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ホラー小説

ホラー小説 日本 いろいろ

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太字作品や★★★★★が特におすすめです。

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推理・活劇・官能そして、恐怖…現代エンターテント小説に多大な影響を与えた著者の自選恐怖小説集。運命共同体に身を委ねた人間の心理を描く『三十人の三時間』をはじめ、愛する男性の不可解な行動に秘められた驚愕の真実を綴った『呪恋の女」他、人間の深層に潜む怪奇への憧憬を見事に結実させた秀作10編。文庫未収録作品を中心に、単行本未収録作品をも収めたファン必読の一冊。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
三十人の三時間不明金星号の乗客たちは、嵐の中で無線システムの故障と暴動に直面し、絶望と恐怖の中で人間の闇と光が激しく交錯する。
さようなら不明戦後の町で発生した偽りのペスト流行病は、10年前の焼失した町を復元し復讐を企てる男の仕業だった。
女死刑囚不明死刑囚の女が処刑までの13時間を迎えて、過去の罪と苦難に直面し、精神的に崩壊していく。
跫音不明月賦外交員の十作が顧客からの手紙回収依頼で詐欺師を殺害し、証拠隠滅に奔走するも警察に追われ、無力感に打ちのめされて自らの罪を認める。
双頭の人不明醜い顔の女性と美しい二重体を持つ女性の間に揺れる医師の物語。
黒檜姉妹不明遺伝学調査で不吉な出来事と狂犬病感染に遭遇した千尋と鼎は、黒檜姉妹の秘密と村の闇に巻き込まれて悲劇的な結末を迎える。
雪女不明雪深い但馬地方で、画家夫妻が滞在する屋敷で、「雪女」の絵にまつわる怪事件が次々と起こり、夫妻の運命と絵の謎が交錯する。
笑う道化師不明茸恐怖症の曲芸師が茸入り鍋を食べた後に笑い続けるようになり、舞台上で茸の幻覚を見て昏倒する中、天女が誤って舞台から落下する。
最後の晩餐不明特高課刑事が、ドイツ人スパイの疑いがある女給の調査を進めるうちに、美食家が集う「グルマンの会」にたどり着き、日本軍の仏領インドシナへの進駐という重大な出来事に遭遇する。
呪恋の女1952大正末期、電話会社の秘書が謎の青年を追跡した先で、彼の三重人格と、その人格に翻弄される自身の運命を知る。

吉行淳之介 怪談のすすめ 

著者:    吉行淳之介
       よしゆき・じゅんのすけ
発表:    1976年
発行所:   角川文庫
カバーアート:松野のぼる
価格:    260円

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“現代の怪談”とはなにか? ユーレイやオバケは過去のものとなった。けれども今の時代にも、コワイ話はいろいろある。そしていちばんオソロシイのは、やはり人間である。超能力・宇宙人・変身・整形・性病・コールガール・ラブホテル・同性愛・ノゾキetc.怪奇談風の事件をユーモラスに語る、36話のエピソード集。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
怪談のすすめ1976 ホラーというより、ちょっとイヤなこわいトピックの軽いエッセイ集。

夢枕獏 奇譚草子

著者:    夢枕獏
発表:    1981年 ~ 1986年
発行所:   講談社文庫
カバーアート:村上豊
価格:    360円

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一本多い手の話、手に映ったサムライの顔の話、何度も雪に埋めた死体の話、手で歩いてきた女の子の話、逆さ悟空、暗い優しいあな、せつなくん、異形戦士、輪廻譚、ヒトニタケ、ふりんのみち……等々、奇才夢枕獏の最初にして最後の怪異に満ちた掌編小説集。読み始めたら、一人でトイレに行かれなくなる!

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
奇譚草子1986不可解な現象や怪談を集めた短編集『奇譚草子』は、理性では説明できない体験を通して不可解な世界の存在を暗示する。
逆さ悟空1985逆立ちした西遊記の登場人物が小説家を悩ませるが、本を正しい向きに戻すと消える。
おくりもの1981かつて愛した画家志望の女性との未熟な日々を振り返る主人公は、彼女の優先順位の低さを悟るも、ささやかな愛の印を贈り、彼女の幸せを祈る。
暗い優しいあな不明孤独な少年が父親の恐ろしい秘密を発見し、奇妙で恐ろしい「穴」に魅了される。
せつなくん不明仏教の時間単位「刹那」を擬人化した「せつなくん」は、現在を共に生きる作者と同質の存在。
異形戦士1981死の理由に苦悩したシッダールタは、瞑想と旅を経て仏陀となり、無常と輪廻を悟った。
輪廻譚1983前世の家族の悲劇に出会った旅の僧侶シッダールタは、転生した赤ん坊を救い、愛と救済の旅に身を投じる。
ヒトニタケ1981森山を捜索中、幸子は森山の死体をヒトニタケの幻覚に導かれて発見し、自分が森山を殺害した過去が明らかになる。
ふりんのみち1984幽霊の噂がある曲がりくねった山道を走る男女のドライブが、過去、後悔、そして致命的な結果を巡る暗い旅に変わる。
ふたりの雪1984クリスマスイブの夜、悪魔を呼び出して雪を降らせた詩人と中年男性が、雪の中を心温まる散歩に出かける。

