太字作品や★★★★★が特におすすめです。
さいとう・たかを ゴルゴ13 51 毛沢東の遺言 ★★★★★
さいとう・たかを「ゴルゴ13 51 毛沢東の遺言」より引用
タイトル | 発表 | 標的 | 依頼人 | 報酬 | 感想 |
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毛沢東の遺言 | 1981 | 元日本軍将校、東郷宗介 | なし。 | なし。 | 出生の謎シリーズ。太平洋戦争末期、共産軍に保護された日本人孤児、東郷狂介は日本軍がナチスドイツをまねて優性人種交配でできた子供だった。毛沢東に可愛がられ戦闘の腕をめきめきと上げた狂介はある日ぷいといなくなってしまった。死が近づいた中国の長老は、毛沢東の彼を探せという遺言を実行に移す。 |
橋は崩れた | 1980 | ベルギー陸軍 シャルマン大佐。 | KGB。 | 不明。 | KGBのスパイであったシャルマンが行進中の橋の上で狙撃された。狙撃地点を割り出してみたら……。 |
モナリザの弾痕 | 1981 | 英王室にあった、63番目のモナリザの左目。 | 贋作画家 ケアンクロス。 | 5万ポンド。 | ケアンクロスに修理を依頼していた、サー・ロバーツは実はスパイで、モナリザをソ連に持ち込もうとしている。モナリザに心を奪われた画家はそれが許せない。 |
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さいとう・たかを「ゴルゴ13 52 沸騰・第四帝国」より引用
タイトル | 発表 | 標的 | 依頼人 | 報酬 | 感想 |
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沸騰 | 1981 | ブラジルのネオナチの必殺隊。 | リオ警察。 | 不明。 | いちじるしく治安が治安が悪化しているリオでは強盗、襲撃が絶えない。プラジル経済を支えているネオナチ組織は犯罪者の一掃に、必殺隊をもって乗り出した。さらに警察をだましてゴルゴを呼び寄せる。 |
沸騰・第四帝国 | 1981 | ネオナチの”最後の部隊” ラスト・バタリオン。 | なし。 | なし。 | 「沸騰」続編。ネオナチが自分を狙っていることを知ったゴルゴは、美術品のルートを追い、遺跡に部隊を呼び込む。 |
クリスマス・24アワーズ | 1980 | シンジケートの幹部 トミー・ナバロ。 | 不明。 | 不明。 | ミネソタの小さな町のホテルで、ホテル探偵ドールはゴルゴが只者ではないことを見抜く。 |
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さいとう・たかを「ゴルゴ13 53 第四帝国崩壊・狼の巣」より引用
タイトル | 発表 | 標的 | 依頼人 | 報酬 | 感想 |
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崩壊 第四帝国 狼の巣 | 1982 | ネオナチのリオの本拠地 ”狼の巣”。 | イスラエル国防長官。 | 不明。 | 「沸騰・第四帝国」続編。美術館をよそおっている”狼の巣”は要塞化している。厳重な警備をかいくぐり、ワン・マン・アーミーと化したゴルゴが、要塞の中枢に迫る。 |
甦るスタンディング・ベア | 1980 | インディアン居留区売却推進派のクロー・ドッグ。 | インディアン部族会議。 | 不明。 | インディアン居留区でウランがあるのを発見した米政府は、その土地の売却を要求してきた。古来、インディアンの危機の際には、伝説の酋長が帰ってきて彼等を救うという。 |
ズドロナス・マリヨ | 1981 | 本物の法王を拉致した者たち。 | ユダヤ系秘密結社 フリーメーソン。 | 200万ドル。 | 世界宗教大連合構想を推し進めるフリーメーソンは、法王ヨハネ・パウロ2世が偽物とすり変わっていることに気づいた。陰謀を暴き、本物の法王を探すために、臨時バチカン会議に潜入せよ。 |
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さいとう・たかを「ゴルゴ13 54 穀物戦争 蟷螂の斧」より引用
タイトル | 発表 | 標的 | 依頼人 | 報酬 | 感想 |
