太字作品や★★★★★が特におすすめです。
さいとう・たかを ゴルゴ13 21 ダラスの疑惑
さいとう・たかを「ゴルゴ13 21 ダラスの疑惑」より引用
タイトル | 発表 | 標的 | 依頼人 | 報酬 | 感想 |
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統計解析射撃 ダラスの疑惑 | 1974 | テキサスの石油王 チャック・ハミルトン | 不明 | 不明 | ケネディ大統領暗殺事件の現場写真にゴルゴに似ている人影が写っている。ジャーナリストのマンディ・ウィリアムズに、ゴルゴがダラスに来ていることを聞いたハスケル刑事は彼を逮捕する。 |
統計解析射撃 ダラスの極限 | 1974 | テキサスの石油王 チャック・ハミルトン | 不明 | 不明 | 釈放されたゴルゴを、ハミルトンの用心棒らが拉致し拷問するが、ゴルゴはひたすら耐える。 |
統計解析射撃 ダラスの閃光 | 1974 | テキサスの石油王 チャック・ハミルトン | 不明 | 不明 | 一瞬の隙をついて反撃したゴルゴは、ハミルトンの屋敷に侵入する。そこは最新防衛設備を駆使した要塞だった。 |
海へ向かうエバ | 1974 | 女殺し屋 エバ・クルーグマン | 不明 | 不明 | エバを針を使い、証拠も残さず人を殺す。ゴルゴは彼女に接近するが、同じ匂いはあ隠せなかった。 |
国家秩序維持省 | 1974 | 二重スパイ ワシーリイ・イワノビッチ | クレムリン | 不明 | ある孤高のスパイの一生。 |
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さいとう・たかを「ゴルゴ13 22 地獄への回廊」より引用
タイトル | 発表 | 標的 | 依頼人 | 報酬 | 感想 |
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スエズの東 | 1973 | イスラエルの特別工作員訓練所の破壊 | パレスチナ解放人民戦線(PDFLP)幹部 ロトフ | 10万ドル | 相次ぐ幹部の暗殺に業を煮やしたPDFLPは、訓練所襲撃を立案する。砂漠での狙撃は困難を極める。 |
黒い肌の狙撃者 | 1974 | ミシシッピ州の退役大佐 カーク・ローレル | 黒人のベトナム帰還兵 サミー・ブラウン | 5万ドル | サミーの白人の唯一の友達を殺したローレルはミシシッピの実力者で、警察までも掌握している。ゴルゴは黒人になりすまし、かの地へ潜入する。 |
地獄への回廊 | 1974 | モザンピークの新任提督 | モザンピーク民族解放戦線(FRELIMO) | 不明 | 最後の植民地といわれるモザンピークでは、今でも過酷な圧政がしかれている。ゴルゴの目的を察知した軍は懸命に阻止しようとするが……。 |
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さいとう・たかを「ゴルゴ13 23 呪術の島」より引用
タイトル | 発表 | 標的 | 依頼人 | 報酬 | 感想 |
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呪術の島 | 1975 | シンビオニーズ解放軍(SLA)の首領 ジオ・マッセリー | FBI | 不明 | 過激派を率いるマッセリーはFBIに追いつめられ、ニューギニアの辺境に逃げていた。そこでなんと行方不明だった富豪の後継者、ロックフェラー4世を見つけたという。身代金を要求してきたマッセリーは首狩り族の酋長を倒し彼らを承伏させている。原住民の抵抗を止めるには、力で彼を倒さねばならない。 |
折れた矢 | 1974 | 同胞をソ連軍に売った女 イレーナ・フェレンツ | ハンガリー動乱で虐殺された人々の代理の婆 | 78千ドル | 「折れた矢 Broken Arrow」は核兵器事故を示す緊急事態である。ゴルゴの追うイレーナが紛失した水爆を握っているらしい。KGB,CIA,ゴルゴの三つどもえの闘い。 |
潜入者の素顔 | 1974 | イスラエル情報機関”モサド”養成所の破壊 | アラブ10人委員会 | 30万ドル | 情報戦で後塵を拝しているアラブ諸国は、ゴルゴをユダヤ人としてイスラエルに潜入させる。イスラエルのシャバク(国内防諜機関)の熟練のシャレット大佐は、娘さえも使ってゴルゴの身辺を探る。 |
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さいとう・たかを「ゴルゴ13 24 ヒドラ」より引用
