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冒険小説 海外

フレデリック・フォーサイス ★★★★★

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国際謀略小説の大家。

太字作品や★★★★★が特におすすめです。

フレデリック・フォーサイス ジャッカルの日 ★★★★★

原題:    THE DAY OF THE JACKAL
著者:    フレデリック・フォーサイス
       Frederick Forsyth
発表:    1971年
発行所:   角川書店
カバーアート:凸版印刷
価格:    620円

宣伝文句

民主主義国家の元首で、ドゴールほど自国の一党派に生命を脅かされた人物はいない。秘密軍事組織OASは、6回にもわたってドゴール暗殺を企てたのである。度重なる失敗で窮地に追いこまれたOASは、最後の切札を切り出した。凄腕のイギリス人殺し屋の起用である。暗号名ジャッカルブロンド、長身、引きしまった体軀の持ち主。射撃の腕は超一流。だがOASの計画はフランス官憲に知られるところとなった。ジャッカルとは誰か? 暗殺決行日は? ジャッカルはどこからフランスに潜入するのか? 正体不明の暗殺者を追うルベル警視の必死の捜査が始まったが一全世界を沸かせた傑作ドキュメント・スリラー。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 訳者  感想
ジャッカルの日
THE DAY OF THE JACKAL
1971篠原慎基本的にはフィクションだけれども、かなりの部分を事実に基づいている。それらの持つ迫力と暗殺者と警察の息詰まる攻防のストーリー・テリング技術は素晴らしい。

フレデリック・フォーサイス オデッサ・ファイル

原題:    THE ODESSA FILE
著者:    フレデリック・フォーサイス
       Frederick Forsyth
発表:    1972年
発行所:   角川書店
カバーアート:日暮修一
価格:    620円

宣伝文句

“オデッサ”とは、ナチス親衛隊(SS)のメンバーの救済を目的とする秘密組織のことである。ルポライター、ペーター・ミラーをオデッサと結びつけたのは、老ユダヤ人が遺した一冊の日記だった。それによればリガの殺人鬼と異名をとったナチ収容所長、ロシュマンは、今もドイツに生きているという。日記のある箇所がミラーの注意を惹いた。彼は憑かれたようにロシュマンの追跡を始めた。だが、それはタブーへの挑戦であり、組織の手は次第にミラーの身辺に及び始めた…。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 訳者  感想
オデッサ・ファイル
THE ODESSA FILE
1972篠原慎 何万人もいたナチ関係者の何人かは、そりゃあ生きているだろう。それが現在でも厳然と組織として生きているという、誰もが想像する謀略論が元だ。

フレデリック・フォーサイス 悪魔の選択 上

原題:    The Devil’s Alternative 1
著者:    フレデリック・フォーサイス
       Frederick Forsyth
発表:    1979年
発行所:   角川文庫
カバーアート:日暮修一
価格:    490円

宣伝文句

ソ連の穀物生産高が激減する——西側がソ連の国内危機につながる重大な情報を入手した。
その頃、フィンランド製高性能ライフルがひそかにソ連国内のウクライナ解放運動組織に渡っていた。
西側はソ連の食料危機をSALT IV締結の好機と見た。食料輸出の見返りに、大幅な軍縮を迫るのである。
食料と軍縮をかけての米ソ会談が終結に向かいかけた頃、クレムリンに極秘の連絡がはいった。KGB議長の暗殺である。これはやがて起る大事件の前触れだった。世界は破局への逆転を開始したのである——

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
悪魔の選択 上1979真の悪役は、ウクライナ過激派のテロリストだ。ソ連最高指導部は、KGB議長暗殺をうまく隠蔽しているもののこれが世界に漏れれば威信は低下し、穀物と軍縮の交渉にも影響を与えることを恐れ、軍事力で西ヨーロッパの穀物を奪うことを検討しはじめた。今現在では到底書くことができない、国際謀略スリラー。

フレデリック・フォーサイス 悪魔の選択 下

原題:    The Devil’s Alternative 2
著者:    フレデリック・フォーサイス
       Frederick Forsyth
発表:    1979年
発行所:   角川文庫
カバーアート:日暮修一
価格:    490円

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100万トン・タンカー”フレイア”号はテロリストの制圧下にはいり、オランダのマース河口沖合に停止した。
犯人たちの要求は、現在西ベルリンに拘留中の、KGB議長暗殺犯の釈放だった——もし要求が入れられない場合、タンカーは爆破され、原油は北海に流出し、海は死ぬ…。
この乗っ取りは米ソの友好関係を一変させた。暗殺事件の公表を恐れるソ連は、犯人を釈放すればSALT IVを破棄すると通告したのだ!
タンカー爆破か、米ソ対決か? 世界はいま、恐るべき”悪魔の選択”を迫られていた!

