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歴史漫画

坂口尚 石の花

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虫プロで、動画、原画、演出などを担当。
フリーになった後、漫画を描きはじめる。

太字作品や★★★★★が特におすすめです。

坂口尚 石の花 1 侵攻編

著者:    坂口尚
発表:    1983年
発行所:   講談社漫画文庫
価格:    583円

宣伝文句

1941年、ナチスドイツがユーゴスラビアに侵攻!
平和な生活に退屈を覚える少年クリロ。政治活動に情熱をかたむける兄のイヴァン。純粋で無垢な少女フィー。少年の考え方に大きな影響を与える新任教師——。
残虐な侵略者により、親しい人たちの間が、そして国家がバラバラに壊されてゆく。
5つの民族、4つの言語、3つの宗教、2つの文字を持つ、1つの複雑な国ユーゴの不幸を生き抜いた少年が見た、人間の本性と平和の本質。

帯、カバー、裏表紙等から引用
坂口尚「石の花 1 侵攻編」より引用
タイトル     発表 感想
石の花 11983第2次大戦中のユーゴスラビアでのパルチザンの活動を、叙情豊かに描く大河漫画。平和だった少年クリロの村にもドイツ軍が侵攻してくる。フィーは強制収容所に入れられるが、彼女に亡き妹の面影を見たマイスナー中佐は、彼女を身近に置くことにした。ドイツ人との混血である兄イヴァンは、2重スパイとして生きていくが、フィーを助けにきたクリロを銃殺するふりをして逃す。

坂口尚 石の花 2 抵抗編

著者:    坂口尚
発表:    1983年
発行所:   講談社漫画文庫
価格:    583円

宣伝文句

チトー、立つ!
ドイツのソ連侵攻を受け、ユーゴ共産党が蜂起、人民解放パルチザン部隊を組織してナチスドイツに立ち向かう。総司令官はチトー。クリロたち山岳ゲリラは、ドイツ軍に動きを読まれ危機の連続。全滅を避けるため、パルチザンに参加する。彼らの上官となったのは、突撃を生きがいとする危険な男だ。
クリロは、実の兄と思っていたイヴァンが敵のスパイと知り、心の傷をかかえたまま戦闘に参加する。そして、少年は、初めて人を殺す。

帯、カバー、裏表紙等から引用
坂口尚「石の花 2 抵抗編」より引用
タイトル     発表 感想
石の花 21983バラバラの国ユーゴはあっという間に征服されるが、人々はゲリラとなって抵抗を続ける。その中には、かろうじて生きのびているクリロたちの姿があった。

坂口尚 石の花 3 内乱編

著者:    坂口尚
発表:    1983年
発行所:   講談社漫画文庫
価格:    583円

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内乱勃発!
パルチザンが人民の支持を集める。もう1つのゲリラ組織チェトニクは、王制復古を旗印に連合国から支援を獲得、反共姿勢を強化する。
ドイツ軍は、ゲリラへの見せしめにセルビア人住民を虐殺。これでチェトニクはドイツへの抵抗をやめ、パルチザンに向け攻撃をしかける!
クリロは人を殺したことを悔やみ続けていた。イヴァンの回りでは、諜報員たちが殺されている。そして純粋な少女フィーまでもが、暗殺に利用されようとしている。

帯、カバー、裏表紙等から引用
坂口尚「石の花 3 内乱編」より引用
タイトル     発表 感想
石の花 31983ドイツ軍、イタリア軍もからめた泥沼の内戦状態。クリロは戦いの中で成長するが、同時に疑問も持つようになる。表の戦争の裏では、陰謀は巡らされていた。

坂口尚 石の花 4 激戦編

著者:    坂口尚
発表:    1983年
発行所:   講談社漫画文庫
価格:    583円

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ドイツの包囲網を破れ!
クリロのいるパルチザン本隊は4万の難民と共に、マイスナー大佐率いる枢軸軍に追いつめられた。総司令官チトーは、ネレトバ川を渡り活路を見い出そうとする。激流に落ちた橋の残骸を渡るパルチザンに、ドイツ空軍は容赦ない空襲をかける!
イヴァンは、過去にドイツ軍情報局から指示された、旧ユーゴ王国金庫番のモルトヴィッチ捜しを続けていた。情報局はその行動に不審を抱く。孤独な闘いを続けるイヴァンは、ついにドイツ側からマークされる。

帯、カバー、裏表紙等から引用
坂口尚「石の花 4 激戦編」より引用
タイトル     発表 感想
石の花 41983連合国の支援を求めながらも、パルチザンの戦いは苛酷さを増していく。フィーのいる強制収容所でも、虐待が激しくなっていった。

坂口尚 石の花 5 解放編

著者:    坂口尚
発表:    1983年
発行所:   講談社漫画文庫
価格:    583円

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彼らは未来に何を見るのか!?
強制収容所のフィー。囚人はブタとして扱われ、食事もまともに与えられず、人間の本性が裸にされる場所。人の死にも平然としていられる自分……。
二重スパイのイヴァン。孤独な闘いが終る。逮捕、拷問。でも最期だけは孤独じゃない。
バルゴ部隊のクリロ。本隊からはぐれ、山中をさまよう部隊。クリロは納得できないでいる、戦争の中の殺人という現実に。
そして終戦、クリロは『石の花』を見た鍾乳洞へ向かう。そこにはきっと答えがある。

帯、カバー、裏表紙等から引用
坂口尚「石の花 5 解放編」より引用
タイトル     発表 感想
石の花 51983多くが失われた廃虚と残骸の中から、再び立ち上がろうとする人々。鍾乳洞で再会したクリロとフィーは、ようやく先生の言った言葉の意味を理解した。

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