太字作品や★★★★★が特におすすめです。
さいとう・たかを ゴルゴ13 11 そして死が残った
著者: さいとう・たかを
発表: 1971年
発行所: リイド社
価格: 480円
さいとう・たかを「ゴルゴ13 11 そして死が残った」より引用
タイトル | 発表 | 標的 | 依頼人 | 報酬 | 感想 |
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ROOM No.909 | 1971 | ウォール街の怪物 ロバート・ホートン | ニューヨーク証券取引委員会 | 10万ドル | 狙撃には成功したものの猫に驚いたゴルゴは薬莢を落としてしまう。地道なニューヨーク市警の捜査が彼に迫る。 |
VOO DOO | 1971 | 女呪術師 オルガ・タボス | ハイチの実業家 ハシェル | 5万ドル | ヴードゥーの呪いに怯えるハシェル。ゴルゴも呪われるが、じつは巧妙な仕掛けがあった。 |
国境線の5人 | 1971 | スイスの”跳ばせ屋ボルマン” | スイス公安局 | 不明 | 越境して亡命しようとする5人がたまる山小屋。ボルマンの正体はまだわからない。 |
そして死が残った | 1971 | フィリピンの共産ゲリラ フク団のリーダー、レネ・ガルシア | フィリピン内務情報局 マリク神父 | 20万ペソ | ゴルゴの腕に怖れを為したガルシアは、わざと逮捕され警察署に逃げ込む。しかし保釈金を積まれては、彼を出さざるをえない。 |
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さいとう・たかを ゴルゴ13 12 ナポリの女 ★★★★★
著者: さいとう・たかを
発表: 1970年 ~ 1972年
発行所: リイド社
価格: 480円
さいとう・たかを「ゴルゴ13 12 ナポリの女」より引用
タイトル | 発表 | 標的 | 依頼人 | 報酬 | 感想 |
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死の収穫 | 1972 | ボリビアの反政府ゲリラ エルナンド・モンテス | CIA | 10万ドル | 政情不安定のボリビアで、フランス大使がゲリラに誘拐された。ボリビア政府軍のエリートの思惑は結果としてゴルゴの邪魔をする。 |
ナポリの女 | 1971 | ギャングのボス | 不明 | 不明 | ナポリの貧しい母子との出会いと別れの風景。 |
潜入ルート”G3” | 1971 | KGBスパイ機の生存者 | KGB | 10万ドル | 中国領空でソ連のスパイ機が撃墜された。生き残ったパイロットは防備完全の北京の病院に輸送されたが、口を割る前に始末しなければならない。音だけをたよりに狙撃! |
シェルブール0300 | 1970 | リビアの特殊破壊工作員7名 | イスラエル ダヤン将軍 | 不明 | イスラエルがフランスに発注した砲艦を、アラブ側は港で破壊する計画らしい。時限爆破装置の受け渡しを阻止せよ。 |
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さいとう・たかを ゴルゴ13 13 みな殺しの森
著者: さいとう・たかを
発表: 1972年
発行所: リイド社
価格: 500円
さいとう・たかを「ゴルゴ13 13 みな殺しの森」より引用
タイトル | 発表 | 標的 | 依頼人 | 報酬 | 感想 |
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ANGRY WAVES | 1972 | 油送船ドキシー号のシー・ジャック犯 | FBI フラナガン部長 | 20万ドル | オイルを満載したドキシー号が、凄腕の狙撃屋ニッキーをはじめとするギャングに強奪され、キューバに向かっている。嵐の洋上で狙撃屋対決! |
みな殺しの森 | 1972 | 元ニュールンベルク戦犯検事のウェストクリフ卿 | 高級娼婦マレーネ | マレーネの全財産 | ナチ戦犯法廷で、ウェストクリフはマレーネの父に上官の罪を押しつけ処刑した。彼は今、数千のポーランド軍将校がソ連軍に虐殺されたカティンの森で、ポーランド軍隠匿物資を探しているらしい。KGBも迫る。 |
キャサワリー | 1972 | 女殺し屋、キャサワリー(火食い鳥) | なし | なし | マフィアは積年の恨みを果たすため、キャサワリーにゴルゴの殺害を依頼する。その頃、ゴルゴは原因不明の右手のしびれの奇病の治療でマルタ島にいた。彼女がレズであるのが弱みか。 |
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さいとう・たかを ゴルゴ13 14 日本人・東研作
著者: さいとう・たかを
発表: 1972年
発行所: リイド社
価格: 510円
さいとう・たかを「ゴルゴ13 14 日本人・東研作」より引用
タイトル | 発表 | 標的 | 依頼人 | 報酬 | 感想 |
