スポンサーリンク
スポンサーリンク
SF漫画

岩明均 ★★★★★

スポンサーリンク

太字作品や★★★★★が特におすすめです。

宣伝文句

この物語には、恐怖と、怒りと、愛がある。
戦慄のホラーエンターテインメント。
地球上に現れた謎の生物は、人間の寄生して脳に神経を支配し、自由に頭の形を変えながら人間を食料として生きた。右手だけを支配され、寄生生物・通称”ミギー”と共棲する高校生・新一は、互いの生命を守るため、他の寄生生物と闘い始めた。

作者のことば:
作者として、今までどちらかというと日常的な出来事をテーマに「読んで何かを考えさせる」ふうな物語を多く描いてきたような気がするが、今回少し気分をかえて「考えさせる」より「感じさせる」、つまり「読んで退屈しない」をまず第一に心がけて描いてみた。

帯、カバー、裏表紙等から引用
岩明均「寄生獣 1」より引用
タイトル     発表 感想
寄生獣 11990侵略のはじまり。しかし侵略者は最初から明確な意識を持っていたわけではない。いやいやながら寄生生物と共闘することになった新一は、自分が徐々に変わりはじめているのに気がつかない。最高の知性を持つ「田宮良子」の登場と、最初の闘いまで。人を喰う場面や変身する描写のグロテスクさが秀逸。ミギーと新一の会話のすれ違いもおもしろい。

岩明均 寄生獣 2 ★★★★★

著者:    岩明均
発表:    1990年
発行所:   講談社アフタヌーンKC
価格:    509円

宣伝文句

この物語には、恐怖と、怒りと、愛がある。
戦慄のホラーエンターテインメント。
地球上に現れた謎の生物は、人間の寄生して脳に神経を支配し、自由に頭の形を変えながら人間を食料として生きた。右手だけを支配され、寄生生物・通称”ミギー”と共棲する高校生・新一は、互いの生命を守るため、他の寄生生物と闘い始めた。

作者のことば:
頭で思いうかべたものを、そのまま絵にするよりは、写真を見ながらの方が上手っぽく描ける。ところが、実際に存在しないものをリアルに描くのはむずかしい。なるべく写真を見て描くことと、なるべく何も見ずに描くことの両方をやっていれば、とんでもなくシュールなものでも、写実的に描けるようになるんじゃないかな、と思ったりする。

帯、カバー、裏表紙等から引用
岩明均「寄生獣 2」より引用
タイトル     発表 感想
寄生獣 21990かろうじて最初の闘いに勝利した新一。その直後司令塔である「田宮良子」は姿を消す。超能力少女加奈は新一の正体をあやしむが、まだわからない。いったんは平穏な生活に戻ったかにみえたが、侵略は新一の周辺まで近づき、ついに母親まで乗っ取られる。殺されかけた新一は復讐の旅にでる途中、同じ寄生失敗仲間である宇田と出会う。蘇生の過程で新一とミギーの能力に変化が生じる。極限の悲しみの中でも涙がでない新一はもはや人間ではないのか?

岩明均 寄生獣 3 ★★★★★

著者:    岩明均
発表:    1990年
発行所:   講談社アフタヌーンKC
価格:    509円

宣伝文句

この物語には、恐怖と、怒りと、愛がある。
戦慄のホラーエンターテインメント。
地球上に現れた謎の生物は、人間の寄生して脳に神経を支配し、自由に頭の形を変えながら人間を食料として生きた。右手だけを支配され、寄生生物・通称”ミギー”と共棲する高校生・新一は、互いの生命を守るため、他の寄生生物と闘い始めた。

作者のことば:
人間に似ている、しかし人間ではない生き物に出会ったらどうするだろう……。私ならやはり、その生き物の眼を見ようとすると思う。言葉が通じなくても眼は独自に物を言う。そう言えばイヌやネコも人間に出会うとすぐ眼を見る。眼は、時には動物の共通語を話すのかも知れない。人間以外の生物を描いていて、眼の表現は重要なのだと改めて感じた。