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リトル・ハバナ | 1982 | マイアミのキューバ統一戦線党党首 エスキュルド。 | 不明。 | 不明。 | 酒場でおちぶれているニックは実は、元プロボクサーのグレート・デービスだ。 |
穀物戦争 蟷螂の斧 | 1981 | ニューオリンズの穀物エレベーター。 | 米穀物メジャー カーギル社社長。 | 不明。 | 日本の商社員、藤堂は穀物メジャーを相手にし手玉にとっていた。大損害を受けたメジャーは、彼の買い付けた大豆の出荷を阻止する。穀物の粉塵は爆発性があるらしい。 |
穀物戦争 蟷螂の斧 汚い金 | 1982 | ソ連の金塊輸送列車。 | 元商社員 藤堂伍一。 | 不明。 | ソ連はアメリカから買い付けた穀物を金で清算している。もしその代金が核汚染されてしまえば、穀物相場は大暴落だ。 |
予期せぬ人々 | 1982 | なし。 | なし。 | なし。 | ミシガン州の小さな町で依頼人を待つゴルゴだが、依頼人は事故で来ない。 |
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さいとう・たかを「ゴルゴ13 55 EBONY EYES」より引用
タイトル | 発表 | 標的 | 依頼人 | 報酬 | 感想 |
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黒い瞳 EBONY EYES | 1981 | ロスのファミリーの幹部 トーマス・グレビック。 | トーマスのファミリー。 | 不明。 | 昔ゴルゴと寝た娼婦の子供の目は黒い。はたしてその子はゴルゴの子供なのか? |
サタデーナイト・スペシャル | 1982 | 偶然ゴルゴに殺人現場を見られたプエルトリコ人のチンピラ。 | なし。 | なし。 | チンピラは証人であるゴルゴを消そうとする。題名は安物の拳銃のこと。 |
里通外国 | 1982 | 中国の通訳の情夫 トニー・グリーノ。 | CIA。 | 不明。 | トニーとできていた通訳の楊は、彼に米中の密約を打ち明けたと中国の保安部に語った。彼は今ワシントンのソ連大使館に匿われている。 |
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さいとう・たかを「ゴルゴ13 56 複合標的群」より引用
タイトル | 発表 | 標的 | 依頼人 | 報酬 | 感想 |
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複合標的群 | 1982 | ベトナムの元政府高官、将軍たち。 | ベトナム人民の有志たち。 | 不明。 | うまくたち回り、ベトナムを脱出した者たちへの復讐のカンパが集まった。複数の標的の中に、ライバルを入れようとギャングのボスが画策する。ゴルゴは襲撃されて口をきけなくなった女から、読唇術で真相を知る。 |
バンプ・ザ・ガリバー | 1982 | コンビュータ・チップ、元FBIエッカートを脅す。 | 日本人有志たち。 | 不明。 | FBIの囮捜査で日本のコンピュータ・メーカーを罠にかけたエッカートが、逆に罠にはめられる。 |
KING OF BIRDS | 1981 | なし。 | なし。 | なし。 | サウジアラビアの依頼人に会いに行ったゴルゴは情報部につかまり、拷問を受け、砂漠に放たれる。 バークートはイヌワシの一種らしい。 |
獅子の椅子 | 1981 | コロラドの地方実力者 バークリー。 | 30年前に恋人をとられた男。 | 不明。 | そのゴーストタウンではバークリーは名士で、市民はそのおかげで暮している。。彼の不義の息子も、好き勝手に暴れている。 |
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さいとう・たかを「ゴルゴ13 57 河豚の季節」より引用
タイトル | 発表 | 標的 | 依頼人 | 報酬 | 感想 |
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河豚の季節 | 1982 | 東京のユダヤ人武器商人 マインベルグ。 | リビア カダフィ大佐。 | 40万ドル。 | 出生の謎シリーズ。ナチスドイツの迫害で、若きマインベルグは妹ナタリアとともに上海に逃れてきた。ナタリアは日本海軍の東郷明少尉との子、栄治をなすが、混乱の上海で命を落す。戦後のイスラエル建国で、マインベルグは栄治をイスラエルに送るが、栄治は第三次中東戦争で行方不明になっていた。 |