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日本人・東研作 | 1972 | 武器密輸組織の頭目、”Z” | フィリピン情報部 | 不明 | ゴルゴの正体を追う、ジャーナリスト、マンディ・ウィリアムズ初登場。彼は目をつけたのは、少年時代に母と情夫の進駐軍兵士を殺害し、その後特務機関で一流の殺し屋に育てられた東研作だった。 |
カリブ海の死影 | 1972 | スパイである医師 コール・フリム・ロジャース | MI6? | 不明 | 黒人暴動で揺れるジャマイカで、ゴルゴは黒人達に味方するかのように見えたが……。 |
砂漠の逆光 | 1972 | フランス外人部隊のウィルキンス大尉 | アメリカ南部の名門 ホィットニー夫人 | 5万ドル相当のダイヤ、”希望の雫” | 夫人の息子は外人部隊でいじめ殺されたという。大尉らはサハラ砂漠に孤立した砦にたてこもっているらしい。砂漠に放つのは最悪の処刑のようだ。 |
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さいとう・たかを ゴルゴ13 15 モスクワ人形
著者: さいとう・たかを
発表: 1972年 ~ 1973年
発行所: リイド社
価格: 480円
さいとう・たかを「ゴルゴ13 15 モスクワ人形」より引用
タイトル | 発表 | 標的 | 依頼人 | 報酬 | 感想 |
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モスクワ人形 MOSCOW DOLL | 1972 | KGB非合法工作員養成所の訓練生たち | CIA? | 不明 | 平凡な店員ミーナ・ソロコフは罠にかけられKGBにスパイとして志願することになった。彼女は米国防総省にスパイとしてすり替えられる計画で、シベリアのKGB学校で訓練を開始する。そこへゴルゴがやってきた。 |
モスクワ人形 HELL DIVER | 1972 | KGB非合法工作員養成所の訓練生たち | CIA? | 不明 | 続き。ミーナがスパイとして成長していくなか、訓練生が次々と怪死していく。そしてゴルゴの姿は見えなくなった。 |
モスクワ人形 SHADOW HUNTER | 1972 | KGB非合法工作員養成所の訓練生たち | CIA? | 不明 | さらに続く。訓練所ではゴルゴの正体が露見した。ミーナはアメリカに出発する直前、ゴルゴを見かけて尾行するが……。 |
残光 | 1973 | ハワイの老FBI捜査官 | なし | なし | かつれその捜査官はゴルゴを逮捕しながらも、国防総省に彼を連れ去れた苦い過去がある。偶然ハワイで再会した彼はゴルゴに騒ぎを起こさないように警告するが、それが命取りだった。 |
アクシデンタル | 1972 | イスラエル軍の将校 | アラブ連合共和国情報局外事部長 ワフド・タハ・コルデン | 不明 | 不発弾でゴルゴの最初で最後の狙撃失敗。その不発弾は偶然なのか調べるため、仕事は延期。 |
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さいとう・たかを ゴルゴ13 16 九竜の餓狼
著者: さいとう・たかを
発表: 1972年 ~ 1973年
発行所: リイド社
価格: 500円
さいとう・たかを「ゴルゴ13 16 九竜の餓狼」より引用
タイトル | 発表 | 標的 | 依頼人 | 報酬 | 感想 |
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九竜の餓狼 | 1972 | 香港の金塊密輸組織のボス ベルジェ・ガネ | 不明 | 不明 | ゴルゴに狙われたことを知ったガネは、ゴルゴに恨みを持つ警官、”ショットガン・スミニー”をぶつける計略を図る。散弾銃の弱点とは? |
”Dabbie!” | 1973 | 黒人の人権を守る各州合同協議会(COFO)の幹部 クリストファー・ドレイク | 別のCOFOの幹部 | 不明 | ドレイクはKKKに仲間を売る裏切り者だった。ゴルゴはKKKが暴れ回る南部で、兄を探す黒人少女デビイと出会う。 |
ペガサス計画 | 1972 | 北ベトナムのバリゲの僧院に囚われている米軍少佐 | 米軍特殊部隊(グリーン・ベレー) | 不明 | 断崖に囲まれた難攻不落の要塞の僧院に侵入する唯一の方法はパラセール! |
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さいとう・たかを ゴルゴ13 17 死を運ぶ者共
著者: さいとう・たかを
発表: 1973年
発行所: リイド社
価格: 480円
さいとう・たかを「ゴルゴ13 17 死を運ぶ者共」より引用
タイトル | 発表 | 標的 | 依頼人 | 報酬 | 感想 |
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柩に誓いを | 1973 | なし | なし | なし | ゴルゴに兄を殺されたリカルドは復讐を誓う。KGBはそれを利用して偽の依頼を図り、ゴルゴを爆殺しようとする。 初めて明らかになったゴルゴへの連絡方法とは: 1. アトランタ連邦刑務所の唖の死刑囚、マーク・モンゴメリーに手紙を書く。 2. マークは宗教音楽番組に”賛美歌13番”をリクエストする。 3. 新聞に13年式G型トラクターの広告が出る。 4. その連絡事務代行の電話番号に電話をかける。 5. 連絡先を伝言しておくとゴルゴから電話が来る。 |