帯、カバー、裏表紙等から引用
岩明均「寄生獣 3」より引用
タイトル     発表 感想
寄生獣 31990パラサイトの能力を手に入れ変質した新一は、宇田の協力のもと母の復讐を果たす。しかし超人的能力と引き替えに新一は人間らしい感情を失ってしまったのか? 「田宮良子」は新一とミギーを監視するため、「島田秀雄」を送り込む。異常な殺人事件の多発は人々の恐怖を呼び、当局も真相に気づきつつあった。自分は変わってしまったのではないか、と悩む新一はまだふっきれておらず、悩むという点でまだ人間らしい。表紙の愁いを秘めた眼に注目。

岩明均 寄生獣 4 ★★★★★

著者:    岩明均
発表:    1990年
発行所:   講談社アフタヌーンKC
価格:    500円

宣伝文句

この物語には、恐怖と、怒りと、愛がある。
戦慄のホラーエンターテインメント。
地球上に現れた謎の生物は、人間の寄生して脳に神経を支配し、自由に頭の形を変えながら人間を食料として生きた。右手だけを支配され、寄生生物・通称”ミギー”と共棲する高校生・新一は、互いの生命を守るため、他の寄生生物と闘い始めた。

作者のことば:
普通に社会生活を送っていれば、時には作者の身辺でも事件が起きたりする。そうすると心の中に乱気流が生まれ、進行中のドラマの仕上がりに微妙な影響が出ることがある。それはたまにプラスに作用することもあるが、しめ切りに追われる中、大抵は障害物となる。漫画家になって6年、いちばん大きな敵がこの乱気流だったような気がする。

帯、カバー、裏表紙等から引用
岩明均「寄生獣 4」より引用
タイトル     発表 感想
寄生獣 41990新一と同校の裕子は「島田和雄」の正体を暴くが、混乱した「島田」によってまた大殺戮へと発展していく。当局は寄生生物の証拠を得、判別方法を流す。危機管理としての情報操作が自然に描かれている。この時点で真相を公表してもパニックになるだけ。

岩明均 寄生獣 5 ★★★★★

著者:    岩明均
発表:    1990年
発行所:   講談社アフタヌーンKC
価格:    500円

宣伝文句

この物語には、恐怖と、怒りと、愛がある。
戦慄のホラーエンターテインメント。
地球上に現れた謎の生物は、人間の寄生して脳に神経を支配し、自由に頭の形を変えながら人間を食料として生きた。右手だけを支配され、寄生生物・通称”ミギー”と共棲する高校生・新一は、互いの生命を守るため、他の寄生生物と闘い始めた。

作者のことば:
机にむかい仕事をする際に、眼の前が壁面であっては困る。以前の仕事部屋も、机にむかえば前に窓があり外が見えた。ふと手を休め、一分間ほど人や鳥や車の流れを眼で追ってると、軽く散歩した気分になれる。私にとっては仕事場に眺望のきく窓、これが画材や資料と同じくらい重要と言える。

帯、カバー、裏表紙等から引用
岩明均「寄生獣 5」より引用
タイトル     発表 感想
寄生獣 51990寄生生物たちも社会に適応しようと学習しており、新一の隣の街にコロニーを形成しようと集結しつつあった。探知能力をもつ加奈を心配した新一は、真相を告白するが、加奈は一笑に付し信じようとしない。案の定、加奈は寄生生物に接近し、彼女の勘違いの恋は美しく終ってしまう。新一が気になる「田宮良子」改め「田村玲子」は、探偵を使って彼を追跡する。不良少女らしからぬ加奈がこの巻の主人公。自分の無力さに怒る新一だが、やはり涙も出ない。

岩明均 寄生獣 6 ★★★★★

著者:    岩明均
発表:    1990年
発行所:   講談社アフタヌーンKC
価格:    500円

宣伝文句

この物語には、恐怖と、怒りと、愛がある。
戦慄のホラーエンターテインメント。
地球上に現れた謎の生物は、人間の寄生して脳に神経を支配し、自由に頭の形を変えながら人間を食料として生きた。右手だけを支配され、寄生生物・通称”ミギー”と共棲する高校生・新一は、互いの生命を守るため、他の寄生生物と闘い始めた。

