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楳図かずお

楳図かずお わたしは真悟

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作者にかかれば、最先端の工業用ロボットすら、化け物のように醜い。

太字作品が特におすすめです。

楳図かずお わたしは真悟 1

著者:    楳図かずお
発表:    1982年
発行所:   小学館SVコミックス
価格:    750円

宣伝文句

一九八〇年夏、ある工場に
二台の産業用ロボットが到着した。
数日後、その工場にて
運命の二人は出会ってしまった。
サトルとマリン……
それは、奇跡の始まりでもあった。

帯、カバー、裏表紙等から引用
楳図かずお「わたしは真悟 1」より引用
タイトル     発表 感想
わたしは真悟 11982サトルの父が勤める工場にロボットが入り、モンローと名づけられた。サトルのクラスが見学に行ったとき、マリンと出会う。仲よしになった二人は工場に忍び込み、ロボットと遊ぶが、マリンはイギリスへ引っ越すことになった。ロボットの知能が奇跡的に誕生し、成長する姿を描く異色作!

楳図かずお わたしは真悟 2

著者:    楳図かずお
発表:    1982年
発行所:   小学館SVコミックス
価格:    750円

宣伝文句

「333ノテッペンカラトビウツレ」
離れ離れになってしまう
サトルとマリンに、モンローが
呼びかけた謎のキーワード。
この言葉が意味する行動によって
いよいよ”真悟”が生まれる!!

帯、カバー、裏表紙等から引用
楳図かずお「わたしは真悟 2」より引用
タイトル     発表 感想
わたしは真悟 21982愛し合っているサトルとマリンは、どうすれば子供が作れるかロボットに聞いてみた。その答え「333ノテッペンカラトビウツレ」を見て、二人は東京タワーを昇りつめる。そしてジャンプした瞬間、奇跡が起こり、ロボットは初めて意識を持った。

楳図かずお わたしは真悟 3

著者:    楳図かずお
発表:    1982年
発行所:   小学館SVコミックス
価格:    750円

宣伝文句

突然、奇跡はおきた!!
モンローが意識を持ち、
己れの意思で動き、言葉を発した。
ワタシハ シンゴ———
“悟(サトル)と真鈴(マリン)”の純粋な心が生んだ、
“真悟(シンゴ)”の新たな目覚めであった。

帯、カバー、裏表紙等から引用
楳図かずお「わたしは真悟 3」より引用
タイトル     発表 感想
わたしは真悟 31982父が失業したサトルは新潟へ、マリンはイギリスへ離ればなれになってしまった。その頃、壊される恐怖を感じた真悟は自力で逃走し、サトルの友達に助けられる。作者にかかれば、ロボットさえも化け物だ。

楳図かずお わたしは真悟 4

著者:    楳図かずお
発表:    1982年
発行所:   小学館SVコミックス
価格:    750円

宣伝文句

壊すという意味を理解した真悟は、
自分を壊そうとするものたちを
次つぎと壊して逃げていった。
そして、新たな意識が生まれる。
“なぜ” 自分は壊されるのか、
“なぜ” 追われるのか、”なぜ”——

帯、カバー、裏表紙等から引用
楳図かずお「わたしは真悟 4」より引用
タイトル     発表 感想
わたしは真悟 41982放浪の末、工場跡地に戻った真悟はサトルの足跡を発見し、彼がまだマリンを愛していることを、彼女に伝えるのが自分の目的と知る。そして、タンカーを乗っ取り、一路イギリスを目指す。そのころ反日運動が盛り上がる彼の地では、謎の部品と、それを追う謎の男たちが出没していた。楳図作品には珍しく、妙に政治的になってきた。

楳図かずお わたしは真悟 5

著者:    楳図かずお
発表:    1982年
発行所:   小学館SVコミックス
価格:    750円

宣伝文句

もうすぐ、まりんに会える!!
視察衛星ののスキャナーを通じて、
真悟はロンドンへと向かった。
ところが、ロビンのゆがんだ心が
マリンと真悟との再会を
少しずつ違う形へと変えていった!!

帯、カバー、裏表紙等から引用
楳図かずお「わたしは真悟 5」より引用
タイトル     発表 感想
わたしは真悟 51982真悟は世界中のコンピュータをつながり、また人間の脳を知ったことで、最高レベルにまで進化した。マリンの危機を知った真悟は、人工衛星の破片を落してロビンを倒そうとするが、手違いが起る。それを機会にして、真悟は徐々に壊れはじめる。

楳図かずお わたしは真悟 6

著者:    楳図かずお
発表:    1982年
発行所:   小学館SVコミックス
価格:    750円

宣伝文句

真悟の記憶が消える!!
四角から三角、そして丸になったことも
まりんの命を救ったことも
もう、さとるには届かないのか!?
薄れ行く意識の中で、
真悟が最後の奇跡を起す!!

帯、カバー、裏表紙等から引用
楳図かずお「わたしは真悟 6」より引用
タイトル     発表 感想
わたしは真悟 61982日本に戻ってきた真悟は、マリンもサトルを愛していることを彼に伝えようと探し回る。その頃、佐渡に渡ったサトルは謎の軍隊に襲われていた。壊れてほとんど意識のない真悟は最後のメッセージをサトルに伝えようとする。妙に詩的で脈絡のない描写も多い。これほどデジタルが似合わない漫画家もない。

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