欧州官僚特別便 | 1973 | 反体制的なアレクセイ・タミノフ教授 | KGB | 不明 | MI6が護衛している裏切り者の教授の胸の銀時計を打ち抜けという依頼だったが……。 |
死を運ぶ者共 | 1973 | 世界兵器会社モンテカルロ支社長 ジェフ・キーナン | 不明 | 不明 | 武器商人サミー・コルダの用心棒ユースフは以前ゴルゴを見かけており、ひそかに憧れていた。偶然ゴルゴと再会したユースフらは、彼がコルダを殺害しにローマに来たのだと誤解する。 |
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さいとう・たかを ゴルゴ13 18 白い巨人
著者: さいとう・たかを
発表: 1973年
発行所: リイド社
価格: 480円
さいとう・たかを「ゴルゴ13 18 白い巨人」より引用
タイトル | 発表 | 標的 | 依頼人 | 報酬 | 感想 |
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動作・24分の4 | 1973 | ニューヨーク・ファミリーのドン | パターソンの街のボス ベントナ | 不明 | 狙われていることを知ったドンは、暗殺部にゴルゴに返り討ちの準備をさせ、自分は防弾ガラスのビルにこもる。しかしそのガラスも完璧ではなかった。ちなみにゴルゴは0.17(4/24)秒で銃を抜くことができる。 |
ヒート・ウェーブ | 1973 | イギリスの宇宙生理学の権威、フレミング博士の亡命の阻止 | MI6? | 不明 | 熱波にうだるインドで、KGBは尻込みしている博士に亡命をうながす。あまりにも暑い時は窓を開けないほうが良い。 |
白い巨人 | 1973 | グアテマラのバナナ会社のアルベルト・ゴメス | インディオの反乱武装集団FAR | 不明 | 貧しいインディオの少年ピッカロは、ゴルゴをインディオの神と誤解する。 |
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さいとう・たかを ゴルゴ13 19 幽霊定期便
著者: さいとう・たかを
発表: 1973年
発行所: リイド社
価格: 480円
さいとう・たかを「ゴルゴ13 19 幽霊定期便」より引用
タイトル | 発表 | 標的 | 依頼人 | 報酬 | 感想 |
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ジェット・ストリーム | 1973 | ハイジャック犯4人 | MI6ヒューム卿 | なし | ニューヨーク発ロンドン行きトランスアトランティック901便が何者かにハイジャックされた。乗客名簿に”デューク東郷”の名を見つけたヒューム卿は、”賛美歌13番”の暗号を送り緊急依頼を試みる。 |
アーリイ・オータム | 1973 | ニューヨークの大物芸能ボス ジョニー・オーガスタ | ライバルのチャールズ・ルカ | 不明 | ゴルゴの仕事は本来は老殺し屋ビル・マクダネルが請け負うはずだった。彼は自分の限界を感じながらもゴルゴをラスベガスに追う。 |
幽霊定期便 | 1973 | 逃亡請負組織のボス、ハンス・カートランド | 西ドイツ憲法擁護局 フリードリッヒ・ヨーン | 50万マルク | 東ドイツから西ドイツから高額の報酬で亡命者を逃がすカートランドには、危機が迫ると手がかゆくなる癖がある。 |
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さいとう・たかを ゴルゴ13 20 ペギーの子守歌
著者: さいとう・たかを
発表: 1973年 ~ 1974年
発行所: リイド社
価格: 500円
さいとう・たかを「ゴルゴ13 20 ペギーの子守歌」より引用
タイトル | 発表 | 標的 | 依頼人 | 報酬 | 感想 |
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ペギーの子守歌 | 1973 | ハワード大学助教授 チャールズ・コバーン | KGB? | 不明 | ワシントン郊外で、子守の少女が暴行・殺害された。FBIは滞在していたゴルゴに疑いをかけるが、ゴルゴは真犯人を暗示する。 |
殺しの紋章五爪竜 | 1974 | 秘密結社”赤眉”の首領 巡風頭 | 不明 | 不明 | 大戦中ドイツから日本に向かったUボートは、マレーシア沖で沈没した。その潜水艦には財宝が積まれていたという伝説がある。巡を捜すゴルゴは罠にかかって捕まるが……。 |
銃殺人ひとり | 1974 | 誘拐殺人犯3人 | メキシコの大農場主 ホセ・ロペス・デ・ガルシア | 1千万ペソ | ガルシアの一人息子が誘拐され殺害された。犯人は逮捕されたが、ガルシアの怒りはおさまらず、面前で犯人たちが射殺されるのを見たい。 |
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