独特の土着的厭らしさで、伝奇物語を綴る。
太字作品や★★★★★が特におすすめです。
諸星大二郎 妖怪ハンター 海竜祭の夜
諸星大二郎「妖怪ハンター 海竜祭の夜」より引用
タイトル | 発表 | 感想 |
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海竜祭の夜 | 1982 | 島の奇祭と平家物語。妖怪ハンターの異端考古学者・稗田礼二郎登場。 |
ヒトニグサ | 1982 | 過疎の水引村には、おいでおいでする奇怪な植物が生える。 |
黒い探究者 | 1974 | 九州の比留子(ひるこ)古墳には、黄泉の国へ通じる道がある。 |
赤い唇 | 1974 | 朱唇観音像に封じられていた、血を吸う鬼女の唇。 |
生命の木 | 1976 | 東北の山奥の、隠れキリシタンの寒村の救世主。 |
幻の木 | 1987 | 瓜子姫(/うりこひめ)とアマノジャクと巨大な木の伝説。 |
花咲爺論序説 | 1985 | 航空機事故で、少女美加は生命の花で復活した。 |
闇の中の仮面の顔 | 1978 | 縄文時代と現代をつなぐ、呪いの儀式。 |
肉色の誕生 —ホムンクルス— | 1974 | 生命の創造に失敗した、変人の金持ち。稗田は出ない。 |
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諸星大二郎「妖怪ハンター 天孫降臨」より引用
タイトル | 発表 | 感想 |
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闇の客人 | 1990 | 町おこしのため、復活した大鳥居は鬼門を向いていた! |
花咲爺論序説と幻の木事件概要 | 1988 | 航空機事故で、少女美加は生命の花で復活した。 |
川上より来たりて | 1988 | 生命の木と瓜子姫伝説の完結編。 |
天孫降臨 | 1990 | 天の若彦神話。薫と美加をまきこんだ、「生命の花」事件完結編。超能力を身につけた美加は、この後たびたび稗田を助ける。 |
天神さま | 1990 | ”通りゃんせ”の唄と、神隠しに隠された秘密。 |
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諸星大二郎「妖怪ハンター 黄泉からの声」より引用
タイトル | 発表 | 感想 |
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うつぼ舟の女 | 1991 | いろいろな物が漂着する忌ヶ浜。かつてここに、常世の国から流れてきた女がいた。 |
蟻地獄 | 1992 | 洞窟には、願いがかなう”良い穴”と、怪物になる”悪い穴”がある。いちかばちかに賭ける人間たちが、穴に挑戦した。 |
黄泉からの声 | 1993 | 皿屋敷伝説と”ずいずいずっころばし”。キクリヒメにされた少女を救うため、稗田は美加の助けを借りて、最後の”皿”を探す。 |
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宣伝文句
雪深い山奥から、海のむこうから、”何か”がやってくる…。目をそらすな! 闇に蠢く異形の者たちを見よ! 現代社会と背中合わせの魔界を探求するあの男が還って来た。その名は稗田礼二郎。夢か現か幻か、彼のフィールド・ワークをあなたものぞいてみませんか……?
帯、カバー、裏表紙等から引用
諸星大二郎「妖怪ハンター 六福神」より引用
タイトル | 発表 | 感想 |
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産女の来る夜 | 1994 | いやいやながら田加部家の儀式の巫女役を引き受けた繭子。死んだ赤ん坊を求めて、化け物が帰ってくる。 |
海より来るもの | 1994 | 「うつぼ舟の女」事件の高校生、大島と渚シリーズ。その神社が寄り神として使っていた乙姫を、土左ェ門たちが取りもどしに来る。 |
鏡島 | 1995 | 大島と渚シリーズ。鏡像のようにそっくりな東島と西島で、盆に海モッコが帰ってくる。 |
六福神 | 1995 | 大島と渚シリーズ。船から逃げ出した五郎の替わりに、渚が連れ去られる。 |
帰還 | 1996 | 大島と渚シリーズ。お松に心を残して渡海した僧の亡霊と、お松観音。 |
淵の女 | 1996 | 人形が河童になった村と白河姫の女神。 |
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