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
悪魔の選択 下1979恐るべき環境汚染とソ連の暴走を避けつつ、事態を収拾できるのか? 後半はタンカーが舞台でのアクション映画のよう。

フレデリック・フォーサイス 第四の核 上

原題:    The Fourth Protocol 1
著者:    フレデリック・フォーサイス
       Frederick Forsyth
発表:    1984年
発行所:   角川文庫
カバーアート:日暮修一
価格:    490円

宣伝文句

”イギリスに革命の可能性あり”その分析がソ連書記長の決断を促した。
4人の男が秘かに私邸に招かれ、極秘作戦の検討に取りかかった。イギリスを直接のターゲットとし、世界の勢力図を一気に塗りかえることを狙った超ウルトラ作戦である。
プランは完成した。成功すれば西側世界に壊滅的な打撃を与えるこの作戦は「オーロラ」と名づけられ、ただちに最初のKGB工作員がイギリス潜入の途についた——

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
第四の核 上1984イギリスで共産革命を起こすという、今にしてみれば荒唐無稽な設定。材料さえ揃えば非常に簡単に作れるスーツケース原爆の紹介は、一見の価値あり。

フレデリック・フォーサイス 第四の核 下

原題:    The Fourth Protocol 2
著者:    フレデリック・フォーサイス
       Frederick Forsyth
発表:    1984年
発行所:   角川文庫
カバーアート:日暮修一
価格:    490円

宣伝文句

「オーロラ」計画は始動した。イギリスに潜入したKGB工作員のもとへ、世界各地から伝令が集結しはじめた。彼らの任務は、ある兵器を組みたてるための部品を、巧妙なカムフラージュを施してイギリス国内へ運びこむことだった。
その頃、機密漏洩事件を調査中のMI5は、まったく意外な事実をつかんでいた。それは「オーロラ」との初めての接点だったのだが…。
「悪魔の選択」に続き、再び大スケールで描く巨匠フォーサイスの力作。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
第四の核 下1984選挙直前に反核運動を盛り上げるため、在英米軍基地近くで原爆を爆発させる大陰謀は成功するのか? じりじりと犯人に近づく後半部は警察小説のようだ。原題の”第四議定書”とは、核拡散防止条約で締結された、このようなスーツケース爆弾の禁止部分を指す。

フレデリック・フォーサイス 神の拳 上

原題:    The Fist of God 1
著者:    フレデリック・フォーサイス
       Frederick Forsyth
発表:    1994年
発行所:   角川文庫
カバーアート:渋川育由
価格:    800円

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一九九〇年、イラクに技術協力していたロケット砲弾開発の世界的権威ジェラルド・プル博士がブリュッセルで暗殺された。数日後、サダム・フセインはクウェートに侵攻。アメリカを中心とする多国籍軍は、サウジアラビアで戦闘の準備を進めた。その頃、イラクからの電波が傍受された。「”神の拳”がまもなく手にはいる」。”神の拳”とは何か? フセインは何を考えているのか? ——学者や情報機関のベテランが情況分析を試みる。その結果、詳細な情報入手のため、ある男にバグダッド潜入員として、白羽の矢を立てた——。徹底した取材とストーリー・テリングの天賦の才が結実した、迫真の傑作長編。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
神の拳 上1994 サダム・フセインは西側によって仕立てられた道化者ではなく、じつはとんでもない計画を立てていた、という大陰謀論。

フレデリック・フォーサイス 神の拳 下

原題:    The Fist of God 2
著者:    フレデリック・フォーサイス
       Frederick Forsyth
発表:    1994年
発行所:   角川文庫
カバーアート:渋川育由
価格:    840円

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褐色の肌の英国軍将校マイク・マーチンはインド人の母と英国人の父を持ち、少年時代をバグダッドで過ごした。彼はアラブ人を装い、空爆が始まったバグダッドに潜入する。多国籍軍は最新ハイテク技術でイラク軍戦力を完璧に把握していると思われていた。が、多くの戦争設備は偽装によって隠されていた。マーチンはかつて級友と遊んだ街で活動を開始した。イスラエルが抱えるサダム政権内のスパイ”ジェリコ”に接触し、”神の拳”の正体を暴き、その使用を阻止するために。
フォーサイスは史上初の衆人環視下の戦争”湾岸戦争”を通して告発する。事実は報道された通りではないのだと。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
神の拳 下1994もちろんフィクションとして湾岸戦争の真実を語るが、著者の力量で本当らしくきこえる。

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