太字作品や★★★★★が特におすすめです。
つのだじろう うしろの百太郎 1
著者: つのだじろう
発表: 1973年
発行所: 講談社漫画文庫
価格: 600円
宣伝文句
後一太郎は心霊科学を研究する父・健太郎の影響で、霊や超能力に興味をもっている。
帯、カバー、裏表紙等から引用
あるとき、守護霊・百太郎の存在を知った一太郎は、霊感能力を高める訓練を開始。その直後、一太郎の周りで怪現象が起こりはじめ、ついに百太郎が……。
このほか、霊能犬・ゼロの登場、一太郎が悪霊にとりつかれる「アパート怪異事件」、危険な交霊方法”コックリ”の恐怖を描く「コックリ殺人編」前半部までを収録した”心霊恐怖レポート”第1弾!
つのだじろう「うしろの百太郎 1」より引用
タイトル | 発表 | 感想 |
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守護霊百太郎 | 1973 | ただの恐怖マンガではない、霊界解説マンガのはじまり。「恐怖新聞」よりも、より学問的アプローチだが、全面的に信用するのもあぶない。基礎心霊用語が徐々に紹介されていく。 |
霊能犬・ゼロ | 1973 | 人間の顔で笑う、にくたらしい犬のゼロの登場。初級ESP訓練講座。一太郎にも少し霊能があることが明らかになる。 |
アパート怪異事件 | 1973 | 自殺した霊が、住人に憑依して殺す。一太郎もとり憑かれるが、百太郎と謎の霊感少女に助けられる。 |
コックリ殺人事件 前半 | 1973 | 学校で”コックリさん”をしていたら、霊を信じない先生が、狐に憑かれた。先生の顔がコワい。 |
つのだじろう うしろの百太郎 2
著者: つのだじろう
発表: 1973年
発行所: 講談社漫画文庫
価格: 600円
宣伝文句
一太郎とともに”コックリ”をした二人の級友が、次々と惨殺された。一太郎は不安にかられ、殺された友人の霊を呼び出す。
帯、カバー、裏表紙等から引用
“犯人は担任の小早川、次の標的は一太郎だ”友人の霊から恐ろしい忠告を受けた翌日、九尾のキツネにとりつかれた小早川が一太郎に襲いかかる!
このほか、念の力を悪用する親子と対決する「念力少女ワッコ」、”コックリ”で呼んだ霊にとりつかれた少女を描く「コックリ憑依編」を収録した”心霊恐怖レポート”第2弾!
つのだじろう「うしろの百太郎 2」より引用
タイトル | 発表 | 感想 |
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コックリ殺人事件 後半 | 1973 | こんな大物の悪霊が憑いていたら、こんなもので済まないのでは? |
念力少女ワッコ | 1973 | 力を悪用した者には、報いがあるのだった。一太郎の家が放火(?)されてしまう。 |
コックリ憑依編 | 1973 | あそび半分で霊を呼び出した少女がとりつかれ、精神病院行きになるという戒めの話。また集団催眠の場合もあるとの検証。 |
つのだじろう うしろの百太郎 3
著者: つのだじろう
発表: 1973年
発行所: 講談社漫画文庫
価格: 600円
宣伝文句
一太郎は父・健太郎と訪れた海水浴場で少女の地縛霊にいざなわれ、海中に引きずりこまれる。翌日、健太郎らの願いもむなしく、一太郎は海岸に打ちあげられた。
帯、カバー、裏表紙等から引用
主護霊・百太郎が一太郎の火葬を止めた! 一太郎が生きかえるのではと考えた健太郎は、一太郎を土葬にするが……。
このほか、心霊写真、念写、ポルターガイストなどの不可思議な現象を作者の体験と実証で解明する”心霊恐怖レポート”第3弾!
つのだじろう「うしろの百太郎 3」より引用
タイトル | 発表 | 感想 |
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磯幽霊怪異変 | 1973 | 主人公が死んでしまうという、とんでもないエピソード。 土葬にされるまで。 |
一太郎が死んだ! | 1973 | 前章をうけて、復活した一太郎の臨死体験談。土左衛門の顔がリアル。 |
恐怖の心霊写真 | 1973 | 心霊写真の現地を調べに行った一太郎たち。青年に霊が乗り移り、国会爆破事件にまで発展する。 |
念写の実証 | 1973 | 念写入門。超常現象は実在すると、声を大にしておっしゃる。 |
ポルターガイスト 前半 | 1973 | 典型的ポルターガイスト事件を説明する。 |
つのだじろう うしろの百太郎 4
著者: つのだじろう
発表: 1973年
発行所: 講談社漫画文庫
価格: 600円
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突然宙を飛んできた斧が、その家の主人の頭を割る、という事件が起こった。一太郎は父・健太郎とともに調査を開始。その直後に家が揺れだし、ポルターガイスト現象が起こった!
