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SF小説 日本

平井和正

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日本のSFハードボイルドの草分け。

太字作品や★★★★★が特におすすめです。

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病院の通路を流れるように這い進むどろどろした無気味な生物。やがてれはドアの隙間から新生児室に侵入、細胞分裂しながら、それぞれが目ざす赤ん坊の上に覆いかぶさっていった。27年の歳月が流れた。友人に逢いにテレビ局を訪れた中田浩は、そこで一人の女性タレントに出合う。だが、その瞬間から彼は恐ろしい悪夢にとりつかれてしまった。そしてようやく永い夢から覚めたとき、彼の身体には信じられないような異変が……。SF界に独自の分野を切り拓く鬼才平井和正の野心作、ほか8篇を収録。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
レオノーラ1962人間恐怖症の男性と、彼の恐怖を和らげるよう派遣されたアンドロイドとの関係が、支配と殺人に至る物語。公式デビュー作。
ロボットは泣かない不明特別で感情的なロボットのアンとリュウは、人間関係の障害や嫉妬に直面し、最終的には絆を深めて運命的な旅に出る。
革命のとき不明腐敗した芸術家たちが機械的抑圧から逃れ、過去へ旅して未来の機械支配を阻止するために革命を起こす。
虎は目覚める不明荒廃した地球に帰還したロケットマンが、殺人鬼「虎」と出会い、地球人の無能さと自身の息子の闇に直面する。
百万の冬百万の夢不明冬の嵐の朝、夫は仕事と妊娠中の妻の不安に悩まされ、過去の苦悩と現在の苦悩が交錯し、絶望に打ちのめされていく。
悪夢のかたち不明現実と夢が交錯する中で、主人公が暴力を伴った不倫関係に陥り、その結果現実世界にも悪夢が侵食してくる。
殺人地帯不明感覚の鈍かったアルは、隣人である日本の過激派夫婦に出会い、彼らを通して自身の無価値観と人類の破滅を悟る。
死を蒔く女不明小説のあらすじが提供されていないため、あらすじを要約することはできません。
人狩り不明元殺し屋が密林に逃げ込み、捜索隊と孤独に直面しながら、自身の存在と闘争の意義を問う。

平井和正 ウルフガイ<別巻1> 狼男だよ

著者:    平井和正
発表:    1972年
発行所:   ハヤカワ文庫
カバーアート:生頼範義
価格:    380円

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おれの名は犬神明(いぬがみ・あきら)、一匹狼のルポ・ライターだ。おれの特技の一つに、厄介事を嗅ぎだす超能力がある。ある夜、世田谷の交差点でおれのブルSSSが追突した。あんぐり開いた相手の車のトランクには、一糸まとわぬ若い女の死体……! いきなり後から首を絞められたおれは、司法解剖の寸前息を吹きかえした。そう、おれにはすごい生命力がある。実はおれは人間じゃない——おれは不死身の狼男なのだ! おれはいま身の毛もよだつ怪奇凄惨な国際的大陰謀に巻き込まれようとしていた! SFハードボイルドの決定版、別巻ウルフガイただいま登場!

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
第一部 夜と月と狼不明吸血儀式のために美少女を狙う組織との対決。満月の時期になると、驚異的な能力を発揮する陽気な人狼。後のウルフガイ・シリーズのもとになった作品集。
第二部 狼は死せず不明細菌兵器を、ゴキブリを媒介にして蔓延させようとする、米軍の秘密研究を、中共のスパイが探る。おれはゴキブリが大きらいだ。あやうく子種をとられるところだった。
第三部 狼狩り不明失踪した歌手の女は、おれに必要な狼女らしい。人狼族の能力を知った、アメリカもからんでいるようだ。脇役の妖艶な蛇女、郷子もいい味だしている。

平井和正 ゾンビー・ハンター 死霊狩り

著者:    平井和正
発表:    1972年
発行所:   ハヤカワ文庫
カバーアート:生頼範義
価格:    300円

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地球は宇宙からの侵略を受けていた。しかも予想以上に恐ろるべき形で! ことの起こりは米合衆国某政府高官の飛行機事故に始まる。FBIの手で現場から発見されたフィルムには、驚くべき光景が写されていたのだ。歩き出す首なし死体、そしてその体内から現れた生命持つ緑色の流動物……。<ゾンビー・ハンター>とはかくて、人間に寄生し心身を操る影のごとき侵入者に対抗せんと、米ソ両国協力の下に設置された国際秘密機関である。メンバーは全世界から選び抜かれた不死身の超人、殺しの専門家(エクスパート)たち。任務はただ、暗殺——! 全篇を貫く血と暴力とサディズム!
人気絶頂平井和正の新活劇シリーズ第1巻!