タイトル | 発表 | 標的 | 依頼人 | 報酬 | 感想 |
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曲線の男 | 1975 | 前ベルギー情報機関長官 ファン・エルメル | 現ベルギー情報機関長官 テオドール・ナッソー | 不明 | 収容所に隔離されているエルメルを苦心して始末したが、それはナッソーの仕組んだゲームであった。 |
ヒドラ | 1974 | ”コルシカ人組織”のヘロイン精製担当、ドクター”Z” | 米連邦麻薬犯罪捜査局 | 不明 | 麻薬組織は、一つ頭を切っても二つ生えてくるというギリシア神話の怪物”ヒドラ”のようだが、弱点は精製する技術者だ。”Z”はLSD中毒で、絵を描くということしか知られていない。 |
プルトニウム239 | 1974 | 事件屋 ロベール・ペラン | 不明 | 不明 | 輸送中のプルトニウムを強奪し第三国に売り飛ばそうという、ペランの計画はうまくいくかに見えた。FBIは間違えてゴルゴを逮捕する。 |
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さいとう・たかを「ゴルゴ13 25 カリフォルニア軍団」より引用
タイトル | 発表 | 標的 | 依頼人 | 報酬 | 感想 |
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夜は消えず | 1975 | なし | なし | なし | フランスの片田舎で保養中のゴルゴを目撃し、町長夫人は夫を殺しに来たと勘違いする。 |
カリフォルニア軍団 | 1975 | 東側のスパイ ラエフスキー | 建設会社社長 ハミルトン | 不明 | 外人部隊の派遣まで闇で行っているギンメル社は、元特殊部隊員たちを抱えている。依頼を果たしたゴルゴを始末しようと大佐が仕掛ける大市街戦。 |
レディ・ビッチ | 1975 | ニューヨークのギャンブルの元締め マーティ・オブライエン | マーティの情婦 リンダ | 不明 | リンダは若いうちに上流夫人になりたい。マーティの用心棒は、ゴルゴと対等な早撃ちが出来るが……。 |
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さいとう・たかを「ゴルゴ13 26 聖者からの依頼」より引用
タイトル | 発表 | 標的 | 依頼人 | 報酬 | 感想 |
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破局点 | 1975 | 犯罪心理学のウェブナー教授 | 偽の依頼で自分自身 | 不明 | 充分なデータがあればゴルゴの行動は予測可能だという教授の理論は、突発的な事件は勘定にいれていなかった。 |
聖者からの依頼 | 1975 | フィリピンの謎の盗賊の首領 | オーハラ神父 | 不明 | 山下大将が隠したと伝わる”マレーの虎の遺産”を奪った盗賊は、今は聖職者のふりをしているという。サラシ粉は衝撃で爆発するらしい。 |
ハロウィン ニューヨーク | 1975 | なし | なし | なし | しがない警官ディノの息子のカルロはぐれかけている。ちょっとした借金が返せないばかりに、殺されたマフィアの大ボスの犯人をゴルゴと告げる。幹部たちは仇討ちのためにナイアガラへ向かう。 |
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さいとう・たかを「ゴルゴ13 27 芹沢家殺人事件」より引用
タイトル | 発表 | 標的 | 依頼人 | 報酬 | 感想 |
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芹沢家殺人事件 | 1975 | 元刑事 安井修記郎 | 自分自身 | 不明 | ゴルゴの正体シリーズ。昭和21年に起こった一家惨殺事件の生き残りは、少年芹沢五郎だけだった。迷宮入りしたその事件を当時捜査をした安井は辞職後も執念で五郎を追い続け、彼がゴルゴ13だと仮説を立てる。 |
映画の中のゴルゴ13 | 不明 | 高倉健主演「ゴルゴ13」と、千葉真一主演「九竜の首」の紹介 | 高倉健主演「ゴルゴ13」と、千葉真一主演「九竜の首」の紹介。 | ||
60日間の空白への再会 | 1975 | アフリカ・モーリタニア共和国ヌアクショット刑務所の、 バッコム所長 ガーソン警備長、ウォートン教授 | 処刑された政治犯 ボルス | 不明 | わざわざ独房に入れられたゴルゴの”切り札”とは何か? |
