭髪の染色あと、そして身体に埋めこまれていた銀行の口座番号——は、彼を恐ろしい事実へと導いていく。自分の正体を知るための執拗な彼の努力は、彼の命を狙う者たちをも引き寄せるこのになった……。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
暗殺者 上1980冒頭から主人公が誰だかわからず、読者も共に自分探しの旅に出るという秀逸な筋書きは、小説や映画で多くの真似た作品を生んだ。ラドラムの作品中では、ベストに推す声が多い。

ロバート・ラドラム 暗殺者 下

原題:    The Bourne Identity 2
著者:    ロバート・ラドラム Robert Ludlum
発表:    1980年
発行所:   新潮文庫
カバーアート:本信公久
価格:    480円

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J・ボーンの過去はしだいに明らかになった。恐ろしい自分の正体に苦しむ彼と、一旦は人質にされながらも彼を信じ、愛してしまったマリー。全世界を敵に回した二人の調査は、なお続く。当代屈指の暗殺者カルロス、彼を凌ごうと”実績”を重ねるカイン、そしてJ・ボーンの謎の記憶……。並のミステリ作家6人分のスリルとサスペンスが詰まっているといわれる、ベストセラー長編。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
暗殺者 下1980活劇ありロマンスありで、さすがショービジネスに通じているラドラムの真骨頂発揮の名作。すっきりしない終わり方だが、実際は続編へ続くようだ。

ロバート・ラドラム 四億ドルの身代金

原題:    The Road to Gandolfo
著者:    ロバート・ラドラム Robert Ludlum
発表:    1982年
発行所:   新潮文庫
カバーアート:吉田克朗
価格:    560円

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元米陸軍中将ホーキンスは二度の名誉勲章に輝く英雄だったが、ある不始末のために退役させられた。生命を賭けて忠誠を尽くしてきたはずの国家に裏切られ、彼は深く復讐を決意する。いまだに彼に好意を持つ四人の前妻たちと共に、今まで培った知力、腕力、縁故関係を総動員し、経済学(?)まで勉強して、彼が考え出した作戦とは——。爽やかで滑稽な、老将軍一世一代の大冒険。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
四億ドルの身代金1982いつものラドラム節というよりは、まったくのギャグ調のドタバタ劇。前代未聞のローマ法王誘拐計画は果たしてうまくいくのか?

ロバート・ラドラム 戻ってきた将軍たち 上

原題:    The Aquitaine Progression 1
著者:    ロバート・ラドラム Robert Ludlum
発表:    1984年
発行所:   新潮文庫
カバーアート:越野勝彦/東幸見
価格:    640円

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有能な若手弁護士コンバースは、かつてベトナム戦で、不可能とされた脱走に成功したことがある。20年ぶりに旧友と再会したが、この邂逅は実はしくまれたものであり、彼は世界的規模の武力蜂起の計画があることを知らされた。各国の退役した将軍たちが団結し、新秩序をつくるべく、すでに武器も入手したという。恐るべき陰謀を打明けた直後、友人は彼の目前で殺されてしまった——。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
戻ってきた将軍たち 上1984今回は退役将軍たちによる大陰謀。世界をテロで混乱に陥れる試みを阻止できるか?

ロバート・ラドラム 戻ってきた将軍たち 下

原題:    The Aquitaine Progression 2
著者:    ロバート・ラドラム Robert Ludlum
発表:    1984年
発行所:   新潮文庫
カバーアート:越野勝彦/東幸見
価格:    640円

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武力蜂起の首謀者デラベーンは、ベトナム時代コンバースの上官で、殺人狂として恐れられていた人物だった。暴動を阻止しようとした人々は次々に抹殺され、その殺人犯に仕立てられた彼は、ついに国際警察指名手配となった。大がかりなデラベーンの組織に対抗し、計画を暴いて、かつての将軍たちの復活を防がねばならない——。コンバースは絶望的な戦いに挑んだ……。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
戻ってきた将軍たち 下1984またも、主人公は罠に陥れられながらも強大な敵に戦いを挑む。かなりマンネリなパターンだ。

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