作者のことば:
新しいキャラクターの顔や姿を決める時、身近な人間をモデルにして描くということは、まずない。知り合いが物語に登場するというのが、どうも嫌なのである。馴じみのある人ほどそうだ。これは作者の性格だと思う。と、思いつつ、この物語の中に例外が一人いることに気がついた。「ミギー」である。

帯、カバー、裏表紙等から引用
岩明均「寄生獣 6」より引用
タイトル     発表 感想
寄生獣 61990探偵倉森は新一の正体に気づき、新一は悩んだ末、倉森に真相を告白する。恐怖に駆られた倉森は、依頼人「田村玲子」の逆調査を開始する。新一は寄生生物ハンターとしての役割を自覚し出すが、何も知らないガールフレンドの里美との間には秋風が立ちはじめる。小市民倉森が悩み込むところが、一般人の普通の反応でしょう。「三木」のやけに軽いキャラクターが陰鬱なドラマの中で映える。

岩明均 寄生獣 7 ★★★★★

著者:    岩明均
発表:    1990年
発行所:   講談社アフタヌーンKC
価格:    500円

宣伝文句

この物語には、恐怖と、怒りと、愛がある。
戦慄のホラーエンターテインメント。
地球上に現れた謎の生物は、人間の寄生して脳に神経を支配し、自由に頭の形を変えながら人間を食料として生きた。右手だけを支配され、寄生生物・通称”ミギー”と共棲する高校生・新一は、互いの生命を守るため、他の寄生生物と闘い始めた。

作者のことば:
自分の労働量が、そのまま形となって残っていく職業につけたというのはラッキーだと思う。物語の進行役として、自分以外の代わりがいないというのも、怖い半面、張り合いがある。世の中がどれほど便利になろうとも、この原始的な手作業がいつまでも前線で通用し続けることを願う。……それにしても手ばかり描いている漫画だ。

帯、カバー、裏表紙等から引用
岩明均「寄生獣 7」より引用
タイトル     発表 感想
寄生獣 71990スーパー・パラサイトである「三木」および「後藤」の追撃をかわした新一。家族を殺された倉森は復讐に立ち上がる。「田村玲子」の変化を疑う寄生生物仲間は彼女を排除しようとする。小心者倉森でも奮起せざるを得ない状況。哲学者「田村」の闘い方は、お見事。

岩明均 寄生獣 8 ★★★★★

著者:    岩明均
発表:    1990年
発行所:   講談社アフタヌーンKC
価格:    500円

宣伝文句

この物語には、恐怖と、怒りと、愛がある。
戦慄のホラーエンターテインメント。
地球上に現れた謎の生物は、人間の寄生して脳に神経を支配し、自由に頭の形を変えながら人間を食料として生きた。右手だけを支配され、寄生生物・通称”ミギー”と共棲する高校生・新一は、互いの生命を守るため、他の寄生生物と闘い始めた。

作者のことば:
作画はむろん仕事部屋で、ということになるが、その前段階のいわゆる原案からシナリオまでは主に喫茶店で書くことが多い。仕事部屋にいると条件反射か何か知らんが、どうもリラックスできない。喫茶店に行き、ゆったりした気分になれた時に新しい物語がうかんでくる。この時しめ切りまで日数があればとても楽しいひと時になる。

帯、カバー、裏表紙等から引用
岩明均「寄生獣 8」より引用
タイトル     発表 感想
寄生獣 81990人間と寄生生物の意味を悟った「田村玲子」は無抵抗で殺されてしまう。一方、寄生生物対策に本腰をいれ始めた当局は、寄生生物発見器として異常者浦上の実験を試みる。やや平穏な毎日に戻るが、当局はすでに新一の能力に気づいていた。「田村玲子」の赤ん坊と自分を重ね合わせ、涙をとりもどす新一が感動の場面。母性によって変質した「田村玲子」がすこし予定調和的。