ゴルゴ13のすべて | 不明 | ゴルゴのプロフィールいろいろ。作者は主人公がプロの殺し屋ということが不安だったようだ | ゴルゴのプロフィールいろいろ。作者は主人公がプロの殺し屋ということが不安だったようだ。 | ||
ゴルゴ13の活躍した場所 | 不明 | 世界にまたがるゴルゴの仕事場 | 世界にまたがるゴルゴの仕事場。 |
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さいとう・たかを「ゴルゴ13 28 死者の唄」より引用
タイトル | 発表 | 標的 | 依頼人 | 報酬 | 感想 |
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ゲート・イン | 1971 | ダービーで”事故”を演出する狙撃手2人 | 英国賭事徴税委員会(HBLB) | 1万ポンド | 毎年6月に開かれるダービーは大博打の日だ。手綱を狙ってわざと事故を起こせば大穴が狙える。 |
ザ・スーパースター | 1975 | キッシンジャー国務長官を狙う殺し屋たち | 家出少年ジム | 不明 | 臆病者と笑われていた少年ジムはゴルゴと出会い弟子入り志願するが、アラブのキッシンジャー暗殺計画に巻き込まれ死んでしまう。臆病だからこそ生き延びてきたというゴルゴは彼の最期の依頼をきく。 |
死者の唄 | 1976 | 毒針で暗殺する謎の殺し屋 | スペイン情報局長と局員マリア | 不明 | マリアの父はギターの名手だ。その不可能とも言える暗殺の手口。 |
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さいとう・たかを「ゴルゴ13 29 女王陛下の憂鬱」より引用
タイトル | 発表 | 標的 | 依頼人 | 報酬 | 感想 |
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女王陛下の憂鬱 | 1971 | カセット・フィルムを収めた模型飛行機 | MI6ヒューム卿 | 1万ポンドだったが、受け取らなかった | 英国軍事情報部第5課(MI5)内で機密情報が撮影されるというスパイ事件が発生した。はめられて容疑をかけられたゴルゴは捜査には協力しないものの、報復は果たす。 |
行方不明のH氏 | 1976 | 行方不明の全米トラック運転手労組委員長 ホッファの偽物 | CIA | 不明 | KGBは、死亡していると思われていたホッファの代役をでっち上げ、米政界を揺るがす陰謀を進めている。彼が表に出てくる前に、顔がわからないように始末しなければならない。爆殺される娼婦スージーが哀れ。 |
スキャンダルの未払い金 | 1976 | 西ドイツの政治家 ホルスト・マンハイム | 政敵の老政治家 | 裏切って結局27万ドル | 西ドイツの次期主力戦闘機導入の利権を巡って、水面下の政争が進行中だ。老閣下は政敵のスキャンダル演出は成功するが、愚かにもゴルゴを抹殺できると思っていた。 |
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さいとう・たかを「ゴルゴ13 30 アサシン暗殺教団」より引用
タイトル | 発表 | 標的 | 依頼人 | 報酬 | 感想 |
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アサシン暗殺教団 | 1976 | トルコ陸軍参謀長 アブドル・モハマッド | イスラム教イスマーイール派の秘密結社 アサシン団 | 20万ドル | 歴史と伝統ある暗殺団も時代の波について来れず、最近は暗殺に連続して失敗していた。技術革新の必要を感じた幹部らは、ゴルゴの仕事ぶりを見学しようとする。 |
氷結海峡 | 1976 | 超人エスキモー ジョー・アガスラック | ソビエト海軍 | 不明 | 陽気なスパイのジョーは凍り付いたベーリング海峡を歩いて渡って、ソビエト軍事基地をスパイしている。北極圏では無敵の彼の弱点は、ガールフレンドのスージーだ。 |
配役 | 1976 | ドキュメンタリー映画の撮影スタッフ | なし | なし | ゴルゴに偽の依頼をして、映画にしようという大胆な企画が提案されたが、簡単にバレる。 |
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