ラスト・ループ | 1982 | 曲芸飛行隊の事故をしくんだパーカー。 | 息子を事故で失ったメラニー夫人。 | 不明。 | 麻薬常習で除隊させられたパーカーは、それを逆恨みして編隊飛行での事故をしくむ。 |
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さいとう・たかを「ゴルゴ13 58 110度の狙点」より引用
タイトル | 発表 | 標的 | 依頼人 | 報酬 | 感想 |
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110度の狙点 | 1983 | サウジアラビア国王顧問の姪の殺害犯。 | 同顧問、アブドル・ザルマン。 | 不明。 | 犯人はなんと従兄弟の皇太子ということを知ったザルマンは、ゴルゴに逆に刺客を向け暗殺を中止させようとする。宮殿の奥にこもっている皇太子を期限時間までに狙うチャンスは、”日没の祈り”! |
クレムリン名簿 ノーメン・クラツーラ | 1983 | ソ連中央書記局長 グリアシビリ。 | KGB議長 アンドロポフ? | 不明。 | ソ連ではブレジネフ政権をアンドロポフが揺るがしつつある。権力闘争の渦中でグリアシビリはヤルタで静養中のブレジネフの代行になるが……。 |
テレパス | 1982 | ソ連大使館付武官 ボリス・ゴドノフ少尉。 | CIA。 | 不明。 | ゴドノフを警護する、ゴルゴ最大の敵、超能力者アンナに狙撃を察知され、ゴルゴは最初の狙撃失敗を犯す! エスパーの裏をかくには自己催眠。 |
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さいとう・たかを「ゴルゴ13 59 マシン・カウボーイ」より引用
タイトル | 発表 | 標的 | 依頼人 | 報酬 | 感想 |
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マシン・カウボーイ | 1983 | 愛馬ホワイティを奪った犯人。 | マイブリッジ委託馬牧場主。 | 不明。 | 暴走族を統括して馬を盗み、精肉業者に流すブラック・ライダーとは何者だ? |
ジーク・ハイル!! | 1982 | シュテーゲル裁判長。 | 元ヒトラーの警護員 ホフマン。 | 不明。 | もとナチス党員のくせにSS裁判でリベラルな審議を進めるシュテーゲルを、ヒトラーからもらった拳銃で狙撃するという条件。 |
アルヘンチーノ・ティグレ アルゼンチンの虎 | 1982 | 元アルゼンチン大統領 ペロン。 | 英海軍大臣。 | 不明。 | フォークランド紛争の資金のためにペロンは莫大な私財を提供するという。敵国のブエノスアイレスに潜入し、入院中のペロンを狙撃し、さらに脱出しなければならない。しかし、VIP病棟の老人は偽物だった。 |
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さいとう・たかを「ゴルゴ13 60 プロキシー・ファイト」より引用
タイトル | 発表 | 標的 | 依頼人 | 報酬 | 感想 |
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プロキシー・ファイト 委任状戦争 | 1983 | ワイキキのホテルを乗っ取ったヤクザの立花。 | 立花のせいで娘を日本で失ったハート夫人。 | 不明。 | ホテル経営乗っ取りの内幕と、ヤクザとマフィアの裏での戦争。射程が長い弾は必ず放物線軌道を描く。 |
シンプソン迷路 | 1983 | アボリジナル解放戦線 コリアー・マスグレーブ司令官。 | 兄のマスグレーブ次官。 | 不明。 | オーストラリアの先住民族アボリジニーの待遇改善のため、反乱軍が決起した。兄の次官は事を丸くおさめるために自ら弟を処分することを決意する。アボリジナル部隊のユニークな攻撃。 |
ザ・メッセンジャー | 1983 | ハンガリー政治警察(AVO) フォック長官。 | CIA。 | 不明。 | ブダペストで捕まったCIAの連絡員は、催眠誘導をかけられゴルゴに会うまで指令がわからない。慎重なフォックもあせってゴルゴ追跡の陣頭指揮をとる。 |
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