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
死霊狩り1972事故に見舞われたレーサー田村俊夫は、自暴自棄から暴力事件を起こすが、殺人者としての素質をみこまれ、ゾンビー・ハンター候補としてスカウトされる。キャンプでの苛酷な訓練を経て、組織の目的を知った俊夫は、任務を拒否し日本へ脱出する。しかし、宇宙人たちは俊夫の身近まで迫ったいたのだった。ゾンビー島での容赦ない生存訓練が見もの。結局俊夫は、自分がもはやゾンビー・ハンターとしてしか生きられないことを理解する。

平井和正 ゾンビー・ハンター 死霊狩り 2

著者:    平井和正
発表:    1976年
発行所:   角川文庫
カバーアート:生頼範義
価格:    260円

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米国防総省の高官ロバート・ロス、これが今回の田村俊夫(ゾンビー・ハンター)の標的である。人間に憑依し、その肉体も精神も強奪して死人奴隷に変える宇宙からの侵入者ゾンビー。これにとり憑かれた者は、たちまち人間の形をした怪物に変貌してしまう。
俊夫は強力な破壊力を秘めたマグナムライフルの照準をロスの後頭部に定め、身体中の憎しみを爆発させて引き金を引き絞った。くたばれ、ゾンビー! だが、その直後、彼は茫然とした。ロスはゾンビーではなかったのだ……。
非情な宿命を背負い、苦悩しながら戦うゾンビー・ハンターを描く待望のシリーズ第二弾!

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
死霊狩り 21976ゾンビー・ハンター機関は、ゾンビーも人間も区別しない暗殺組織だった。俊夫は釈然としないながらも、次の任務へ派遣される。超破壊レーザー兵器の開発者、加賀の家では誰がゾンビーなのか。はたしてゾンビーが絶対悪な存在なのか、まだ殺し屋になりきれていない俊夫にもわからなくなってくる。加賀は最後は幸せだったようだ。

平井和正 ゾンビー・ハンター 死霊狩り 3

著者:    平井和正
発表:    1978年
発行所:   角川文庫
カバーアート:生頼範義
価格:    220円

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人間に憑依し、意のままに操る宇宙の侵略者ゾンビー。たとえその肉体が死滅しても、決して滅びることのない恐るべき存在だ。
ゾンビー島キャンプで洗脳された田村俊夫は、人間らしい感情を全く失ってしまった。彼に逆らう者は、味方でも容赦なく打ち殺してしまう殺人機械に変身したのだ。虚な眼の奥に冷酷な殺意を秘め、凄じい破壊力の巨大な44オート・マグを魔法じみた手際で操る彼は、仲間からまるで死神のように忌み嫌われた。彼こそ、ゾンビー・ハンター本部が誇る強力な秘密兵器であった。その俊夫が遂にゾンビーと対決する時が来た……。
「死霊狩り」シリーズ待望の完結編!

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
死霊狩り 3不明ゾンビー島キャンプがゾンビーに襲撃された。撤退した司令官Sがセットした自爆装置を解除するには、あまりにも時間が少ない……。ゾンビーとの愛で人間性と取り戻す俊夫が皮肉。かなりメチャクチャで、何も解決しない終り方は、まるで永井豪の漫画のようだ。

平井和正 悪霊の女王

著者:    平井和正
発表:    1975年
発行所:   角川文庫
カバーアート:生頼範義
価格:    490円

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こんな異常気象が起こるはずはなかった。まだ十月というのに東京は零下四十度の酷寒に見舞われ、凍死者が続出していた。氷片を含んで吹荒(すさ)ぶ烈風は極地のブリザードそのものである。
五島徹夫は寒さを罵(ののし)りながら、這うようなスピードで車を走らせていた。この寒さの中、薄着で飛び出していった少女亜古(あこ)の行方を探していたのだ。彼女は大通りのまん中に放心状態でたたずんでいた。五島は彼女を車の中へ引きずり込むと懸命に身体を揺すり、正気に戻そうとした。すると彼女は、突然、奇妙なことをつぶやき始めた。『わが名はアニマ… そう、わたしはアニマ…」
全世界を破滅に追い込むほどの力を持つ大悪霊に取り憑かれた少女の運命を描いた、話題のSF超大作。

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
悪霊の女王1975漫画のように荒唐無稽。破滅の神アニマは、亜古の人格にかくれて、滅多に出て来ない。どうせなら、もっと大破壊してほしいものだ。最後の超能力者たちとの対決で、無理矢理まとめた感じ。

平井和正 狼の怨歌 ウルフガイ シリーズ 2

著者:    平井和正
発表:    1982年
発行所:   角川文庫
カバーアート:加藤直之
価格:    420円

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狼の怨歌 ウルフガイシリーズ
致死量の五倍に達する青酸カリが少年の腕に注射された。一気に血圧が上昇し、 脈搏が増加する。 凄じい叫びと共に、少年の全身が痙攣し、反り返っ た。 そして、 苦悶に歪む少年の顔に、恐ろしい変貌が生じた。 口が大きく裂け、太い犬歯がみるまに伸びて金色の獣毛が全身を覆っていく。 獣人現象だ! 狼人間は不死身である。 その不死身性手に入れた者は世界征服も可能だ。 死から蘇った狼人間犬神明をめぐり、CIAと中国諜報部が激烈な争奪戦を開始……。少年犬神明とルポライター神明。人の狼人間に仕掛けられた国際スパイ 組織の恐るべき罠とは?

帯、カバー、裏表紙等から引用
タイトル     発表 感想
狼の怨歌1982 少年期、驚異的な再生能力で不死身の彼は、その能力ゆえに組織に狙われる。

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