帯、カバー、裏表紙等から引用
一太郎めがけて家中の刃物が飛ぶ! 一太郎は助けを求めたが、主護霊・百太郎は来ず……。
主護霊や霊界など、神秘の世界をわかりやすく解説。ほか、ネズミの悪霊の恐怖を描いた「イヌ神つき伝説」を収録した”心霊恐怖レポート”第四弾!
つのだじろう「うしろの百太郎 4」より引用
タイトル | 発表 | 感想 |
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ポルターガイスト 後半 | 1973 | 一太郎らは、また憑依されながらも、なんとか除霊に成功する。一太郎も毎回たいへんだ。 |
主護霊との交霊 | 1973 | 正しい主護霊の呼び方と、幽体離脱。 |
一太郎幽界へ | 1973 | 妖精のいる幽界への入口から侵入し、死神に魂の尾を切られそうになる。 |
イヌ神つき伝説 | 1973 | ここでいう”イヌ”とは、ネズミのような動物を指す。またも憑依された先生に襲われる一太郎。 |
つのだじろう うしろの百太郎 5
著者: つのだじろう
発表: 1973年
発行所: 講談社漫画文庫
価格: 600円
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ネズミの霊にとりつかれた、一太郎の担任・新妻薫……。あるとき、豹変した薫が一太郎の父・健太郎を襲う。
帯、カバー、裏表紙等から引用
ネズミの怨念はすさまじく、健太郎と薫の父親にものりうつった。
除霊を試みようとする後親子と霊能者船越だが、霊の存在を否定する薫の父はこれを拒否。双方の対立は深まり、ついに霊の存在の有無をかけた公開実験が行われたが……。
このほか、「転生輪廻の謎」、「幽霊寺の怪」を収録した”心霊恐怖レポート”第五弾!
つのだじろう「うしろの百太郎 5」より引用
タイトル | 発表 | 感想 |
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続・イヌ神つき伝説 | 1973 | 薫の父・新妻教授がかたくなな裏には、イヌ神つきの迷信で妻を死なせた思いがあった。 |
公開交霊実験会 | 1973 | 今回の憑依事件は、マスコミをも巻き込んだ大騒動に発展した。インチキ霊媒と非難された船越は、死して霊となり、新妻教授に訴える。 |
転生輪廻の謎 | 1973 | 船越の霊は、少女に乗り移って甦る。ほかに、刀匠が赤ん坊に転生したケース。 |
幽霊寺の怪 | 1973 | 電話をかける旧軍人の悪霊団が、一太郎らをとり殺そうとする。 |
つのだじろう うしろの百太郎 6
著者: つのだじろう
発表: 1973年
発行所: 講談社漫画文庫
価格: 600円
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一太郎の父・健太郎が、霊の声が聞こえるという”霊界電話”を開発した。
帯、カバー、裏表紙等から引用
心霊科学の発展のためと意欲を燃やす健太郎に、霊能犬・ゼロは悪霊がよってくる危険性を訴えた。案の定、”霊界電話”に悪霊が集まる……。
悪霊の集団は健太郎にとりつき、一太郎に魔手をのばす! 一太郎の運命はいかに……。
このほか、現代医学では計り知れない治療法を描く「奇跡の心霊治療」と、傑作短編七話を収録した”心霊恐怖レポート”第六弾!
つのだじろう「うしろの百太郎 6」より引用
タイトル | 発表 | 感想 |
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奇跡の心霊治療 | 1973 | すぐに一太郎に頼られる百太郎の治療によって、一太郎の危機は救われる。 |
怪異・霊界電話 | 1973 | 船越はまたも死ぬはめになるが、悪霊の企てを見破る。また百太郎の活躍で大団円。これにて本編は終了。 |
仮面の地縛霊 | 1973 | 外伝的短編シリーズ。デスマスクの霊が墜落死をよぶ。 |
呪いの人形 | 1973 | 不気味なからくり人形が人を襲う背後には、母親の霊があった。 |
驚異の透視予言 | 1973 | 霊能探偵と、超能力少年の復讐。 |
玲子さま事件 | 1973 | 玲子さまの霊を認めないとケガをする。 |
恐怖の人魂事件 | 1973 | 人魂が一太郎を殺人現場に導く。 |
人食い沼の恐怖 | 1973 | 昔の刑場跡の沼が人をひっぱりこむ。 |
殺人浮遊霊 | 1973 | 父に憑いた女の霊が、次々と人をのりかえ、殺そうとする。 |
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