1959年、北海道桧山郡に生まれる。本業の特許事務所にて図面 (テクニカル・イラスト)を描くかたわら、休日を利用して書き続けた本作が みごと歴史群像賞に輝く。 初めて書いた小説ながら 並々ならない才能を伺わせ、 これからの活躍がおおいに期待される。
太字作品や★★★★★が特におすすめです。
中路さとる 異・戦国志 第01巻 ★★★★★
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信長、本能寺に死せずー
帯、カバー、裏表紙等から引用
織田信長、本能寺に死せず!
新たな天下取りの野望が蠢く
死の淵から生還した信長の出現に恐れ戦く秀吉
やがて織田家はまっぷたつに別れて相争うことに
天下の騒乱を睨んで、真田父子は計略を巡らす
幸村の智略の前に徳川は翻弄され歯噛みする
そしてついに織田・羽柴の両軍が激突!
中路さとる「異・戦国志 第01巻」より引用
タイトル | 発表 | 感想 |
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異・戦国志 第01巻 | 1994 | プロの作家でないにもかかわらず、その歴史への愛情ゆえに、戦国オタク心をくすぐる傑作をものにした。やはり好きこそものの上手なれ。 |
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真田風雲録
帯、カバー、裏表紙等から引用
迫り来る徳川と北条に対し真田幸村の獅子奮迅の活躍
羽柴秀吉に続いて森長可が謀叛を起こす
織田信長と秀吉との睨み合いの狭間で
真田昌幸・幸村父子は、おのが生き残りをかけ
智略の限りを尽くし織田・徳川の背後を脅かす
そして真田を狙う北条との決戦の時が迫る
中路さとる「異・戦国志 第02巻」より引用
タイトル | 発表 | 感想 |
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異・戦国志 第02巻 | 1994 | 生き残った信長は、次の実力者の秀吉に敵愾心を抱く。史実にはいない姉山竜国が非常に重要で、いい味を出している。 |
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九州群雄伝
帯、カバー、裏表紙等から引用
風雲急を告げる九州の情勢武将たちの野望が渦巻く
怒濤の快進撃を続ける島津と龍造寺が激突
大友の命運をかけた高橋紹雲が立花道雪が
死力を尽くして大軍を迎え撃つ
裏切りと忠節の狭間で人々は苦悶する
群雄割拠の九州の覇者となるのは誰か
中路さとる「異・戦国志 第03巻」より引用
タイトル | 発表 | 感想 |
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異・戦国志 第03巻 | 1994 | 淀君など、魅力的なキャラは、やなり史実通り活躍する。やはりオーラが違う。 |
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大坂落城
帯、カバー、裏表紙等から引用
戦国の両雄が命運をかけて
繰り広げる最後の決戦
危急存亡の秋《とき》を迎えた立花道雪の運命はいかに?
怒濤のごとく迫る島津の脅威に大友の反撃!
そして運命によって敵味方に分かれた
織田信長と豊臣秀吉が
ついに大坂城を舞台に雌雄を決する
中路さとる「異・戦国志 第04巻」より引用
タイトル | 発表 | 感想 |
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異・戦国志 第04巻 | 1994 | 史実に輪をかけて島津勢も強い。 |
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九州大返し
帯、カバー、裏表紙等から引用
大坂落城、秀吉の死により
存亡の危機に立たされる曲臣家
酒井忠次の思わぬ裏切りは
用意周到に進められた家康の謀略だった
難攻不落の大坂城が落ち
秀吉は敢えなく自刃して果てた
風雲急を告げる戦国の世に新たな展開が……
中路さとる「異・戦国志 第05巻」より引用
タイトル | 発表 | 感想 |
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異・戦国志 第05巻 | 1994 | 信長が生きているので、秀吉はあっさり死んでしまう。これは関西人は頭にくるのでは? |
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政宗起つ
帯、カバー、裏表紙等から引用
戦国乱世に勇躍すべく独眼竜政宗の奮戦が始まる
真田家を追われた幸村の前に現れた
鋼鉄の鎧を着た異形の武者とは
そして信長の恐るべき野望が
中路さとる「異・戦国志 第06巻」より引用
タイトル | 発表 | 感想 |
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異・戦国志 第06巻 | 1994 | 奥州では史実通り、伊達政宗が着々と勢力を伸ばしており、キー・プレーヤーが、だんだん揃ってきた。 |
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家康謀反
帯、カバー、裏表紙等から引用
裏切りにつく裏切り
めまぐるしく展開する戦国の世
天下統一の野望を膨らませる信長は
次なる矛先を東に向ける
大軍を率いて出陣した信長の前に
予期せぬ異変が……
果して起死回生の可能性はあるのか
中路さとる「異・戦国志 第07巻」より引用
タイトル | 発表 | 感想 |
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異・戦国志 第07巻 | 1994 | 家康も決して野望を捨てているわけではなく、機会をうかがっているだけだった。 |
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関東擾乱
帯、カバー、裏表紙等から引用
天下を揺るがす
恐るべき陰謀が渦巻く
徳川家康の裏切りにより
織田信長は憤死を遂げた
秀吉・信長と戦国の雄が
天下取りの舞台を去り
戦国の世は混迷を深めていく
中路さとる「異・戦国志 第08巻」より引用
タイトル | 発表 | 感想 |
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異・戦国志 第08巻 | 1994 | 信長、秀吉がいなくなっても、まだまだ家康の安泰とはいかない。 |
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真田血戰譜
帯、カバー、裏表紙等から引用
名将の智力を振り絞敵の裏、裏の裏をかく!
混沌の戦国時代、
天下統一を目指す群雄たちが
寒風吹きすさぶ雪浪の上州を舞台に
総力をあげた血戦を繰り広げる。
最後に笑うのは家康か、昌幸か?
中路さとる「異・戦国志 第09巻」より引用
タイトル | 発表 | 感想 |
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異・戦国志 第09巻 | 1994 | 史実よりも活躍している大名の一つが真田家だ。この点は著者の好みと合って喜ばしい。 |
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争覇関ヶ原
帯、カバー、裏表紙等から引用
前代未聞の大戦を迎え
物語は佳境に入る!
日本は二つの勢力が拮抗していた。
東は徳川家康・織田信雄連合軍。
西は豊臣秀頼・織田秀信連合軍。
各々総力をあげた大軍が、
関ヶ原で激突する!
中路さとる「異・戦国志 第10巻」より引用
タイトル | 発表 | 感想 |
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異・戦国志 第10巻 | 1994 | やはり東西の大決戦は避けられない。そういう意味で大局的には史実通りに進む。 |
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旌旗散ず
帯、カバー、裏表紙等から引用
動揺する豊臣家に
家康の哄笑がこだまする!
小一郎秀長を失った豊臣方に、
官兵衛お家乗っ取りの噂が流れる。
裏にうごめく高台院の影。
西軍は諸将の不安を抱えたまま
再び家康との決戦に挑む!
中路さとる「異・戦国志 第11巻」より引用
タイトル | 発表 | 感想 |
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異・戦国志 第11巻 | 1994 | 突然の大地震は反則の気がするが…。 |
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将星乱舞
帯、カバー、裏表紙等から引用
天下を摑みかけた家康の前に
はだかる名軍師・黒田如水!
豊臣家の内部分裂を修復するため、
淀君は黒田如水の復帰を承諾した。
征夷大将軍に就任し、天下統一に
王手をかけた徳川家康。
果して如水はどう動くのか!?
中路さとる「異・戦国志 第12巻」より引用
タイトル | 発表 | 感想 |
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異・戦国志 第12巻 | 1994 | 疎まれつつも軍師・黒田官兵衛に支えられ、豊臣家もまだまだ元気だ。詩化し淀君が足を引っ張るのは史実通り。 |
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天下一統
帯、カバー、裏表紙等から引用
最終決戦! 乱世終わりを告げ
真の天下人あらわる!
黒田如水と徳川家康、
二つの勢力の権力者には
死の影が近づいていた。
最期の決戦に臨む東西両軍、天下を制する者は果して誰か?
中路さとる「異・戦国志 第13巻」より引用
タイトル | 発表 | 感想 |
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異・戦国志 第13巻 | 1994 | そして遂に天下は統一される。最後に笑うのは誰だ? |
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