阿刀田高 恐怖コレクション 

著者:    阿刀田高
       あとうだたかし
発表:    1982年
発行所:   新潮文庫
カバーアート:和田誠
価格:    320円

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総毛立つ恐怖、ニヤッとする恐怖、幻想的な恐怖、奇妙な恐怖……さりげない日常生活に出会う無気味な恐怖の世界には、多彩なパターンがあ身辺に取材した夢の記憶や現実の断片と、愛読する古今東西の恐怖小説を手がかりにして、恐怖感の原型を探り、小説観と創作の舞台裏を披露する。掌編エッセイ36編と「ブラック・ユーモア私論」「日記から」より成る、阿刀田高入門書。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
恐怖コレクション1982 創作集ではなくエッセイ集なので、直球のホラーというよりは、やや軽め。

鈴木光司 リング   ★★★★★

著者:    鈴木光司
       すずきこうじ
発表:    1991年
発行所:   角川ホラー文庫
カバーアート:村上豊
価格:    560円

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同日の同時刻に苦悶と驚愕の表情を残して死亡した四人の少年少女。その中の少女の叔父・浅川は、事件に不審を抱き調査を始めた。そしていま、浅川は一本のビデオテープを手にしている。少年たちは、これを観た一週間後に死亡している。浅川は、震える手でビデオをデッキに送り込む。期待と恐怖に顔を歪めら。画面に光が入る。静かにビデオが始まった…………恐怖とともに、未知なる世界へと導くカルト・ホラー。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
リング1991”念写”の実験は有名で、それば静止画だが、より強力な超能力者になれば、動画を生成し、それに呪いを封じることができる。

阿刀田高 ブラックジョーク大全 

著者:    阿刀田高
       あとうだたかし
発表:    1983年
発行所:   講談社文庫
カバーアート:畑田国男
価格:    480円

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社会性と共に、すさまじい毒をもつのが本来のブラック・ユーモア。笑えたとしても、その笑いの裏にはゾッとする恐怖や苦々しい思い、あるいは狂気が潜んでいる。そんなジョークを、スマートに紹介してみた六四八編。ジョークなしでは生きられぬ現代人間に、この書は毒となるか薬となるか?

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
ブラックジョーク大全1983現実にありそうで、すべて著者の創作らしい。ショートショートとも言えない超短編集。

祥伝社編 さむけ

編者:    祥伝社
発表:    1993年 ~ 1999年
発行所:   学研
カバーアート:中原達治
価格:    619円

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「あれは座敷童子?」新興住宅地に越したサラリーマン夫婦を襲う恐怖
ホステスとの甘美な関係に溺れる薬学研究者が落ちた陥穽
オヤジ狩りに遭ったみじめな中年男がキレる瞬間
妻を殺害した男が老刑事に語った偏愛体験
殺人願望を持つ小説家志望の男が仕掛けた罠
“普通”の人々が日常から一歩踏み出した刹那を、実力派作家九人が描いた戦慄のアンソロジー!

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     著者発表 感想
さむけ高橋克彦1998小説家志望の篠原は、借りたマンションで藤田の監視と暗い秘密の存在に気づき、恐怖と危険に直面する。
厭な子供京極夏彦1999妻を犯す変な奴は、死んだ子供ではない。怖いというより、ただただ後味の悪い。
天使の指倉阪鬼一郎1999タウン誌編集者が娘を捧げる残忍な儀式に参加し、娘の運命を支配する秘密の力を手にする。
犬の糞多島斗志之1993犬糞を原因とした近隣トラブルが、三上家を襲った恐怖と暴力の連鎖へと発展する。
火蜥蜴井上雅彦1999博物館に閉じ込められた少女が「火蜥蜴」と「火鼠」の詩で蝋人形を燃やし脱出するが、その力が暴走して殺人事件を引き起こし、少女の亡霊は永遠に博物館をさまよう。
頼まれた男新津きよみ1997DV被害者との共謀を装って友人を殺害し解体した男は、娘の涙に家族の結束の意義を問いかけられる。
蟷螂の気持ち山田宗樹1998東京のクラブで働く美由紀から、遺伝子を受け継いだ子供を産むよう求められた水原が葛藤する。
井戸の中釣卷礼公1999古井戸を埋め立てようとする中で、痴呆症の義母が行方不明となり、謎の怪異が次々と起こる恐怖体験。
もののけ街夢枕獏1998暴行された中年サラリーマンが、過去に失ったナイフを手に入れ、復讐を果たすが、過去のトラウマに翻弄されて結局は暴力の連鎖を断ち切る物語。