岩明均 寄生獣 9 ★★★★★

著者:    岩明均
発表:    1990年
発行所:   講談社アフタヌーンKC
価格:    500円

宣伝文句

この物語には、恐怖と、怒りと、愛がある。
戦慄のホラーエンターテインメント。
地球上に現れた謎の生物は、人間の寄生して脳に神経を支配し、自由に頭の形を変えながら人間を食料として生きた。右手だけを支配され、寄生生物・通称”ミギー”と共棲する高校生・新一は、互いの生命を守るため、他の寄生生物と闘い始めた。

作者のことば:
どちらかと言えば作者は酒好きだが仕事期間中はほとんど、しめ切り十日前にはまったく飲まなくなる。意志が強いわけではなく気が小さいのだ。落ちつかないと味もまずく感じてしまう。そのかわり仕事完了後に飲む美味しさは、他人にはわからない。漫画家でいる限りアル中にはならないだろう。でも週刊連載も無理だ。

帯、カバー、裏表紙等から引用
岩明均「寄生獣 9」より引用
タイトル     発表 感想
寄生獣 91990当局は、寄生生物コロニーの本拠地である東福山市役所に対する制圧作戦に出る。莫大な犠牲を払いながらも、ほとんどの寄生生物を殲滅するが、「後藤」をとり逃してしまう。新一は勝利を確信できないが、「後藤」との最後の死闘にのぞむ。軍隊と寄生生物の戦闘が見もの。人間は死を予感するとやはり性欲がでるのか、新一。

岩明均 寄生獣 10 ★★★★★

著者:    岩明均
発表:    1990年
発行所:   講談社アフタヌーンKC
価格:    520円

宣伝文句

この物語には、恐怖と、怒りと、愛がある。
戦慄のホラーエンターテインメント。
地球上に現れた謎の生物は、人間の寄生して脳に神経を支配し、自由に頭の形を変えながら人間を食料として生きた。右手だけを支配され、寄生生物・通称”ミギー”と共棲する高校生・新一は、互いの生命を守るため、他の寄生生物と闘い始めた。

作者のことば:
漫画家によってはいくつもの仕事を同時にこなし、さらには本業以外でも活躍するほどの実力派がいるが、私には到底無理だ。月々たったの一作品に生活全体が引っぱり回され、あとには残骸しか残らない。凡人が一つ事のみに重きを置いた姿、結果であろうと思う。むしろそんなわがままを許し、見守ってくれた周囲と社会に感謝したい。

帯、カバー、裏表紙等から引用
岩明均「寄生獣 10」より引用
タイトル     発表 感想
寄生獣 101990「ミギー」と分離した新一は老婆に救われる。再戦に挑む新一は、人類の愚かさゆえに紙一重で勝利する。「ミギー」とふたたび合体した新一に平和な日々が戻るが、異常者浦上がひそかに迫っていた…。堂々の完結編。昨今の犯罪事情をかえりみると、寄生生物の出現よりも浦上のような異常者の増加の方が現実的に恐ろしい。

岩明均 骨の音 ─傑作集─

著者:    岩明均
発表:    1985年 ~
発行所:   講談社モーニングKC
価格:    485円

宣伝文句

この本に収録の「ゴミの海」と「未完」は、私がまだマンガを始めて間もない頃の作品で、残りの4作は比較的最近のものです。マンガの仕事を始めて5年になりますが、結構楽しかったです。マンガを描くというのは、仕事のようで趣味のようで競争のようで芸術のようで、勉強することも必要です。だから楽しいのかもしれません。これからも創意工夫する気持ちを忘れぬようがんばりたいと思います。

帯、カバー、裏表紙等から引用
岩明均「骨の音 ─傑作集─」より引用
タイトル     発表 感想
ゴミの海不明自殺の名所で出会った変な少女との再会。
未完不明誰とでも寝る女学生と彫刻家。
夢が殺す不明夢の中で殺人鬼の視野につながるホラー。
指輪の日不明川に落ちた犬を助けているうちに、借りた指輪をなくした少女。
和田山不明同窓会に、顔に落書きする怪人がやってきた。
骨の音1985恋人は自殺してからおかしくなった少女。
アシスタントで覚えた事不明特別描きおろし。上村一夫先生のもとでの修行時代。

コメント

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました