最近の星野作品に多い、強い美女と老学者の道中もの。邪馬台国の入門書にもなる。日本人の大いなるマツリがはじまる。
太字作品や★★★★★が特におすすめです。
星野之宣 ヤマタイカ 1
著者: 星野之宣
発表: 1987年
発行所: 潮出版社希望コミックス166
価格: 780円
宣伝文句
鬼才星野之宣が邪馬台国の謎に迫る伝奇SFの超大作。
帯、カバー、裏表紙等から引用
その壮大にしてミステリアスなドラマが、
今、沖縄を舞台にして幕を開ける!
卑弥呼はわれわれに、
何を問いかけてくるのか!?
星野之宣「ヤマタイカ 1」より引用
タイトル | 発表 | 感想 |
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ヤマタイカ 1 | 1987 | 正体不明の巨大戦艦が沖縄の米軍基地を攻撃した。その一年前、沖縄久高島の神女・神子(みわこ)は古代からの啓示を受け、祭器オモイカネを求めて九州に渡る。古代日本の秘密を追う学者熱雷草作(あたらい・そうさく)と息子岳彦(たけひこ)も行動をともにするようになるが、彼らを謎の僧達が襲撃する。 最近の星野作品に多い、強い美女と老学者の道中もの。邪馬台国の入門書にもなる。日本人の大いなるマツリがはじまる。 |
星野之宣 ヤマタイカ 2
著者: 星野之宣
発表: 1987年
発行所: 潮出版社希望コミックス174
価格: 800円
宣伝文句
鬼才星野之宣が卑弥呼の謎に迫る伝奇SFの超大作。
帯、カバー、裏表紙等から引用
その壮大にしてミステリアスなドラマは、
”火の民族仮説”をたぐりながら
阿蘇から宇佐へと!
魏志倭人伝、古事記の古が現代によみがえり
そして、未来をも予告する……!?
星野之宣「ヤマタイカ 2」より引用
タイトル | 発表 | 感想 |
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ヤマタイカ 2 | 1987 | 超巨大銅鐸オモイカネはどこにあるのか。北九州の宇佐神宮にあったのは、掘り出された跡だけだった。神子たちの旅は、奇しくも邪馬台国東遷を辿りながら本州へ向う。 ここでは邪馬台国と火の民の秘密が少しづつ解明されてくる。 |
星野之宣 ヤマタイカ 3
著者: 星野之宣
発表: 1987年
発行所: 潮出版社希望コミックス174
価格: 800円
宣伝文句
鬼才星野之宣が原日本人の謎に迫る伝奇SFの超大作。
帯、カバー、裏表紙等から引用
その壮大にしてミステリアスなドラマは、
オモイカネの行方を追って
神武東征の路を、奈良へと!
オモイカネの復活はあるのか!?
日本神話の謎が現代によみがえる
星野之宣「ヤマタイカ 3」より引用
タイトル | 発表 | 感想 |
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ヤマタイカ 3 | 1987 | ついにオモイカネの行方をつきとめた神子たちに、僧たちが襲いかかる。死闘のすえにオモイカネは千七百年の時を越えて復活する。 奈良東大寺での、スケールのでかい戦闘が見もの。 |
星野之宣 ヤマタイカ 4
著者: 星野之宣
発表: 1987年
発行所: 潮出版社希望コミックス191
価格: 800円
宣伝文句
鬼才星野之宣が火の民族の謎に迫る伝奇SFの超大作。
帯、カバー、裏表紙等から引用
その壮大にしてミステリアスなドラマは、
大和でのオモイカネ復活を境に
第二部へ突入、急展開を見せる!
古の祭りは現代によみがえるのか、
その新しい依代となれるか”ヤマト”!?
星野之宣「ヤマタイカ 4」より引用
タイトル | 発表 | 感想 |
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ヤマタイカ 4 | 1987 | 1年後、神子は復活した巨大オモイカネを用いて、戦艦大和を浮上させる。大和は米軍を撃破し、日本人はとまどいながらも、じょじょにマツリの気運を盛り上げて行く。 近代兵器対旧式戦艦。大和の敗者復活戦が熱い。 |
星野之宣 ヤマタイカ 5
著者: 星野之宣
発表: 1987年
発行所: 潮出版社希望コミックス195
価格: 800円
宣伝文句
鬼才星野之宣が縄文の血のの謎に迫る伝奇SFの超大作。
帯、カバー、裏表紙等から引用
その壮大にしてミステリアスなドラマは、
火山、オモイカネ、そして戦艦”ヤマト”を
軸に、日本中を混乱に巻き込んでいく!!
縄文一万年の血と弥生二千年の血が
激しくせめぎあう騒然たる日本!!
星野之宣「ヤマタイカ 5」より引用
タイトル | 発表 | 感想 |
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ヤマタイカ 5 | 1987 | 僧広目(こうもく)は騒乱を阻止すべく、各地の火山の要となる土器を破壊するが、ヤマタイカ踊狂は北から南から関東を目指して行進してくる。 大いなるマツリは日本全国に波及していき、どういう結果になるのかは誰にもわからない。 |
星野之宣 ヤマタイカ 6
著者: 星野之宣
発表: 1987年
発行所: 潮出版社希望コミックス203
価格: 800円
宣伝文句
鬼才星野之宣が日本民族の謎に迫る伝奇SFの超大作。
帯、カバー、裏表紙等から引用
縄文一万年の血と弥生二千年に血が
激しくせめぎあう混乱の中、
火山と祭りの大爆発へと燃え上がる!!
それは原初への永劫回帰なのか……!?
星野之宣「ヤマタイカ 6」より引用
タイトル | 発表 | 感想 |
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ヤマタイカ 6 | 1987 | マツリの気運は最高潮に達し、富士山までもが噴火をはじめる。その最中、神子は広目との最後の決戦に望んでいた。 大混乱後も、神子の精神は次の世代へと受け継がれていく。日本人とは何か、日本とは何かを考え直すには絶好の書だ。 |
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