瀬名秀明 パラサイト・イヴ 

著者:    瀬名秀明
       せなひであき
発表:    1995年
発行所:   角川書店
価格:    1400円

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ーーー永島利明は大学の薬学部に勤務する気鋭の生化学者で、ミトコンドリアの研究で実績をあげていた。ある日、その妻の聖美が、不可解な交通事故をおこし脳死してしまう。聖美は腎バンクに登録していたため、腎不全患者の中から適合者が検索され、安斉麻理子という14歳の少女が選び出される。利明は聖美の突然の死を受け入れることができず、腎の摘出の時に聖美の肝細胞を採取し、培養することを思いつく。しかし、”Eve1″と名づけられたその細胞は、しだいに特異な性質を露わにしていった。常識をはるかに超える増殖能力をもち、またミトコンドリアが異常に発達していたのだ。一方、腎移植された安斉麻理子も、夜毎襲われる悪夢に怯えていた。何者かが、自分の病室を目指してやってくる。そして移植された腎は、それを喜々として待ちうけている····?聖美の死をひき起こしたものは何だったのか?そして”Eve1″の正体とは?「人間」という種の根幹を揺るがす、未曾有の物語が幕を開ける!

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
パラサイト・イヴ1995理系学生だった著者が表現するホラーは、描写がアカデミックなだけに、それだけ難しくリアルだ。細胞内でエネルギーを生成するミトコンドリアが暴走すると、こうなる。

瀬名秀明 ブレイン・ヴァレー 上巻 

著者:    瀬名秀明
       せなひであき
発表:    1997年
発行所:   角川書店
カバーアート:河口洋一郎
価格:    1400円

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内容紹介(「BOOK」データベースより)
神ー。その存在をめぐり、古今の賢者が懊悩し夥しい血が流された。科学者・孝岡は、ブレインテックに赴任した日から、大いなる謎の深奥へと引き寄せられてゆく。高度なメッセージを発する類人猿、爆発的に進化する人工生命、死後の光景を語った少年。すべてが、あの男の望みのもとに昇華されるとき、神はその姿を現すのか。小説の新たなる可能性を切り拓いた、記念碑的大作。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
ブレイン・ヴァレー 上巻1997御手洗教授が研究するように、脳がやはり全ての終着点であり、最大の謎なのか。

瀬名秀明 ブレイン・ヴァレー 下巻 

著者:    瀬名秀明
       せなひであき
発表:    1997年
発行所:   角川書店
カバーアート:河口洋一郎
価格:    1400円

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内容(「BOOK」データベースより)
「神よ、なぜ宇宙は生まれたのか? 我々人類はどこへ行くのか?」ブレインテックの真の目的を探る孝岡の前に現れる驚くべき事実の数々。UFO、人工生命、死後の世界、シャーマニズム、動物の心、臨死体験、そして人類最大の謎「神」の正体。恐るべき野望を秘めながら進行する計画が完遂するとき、未だ誰も見たことのない究極のヴィジョンが起ちあがる―。科学と文学の境界を超え、エンターテインメントの新領域を鮮烈に創出したベストセラー超大作!第19回日本SF大賞受賞作。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
ブレイン・ヴァレー 下巻1997どうも専門用語は難しいし、話を広げすぎて収束しきれていないような、消化不良感が残る。最大の恐怖はどんな姿をしているかが気になる。

化野燐 呪物館 

著者:    化野燐
       あだしのりん
発表:    2009年
発行所:   講談社文庫
カバーアート:坂野公一
価格:    905円

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古書店”文車堂”で、龍造寺は小夜子、白石たちには詰問され、〝有鬼派〟大生部には襲撃される。魔書”本草霊恠図譜”が奪われたというのだ。その行方を追って一同は、知る人ぞ知る存在”曰くつきの品”を引き取り封じる“呪物館”を訪れる。しかし、そこには数々の不可解な事件が待ち受けていた。妖怪伝奇小説、佳境へ。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
呪物館2009恐ろしい品々を蒐集した館で、奇想天外なバトル。全然怖くなくて、むしろ少年漫画だ。

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